疑問残すWHO武漢視察 流出巡る説明、一貫性欠く

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGH1253C0S1A210C2000000/

 ※ 某国は、「感染症大国」だ…。

 ※ そんなことは、外務省ホームページを見れば、すぐ分かる…。「渡航者に対する警告」が、ちゃんと載っているからな…。

 ※ それと、日本国において、どうして、なかなか「結核」が「撲滅」しない(今でも、年間1000人近い患者が発生している…)のか、その原因を考えれば、すぐ分かる…。

 ※ やたら人口が多いし、「四つ足のものは、”机”以外、全て食う。」という食風習が、関係しているんだろう…。

『世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの発生源を突き止めるため中国に派遣した調査団は、どこまで真実に迫れたのだろうか。メンバーから、中国の主張をうのみにするような発言も飛び出したことに、首をかしげる専門家もいる。今後の新たなウイルス発生に備えるためにも、継続的な調査協力が必要だ。

WHOの担当科学者であるベンエンバレク氏は訪問先の湖北省武漢市で開いた記者会見で、中国科学院武漢ウイルス研究所から…

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世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの発生源を突き止めるため中国に派遣した調査団は、どこまで真実に迫れたのだろうか。メンバーから、中国の主張をうのみにするような発言も飛び出したことに、首をかしげる専門家もいる。今後の新たなウイルス発生に備えるためにも、継続的な調査協力が必要だ。

WHOの担当科学者であるベンエンバレク氏は訪問先の湖北省武漢市で開いた記者会見で、中国科学院武漢ウイルス研究所からのウイルス流出が流行を招いた可能性は「極めて低い」と言明した。今後、この仮説は排除する考えも示した。

中国寄りとの批判を気にしてか、テドロス事務局長は12日、「我々はすべての仮説に対してオープンで、さらなる分析と研究が必要だ」と軌道修正した。一貫性を欠く説明は、調査への信頼性を低下させる。

米国のトランプ前政権は中国が新型コロナウイルスを人工的に作り、流出させたという説を流布していた。だが、そうした「中国陰謀論」はもともと根拠を欠いていた。

2020年3月に米スクリプス研究所のアンダーセン教授らが米科学誌ネイチャー・メディシンで発表した、ウイルスは天然由来の可能性が高いとする論文内容が科学界のコンセンサスになっている。コウモリの間で広がっていたウイルスが、センザンコウなどを介してヒトにうつった公算が大きいとされる。

武漢ウイルス研究所に到着したWHO調査団のメンバー(3日)=ロイター

WHOの見解は、従来の説を再確認したのにすぎない。大切なのは、動物やヒトから分離したウイルスを誤って外部に出した可能性があるかだ。

ベンエンバレク氏らは当初、ウイルス流出事故もなかったとの見方を示した。「武漢のどの研究所でも新型コロナウイルスの報告はないし論文も出ていない」からだ。武漢ウイルス研で危険度の高い病原体を扱う基準を満たした「BSL4」実験施設を視察し、よく管理されているのも確認したという。いずれも流出がなかった根拠としては、極めて弱い。

「バット(コウモリ)・ウーマン」の異名をとる武漢ウイルス研の著名研究者、石正麗(シー・ジェンリー)氏は20年7月、米サイエンス誌の質問に「新型コロナの研究は(危険度の水準が低い)BSL2、3の実験施設を使っている」と答えた。今回、調査団が見た施設とは違うのではないか。

東京大学の黒木登志夫名誉教授は、新しいウイルスの研究がBSL2、3の施設で進められたのを知り驚いたという。WHOの科学者は疑問をもたなかったのだろうか。実験ノートを確認したのか、最初の患者とされる人物から直接話を聞いたのか、なども不明だ。

ベンエンバレク氏は中国側の主張に沿って、冷凍輸入品を介してウイルスが流入した可能性にも言及した。中国でコウモリなどからうつった可能性と同等に扱うという。

北海道大学の喜田宏特別招聘(しょうへい)教授は「輸入説など無視してよい」と一蹴する。むしろ、中国で「以前からウイルスはヒトへの病原性を持たないまま広がっていたのではないか」とみる。「感染を繰り返すうちにヒトで一気に増える変異ウイルスが登場し病気を引き起こすようになった可能性がある」

仮にWHOが再調査に踏み切ったら、真実は明らかになるだろうか。新型コロナの最初の報告から1年以上たっており「今更何もわからないし、自国に不利な情報は出さないだろう」と中国で研究経験のある感染症研究者は予想する。

だが新型コロナの起源をたどれれば、次の「出番」を待つウイルスが見つかるかもしれない。洞窟のコウモリ捕獲などは命懸けだが、先端的な遺伝子解析技術を使えば、ウイルスの特徴や変異の仕方を把握できる。

喜田教授は「世界中の野生動物が多数の未知のウイルスを持っており、ヒトにうつるリスクは常にある」と警鐘を鳴らす。過去にいくつものヒトや家畜の感染症の源となった中国に対し、隣国の日本は率先して国際協力を呼びかけ、データ収集や新たな感染症の予兆をつかむ工夫をすべきだ。

(編集委員 安藤淳)

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鈴木一人
東京大学 公共政策大学院 教授
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貴重な体験談 WHOの調査団はIAEAのような査察権を持たず、あくまでも中国との協力に基づき、中国が提供するデータに基づいて調査をするしか権限がない。そのため、調査団に強制査察の権限を付与しなければ、何度調査しても同じ結果しか出ないだろう。人獣感染を避けるためのヒントを見つけるという目的であるとはいえ、これはあくまでも中国に協力させるための論理であり、表面的な協力以上のものを求められるものではない。私もイラン制裁専門家パネルの委員として査察を行ったが、国連憲章第七章に基づく活動とはいえ、加盟国の表面的な協力を得るのがやっと。その中で独自の情報ルートを作って分析するしかなかったが、今回の場合はそれすら難しい。
2021年2月19日 8:06いいね
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青山瑠妙のアバター
青山瑠妙
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 教授
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ひとこと解説 今回のWHOの調査結果は中国が提供した分析報告に基づくものである。初期の新型コロナ患者の生データを提供すべきだというのがアメリカやイギリスの主張であるが、中国は政治干渉だと強く反発している。現状では「武漢ウイルス研究所からのウイルス流出説」を否定しただけで、これ以上の調査結果は今後も出ないだろう。
2021年2月19日 8:40いいね
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[FT]変異ウイルス対策の最前線で闘う南アの科学者

