首都で大規模トランプ氏支持集会 乱闘、4人刺され負傷

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM130NU0T11C20A2000000

『【ワシントン=共同】米大統領選で敗北を認めない共和党のトランプ大統領の支持者ら数千人が12日、首都ワシントン中心部で集会を開き、選挙で不正があったと訴えた。近くではトランプ氏に抗議するデモも開かれ、両陣営が乱闘となった。ワシントン・ポスト紙(電子版)によると、同日夜になって少なくとも4人が刺されて負傷し、病院に運ばれた。

ホワイトハウス近くの広場には、旗を持ったトランプ氏支持者が集結。同氏が乗ったとみられる大統領専用ヘリコプターが上空を旋回すると、大歓声が起きた。ヘルメットや防弾チョッキを着けた親トランプ氏の極右組織「プラウド・ボーイズ」のメンバーらも隊列を組んで行進。警官隊は反トランプ氏のデモ隊と衝突が起きないよう厳戒態勢を敷いたが、乱闘を防ぎきれなかった。

トランプ氏は最高裁でも法廷闘争が門前払いとなり、14日の選挙人による投票で民主党のバイデン次期大統領が選出されるのは確実だが、抗戦の構えを崩していない。

12日もツイッターで「私は選挙で圧勝した」と主張。接戦で敗れた4州の結果を無効化するよう求めた訴えが、最高裁で退けられたことに強い不満を示した。

トランプ氏支持の集会に参加した西部カリフォルニア州のピート・ケイディさん(59)は「4年前、民主党はトランプ大統領の当選を不当だと批判した。われわれの多くはバイデンを受け入れず戦い続ける」と語った。』