【中国:新型コロナウイルス】統計外の人々:彼らは「一般肺炎」で亡くなったのか?

『この記事は、 新型コロナウイルスが蔓延している中国の《財経》 の記者たちが10名余をインタビューし、入念に取材した有志によって、中国国内で発信された記事です。
現在は削除されていますが、アーカイブにのこされた原文記事をもとに翻訳しました。
この記事を当サイトであえて翻訳した意味は、決して恐怖を煽るためではありません。
むしろ、想定を超えるこのような事態に、人はどうなるかということを考えて欲しいということと、中国本土でも現場の医療関係者をはじめウイルスを抑えるべく戦っている姿もあるということをお伝えするためです。
日本でいつなんどきこういう事態に陥る可能性がないとはいえません。
ですから、この記事を嫌中の道具に使うことは断じてお断りいたします。
そのような目的で使用されることは、折角勇気をもって発信してくれた中国の記者の人たちの記事の価値を貶めることになり、今後当サイトでこのような記事の紹介ができなくなります。
この点を留意してくださいますようお願いいたします。
当サイト一同、世界中のこの病気で苦しんでいる人のために心よりお見舞い申しあげます。そして、日夜、患者のために戦っている多くの医療関係者にエールを贈りたいと思います。』

「無断転載厳禁」と言うことで、相当神経質のようなんで、ごく一部の紹介にとどめておく…。あとは、リンク先に飛んでくれ…。

『患者の多くの家族の目には、武漢で建設が急ピッチで進められている火神山・雷神山病院が唯一の希望だと映っている。
《財経》記者の取材によると、2月3日、1000床を設置した火神山病院は計画通り竣工しなければならないが、具体的な開放時間については事務局、電力、医薬設備などの協力が必要である。現在《財経》記者が取材した病院のほとんどは、まだ転移患者の通知を受けていない。』
『火神山、雷神山病院の開院を待っていた数日が、重症患者の生死の分かれ目だった。《財経》の記者によると、確定診断を受け、住民票を獲得しても、すぐに病院に入院できるとは限らない。
火神山二つ、雷神山病院合わせても2000床で、湖北省の二日間の新症例には足りない。』