シベリアの奥地では、戦死者家族への弔慰金の代わりが、「羊1頭」だったりする。

新たに露軍に入営した者がいる留守家族には、現金ではなく、5kgの「ヒラメ」「スケトウダラ」または「鮭」が贈られることになったという。
https://st2019.site/?p=20395

 ※ これは、その地域では、「お金」よりも「羊」の方が、「資産価値」が高いからだと思う…。

 ※ 大体、お金なんか貰っても、「銀行」なんてものは、近くには無いんだ…。

 ※ 銀行の「支店」は、都市部にしかなく、居住地から50㎞も、それ以上も離れていたりする…。

 ※ 往復するのに、1日掛かりだったり、それ以上だったりする…。

 ※ だから、「家畜」の方が、「資産価値」が高い…。

 ※ これは、アジア共通の話しだ…。

 ※ 「家畜」の中身は、「羊」だったり、「ヤギ」だったり、「豚」だったりする…。
 ※ 多くの「頭数」を保有している人が、「富者」だ…。

 ※ 何か、「祝い事」があるときは、「畜肉」が必須だから、非常に「換金性」が高い…。

 ※ 「お金」なんか貰うより、「羊」貰う方が「ありがたい」んだ…。

 ※ むろん、乳から、肉から、内臓から、骨から、皮から、余すところ無く利用し尽くす…。

 ※ 「換金資産」としての「家畜」…。けっこう、重要な視点だと思う…。

『シベリアの奥地では、戦死者家族への弔慰金の代わりが、「羊1頭」だったりする。』