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM170NQ0X10C21A2000000/

『英オックスフォード大学と英製薬大手アストラゼネカが共同開発した新型コロナウイルスワクチンは南アフリカで広がる変異ウイルスへの効果が限定的だとの研究結果を受け、南アは同ワクチンの接種開始を一時見合わせた。このことは世界的な議論を引き起こすとともに、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の今後を占う上で、南アの科学研究が重要な鍵を握っていることを浮き彫りにした。

南アで最初に発見された変異ウイルス「…

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南アで最初に発見された変異ウイルス「501.V2」による軽症から中程度の感染に対してアストラゼネカ製ワクチンの効果が薄いことを示した初期の研究結果を受け、南ア政府は先週、同社製ワクチンの接種の開始を延期した。南アは現在、米日用品・製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製ワクチンに切り替えて接種を開始する予定だ。

南ア政府による一時停止の判断は、国内で実施された比較的小規模なアストラゼネカ製ワクチンの臨床試験(治験)に基づく。ただし、この治験では重症化や死亡に対する効果は検証されていない。

501.V2によるものも含めて、重症化の予防効果が高いことが示されている他社製のワクチンは複数ある。またアストラゼネカは、自社のワクチンにも同様の効果があることを確信していると主張している。

全世界にとって重要

だが今回の南ア政府の決定は、「南アだけでなく全世界にとって重要」な「(抗体の)中和作用が抑制されるという一連の証拠」に基づくものだと、南アの専門家による共同体のメンバー、トゥリオ・デオリベイラ氏は話す。南アでの感染拡大第2波の最中に同氏らが501.V2を発見したことで、ゲノム解析を用いて変異ウイルスを探す動きが世界に広まった。

南アの専門家チームは、抗体を無効化する「E484K」という重要な変異を501.V2が持つことも発見した。この変異は世界各地で出現した別の変異ウイルスでも見つかっている。このことはパンデミック対策の最前線として浮上している次世代のワクチンやブースター(免疫の維持・増強のための薬)の開発に影響を与えている。

南アフリカでのコロナワクチンの治験で集められた血液サンプル=AP

「迅速に変異ウイルスを特定し、その結果を今回の治験に反映させることができる南アの研究者がいなければ、世界は今もこの変異ウイルスに対するワクチンの効果について知らなかっただろう」と米ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団のマーク・サズマン最高経営責任者(CEO)は語る。

こうした貢献には、アフリカで最も工業化が進んだ南アに、高度な技術を備えた研究施設群と学術ネットワークが存在していることが背景にある。南アに健康被害をもたらしている2大要因であるエイズウイルス(HIV)と結核菌の研究を目的とした施設だったが、今回のパンデミックでは新型コロナ研究にすばやく転用できた。

建設費1億ドル(約106億円)のビル1棟に、危険な病原体を扱うバイオセーフティーレベル(BSL)3〜4の実験室を9つも備えた施設がある。こうした設備は国立の研究組織の一部でもあり、先行する英国に倣ったウイルスのゲノム監視ネットワークとして統合することが比較的容易だった。

「(南アの科学者が)それまで研究していたのが結核かHIVか臨床研究かゲノム学かは関係ない。皆すばやく行動したからこそ、これほど力強く対応できているのだ」と英オックスフォード大グローバル保健ネットワークを率いるトルーディ・ラング氏は評価する。

変異ウイルス培養に新手法

南ア東部ダーバンにあるアフリカ保健研究所(AHRI)の32歳の研究者サンディル・セレ氏は、501.V2を実験室で培養する新手法を発見した。501.V2が抗体を逃れることができ、再感染を引き起こすおそれがあることを示した研究につながる重要なブレイクスルーだった。

セレ氏のような「昨年、協力的なアプローチで懸命に研究を進めた南アの研究者」にとって次の優先課題となるのは、ワクチンや世界中から集めたワクチン接種済みの人の血漿(けっしょう)のサンプルを用いて501.V2に対する効果を検証することと、他国で行われる同様の研究を支援することだとデオリベイラ氏は言う。「我々は余ったウイルスを世界各国の主要な病原体保管施設に送り、我々が手掛けない場合でもできるだけ科学が進歩するように努力している」

501.V2などの変異ウイルスに対するワクチンの効果をさらに解明することは「間違いなく現時点で最も重要な研究課題」であり、実験室の中だけでは解決できない問題だと、AHRIの所長で501.V2を研究する科学者共同体の共同代表も務めるウィレム・ハネコム氏は指摘する。

J&Jと米バイオ製薬ノババックスの両ワクチンが501.V2による感染の重症化に対して高い予防効果があることが示されたのは、ひとえに南アがこうしたワクチンの治験に参加していたおかげだ。「(治験に)地理的な多様性を持たせることがいかに重要かを示す啓発的な事例だ」とハネコム氏は話す。

アフリカで実施される治験は最大でも世界全体の2%ほどでしかない。アフリカ疾病対策センター(CDC)は2020年、「アフリカで実施されるワクチンの後期治験がなるべく早期に10回を超えるようにする」ことを行動目標に掲げたが、まだ実現には程遠い。

南アの科学者は20年、治験結果に多様性を確保するため、アストラゼネカが同国で実施する治験に自らが関与できるよう熱心に働きかけた。

アフリカCDCは今週、変異ウイルスがまん延する地域におけるワクチン接種の指針を発表した際、アフリカでの治験の実施を増やすこととともに、ウイルスのゲノム監視の拡大も改めて求めた。

