にわとりは、いままで考えられていたより、家禽化された時期が、数千年、遅いようである。
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『Mihai Andrei 記者による2022-6-7記事「The unlikely story of how humans domesticated chicken ? and how rice played a key role in this」。
最新の研究。にわとりは、いままで考えられていたより、家禽化された時期が、数千年、遅いようである。
また、飼われ始めた最初は、食べるためでなく、愛玩または崇敬対象だった可能性がある。
起源地は東南アジア。
ゲノム解析によると、家禽化されたのは、7000年前~1万年前。ヨーロッパまで伝わったのは7000年前という。
しかしそうすると謎が生ずる。
欧州の古代の壺絵や壁画にニワトリは描写されていないのだ。そういう描写が出てくるのは、やっと紀元前7世紀のコリントの壺絵なのである。これは現代から逆算するとたったの3700年前にすぎない。その前の数千年はどうした?
2020年の研究では、全世界のニワトリには、家禽化された始祖がひとつだけあって、それが他の複数の野鶏と交雑したようだということだった。
放射性同位体を用いた最新の研究。
ユーラシアやアフリカの各地で出土した鶏の骨は、思ったよりも新しいとわかった。
最も古い、家禽化されたニワトリの骨とされるものは、タイの新石器時代の地層から出ているが、これを子細に解析したところ、せいぜい紀元前1650年~1250年であるという。かなりあたらしいのだ。
もうひとつの最新研究は、「陸稲」の栽培地の拡大につれて、ニワトリの飼育域も拡大した証拠があると言っている。森の中のヤケイは陸稲(やミレットなどイネ科の栽培植物)のおこぼれにひきつけられて、人間に飼われるようになったのではないかと考えられるというのだ。
おそらくヤケイのニワトリ化と、そのニワトリの西漸とは、同時並行の現象だったのだ。
※コメリパワーが鶏をロゴマークに使っているのは意味深だったわけだな。
いまから3000年前にヤケイは北支からインドにかけてニワトリ化されたのだろう。
そして2800年前に中東および北アフリカに鶏が到達した。
英国やスカンジナビアまでやってきたのは、1800年前だ。
初期の鶏は今より小さく、食肉源としてはショボかった。そのかわり、夜明けの時を告げるという能力が、時計が無かった大昔には珍重され、たいせつに飼育されていたのだ。
ただし、欧州に伝播してから500年も経つと、鶏は食べてもいいものになった。あまり神聖ではなくなったわけだ。
ちなみにブロイラーが今のサイズにまで巨大化したのは、ほんのここ50年のことなのである。つぶして得られる肉の重量は、なんと5倍近くに増えた。』