「ゴルゴ13」休載へ 50年以上の雑誌連載で初めて

「ゴルゴ13」休載へ 50年以上の雑誌連載で初めて 新型コロナ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200509/k10012423361000.html?utm_int=news_contents_news-main_004

『さいとう・たかをさんの人気劇画作品「ゴルゴ13」が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で制作を続けることが難しくなったとして、50年以上にわたる雑誌連載で初めて、新作の掲載を見合わせることになりました。

「ゴルゴ13」は、寡黙なスナイパー、デューク東郷を主人公にした、さいとう・たかをさんの人気劇画作品で、小学館の漫画雑誌「ビッグコミック」で昭和43年から連載が続いています。

9日に発売された号では「ご愛読者の皆様へ」と題したお知らせが掲載され、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で制作を続けることが困難になり、今月25日発売の次号から当面、新作の掲載を見合わせることを明らかにしました。

この中では「10名を超えるスタッフによる分業体制で、“3密”すべてに当てはまる作画過程を継続することには限界がある」としたうえで、「スタッフの安全を考慮した決断になります」と休載の理由が記されています。

また、さいとうさんも「コロナに負けず、すでに第600話の準備に取りかかっております。皆様もくれぐれもお身体にお気をつけてください」などとコメントしています。

編集部によりますと「ゴルゴ13」の休載は50年以上にわたる連載で初めてで、次号からは過去の作品を掲載し、再開の時期は今のところ未定だということです。』

 ※ コロナが、こういうところにまで波及した形だ…。世の中、どんどん「オンライン」で事を済ませる方向に、変化して行っている…。
 小説家や、文筆家の世界では、わりと早くからそういう方向にシフトした…。「テキスト・データ」中心だったからな…。
 「漫画家」の世界では、「画像データ」なんで、そういうわけには行かなかったんだろう…。
 早くから、「ワコム」のペンタブレットみたいなものを使って、デジタル化した人も、いたようだ…。しかし、なかなか「書き慣れたペンと紙とインク」からは、脱却できない人が多かったんだろう…。
 そこをコロナが直撃する形になったわけだ…。このコロナが、「デジタル対応可組」と、「デジタル対応不可組」に分けて、「明暗が分かれる」形になったわけだ…。
 たぶん、こういうことは、「アフター・コロナ」の日本社会において、あらゆる「分野」「業界」で、起きるだろう…。