アフリカCDCのジョン・ヌケンガソン所長によると、アフリカではこれまでに約2500件の新型コロナウイルスのゲノム解析が行われており、多くは南アで実施されているものの、ナイジェリア、セネガル、コンゴ民主共和国の科学者も貢献している。その上で同氏は、501.V2や他の変異ウイルスを追跡するには、解析件数を今後半年で5万件まで大幅に増やす必要があると指摘する。オックスフォード大のラング氏は「ゲノム変異はあらゆる場所で見つかるだろう。変異が見つかるのは、そこできちんと科学が行われている証拠だ」と話している。

By Joseph Cotterill and David Pilling

(2021年2月15日付 英フィナンシャル・タイムズ電子版 https://www.ft.com/

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米、WHOの武漢調査に「深い懸念」 中国に情報要求

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1343S0T10C21A2000000/

『【ワシントン=鳳山太成】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は13日、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの発生源を突き止めるために中国湖北省武漢市で実施した調査について「初期の調査結果の伝えられ方に深い懸念を抱いている」との声明を発表した。

サリバン氏はパンデミック(感染症の大流行)への理解を深めるため「中国は発生初期のデータを利用可能にしなければいけない」と述べ、中国政府に適切な情報提供を求めた。中国政府による介入や修正を阻止して「独立性の高い報告書が重要だ」とクギを刺した。

WHOは調査結果について近く概要を公表する。中国側がWHOの調査団に一部の情報しか提供しなかったとの報道もあり、米国が事前にけん制した形だ。

WHOが中国寄りとの批判が根強いなか、サリバン氏は「WHOの信頼性確保が最優先だ」と強調した。バイデン政権は、トランプ前政権のWHO脱退を取り下げた。WHOに協力する一方、中国への厳しい姿勢を示す狙いがあるとみられる。

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[FT]WHO武漢調査団、コロナ発生源の解明に高い壁

[FT]WHO武漢調査団、コロナ発生源の解明に高い壁
WHOの調査チームを中国政府が厳重管理
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM100RR0Q1A210C2000000/

『武漢ウイルス研究所の前の歩道には、ガードマンと私服警官が列をなしていた。微生物・病原体の研究で中国最高の安全性を誇る実験室を持つこの施設に、世界保健機関(WHO)の調査団を乗せた公用車の一群が到着した。

先週、世界のメディアが見守る中で繰り広げられたこの場面は、科学者たちが1月に中国入りして以来、チームに付いて回ってきた中国外務省高官や地元政府機関の職員にとって緊張の一瞬だった。WHO調査団の一員…

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WHO調査団の一員であるピーター・ダスザック氏が自分を乗せた車が記者団の前に差し掛かると、車の窓ガラスを開けた。同氏は取り囲む記者たちに「調査団は聞かなければならないことは全て尋ねている」とコメントした。

中国当局は、WHOチームによる新型コロナウイルス「Sars-Cov-2」の発生源調査に全面的に協力していると主張している。しかし、調査団の訪問は中国政府に厳しく管理されており、実地調査の時間は制限されている。武漢でウイルスが発見されてから調査が開始されるまでに1年以上掛かっている。政治色が深まり、科学的にも難しいこの問いにWHOのチームが答えを出せるのか、疑問視する見方が広がっている。

国際連合(UN)生物兵器禁止条約のための支援機関の元副長官、ピアス・ミレット氏はWHO調査団に大きな期待をかけるべきではないと断言する。エボラ出血熱のウイルス発生源がいまだに解明されていないことを引き合いに出し、「多くの場合、こうした(ウイルスの)発生源を特定するのはほぼ不可能だ」と述べた。

調査団の訪問は今週終了するが、米ラトガーズ大学ケミカルバイオロジー学部のリチャード・エブライト教授はこの訪問を「茶番」だと言い切った。同教授は「有意義なアクセス」や「有意義な調査」が許されていないと主張する。

中国政府は、ウイルスの世界的流行が同国のせいではなく、それに伴うあらゆる世界経済の混乱の責任がないことを世界に認めさせようと必死になっている。世界の政治家の一部が、中国に責任を負わせようとするなかで、異なる見解が対立する事態になっている。

WHO調査団のメンバーのピーター・ダスザック氏は記者団に「調査団は聞かなければならないことは全て尋ねている」と語った=ロイター

トランプ前米政権下で国務長官だったマイク・ポンペオ氏は、ウイルスが武漢ウイルス研究所から漏れたという証拠のない説を主張した。一方で、中国政府高官は、病原菌が米軍の訓練を通して武漢に入り込んだと根拠もなく主張した。中国の国営メディアはウイルスは輸入冷凍食品によってもたらされた可能性があるとも伝えている。

米コンサルティング会社、クローム・バイオセイフティ・アンド・バイオセキュリティ・コンサルティングの共同創始者で、イラクでの国連武器査察官を務めたティム・トレバン氏は、「一部の大国が自分自身で真実を作り出せるという秩序の世界ならば、あまねく受け入れられる真実が存在する状況はあり得ない」と話す。「中国と米国は異なる結論を導き出そうとしている」

こうした議論の裏で、そもそも、武漢ウイルス研究所のようなところで実施される実験では、危険を上回る恩恵が得られるのか、また、次のウイルス流行を防ぐために政府はどのような研究に資金を注ぐべきか、科学的な論争が繰り広げられている。

武漢ウイルス研究所がコロナウイルスに関する実験を進めていたことから、ウイルスの「研究所からの漏出」説に火が付いた。同研究所のコロナウイルス研究の第一人者である石正麗氏は漏出説を否定する。同氏は実験室で新型コロナのようなウイルスを研究していたが、研究対象のウイルスのほとんどは「Sars-Cov-2」とは遺伝子的に違いが大きく、現在流行しているウイルスの近い祖先とは考えられない主張する。

ウイルス学者の間で主流となっている説は、「Sars-Cov-2」の前身がコウモリの体内で生まれ、おそらく別の動物が仲介となって、さらに危険なウイルスに変異したというものだ。ダスザック氏と石氏は緊密に共同研究に取り組んできた関係にあり、2013年にこうした病原体は人間にも感染する可能性があると警告している。

