ダミー人形より精密!

ダミー人形より精密!トヨタが衝突時の傷害を再現・解析するシステム無償公開
https://newswitch.jp/p/22775

『トヨタ自動車は、車の衝突事故による傷害の度合いをコンピューター上で解析できるシステム「THUMS(サムス)」を、2021年1月から無償公開する。より多くのメーカーや研究機関に活用してもらい、業界全体で自動車の安全性を高める狙い。無償公開に伴い、サムスのライセンス販売は20年中に終了する。

車両衝突時の全身の傷害が再現・解析可能な人体モデルとして、豊田中央研究所(愛知県長久手市)と共同で開発した。現在、100以上の自動車メーカーや部品メーカー、研究機関などが採用している。トヨタは無償公開で、利用者が改良を加え、その成果を他の利用者と共有するなどにより、利便性が高まるとみている。

サムスは衝突安全試験に広く利用されているダミー人形に比べ、人体の形状や強度を精密に再現できるのが特徴。コンピューター上でさまざまな衝突パターンを模した解析を繰り返し行え、衝突実験にかかる期間や費用を大幅に抑えられる。

日刊工業新聞2020年6月26日』

アイシン精機が披露した次世代駆動モジュール、電動化の切り札になるか

※ カットモデルにしてあるから、左側の方にギアが噛み合っているのが分かる…。こういうものが、グルグル回転し、エンジンやモーターの「力(ちから)」を受け止めて、次の伝達機構にトルクを伝えていくわけだ…。高速で回転し続け、時には何ヶ月も車庫で停められ、すっかり冷えていても、エンジン( or モーター)を始動すれば、何事も無かったかのように作動し続け、時には時速100キロ以上の高速走行にも対応する…。そういう使われ方をされても、10万キロくらいの走行に耐えるだけの耐久性をも備える…。ギアの一つとして、欠けたりすることは、許されない…。そういう使用に耐え得る「商品」だけが、生き残っていけるわけだ…。

オレは、さっぱりそういう「金属」のことや、「金属加工」のことに詳しいわけでは無い…。それでも、「堅さ」と「靱性」が相反することくらいは、知っている…。堅くなればなるほど、脆くもなる…。だから、こういう「歯車」なんかの「金属部品」は、「焼き入れ(急激に冷やして、堅くする)」と「焼きなまし(粘性のある油なんかで、ゆっくりと冷やして、靱性(粘り強さ)を出させる」の技法を駆使して、狙った「金属特性」を追求するのだ…、と言う話しを聞いたことがある…。それは、まさに、古来からの「日本刀」における「刀鍛冶」の技法を蘇らせたものだと…、聞いたことがある…。

そして、そういう「狙った特性」を持たせた金属材料を、「加工」「切削」するのが、また大変だ…。堅い材料は、「切削」し難い…。無理に削れば、ヒビが入る…。肉眼では、ヒビが入っていないように見えても、材料に何らかの歪みが生じて、何万回、何十万回の使用に耐えられず、亀裂が生じたりする…。そういう「加工におけるデータ」の蓄積も、必要となる…。

タイ焼きみたいに、型に溶けた金属を流し込めば出来上がる…、見かけが整っていれば大丈夫…、とかいうものじゃ無いんだ…。

EVで不要なのに、なぜアイシンはATに900億円も投資するの? 実は需要の頭打ちに備えるリスク分散
https://newswitch.jp/p/12768

※ そして、来たるべきCASE(Connected(つながる)、Autonomous(自律走行)、Shared(共有)、Electric(電動))の時代に対する対応も必要だ…。そういう方向で進んで行くだろう…、と予測はされているが、「いつ」「どの程度の早さで」到来するのかは、誰にも分からない…。おそらく、ジワジワと、ジグザグに、行きつ戻りつしながら進んで行く可能性が高い…。そういう状況を睨みながら、「当分は、現行のATは、残っていくだろう。」と読んだのだろう…。パワー・トレーンがエンジンから、モーターに変わって行くにしても、ある時期を境にして「劇的に」変わると言うことは無い…、と読んだのだろう…。大体、THS(トヨタ・ハイブリッド・システム)みたいなストロング・ハイブリッド車が、世界中で売れてるらしいじゃないか…。

