中国の投資戦略に、陰りが生じているようだ…(その3)

中国クロスボーダーM&A金額産業別推移だ…。金融が、2007年にピークをつけているのは、リーマンショックの影響か…。通信が、2008年にピークだったのは、よく分からんな…。エネルギー電力は、2007年から2012、3年頃まで上昇している…。ハイテクは、2016年がピークで、2017年には急減している…。各国で、警戒されたか…。不動産は、2017年にかけて、急増している…。

被買収国別金額の割合では、2000年、2001年頃は、アジア(アセアン除く)が9割くらいだった…。中央アジアのエネルギー資源関係に、投資したものか…。中南米には、継続して投資している…。ベネズエラの油田関連とかか…。北米は、2004年、2005年頃は、相当割合で、2012年がピークだった…。2016年でも3割くらいだったが、2017年に急減している…。承認されなくなったくさいな…。

被買収業種別金額の割合では、2002年~2013年頃までは、エネルギー電力が相当割合を占めていた…。ハイテクは、2004年がピークで、あとは、ずっと低調だ…。警戒されたんだろう…。

総額が、2016年にピークで、2017年には、急減している点も、注目だ…。米中貿易摩擦の激化、世界経済の減速、中国貿易黒字の急減…、と逆風が吹きまくりなんで、この先の見通しは暗いと思われる…。