北欧2カ国高官、トルコ訪問へ NATO加盟を説得
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR16DGV0W2A510C2000000/
※ エルドアン氏は、「来る必要はない。」と言っているようだ…。
※ 記事後半は、マリウポリ投降に関するものだ…。
※ ちょっと、混ぜこぜになっている…。珍しいな…。
※ ロシア側の発表が、パリでなされたからか…。
『【パリ=白石透冴】スウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟にトルコが難色を示している問題で、両国の政府高官が近くトルコの首都アンカラを訪れ、加盟に反対しないよう説得することが分かった。スウェーデン政府が明らかにした。
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スウェーデンとフィンランドは中立を守る方針を取ってきたが、ロシアのウクライナ侵攻を受けて相次いで加盟申請する意向を発表した。安全保障を巡る状況が激変し、加盟が必須であることなどをトルコに説明する。
トルコのエルドアン大統領は16日「両国がトルコに来る必要はない。加盟は認めない」と語った。敵視するクルド系武装勢力やクルド労働者党(PKK)などとフィンランド、スウェーデンが近い関係にあるとみて反対している。
新規加盟には加盟国の全会一致が必要になる。フランス大統領府は16日、「2国の決定を支援する」との声明を発表した。米CNNによると、デンマーク、アイスランド、ノルウェーも2国による加盟の意向を共同声明で歓迎した。
一方ロシア国防省は16日、南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所で負傷したウクライナ兵をロシア支配下にある地域の病院に搬送することでウクライナ側と合意したと主張した。ロイター通信が報じた。製鉄所内には少なくとも数十人の負傷者がいるとみられ、ロシア軍の包囲により十分な治療が受けられていないもようだ。
ウクライナ国防省は「何が起きているかを言うことはできない」と地元テレビで語り、ロシア側の主張が正しいかどうかについて言及を避けた。
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松尾博文
日本経済新聞社 上級論説委員/編集委員
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ひとこと解説
米欧の集団安全保障の枠組みであるNATOにトルコが入っているのは、冷戦時代は反共の防波堤として米ソ対立の最前線だったから。
ウクライナ侵攻をきっかけに欧州の安全保障環境の変化があらわになったが、中東も冷戦時代の構図が通用しなくなっている。
米国が中東から退く一方、影響力を拡大するロシアにトルコが接近している。
ロシアとトルコの協調(と対立)の舞台となったのがシリア内戦だ。
東部の分離独立を求めるクルド人問題はトルコ内政最大のトゲ。
エルドアン大統領の発言は、NATO加盟を求める北欧諸国に領内のクルド組織の取り締まり強化を迫る条件闘争の側面以上に、トルコの地政学上の位置付けを巡る根深い問いを想起させる。
2022年5月17日 11:10 』