両氏は、新しい動物ウイルスを見つけて解析することが、人類が次のウイルス流行を防ぐために最も有効な手段であると主張している。トランプ政権が昨年、米国立衛生研究所(NIH)経由で提供されていた武漢ウイルス研究所のコウモリのコロナウイルス研究への資金援助を打ち切った際、ダスザック氏は失望をあらわにした。

英グラスゴー大学ウイルス研究センターでバイオインフォマティクス部門を率いるデビッド・ロバートソン氏は、「重症急性呼吸器症候群(SARS)を起こしたようなウイルスが拡散するという、既に良く知られている自然の出来事に対して、世界がなぜこれほど無防備であったのか? 同様のことが過去に起こり、今後も起こると言われていたのに」と問い、大勢の声を代弁した。

野生動物から病原体を捕えて実験室で培養することには危険が伴うという見方は広く受け入れられている。オバマ政権は14年、実験室での事故が相次いだのを受けてNIHにこうした研究への資金提供の停止を命じた。これは、17年には再開されている。ミレット氏は「ずいぶん前から、世界で最先端の高い技術を持つ実験室でもウイルス流出事故が起きていた」と話す。

研究に対する中国の厳しい管理や、階層性の構造が安全の実現を難しくしていると指摘する向きもある。

トレバン氏は「中国は生物学的リスクが高い実験室を持つべきでないという議論は間違っている。中国はバイオテクノロジーで素晴らしい発展を遂げており、(遺伝子を調べる)ゲノミクスでは世界をリードしている」と話す。

一方で、同氏は、計画やプロトコル(手順)だけで事故は防げないと指摘する。「ラーニング・オーガニゼーション(学習する組織)にならなければならない。一点を中心にした学びや上意下達ではなく、皆が声を上げることが許され、あらゆる事柄に疑問を投げかけられる組織作りが必要だ」という。新型コロナ流行の初期、中国政府は科学者に対し、コロナウイルスに関連して発言が許されることと許されないこと、あるいは、どのような研究が許され、許されないか、に関して厳しい規制を徹底した。

武漢のホテルのベランダに立つWHO調査団のメンバー=ロイター

中国では、ウイルスの発生源については公の場で議論されない。地元メディアはWHO調査団の訪問のことはほとんど報道していないし、調査団自身、ホテルに特別に設けられた立ち入り禁止の200室の棟に隔離された状態だ。

WHO調査団の訪問の数週間前から、インターネット検索大手の百度(バイドゥ)の地図から武漢ウイルス研究所の位置標識が消えた。競合する地図サービス大手の高徳地図(Autonavi)には載っている。バイドゥは消えた理由を説明していない。

武漢市の住人で新型コロナが最初に同市を襲った際、ボランティアとして働いたエバン・ゾウ氏はこう語った。「ほとんどの武漢市民はWHOの訪問に興味がない。我々は、毎日を前向きに生きたいだけだ」

By Yuan Yang

(2021年2月9日付 英フィナンシャル・タイムズ電子版 https://www.ft.com/

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中国・武漢、感染警鐘の医師死去から1年 続く言論弾圧

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM071I10X00C21A2000000/

『【大連=渡辺伸】中国で新型コロナウイルスの感染拡大にいち早く警鐘を鳴らして処分され、自らも感染した湖北省武漢市の医師、李文亮氏(享年34)が亡くなって7日で1年となった。SNS(交流サイト)では哀悼の書き込みが相次いだ。中国では医療従事者が「英雄」と称賛されているが、言論への弾圧は続いたままだ。

「武漢市の病院で関係者たちが口を閉ざす中、勇気をもって感染症を告発した。李医師は英雄だ」「私たちは永遠にあなたを忘れない」。中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」では6~7日、こうした哀悼の声が続々と書き込まれた。

李氏は2019年12月、原因不明の肺炎を確認し、SNSに「(2002~03年に流行した)重症急性呼吸器症候群(SARS)が発生した」などと投稿した。武漢市公安当局は20年1月3日、「デマを流した」として李氏を処分した。

だが1月8日、中国の専門家チームは病原菌がSARSを含むコロナウイルスの一種であることを確認。李氏による早期の警鐘が市民らに評価され、市当局への批判が強まった。李氏が新型コロナに感染して2月7日に死去した後、市当局は処分を撤回した。

中国政府は現在、展覧会などを通じて、感染拡大に対応した医師らを「英雄」と称賛している。李氏は生前、中国メディアに「健全な社会には多様な声があるべきだ」と語ったが、「初期対応の遅れ」などを批判する言論への弾圧は続いている。上海市の裁判所は20年12月、武漢の感染状況を報じた市民記者に実刑判決を下した。

世界保健機関(WHO)の調査団が1月14日に武漢市に入った後、新型コロナで家族を亡くした武漢市の遺族ら約100人が参加するSNSのチャットグループが閉鎖された。遺族のひとりが日本経済新聞に明らかにした。遺族らは調査団との面会を求めていたが、中国当局がそれを阻むため、遺族側に圧力を加えた可能性がある。

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新型コロナウイルス SARS-CoV-2 のゲノム分⼦疫学調査 2

新型コロナウイルス SARS-CoV-2 のゲノム分⼦疫学調査 2
(2020/7/16 現在)
https://www.niid.go.jp/niid/images/research_info/genome-2020_SARS-CoV-MolecularEpidemiology_2.pdf

『欧州系統(3⽉中旬)から 6塩基変異あり、この3ヶ⽉間で明確なつなぎ役となる患者やクラスターはいまだ発⾒されておらず、空⽩リンクになっている。この⻑期間、特定の患者として顕在化せず保健所が探知しづらい対象(軽症者もしくは無症状陽性者)が感染リンクを静かにつないでいた可能性が残る。』

 ※ たぶん、そういうことなんだろう…。発熱や咳症状が無いのに、他者に感染させる…。それは、ずっと言われ続けてきたことだ…。
対策としては、マスク予防で飛沫感染を防止、石鹸手洗い、手指の消毒、うがいの励行…、そういうことを「セッセと、やって行く。」他は無いんだ…。
 ウンザリな話し…、ではあるが…。

新型コロナ「夏には終止符?」9割が気温3〜17℃で感染 米MIT研究

https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/3/3/33587.html

『世界的な流行が続く新型コロナウイルスについて、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究グループは、「世界の感染の90%が平均気温3〜17℃で発生している」という中間報告を発表した。平均気温が18℃、1㎥あたりの湿度が9グラム以上の高温多湿地域では、発生率が6%未満にとどまっているという。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、今夏に予定されていた東京五輪パラリンピック大会の開催が、遅くても来年夏まで延期されることが決まった。一方で、新型コロナウイルスは、インフルエンザのように夏に終息するかという点に注目が集まっている。

来年に延期される五輪はいつ?

