『2004年にデビューしたダイヤモンド・プリンセスは、日本で建造された最大の客船で、全長290メートル、全幅37・5メートル、総トン数は11万5875トン。乗客定員は2706人で、巡行速度は22ノット(時速41キロ)。船籍はイギリスで、船会社はアメリカの「プリンセス・クルーズ」である。
「乗員乗客約3700人のうち、日本人は半数近くとなっています」』
『「日本人の乗客の多くが、現役をリタイアした60~70代のシニアの方たちです。ゴールデンウィークや夏休みは、子供とその両親、祖父母と3世代の方たちが乗船されることもあります」』
『今回、コロナウイルスに見舞われたツアーは、『初春の東南アジア大航海16日間』で、ツアー1人当たりの料金は、一番安い内側ツインベッドで19万8000円。海側バルコニーが27万8000円~、ジュニア・スイートが39万8000円~、プレミアム・スイートが74万円、最も高額なのは約124平米のグランド・スイートで138万2000円となる(いずれも税別)。1月20日に横浜を出発後、22日に鹿児島に寄港し、25日に香港に到着。その後ベトナムや台湾を巡り、2月1日に那覇に寄り、4日早朝に横浜に戻る予定だった。』
※ 人間、どこでどんな災難に見舞われるのか、分からんものだな…。