もっと恐ろしい話しがある…。

それは、MAV(micro air vehicle 超小型無人飛行機)に関する話しだ。

 パトリシア・コーンウェルに、「検屍官ケイ」シリーズってのがある。
 弁護士免許かつ医師免許を有する検屍官ケイが、数々の「サイコパス」を相手にして、微細な証拠物から真犯人を突き止めていく、という筋立てだ。
初期の三-四作目くらいまでは、相当な傑作だと思われ、ジジイも好きで、大分文庫本を買った。
  しかし、最近は、訳者が変更になったり、年齢の設定を若返らせたりして(大体、年に1作くらい出版してたんだが、長期のシリーズになったんで、最初の年齢の設定(45、6才? )から17、8才位も年取ったことになって、ちょっとアクションさせるには、無理な年齢になってしまった。そこで、小説中の年齢の設定を若返させることにしたらしい)、文章の調子も、昔とは随分違ってしまった…。それで、なんかつまらなく感じるようになって、離れた…。
 そのコーンウェルの第何巻かに、このMAV絡みの話しがあるんだよ。
 その時はただ、「ふーん…。」という感じで、面白く読んだんだが、事実に基づく題材だったんだな…。この人は、徹底的に取材してから書くので、有名だった…。その筋から、情報提供を受けたんだろうな…。

中央やや右よりの、黒い物がMAVだ。
拡大すると、こんな感じ…。
人間の手のひらと比較すると、このサイズ…。
鳥型のタイプもある…。

この鳥型には、監視カメラが仕込んであって、ターゲットの監視映像を送ってよこすことができる…。

電線に鳥みたいな物が留まっている場合、それが本当に鳥なのか、確認する方がいいんじゃないか? 特に、その筋の監視対象になるような心当たりがある人は…。

むろん、上記の虫型の場合、爆薬を仕込んでおいて、首筋のところで爆発させて暗殺する、という使い方もできる…。

ウルサく虫がたかって来る場合、本当にそれが虫なのか、確かめたほうがいいんじゃないか…?