研究グループは32万件分の症例と、その発生条件を分析した
 国際ジャーナル『ソーシャル・サイエンス・リサーチ・ネットワーク(SSRN)』に掲載された研究報告によると、MITのカシム・ブハーリー氏(Qasim Bukhari)と、ユースフ・ジャミール 氏(Yusuf Jameel)のグループは、中国・武漢市で感染が最初に報告された昨年12月から今年3月22日にかけて、世界各国で発生した約32万件の症例を分析し、感染が起きた場所の気温と湿度との関係を調べた。

 その結果、症例の90%が平均気温3〜17℃、1㎥あたりの空気中に含まれる水蒸気量が4〜9グラムの国や地域で起きていることが明らかになった。一方で、平均気温18℃以上、絶対湿度9g/㎥を超える国・地域で報告された症例は6%未満にとどまっていた。

6月になれば…
高い気温
気温と湿度が高くなると…
 研究グループは「新型コロナウイルスは高温多湿の気候では拡散しにくくなる可能性を示している」としたうえで、北米大陸やヨーロッパの大部分で、湿度が高くなる6月以降は感染の広がりが抑制されると期待を寄せている。

 とはいえ、モンスーン気候の東南アジアでは3月15日以降も、気温18℃を超える地域で1万件を超える感染が報告されている。さらに蒸し暑い季節になれば、バーやイベントなどを訪れる機会が増えて、他人との距離が近くなるおそれもある。

 この研究はあくまでも中間段階での発表なので、時間の経過によって感染状況がどう変化するかが注目だ。研究グループは「北欧諸国や米国・カナダ北部では、平均気温が20℃になるのは7月〜9月までと限定されている。同時に感染拡大を遅らせるためには環境要因だけでなく、社会的な努力を続けなければならない」と話している。

インフルエンザの場合は

乾燥した冬は、ウイルスを覆う水分の粒子が乾燥してしまうため、ウイルスが空気中に浮遊しやすくなるという
 米テネシー州ヴァンダービルド大学の感染症の専門家ウィリアム・シャフナー教授は、この研究報告を受けて「期待が持てる内容だ」と評価している。

 シャフナー氏は、インフルエンザに代表される呼吸器ウイルスが、高温多湿の気候で減少するのかという理由については正確には解明されていないとしながらも、喉の奥にあるウイルスが空気中に放出される際に、湿度が高い環境だと、ウイルスの周囲を微小な粒子の水分が覆うため、その重みで地面に落ちるが、冬の乾燥した気候だと、ウイルスを覆う水滴が蒸発し、長時間空気中に浮遊しやすくなることから、近くにいる人が感染しやすくなると指摘している。』

新型コロナ、無症状の感染者からも発症者並みのウイルスを検出 SARSとは異なるウイルス排出パターンが感染拡大の一因に?

https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100031/022800660/?waad=KOqJ8ACd

『中国・広東省で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染したものの、症状が出なかった(発症しなかった)患者の鼻とのどから、発症者と同程度の量のウイルスが検出されたことが、2020年2月19日付New England Journal of Medicine誌のCorrespondence欄に報告されました(*1)。この結果は、感染しても症状がない、またはわずかな症状しかない人からも、新型コロナウイルスの感染が広がる可能性を示唆するものです。』
 ※ 前々から言われていたことだ…。
『SARSコロナウイルスの特徴

・患者本人の発症から数日を経てから、周囲の人に感染し始める
・発症から間もない患者の気道にはウイルスは少ない
・気道のウイルス量が最も多くなるのは、発症から10日前後

 SARSは、ウイルスの持つこうした特徴から、古典的な「隔離と検疫」によって終息したと考えられています。』
『今回の分析結果は、新型コロナウイルス感染者のウイルス排出パターンは、SARS患者とは異なることを示唆しました。無症状の患者の鼻とのどに存在するウイルス量が、症状のある患者と同程度であったことは、感染しても症状がない、またはわずかな症状しかない人からも感染が広がる可能性を示唆しており、「感染拡大を防ぐためにはSARSの場合とは異なる戦略が必要だ」とZou氏らは述べています。』

 ※ 新型コロナは、SARSとは違っている… 、と見た方がいい…。
 感染しても、無症状 or 症状が軽く、元気に動き回っている人の中に、ウイルスをまき散らしている人がいる…。
 自衛する他は無い…。
 できることは、人混み(特に、閉鎖空間)を避ける、手洗い・手指の消毒(石鹸または食器用洗剤でも、代用可能)、マスク予防(無ければ、自分で作る。台所用キッチンペーパーと、輪ゴムなんかで自作する)、うがいの励行、十分な栄養と睡眠…。

警視庁の手作りマスク!キッチンペーパーと輪ゴムで簡単!防災アイディア
https://monokoto.jp/%E8%AD%A6%E8%A6%96%E5%BA%81%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF%E6%89%8B%E4%BD%9C%E3%82%8A/ 

※ まあ、飛沫感染対策くらいにはなるだろう…。

新型コロナ、その他の情報

新型コロナの「ヒトの細胞にくっつく吸盤」のような構造が解明!ワクチン開発に貢献
https://nazology.net/archives/52813

※ このウイルスは、コロナウィルス系統で、SARSウイルスの仲間なんだが、「僅かに変異」していて、開発されたSARSへの抗ウイルス薬が、全く効かなかったらしい…。

