兵頭二十八氏のブログに書かれていたんで、紹介しとく。
( http://sorceress.raindrop.jp/blog/2018/10/#a002138 )
さわりの部分を、紹介すると…
『 帰国したGE社員にメールで、技術情報を漏らしてくれれば、次の講演旅行を用意しようとオファー。
Xuは、GE社が設計部の社員たちに支給しているラップトップのHDの中味に何が書いてあるのかに、強い関心があったようだ。
GE社員はしかし、とっくにこうした誘いかけについて会社に詳細を報告していた。
GE社は、社員たちが中共側からこのような誘いかけをうけたときにどうすべきか、しっかりと教育をしていたのだ。もちろんすぐにFBIへも知らされた。
GE社員は会社によって巧みにクリーニングされたハードディスクの中味をXuにコピーして与えた。囮捜査の開始である。
このラップトップは中共へ持ち出すことは許されていなかったが、西欧へなら持ち出せた。そこで、ベルギーで会おうということになり、ベルギー当局がXuを逮捕し、国外追放し、米国がその身柄を確保した。』、というような感じだ。
Xuからアプローチを受けたGEアビエーションの社員は、誘いに乗ったと見せかけて、会社支給のラップトップをベルギーに持ち出して(おそらく、GPSでも仕込んであって、中国に持ち出そうとしても、会社側で把握できるような仕掛けが、してあったんだろう)、そこで、ベルギー当局が現行犯逮捕して、直ぐにアメリカに国外追放し、アメリカに送られて身柄を拘束された…、ということのようだな…。
すべては、アメリカ側のFBIの監視下にあった…、ということのようだな…。
元記事は、ここのようだ。
( https://worldview.stratfor.com/article/sting-operation-lifts-lid-chinese-espionage )
元記事の方には、エージェントが協力者を取り込むステップを、図解してあって、参考になる。

誰が目標とする情報にアクセスできる立場にあるのか、物色する → 親しくなって、良好な人間関係を構築し、徐々に取り込んでいく → 目的とした、情報を提供させる(「釣り上げる」)というプロセスを踏む、らしい…。
ご用心、ご用心…、だな。
