ウクライナ軍、米国製りゅう弾砲の8割投入 対ロシア
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1709Y0X10C22A5000000/
『【ワシントン=中村亮】米国防総省高官は16日、記者団に対し、ウクライナ軍がロシアとの戦闘で米国製りゅう弾砲の8割を投入したと明らかにした。ウクライナ軍は北東部で反転攻勢に出ており、要因の一つにりゅう弾砲を効果的に使っている点をあげた。
高官によるとウクライナのレズニコフ国防相が15日、オースティン米国防長官との電話協議で、米国が4月に供与を決めた90門の155ミリりゅう弾砲のうち74門を戦場に配備したと説明した。
りゅう弾砲の射程は20~30キロメートルとみられ、携帯用の対戦車ミサイル「ジャベリン」(2.5キロメートル程度)などよりも長く、ウクライナ東部での戦いのカギを握る。
ウクライナ軍は第2の都市である北東部ハリコフ周辺でロシア軍に対して反撃に出ている。ロシア軍の地上部隊はハリコフ郊外に一時迫ったが、米国防総省高官は現時点でロシアとの国境から3~4キロメートルの位置に後退したと言及した。ウクライナ軍の一部がロシア国境に達したとの報道があり、高官は「反論できない」と話した。』