http://japanese.china.org.cn/business/txt/2019-03/12/content_74562273.htm
※ 一帯一路との関連で、「トリエステ港」の話しは聞いていたが、「ベネチア港」の話しは知らんかった…。
それで、ちょっと調べた…。ヒットしたのが、上記の記事だ…。
『香港亜洲時報(アジアタイムズ)オンラインは3月11日、「『マルコ・ポーロ』が中国に戻る」というタイトルの記事を掲載した。
中国とイタリアの首脳は今月、「一帯一路」構想について話し合う見通しだ。ブリュッセルではEUが、中国による欧州投資の共同戦略について協議する。EUの多くの地区は新シルクロードとつながっており、そこにはギリシャやポルトガル、中国と中東欧「16+1」メカニズムに加盟するEU諸国に加え、実務的な目的を持つイタリアが含まれる。
イタリア経済発展省副大臣のマイケル・ジェラーチ氏は、イタリアが「一帯一路」構想を支持する旨の覚書を中国と締結する見通しを明らかにした。同構想は、カバーエリアが広く、サイクルの長い、ユーラシア一体化を目指す計画だ。一方で米国政府は、そこから恩恵を受ける意向が無く、対立することだけを考えている。
米ホワイトハウスの報道官は同構想について、「中国がつくる中国のための」計画と批判した。ところが、この表現には根拠がなく、それが事実であれば、150余りの国・地域(今も増え続けている)や国際組織は新シルクロードに賛同しないだろう。』
『ジェラーチ氏は、「一帯一路」の接続により「イタリア・インダストリー」の対中輸出が増えたという明らかな事実のみを述べた。筆者は、欧州でもアジアでも生活したことがあり、イタリア在住時に新シルクロードについて頻繁に議論したため、内容を深く理解している。「イタリア・インダストリー」は、グルメ、ファッション、アート、インテリアから、もちろん高級車に至るまで中国消費者にはこの上ない魅力があり、その魅力はフランスでさえも比較にならない。中国人観光客は、ベニス、フィレンツェ、ローマ、ミランでのショッピングを楽しむ。これを踏まえると、イタリアが「一帯一路」の接続を受け入れれば米国の利益を損なうという米国政府の言い分には根拠が見当たらない。
イタリアは、すでに「一帯一路」とつながっている。イタリアは、海上貿易で欧州第3位となっており、「一帯一路」の欧州最南端に位置して東部と南部から欧州に入る門戸となり、西部と北部にある数十カ所の目的地に向かう最も効率的なルートになる。プロジェクトのカギは、改造中のベニス港だ。同港は、中国から地中海を通ってオーストリア、ドイツ、スイス、スロベニア、ハンガリーに向かうサプライルートとなり、「一帯一路」に接続するロッテルダムとハンブルクの大規模港湾に取って代わる可能性もある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月12日』
※ ちょうど、1年前くらいの記事だ…。米国政府が、相当キツく、警告した様子がうかがえるな…。
※ いろいろと、考えさせられる情報だな…。