Dana Priest 記者による2021-12-21記事

Dana Priest 記者による2021-12-21記事「A UAE agency put Pegasus spyware on phone of Jamal Khashoggi’s wife months before his murder, new forensics show」
https://st2019.site/?p=18205 

 ※ 自分の「ごく近しい人」に対しても、こういうことが可能だ…。

 ※ 十分、気をつけよう…。

 ※ いくら、自分が「セキュリティ意識」が高く、「防御スキル」に秀でていても、こういう「周辺の人」から崩される…。

 ※ ともかく、「機密情報」「機微に触れる情報」は、「自分の外部に漏れ出させない」ということに徹する他は無い…。

 ※ たとえ、どんなに「近しい人」「信頼している人」に対してでもだ…。

 ※ 当然、「妻子」に対してもだ…。

『サウジ皇太子の手先たちによって拉致殺害されたジャーナリストのジャマル・カショギ。
 カショギには婚約者がいた。ハナン・エラトルといい、UAEのスチュワーデスだった。
 どうやらサウジの特務機関は、この女の携帯に「ペガサス」を仕込むことによって、カショギの尾行を成功させていいたようだ。

 仕込む方法は強引で、まずドバイ空港でこの女を取調室に連行し、半日監禁し、その間、通信デバイスを取り上げておいて、別室で組み込んでしまえばいい。仕込むのには72秒しかかからないという。

 二人は遠距離恋愛関係なので、行動予定については互いにメールで連絡し合っていた。「ペガサス」はそうした通信内容を逐一、監視人にもひそかに届けてしまうので、カショギの立ち寄り先に拉致工作員が先回りして待ち伏せすることは、いとも簡単だったのである。』