クリミア半島とロシア結ぶ大橋で爆発 ウクライナ南部
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB081UU0Y2A001C2000000/
※ とうとう、やらかしたか…。
※ ちょっと、大ごとになってきた…。
※ ここが使えなくなると、あと、補給路は「鉄道」だけなんでは…。
※ ただ、「爆発」ということで、まだ「補修」が可能なのかもしれない…。
※ いずれ、続報に注目だ…。


『【ロンドン=小川知世】ウクライナ南部のクリミア半島とロシアを結ぶ「クリミア橋」で8日朝、爆発が起きた。両国のメディアが報じた。橋はロシアが2014年に同半島の併合を一方的に宣言した後で建設し、18年に開通した。ウクライナ南部に展開するロシア軍への補給が制限され、両国軍の攻防にも影響を与えそうだ。
橋はクリミア半島とロシアの間のケルチ海峡を接続し、全長約19キロメートルで道路と鉄道が並行する。ロシア連邦捜査委員会の発表によると、トラックが爆発し、クリミア半島に向かう列車の燃料タンクに引火した。同委員会は刑事事件として捜査を始めた。
クリミア半島では8月以降、ロシア軍の施設を狙った攻撃や爆発が相次いでいた。橋の爆発もウクライナ側による破壊工作の一環の可能性がある。ロシアのプーチン大統領は併合を宣言した地域を自国領と主張し、核兵器の使用を示唆して威嚇を強めている。爆発で緊張が一段と高まることも予想される。
プーチン氏は8日、政府に対応と原因究明を指示した。ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は「違法なものはすべて壊されなければならない」とツイッターに投稿した。同氏は橋が違法に建てられたとして、攻撃対象になり得ると示唆していた。ウクライナメディアは爆発に同国保安局が関与したと情報筋の話として報じた
橋はロシアによるウクライナ侵攻で、同国南部に展開するロシア軍への主要な補給路だった。開通時にはプーチン氏が自らトラックを運転して橋を渡り、同半島の実効支配をアピールした。ロシアはケルチ海峡での船の通航は続いているが、橋の復旧は見通せないと説明している。
ウクライナ軍は占領地域の奪還へ反転攻勢を強めている。
ゼレンスキー大統領は南部ヘルソン州だけで10月に入り500平方キロメートル以上の領土を奪還したと6日に発表した。軍幹部も9月21日以降に東部ハリコフ州で2400平方キロメートル以上を奪還したと主張した。合計で東京都の1.4倍に相当する面積を約2週間で取り戻した計算になる。
ロシア軍は多くの兵器を放置したまま後退を余儀なくされている模様だ。英国防省は7日、侵攻が始まった2月下旬以降、ウクライナがロシア軍から少なくとも440両の戦車、約650両の装甲車をろ獲したと分析した。ウクライナが配備する戦車群の半分以上をロシア軍から獲得した可能性を指摘した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルもウクライナ軍がろ獲した兵器の数が米欧から供与された兵器を上回り、ロシアが重火器の「最大の供給元」になっていると5日に報じた。
ウクライナ軍はロシア軍の戦車に記された「Z」マークを塗りつぶし、一部を修理して前線に投入しているという。同紙はロシア軍が残した大量の砲弾が東部ドネツク州やルガンスク州でのウクライナのさらなる進軍を支えているとの見解を示した。クリミア橋の爆発でウクライナが南部でも勢いを増す可能性がある。
【関連記事】
・ウクライナ大統領、北方領土問題で「日本の主権尊重」
・追い詰められたプーチン政権 独裁強化か崩壊か
・サハリン1も新会社移管 権益
巡る判断、日本に再び迫る
・ウクライナ4州併合「戦況は変わらず」 専門家の見方
ニューズレター https://regist.nikkei.com/ds/setup/briefing.do?n_cid=DSREA_newslettertop 』