カナダ、イラン革命防衛隊の1万人を入国禁止 制裁強化
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『【ニューヨーク=大島有美子】カナダのトルドー首相は7日に記者会見し、イラン最高指導部に直属する革命防衛隊の上層部のカナダへの入国を禁止すると発表した。およそ1万人が対象となる。イランの風紀警察に拘束された女性が死亡した事件に抗議し、既に革命防衛隊の一部幹部や政府高官に金融制裁を科していたが、制裁対象を広げて圧力を強める。
トルドー首相によると、入国禁止対象となるのは革命防衛隊の上位半数に相当する。カナダ国内での資産も凍結するほか、金融取引も禁じる。トルドー氏は「イランに説明責任を負わせる」と述べた。カナダ政府は3日に革命防衛隊の幹部など34の個人・事業体を対象にカナダにある資産を凍結し、入国を禁止する制裁措置を講じている。
会見したフリーランド副首相兼財務相は「革命防衛隊はテロ組織だ」との認識を示した。
イランでは9月中旬、スカーフのかぶり方が不適切だったとして拘束された女性が死亡。警察による暴行を疑う見方が広がり、市民による抗議デモが広がる。イラン政府はネット規制などでデモ弾圧を強めており、国際社会が非難している。
米財務省は10月6日、イランの閣僚や治安当局の高官7人を制裁対象として米国内の資産を凍結し、米国人との取引を禁じた。すでに9月下旬にもイランの風紀警察幹部などを制裁対象としている。
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