中国、ワクチン接種証明アプリ運用開始 各国と相互認証・標準化目指す

『【北京時事】中国で出入国者が新型コロナウイルスワクチンを接種したかどうかを確認できるアプリの運用が8日始まった。まずは中国国民が対象で、中国外務省は各国に相互認証を呼び掛けている。ニューノーマル(新常態)下での人の移動再開をにらみ、一足早く国際標準化を目指す思惑もありそうだ。

 「防疫健康コード国際版」は、ネットサービス大手、騰訊(テンセント)の対話アプリ「微信」を通じて利用。ワクチン接種記録のほか、PCR検査と抗体検査の結果も、QRコードを読み取って確認できる。外務省は「QRコード読み取りに必要な電子キーなどを各国に提供する」と利用拡大を促している。

 中国政府は新型コロナの感染拡大以降、スマートフォンの位置情報などから感染リスクを判定する「健康コード」を普及させてきた。習近平国家主席は昨年11月の20カ国・地域(G20)首脳会議で、同コードの相互認証を提案。王毅外相は今月7日の記者会見で「習主席の提案を具体化し、中国版の『国際旅行健康証明書』を発行する」と予告していた。』

コロナワクチン接種証明書の国内導入に慎重姿勢 田村厚労相

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210309/k10012905081000.html

『新型コロナウイルスのワクチンをめぐり、田村厚生労働大臣は、決められた回数の接種を終えたことを示す証明書について、国内での導入に慎重な姿勢を示す一方、海外で日本人が不利益を被ることがないよう対応を検討していく考えを示しました。

新型コロナウイルスのワクチンをめぐり、接種が進んでいる欧米を中心に、国をまたぐ移動に役立てるため、決められた回数の接種を終えたことを示す証明書を発行する動きが出始めています。

これについて、田村厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で「『接種済証』を使うことを前提には考えていない。接種を受ける受けないは本人の判断であり、それによる不利益が起こらないよう政府として対応しないといけない」と述べ、国内での導入には慎重な姿勢を示しました。

一方、日本人が海外で証明書の提示を求められた場合の対応については「世界の状況を踏まえたうえで国民に不便が起こるということであればどう対応するか考えていかなければならない」と述べました。

一方、田村大臣は、各地の病床不足への対応をめぐり「急激な感染拡大で入院調整中の人が非常に多くなったことは反省しており、そうならない仕組みをどう作るかが大事だ」と述べ、都道府県などと連携し、体制作りを支援していく考えを示しました。』