北朝鮮大使、米韓訓練で「戦争の瀬戸際に」 韓国は反発
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN26CP10W2A920C2000000/
『【ニューヨーク=吉田圭織】北朝鮮の金星国連大使は26日、国連総会の一般討論演説で米国と韓国の両海軍が26~29日に実施している共同訓練について「朝鮮半島を戦争の瀬戸際に追い込ませるような非常に危険な行為だ」と批判した。北朝鮮は25日、同訓練に対する反発とみられる弾道ミサイルを日本海に向けて発射していた。
金氏は演説でバイデン米大統領の国連演説にも言及した。北朝鮮が国連の制裁を違反し続けているとの批判に対して「国連の決議は認識したことはない。米国が一方的に課したルールには従わず、今後も従うつもりはない」と強調した。
北朝鮮が核兵器の使用条件などを定める法令を採択したことについては「米国の北朝鮮に対する悪質で敵対的な政策が現在の状況を招いたと理解すべきだ」と正当化した。
これらの主張に対し、韓国の代表は答弁権を行使し「北朝鮮の核弾道ミサイル開発は違法であるうえに、地域の平和と安定の脅威となっている。北朝鮮の核兵器利用などを正当化する試みを国際社会が認識することは絶対にない」と反発した。
北朝鮮の核・弾道ミサイル開発は国連の安全保障理事会の決議によって禁じられている。だが、2022年に入ってから北朝鮮による弾道ミサイル発射は16回確認され、年間の発射数で最多を更新するなど、発射実験の抑制につながっていない。』