https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR05ES90V00C21A2000000/
※ 地政学的には、欧州がロシアと関係を深めていく潮流を押しとどめることは、難しい…。
※ しかし、そこを「NATO」という枠組みが、「対ロシア戦略」の「要石(かなめいし)」となって来た…。
※ そこを、トランプ氏が登場して、「ゼロ・ベースで、見直すぞ。」と脅しをかけた…。
※ しかし、バイデン政権の「戦略観」は、相変わらずの「ロシアが主敵」というものだ…、という記事も見た…。
※ そういう中で、バイデン政権の「立ち位置」が、どう定まっていくのか、注目だ…。
『【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表は5日、ロシアで開発された新型コロナウイルスのワクチン「スプートニクV」に高い効果が確認されたことについて「すべての人類にとって良いニュースだ」と評価した。
訪問先のモスクワでロシアのラブロフ外相との共同記者会見で語った。ボレル氏はEUで医薬品の審査をする欧州医薬品庁(EMA)が「効果を認定できることを期待する」と表明。承認を得られれば、EU加盟国での利用が進むとの見通しを示した。
スプートニクVを巡っては、英医学誌ランセットが2日、臨床試験(治験)の最終段階で91.6%の効果が確認されたとする論文を発表。ロシアは疑問視する意見が出ていたワクチンの安全性を強調し、外国への供給拡大を目指している。
EU内には、中国やロシアのワクチンに対して情報公開が不十分との声もあるが、ボレル氏はEUではワクチンが不足しているため「別の供給源を歓迎する」と述べた。
AFP通信によると、ラブロフ外相はワクチン関連で米国と協力することで合意したと明らかにした。欧州の数カ国が自国でのスプートニクVの生産に関心を示しているとも明かした。』