※ しかも、「ヒト細胞」に対して10~20倍の高い親和性(結合しやすさ)を、獲得していたらしい…。

全く、うまいこと「変異」したモンだよ…。

世界の医療事情 中国(北京)
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/beigin.html

※ 新型コロナ関連情報ではないが、外務省のHPに上がっていた情報を、紹介しておく…。

『5 かかり易い病気・怪我
(1)下痢症
 北京で生活すると,便が緩くなったり,時には下痢が続くことがあります。吐き気や嘔吐,腹痛や発熱を伴わない場合は,硬度の高い水や中華料理に多く使用される油の違いによるものと考えられます。北京の衛生状況は近年急速に改善しているため,道端の露天で販売されるカットフルーツや鉄板焼きなどを別にすれば,市販のものは衛生的に問題ありません。日本同様にウイルスや細菌性の胃腸炎も時に見られますが,ほとんどの場合水分補給と整腸剤などで自然に改善します。水分摂取が難しい小児や高齢者については,脱水が進行しやすいため,下痢が続く場合は医療機関を受診する必要があります。

(2)大気汚染(呼吸器症状など)
 多くの邦人にとって,中国での生活で最も懸念されるのは,大気汚染の問題です。日本でもよく耳にするPM2.5とは,Particulate Matter(微小粒子状物質)のうち粒子径が2.5μm以下のものの総称です。1950年代のロンドンや高度成長期の日本でも大気汚染物質による健康被害は発生しており,新しい問題ではありません。北京市の2017年のPM2.5年間平均濃度は2013年と比べ35.6%低下しました。2013年に中国政府は,大気汚染防止行動計画「大気十条」を発表し,車の台数制限や工場の操業停止,暖房に用いる化石燃料の使用を禁止するなどの対策で,大気汚染は改善傾向にありますが,最近はその傾向が鈍化しています。2018年1-7月のPM2.5平均濃度は前年同期比で14.1%低下しました。暖かく風の弱い日には空気が悪くなりがちです。天候による変動が大きい事もあり,引き続き警戒が必要です。対策として,長時間過ごす室内環境の改善には空気清浄機が有効です。また,毎時間ごとに公的に発表される大気質指数(AQI)をチェックし,指数が高い時間帯は,外出や屋外での運動を控え,外出する場合には,濾過性能の高いマスクを着用するなどの予防策が重要です。

(3)交通事故
 北京市内は交通渋滞が常態化しており,車,バイク(電動含む),自転車,歩行者に加え,オート三輪や,電動キックボードなど様々な乗り物が往来しています。中国は右側通行で,車は常時右折できるため,注意が必要です。また直進優先が一般的でないため,左折車が突然目の前を横切り,歩行者がいる横断歩道上でも,わずかな隙間を通り抜けようとします。携帯を操作しながらや,イヤホンをつけての運転も多く,接触事故は頻繁に見られます。自身が安全に走行することはもちろんですが,電動バイクなどは音もなく,猛スピードで追い抜くため,周りの交通状況を確認することが重要です。中国国内では年間470万件の交通事故があり,20数万人の死亡者が出ています(2017年)。邦人が事故に巻き込まれる例も後を絶たず,その治療や事故処理にはかなりの労力を要します。電動バイクや自転車にはヘルメット装着の義務はありませんが,欧米人が着用する姿をよく見かけます。自分の体は自身で守るという姿勢が重要です。

(4)花粉症
 北京周辺では春先と秋口に花粉症による,くしゃみ,鼻水,目の痒みを訴える方がいます。3月下旬から4月下旬は主にヒノキ,ニレ,ポプラなどの樹木由来の花粉が,8月から9月にかけてはヨモギやブタクサなどの草本由来の花粉が原因と考えられています。日本でスギ花粉症の方にとっては,症状が軽い事が多いですが,長く滞在するにしたがい,当地の花粉に感作されることもあります。

(5)肝炎
 汚染された水や食べ物から感染するA型・E型肝炎と,血液や体液により感染するB型・C型肝炎があります。A型・E型肝炎は,都市でも散発的に見られますが,衛生状況の悪い地方では流行することもあります。E型肝炎は中国南部地域に多く,妊婦が感染すると重症化することがあります。不衛生な海産物を生で食べないなどの対策が必要です。B型・C型肝炎はともに血液・体液を介して感染しますので,感染者との性的交渉と輸血を避ければ心配はありませんが,中国にはキャリアと呼ばれるウイルス保有者が大変多く,注意が必要です。特にB型肝炎のキャリアは8,860万人(保有率6.6%,WHO 2018)と日本の129万4,000人(保有率1.0%,同)と比べ非常に高率です。A型・B型肝炎は,ワクチン接種をお勧めします。中国では,2017年に全ての肝炎で1,283,523例の発症中,573名の死亡例が報告されています。また,ウイルス性肝炎は伝染病扱いで,強制的に隔離入院となることがあります。

(6)HIV感染/AIDS,性感染症
 中国の法定伝染病のうち死亡数が最も多いAIDSの発症数,死亡数は2008年以降年々増加し,2017年は57,194例の発症と15,251例の死亡が報告されています。雲南省,四川省他,南方に患者は集中していますが,北京市でも2017年に3,053例の発症と509例の死亡が報告されています。性的接触(同性愛含む)が主な感染経路で,麻薬注射や売血による感染も見られます。その他,淋病は13,555例,梅毒は475,860例(いずれも2017年)と多数の性感染症が報告されています。北京には地方出身者が多いため,肝炎同様,性交渉にはリスクが伴います。なお,中国国内の医療機関でHIV陽性と確定診断されると,政府報告,隔離措置がとられる場合もあります。

(7)結核
 日本も先進国の中では,結核罹患率の高い国(人口10万人あたり14人,2016年)ですが,中国では患者数も非常に多く(人口10万人あたり60人,2017年),未だ死亡原因の上位に位置しています。2017年の肺結核の報告数は835,193例,そのうち死亡は2,823例で,ここ3年死亡者数は増加しています。政府の対策や薬の普及などにより患者数は漸減傾向を認めますが,咳や微熱が長く続く場合には疑う必要があります。