日本勢のハイブリッド車好調、中国乗用車市場で苦戦する外国勢横目に(2019年11月29日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-29/Q1PB6ET0AFB401

約19年で累計世界販売台数が1000万台突破、トヨタのハイブリッド車(2017年02月15日)
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1702/15/news045.html 

※ 欧州、その他での伸びが凄いな…。北米で下がって来ているのは、トランプ政権の環境保護政策の後退と、ガソリン安、雇用回復を要因とする「大型車(大型SUV)」へのシフトが原因だろう…。アメリカ人は、大柄だし、マッチョ指向だから、元来が「小さな車」には、乗りたく無いんだ…。

※ それと、他国の市場で商売させてもらっている以上、「勝ちすぎ」は良くない…。トヨタは、それを「アクセルペダル戻らない問題事件」で、深く学んだんだろう…。「あえて、勝ちに行かない…。」そういう戦略も、重要だ…。どうせ、主戦場・一大決戦は、「CASE(Connected(つながる)、Autonomous(自律走行)、Shared(共有)、Electric(電動))」になる…。そして、その戦いは、ある時期にリソースを大量につぎ込んでの「決戦」になるのでは無く、様子を窺い…、情勢を慎重に見極めながらの、ジワジワとした、「持久戦」となる…。「仲間づくり」とかも、そういう戦いの一環だ…。

「EVのインテル」狙う日本電産 車部品の系列破壊 モーター開発大競争(上)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52629010W9A121C1000000/

 ※ 結局は、独・日の独壇場になるんじゃないのか…。というのは、どこまで行っても、総重量2トン近い車体を動かして行き、10万キロ走っても故障しないことが求められる…という構造に変化は無く、経年劣化・使用劣化を含めての耐久性が問題になるからだ…。「モーター」と言っても、そういう使用に耐え得るゴツイ構造のものなんだよ…。そうすると、従来からの部品メーカーや加工メーカーの出番となる…。素材と加工(切削することによって、歪みが生じ、壊れやすくなったりする…)の知識・技術(そういうことに関してのデータ)の蓄積が分厚いからな…。
 EVは、従来のエンジン車が部品総数3万点くらいだったのが、3千点くらいになるから、新規参入が容易い…とかは、実際を知らない「机上の空論屋」だけが言ってることだ…。

テスラEV世界販売が過去最高、モデル3 は4割増 2019年第3四半期
 ※ 鳴り物入りのテスラの販売台数が、この程度だ…。年間販売台数が「24万5240台」程度のものだ…。それで、「基幹産業」になり得るのか…。
https://response.jp/article/2019/10/03/327183.html

中国のEVメーカー、NIOの電動SUV「ES8」に乗った!──金子浩久の上海自動車事情レポート
https://www.gqjapan.jp/car/review/20190618/es8

中国のEV販売台数が急減速、EVベンチャーは淘汰が進む可能性も
 ※あれだけ持て囃され「EVベンチャーの星」と言われていた「上海蔚来汽車(NIO)」(※「中国のテスラ」と言われていた)も、「7月の販売台数は837台にとどまる」というのが、現状だ…。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/09/226f6cdb4a6628f6.html

「中国版テスラ」のNIO、1000人削減 上場から1年
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48718700Z10C19A8FFE000/

低迷が続いていた中国EVメーカーNioの納車台数が9月は回復
https://jp.techcrunch.com/2019/10/09/2019-10-08-after-several-disappointing-quarters-chinese-ev-maker-nios-sales-surge/

NIOの10月新車販売、6割増で今年最高に(※ 台数だと、2526台だ…)
https://www.nna.jp/news/show/1970215