※ 久々で、「メタンハイドレート」の話しを聞いた…。
※ 過去の投稿から、再掲する…。
























※ ということで、「潜在的な有望エネルギー資源」であることは、確かだ…。
※ しかし、これまでは、到底「採算ベース」に乗せることは、難しかろう…、ということだった…。
※ だが、「温暖化対策」「脱炭素」「グリーン・エネルギー」ということで、風向きが少し変わってきた…。
※ 政策の優先順位が、違ってきた…。ドンドン、予算も投入される流れとなってきたようだ…。
世界のでき事について、あれこれ考える。
※ 久々で、「メタンハイドレート」の話しを聞いた…。
※ 過去の投稿から、再掲する…。
※ ということで、「潜在的な有望エネルギー資源」であることは、確かだ…。
※ しかし、これまでは、到底「採算ベース」に乗せることは、難しかろう…、ということだった…。
※ だが、「温暖化対策」「脱炭素」「グリーン・エネルギー」ということで、風向きが少し変わってきた…。
※ 政策の優先順位が、違ってきた…。ドンドン、予算も投入される流れとなってきたようだ…。
「しんかい6500」運用30周年! 日本には海底地図作りのプロチームがいる
https://newswitch.jp/p/23558
『2020年は海底探査のアニバーサリーイヤーだ。世界最古の潜水艇が作られてから400年が経過し、海洋研究開発機構の有人潜水調査船「しんかい6500」が運用開始30周年を迎える。文学でも150年前にジュール・ヴェルヌのSF冒険小説『海底二万里』が発表され、多くの人が海底への夢を膨らませた。現在は、海底地図の作製や海洋プラスチック問題などで、さまざまな海底探査を利用した研究が進んでいる。海底探査の最新研究を追った。(飯田真美子)
資源・環境基盤技術確立
日本の近海は水深7000メートル以上の深い海が多い世界的にもまれな地域であり、海洋機構だけでもさまざまな海底探査船を所有している。
地球深部探査船「ちきゅう」(海洋機構提供)
地球深部探査船「ちきゅう」は、約1万メートルの長さのドリルを海上から下ろし、海底を掘削して地球内部を調査する。「おとひめ」や「じんべい」などに代表される無人の深海探査機は3000メートルまで潜水可能で、母船から遠隔で操作して海底資源の採取や海中の二酸化炭素(CO2)濃度などを調べられる。3人乗船できる有人潜水調査船「しんかい6500」は、6500メートルまで潜水でき、ロボットアームやカメラなどを操作し探査する。
海洋調査・研究のため海底の泥などを一気にかき集める「パワークラブ」
探査の条件に合わせて船を使い分ける。世界でも海底探査船が開発され、さまざまな分野に研究成果を発展させている。近年、月や火星など宇宙探査プロジェクトが注目を集めているが地球の海はまだ完全に解明されていないことが多い。世界の海底地形もその一つ。海底探査を利用した海底地図作りが進められている。海底地図が完成すれば海底資源の調査などに役立つ基盤技術確立が期待される。
全地球海底地図30年完成 太古の氷河融解過程推測
日本財団(東京都港区)は、30年までに全地球の海底地形図を100%完成することを目指す国際プロジェクトに取り組んでいる。同プロジェクトが始まった17年には海底地形は全体の6%しか解明されていなかったが、20年には19%の地図化に成功。100%を達成するため、地図を作製できる専門家の育成にも力を入れている。
最近では、豪州の2倍の面積に相当する1450万平方キロメートルの海底データを取り込んで解析し、南極付近で氷河が溶けた痕跡が年輪のように残っていることを確認した。
グリーンランド北部の氷河の海底地図(日本財団提供)
太古からの氷河の融解過程が推測できる。今後は船舶が航行できない未開拓海域のマッピングや、小型船・漁船などと連携したデータ取得の仕組み作りを進める。
海底地図の作製は世界でも関心が高い。17―19年にかけて水深4000メートルの広範囲な海底地図を正確に作る国際競技が行われた。同財団の探査チームも参加。
自律型海中ロボット(AUV)などの潜水機を使い、ミス一つない完璧な海底地図を作り上げた。海底地図作りのプロフェッショナルが集まったチームは、国際プロジェクトが並行する中で優勝を手にした。
同財団の海野光行常務理事は「全世界の海底地形を解明するという人類の夢の実現に向けた大きな一歩となった」と語る。』
日本EEZでコバルトやニッケル採掘に成功…リチウム電池に不可欠なレアメタル(2020/08/21 19:50)
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200821-OYT1T50273/
『石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は21日、日本の排他的経済水域(EEZ)でコバルトやニッケルを含む鉱物の採掘に成功したと発表した。リチウムイオン電池に不可欠なレアメタル(希少金属)で、中国依存度が高く、国産化が課題となってきた。
採掘場所は、南鳥島南方沖の海底約900メートル。7月に経済産業省の委託事業として、レアメタルを含む鉱物「コバルトリッチクラスト」を約650キロ・グラム掘削した。JOGMECの調査では、同海域には、年間の国内消費量でコバルトは約88年分、ニッケルは約12年分あるという。
コバルトやニッケルは、電気自動車などに使うリチウムイオン電池に不可欠な材料だ。希少性が高く、日本は国内消費量のほぼ全てを輸入に頼っている。超高速の通信規格「5G」時代を迎えて、通信機器への活用も急増し、世界的に取引価格が上昇している。
国産化は国内産業の競争力強化にもつながる。経産省は「掘削成功は、レアメタルの国産化に向けた大きな一歩」とし、量産に向けて掘削技術の検証などを進める方針だ。』
※ スゲーな…。その「「コバルトリッチクラスト」を約650キロ・グラム」から、どのくらいの量のレアメタルが採れるのだろうか…。
商業ベースに、乗るだけの量が、採れるんだろうか…。
それは、「海底鉱物資源」というものに関わるからだ。
こういう物だ。
そして、その分布図がこちら。
なぜこの海域にこういう海底鉱物資源が生成されるのか、という成り立ちを説明したのが、こちら。例の、プレート・テクトニクス理論によるようだな…。
日本国は、長いこと「無資源国」「貧資源国」という規定のされ方をされて来た。しかし、「海底鉱物資源」と言う観点からは、とてつもない「資源国」の可能性を、秘めている国なんだよ…。
睦土は狭小だが、広大な「排他的経済水域(EEZ)」を保有しているからな…。
睦土の10倍以上の面積だ…。
まあ、今のところは、水深2000から6000メートルのところに存在している資源だから、「絵に描いた餅」的なものでもあるがな…。
しかし、着々と研究・開発に取り組んでいるし、きっといつか、商業ベースに乗る日もやって来ることだろうよ…。
※ 画像元の.pdfがあったURL。
https://www.jogmec.go.jp/content/300059269.pdf
海底資源研究開発センター
https://www.jamstec.go.jp/shigen/j/exploration/
『海底からの鉱石回収に成功、世界初-「国産」資源の開発進展に一歩』
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-09-26/OWVEEF6S972Q01
『国力の回復-日本が資源大国になる日-』
https://ameblo.jp/mb58076655/entry-11935247867.html