(8)寄生虫症
 北京を含め大都市では少なくなりましたが,回虫,蟯虫,鞭虫等の感染が認められています。これらの寄生虫感染は虫卵に汚染された生野菜の摂取が原因とされます。現在中国では,化学肥料と農薬の使用が一般的になり,寄生虫疾患は減少しています。むしろ残留農薬が問題となっていますので,野菜等は良く洗うことが必要です。中国の湖・河川地域では住血吸虫症が見られましたが,中央政府の住血吸虫症撲滅運動により患者は激減し,2017年には中国全土で年間1,186例の報告にとどまっています。

(9)鳥インフルエンザ
 中国ではA型(H5N1)をはじめとする高病原性インフルエンザのヒトへの感染が発生し,2015年には発症6例中3例の死亡が報告されていますが,2017年には報告例はありません。また2013年頃からA型(H7N9)のヒトへの感染例が多く発生しており,2017年には,589例の発症,259例の死亡が報告されています。一般に鳥インフルエンザウイルスはヒトに感染しにくく,感染してもヒトからヒトへの伝播が起こりにくいため,これまでのところパンデミックの発生には至っていません。流行情報に接した際には,生死を問わず,家禽に直接触れないという一般的な対策が必要です。

(10)マラリア
 政府の統計上,中国国内では2017年に2,697例発生しうち6例が死亡していますが,そのうち国内発生は数例に過ぎず,大多数が輸入マラリアです。東南アジアとの国境付近を訪れる方以外は心配ありません。

(11)デング熱
 2014年夏に日本では国内感染例が初めて報告されましたが,中国・広東省でもデング熱の大流行がありました。広東省では,例年7月から11月にかけデング熱患者が発生しますが,大流行した2014年の患者数は,過去最多であった1995年の5,300人を超えるなど,中国全土で46,864例の報告があり,6例の死亡がありました。2017年の全土での患者数は5,893例,死亡2例でした。北京市周辺でデング熱の心配はありません。流行地に出かける際には,屋外での蚊による吸血を避けるため適切な防蚊対策が必要です。

(12)狂犬病
 中国では現在でも狂犬病が報告され,2017年には512人が発症し,うち502名が死亡しています。北京市内に限ると年間の発症,死亡数は2016,2017年とも2例で,ごく希であるものの,犬に噛まれるというニュースはしばしば取り上げられています。必要以上の心配はいりませんが,犬や哺乳動物に噛まれた際には,傷口を流水で十分洗浄した上で,速やかに医療機関を受診してください。

(13)手足口病
 手足口病は,口の中や,手足などに水疱性の発疹が出る,ウイルス性の感染症です。日本でも子供を中心にしばしば流行し,主に夏に多い疾患です。感染経路は,飛沫感染,接触感染,糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染すること)が知られています。特に,この病気にかかりやすい年齢層の乳幼児が集団生活をしている保育施設や幼稚園などでは注意が必要です。施設の中で手足口病の患者が発生した場合には,未感染の子どもの多くが発病します。手洗いの励行や排泄物の処理に注意し,適切な予防を心がけて下さい。2017年の発症数は1,929,550例で,死亡数は95例でした。

(14)SARS(重症急性呼吸器症候群)
 2002年から2003年にかけ中国を中心としたアジアで流行し,8,000人以上の患者と700人以上の死亡者が発生しました。コロナウイルス属の一種である,SARSウイルスによって起こる重症呼吸器感染症です。ここ数年は新たな患者発生はありません。

6 健康上心がける事
 北京での健康上の注意点は,言葉の不自由を除けば,東京と変わりませんが,大きく異なるのが大気汚染の問題です。滞在中はスマートフォンのアプリなどで,大気汚染の状況を確認し,汚染日の外出時は,マスクを着用するなどの対策が必要です。大気の汚染にかかわらず,冬の寒さと極度の乾燥は厳しく,夏の暑さと湿気は東京と同程度です。喉や皮膚の保湿,温度調節のしやすい服装を心がけましょう。また外国人を受け入れる医療機関は治療費が高額ですので,必ず海外旅行傷害保険に加入することをお勧めします。』

※ まあ、そういう国である…、と言うのが、元来からの外務省における認識だ…。

コロナウイルス感染拡大は「3月までに終結」と言う楽観論がある…

コロナウイルス感染拡大は「3月までに終結」と大御所が断言する理由 ( https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70375

根路銘国昭と言うウイルス研究の大御所の論らしい…。( 根路銘(ねろめ)国昭 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E8%B7%AF%E9%8A%98%E5%9B%BD%E6%98%AD

※ この楽観論の論拠は、以下のようなものだ…。

1、コロナウィルスのトゲ(模型では、「スパイク」と説明されている…。これを触手のように使って、他の生物の細胞に侵入して行く…)は、脆弱である。

・非常に壊れやすい。

・空気中では、脱落する程度のもの。

・1メートルも飛べば、ウイルス自体死滅する。

2、ウイルス全体を覆っているエンベロープ(外殻)も、脆弱である。

・1%の界面活性剤で、殺せる(家庭用食器洗い洗剤の原液が、33%の界面活性剤成分を含有している。理論的には、「33倍」薄めたもので、殺せる勘定になる…)。

・石鹸の成分は、このウイルスを蔽っている膜を、溶かす力(ちから)がある。

3、主に「飛沫感染」で、感染が広がっていく。しかし、その感染力は、インフルエンザ・ウイルスよりも威力が弱い(と、この人は見ている)。だから、ずっと制御しやすい。

4、そもそも、コロナウィルス(全般)は、気温が上がると生きていけない。だから、2月末から3月にかけて、気温が上昇すれば、自然と終息に向かうのではないか。

5、だから、4月から5月にかけて「流行が拡大していくこと」は、考えにくい。

6、インフルエンザ・ウイルス対策薬が、有効である可能性が高い。

 ・他の細胞に吸着するときに働くタンパク質を、切断する機能がある物質は、研究されている。

 ・増殖したウイルスが殻外に出て行く時に働くタンパク質を切断する機能がある物質も、研究されている。

(※ それなら、なぜ中国であれほど広がったのか…。初期の段階で、素早く投与すれば良かったはずなのでは…。)

