https://style.nikkei.com/article/DGXMZO52450980R21C19A1000000?channel=DF120920195353
※ ビジネス・ネタだ…。ポイントを抽出すると、以下のようなもの…。
1、価値創造は、割と容易だが、価値獲得(特に、そのシステム作り)は、難しい。
2、AKB48のビジネスモデルでユニークなのは、「体験型エンターテインメント」の要素が強いこと。
・どこにでもいるような普通の女の子をたくさん集めた。
・コンセプトは、「直接会いに行けるアイドル」
・劇場に行けば、かなりの至近距離で見ることができる。
・CDを購入して握手券を入手すれば、直接握手もできる。
3、「メンバー同士を競争させるという要素」は、大きな付加価値をもたらしている。
・人前で「闘い」を見せると言うのは、古来よりある究極のエンターテインメントである。
ローマの剣闘士の闘いしかり…。
・人と人が争うのを見たい、誰が勝ち残るのかを見たい、というのは人間の普遍的な欲求である。
・しかも、CDを購入すれば、その競争に自分も参加できるように作ってある…。この要素が、さらに体験型エンターテインメントの要素を強めている…。
・収入の柱は、劇場チケット収入、CD・DVD売り上げ収入、関連グッズ売り上げ収入、広告・CM収入などである。
4、ところが、このビジネスモデルの弱点は、海外での売り上げに限界があることだ。
・「直接会いに行ける」「至近距離で見られる」ことが、核心であるため、基本的には小劇場で、公演する必要があるためだ。
5、そこで、その弱点を打破するために、日本国外では、フランチャイズグループを作って、フランチャイズ・ビジネスを展開することになる。
6、(※ただそうすると、グループの質のメンテナンスが「遠隔操作」になってしまって、「質の維持」を保持するのが難しくなってしまう…。
まあ、痛し痒しだな…。)
現地化でアジアの心つかんだAKB ハーバードの視点 ( https://style.nikkei.com/article/DGXMZO52464840R21C19A1000000?channel=DF120920195353&style=1 )

※ 数式(または、そのようなもの)が出てくると、思考停止する人がいるが、そうならないようにしよう…。
大概のものは、高校の数Ⅱ・Bくらいまでの程度だ…。数Ⅲ・C、それ以上の内容だったならば、その都度調べればいい…。
上記の式も、基本は、xy=a(y=a・1/x)という反比例の式と、y=axという比例の式が、組み合わさっているだけだ…。
意味するところは、2国間の貿易額の総額は、2国における経済規模(GDPの額)に比例し、2国間の距離に反比例する…、というだけの話しだ…。

※ こっちの指摘の方が、よっぽど重要だ。D(距離)には、4種類あって、総称して「CAGE(ケイジ)」と呼ぶらしい…。
※ 物(モノ)やサービス、エンターテインメントを外国に売り込んで行く時は、このCAGE(ケイジ)を乗り越える必要がある…。
入場者4倍にV字回復 ピューロランドを救った女性館長 サンリオエンターテイメント社長 小巻亜矢氏(上)
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO55524280S0A210C2000000?channel=DF180320167086
※ こっちの方は、低迷して閉鎖話しも出ていた「サンリオ・ピューロランド」を、どうやって立て直したのか…、という話しだ…。
参考になるんで、興味があったら、見といたら…。