http://wedge.ismedia.jp/articles/-/16662
『ブッシュ政権当時、パウエル統合参謀本部議長の首席補佐官として軍事作戦立案に直接携わったローレンス・ウイルカーソン中佐は最近のインターネット・インタビューで、イランとの地上戦がいかに困難を伴うものであるかについて、以下のように語っている:
「立ちはだかるイランの特殊な地形、とくに急峻なザグロス山脈Zagross Mountainsはかつてアレキサンダー大王も死に瀕しかけたほど攻略を阻む難関であり、征服するには10~15年もの残酷なゲリラ戦の長期化を覚悟する必要がある。国土はイラクの4倍、人口規模もイラクの2600万人に対し、8000万人とケタ違いの大きさだ。米側は作戦遂行上、イラクにはない民族同一性も無視できない。しかも、同盟諸国はどこも参加しないだろう。戦費は2兆ドル以上、投入兵力は最低50万人は覚悟する必要がある……地上戦を避け、空爆に限定したとしても、イラン軍は地下に潜行、大量兵器生産も地下工場で可能だ」
またイランは、親米的とはいえないイラク、トルコ、パキスタン、アフガニスタンとの国境に囲まれていることも、米軍が作戦を展開する際の厄介な問題となりかねない。』



※ 気候も、この通りだ…。飲料水の確保から、かかる必要があるだろう…。