
※ 今週は、上げたな…。ついに、75日線を25日線がクロスした…。ちょっと、上げのテンポが速過ぎる…。世界的には、コロナの収束は未だしの感じだし、国内でも「感染再拡大」の可能性は、残っている…。現に、北九州市で相当な人数の感染者が出てるし、東京都でも22人出たとか言っていた…。このまま、ドンドン上がって行く…、という状況では無いだろう…。

※ 今日のセクター別の「ヒートマップ」…。医薬品関係が、大きく貢献したんだな…。後は、小売か…。「緊急事態宣言の解除」で、「リベンジ消費が盛り上がる」と踏んだか…。精密機械も、やや貢献か…。これは、ちょっと分からんな…。エプソンやリコー、ブラザーなんかのオフィス用品だと思ったが…。自動車と電気機器は、マイナスだ…。あとは、サービス全般も、安いな…。

※ これは、コロナ関係に関わらず、いつもの話しだが、「外国人投資家(国際機関投資家)」の動向は、常に注視しておいた方がいい…。東証からも、毎週発表されている…。上記は、それを元にグラフ化したものだ…。外国人は、コロナ発生後ずっと「売り越し」だったが、やっと5月も終わりになって、「買い越し」に転じている…。逆に、国内個人が「売り越し」だ…。暴落による「損失」を、このところの「やや上げ」に乗じて、売って「損失を取り戻して」いるんだろう…。海外勢の「売り」を吸収したのが、国内証券各社だった…、ということも見てとれるな…。各証券会社は、そういう「自己勘定取引株」を、多く抱え込んだ…、ということだ…。そういうことが、「お得意様の顧客」への「セールス・トーク」に影響していくわけだ…。

※ 「市場ストレス」の状況も、見ておくか…。全般に「恐怖・ストレス」は、緩和しているようだ…。ただ、「新興国」と「米国債」は、ストレスが高まっている…。「新興国」では、収束未だしだし、コロナ対策で「前例の無い金融緩和」に突入していて、米国債の金利が下がっているから、やむを得ないところだ…。

※ ダウのチャートは、こんな感じ…。25日線を、5日線がクロスしたのは、相当に早かったんだな…。それを受けて、日経平均も上げて来たわけだ…。

※ DAX指数は、こんな感じ…(『DAX指数とは、ドイツのフランクフルト証券取引所の上場銘柄のうち、ドイツ企業の主要30銘柄を対象とした株価指数のこと。「ドイツ株価指数」とも呼ばれています。1987年12月31日の株価を基準値1,000として、時価総額加重型指数として算出されています。ドイツの代表的な株価指数であるため、ユーロ圏だけでなく世界的にも注目度の高い株価指標となっています。』)。
※ 相当数の「死者」を出したはずだが、あまり影響していない感じだな…。

※ CAC40指数は、こんな感じ…(『CAC40指数 (シーエーシーよんじゅうしすう)
ユーロネクスト・パリに上場する40銘柄で構成される調整時価総額加重平均指数です。1987年12月31日の株価を基準値1,000として算出されています。フランスの代表的な指数であるとともに、欧州においてドイツのDAX指数やイギリスのFTSE100と並ぶ注目度の高い指標です。世界的に有名な企業では、化粧品会社のロレアルや自動車のルノーなどが入っています。』)。
※ ここも、このところは上がって来ていた…。

※ SENSEXは、こんな感じ…(『SENSEX指数は、「BSE SENSEX」や「SENSEX30」とも呼ばれ、インド共和国のマハーラーシュトラ州の州都ムンバイにあるボンベイ証券取引所(BSE:Bombay Stock Exchange)に上場する銘柄のうち、流動性・取引規模・業種等を代表する30銘柄で構成される時価総額加重平均指数をいいます。これは、南アジアのインド株式市場の代表的な株価指数で、銘柄選定には企業規模だけでなく浮動株の時価総額なども勘案され、また比較的頻繁に銘柄が入れ替えられます。(1978-1979年の時価総額を100として算出され、公表開始は1986年)
一般にSENSEX指数は、業種面では金融と情報通信の比重が大きく、また財閥系の企業が多いのが特色となっています。なお、本指数は、S&P Dow Jones IndicesとBSEのパートナシップで設立されたAsia Index Pvt.が算出・公表を行っています。』。
※ さすがに、戻りは鈍いようだ…。
※ そういうことで、「先進国」の株式市場は、どこも「コロナの収束」を期待して、それを「折り込んで」上げている感じだ…。
※ しかし、それはあくまで、米中激突が「世界経済全体」を破壊する程度には至らないはずだ…。両国ともに、まさかそういう事態に至ることは無いだろう…、という「想定」の話しだ…。
※ 事態が、そういう「市場の予測」を大きく外れて動いたときは、そういうシナリオは一気に「崩壊」する…。
『『[29日 ロイター] – アジア新興国通貨は、人民元の対ドル基準値が市場予想よ
り元高に設定されたことを支援材料に総じて上昇。市場は、中国が香港国家安全法の制定
方針を決定したことを受けた米国の対応に注目している。
トランプ米大統領は香港国家安全法を巡る対応をきょう発表する予定。』
※ ということで、今夜のトランプ発言が注目だ…。