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『【ロンドン=佐竹実】英国のシンクタンク国際戦略研究所(IISS)は25日、軍事情勢の報告書「ミリタリー・バランス」の最新版を発表した。2020年の世界の軍事費の合計は1兆8300億ドル(約194兆円)となり、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年比3.9%増えた。新型コロナウイルスの世界的な大流行の中でも、前年と同程度の伸びを維持した。
米国の軍事費は7380億ドルと全体の4割を占め、2位(中国)から15位(イスラエル)までの合計とほぼ同じだった。3位はインド、4位は英国で、日本は8位だった。
アジアは10年時点では全体の17.8%だったが20年には25%を占めた。けん引するのが中国で、20年の伸び率は19年(5.9%)から鈍化したものの、5.2%だった。世界の増加額のうち、3分の2を米国と中国が占めた。
IISSは中国による南シナ海などへの海洋進出にも触れ、「沿岸地域での優位性を得ようとしている」と指摘した。中国の艦艇の数は過去5年程度で急増しており、潜水艦に対する戦力も高まっているという。
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