米セラノス創業者に11年超の禁錮刑 血液検査で詐欺
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN190OI0Z11C22A1000000/
『【シリコンバレー=奥平和行】米バイオベンチャーのセラノスが虚偽の説明により投資家を欺いた事件で、米カリフォルニア州北部地区連邦地裁は18日、同社創業者のエリザベス・ホームズ被告に11年超の禁錮刑を言い渡した。同社の急成長と破綻は米シリコンバレーの規律軽視などの体質を浮かび上がらせたとして注目を浴びた。
米メディアが一斉に報じた。連邦地裁は135カ月の禁錮刑に加え、3年の保護観察処分を言い渡した。同氏は控訴する見通しだが、2023年4月27日に刑務所に出頭する必要がある。
検察によると、ホームズ氏は10年から15年にかけて、指先から採った数滴の血液で様々な疾病検査ができるとうたい、投資家をだました。多額の資金を集め、企業価値は一時90億ドル(1兆2600億円)を超えた。米ウォール・ストリート・ジャーナルの報道などをきっかけに会社側の説明が事実と異なることが明らかになり、同氏らは詐欺罪などで起訴されていた。
ホームズ被告は一貫して無罪を主張していたが、連邦地裁の陪審は今年1月、有罪評決を出していた。最大20年の禁錮刑に相当する可能性があるなか、同氏側は18カ月の刑期を主張していた。一方、検察は15年の禁錮刑と約8億ドルの賠償金の支払いを求めていた。
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