確かに、感染マップ(赤色→感染確認 青色→感染疑いで、観察中)を見ると、赤道直下の国では少ないな…。インドネシアは、ブルー国だ…。中東、アフリカの大半は、ゼロ国(感染疑い者もいない)だ…。

※ と言うことで、この「楽観論」にも、十分な根拠はあるなという感じだ…。

※ しかし、現実の「行動指針」として、こういう「楽観論」に依拠して行動するのは、愚策だろう…。

※ と言うのは、「楽観論」は、それが外れた時の結果が「悲惨」だからだ…。

※ 確かに、統計的には、「致死率」は他の感染症に比較して高いとは言えないものかもしれない…。しかし、一定の割合で重症者は、発生している…。たとえ、「致死」は免れたとして、サイトカインストームが生じ、肺胞の細胞が損傷し、完全には修復しなかった…、とする。その場合、一生「酸素吸入器」のお世話になるような事態となるかもしれない…。そういう事態になった場合、「あなたは、感染による死亡者には、カウントされません。おめでとうございます。」と言われても、めでたい話しか?

※ だから、現実の行動指針としては、「楽観論が、当たればいいな。」と願いながら、用心深くやるべきこと(マスク予防、手洗い・手指の消毒、うがいの励行)をやり、「終息宣言」が出されたならば、そろそろと警戒を緩める…、というくらいのスタンスでちょうどいいんじゃないのか…。

Why the New Coronavirus (Mostly) Spares(※「回避する」) Children

(※ グーグル翻訳文)
『これまでのところ、病気にかかっている子供はほとんどいないようです。このパターンは、SARSおよびMERSの発生でも見られました。』
『新しいコロナウイルスは28,000人以上を感染させ、少なくとも563人が死亡しました。しかし、入手可能なデータによると、これまでに深刻な症状を発症した子供は比較的少ないようです。
JAMAで水曜日に発表されたレポートによると、「患者の年齢の中央値は49〜56歳です」。「子供の場合はまれです。」』
『多くの点で、このパターンは、コロナウイルスであるSARSおよびMERSの発生時に見られたパターンと類似しています。2012年のサウジアラビアと2015年の韓国でのMERSの流行はともに800人以上の命を奪いました。感染したほとんどの子供は症状を発症しませんでした。
2003年のSARS流行中に死亡した子供はおらず、流行での800人の死亡の大半は45歳以上の人々であり、男性の方が危険にさらされていました。』
『インフルエンザは、数千年にわたって人間とともに進化し、毎年世界中で数百万人に感染しているという点で異常です。それでも、毎年何千人もの幼児が病院でインフルエンザにかかりますが、死亡するのはごくわずかです。
成人は、糖尿病、高血圧、心臓病など、感染症を食い止める能力を弱める他の病気を持っている可能性が高いため、より敏感になります。
ウイルスと戦うために重要な身体の自然免疫も、年齢とともに、特に中年以降に悪化します。
「何かが50歳で起こる」とマッキンタイア博士は言った。「減少し、指数関数的に減少するため、ほとんどの感染症では、高齢者で最も高い発生率が見られます。」』

【解説】新型コロナウイルスの死者について分かっていること
https://www.afpbb.com/articles/-/3266810?cx_part=top_focus&cx_position=6

『新型コロナウイルスの感染による死亡例について分かっていることをまとめた。

■死者の大半は60歳以上
 保健衛生当局が発表した詳細によると、これまでに死亡した患者の年齢は36~89歳。うち少なくとも5人が60歳未満だ。
 最年少は武漢市の36歳の男性で、湖北省当局によると1月9日に入院し、2週間後に心不全で死亡した。基礎疾患に関する詳細は発表されていない。
 だが、広東(Guangdong)省深セン(Shenzhen)市で先週退院した35歳の男性のように、比較的若い患者は退院している。
 10歳の少年が武漢に住む親戚を訪ねた後に感染した例もある。
 国営衛星テレビは2日、ウイルスに感染した北京在住の生後9か月の女児が快方に向かっていると報じた。

■死者の大半に基礎疾患
 新型コロナウイルス感染による死者の多くには、感染する以前に糖尿病や高血圧などの基礎疾患があった。
 例えば、1月9日に入院した86歳の男性は高血圧と糖尿病に加え、4年前に結腸がんの手術を受けていた。

■熱が出ない患者もいる
 一部の都市では空港や駅、バスターミナルなどで保健当局が乗客の体温測定を実施している。だが、NHCによると、新型ウイルス感染によって死亡した全員が入院前に発熱を報告していたわけではないという。
 例えば66歳の男性が昨年12月22日の時点で訴えていた主な症状は空せきで、熱はなかった。しかし、1週間以上経ってから息切れに苦しみ、1月中旬までには人工呼吸器を必要とするほど症状が悪化した。
「大きな懸念は、このウイルスが引き起こす症状の深刻度に幅があることだ」と、英医学研究支援団体ウェルカムトラスト(Wellcome Trust)のジェレミー・ファラー(Jeremy Farrar)代表は指摘する。「感染しても非常に軽い症状の間に、あるいは全く症状がないままに、感染を広げている人がいるのは明らかだ」

■中国本土外で2人の死者
 ここへ来て、中国本土外での死者が2人確認された。香港で4日、39歳の男性が死亡。地元メディアによると、男性は先月武漢を訪れており、治療を困難にする基礎疾患があったという。
 フィリピン当局は2日、武漢から訪れた44歳の男性が死亡したと発表した。』

急速に広がる新型コロナウイルス SARSやMERSと何が違うのか

https://graphics.reuters.com/CHINA-HEALTH-VIRUS-LJA/0100B5C43D9/index.html

『中国湖北省武漢市で昨年12月に発生した新型コロナウイルスは、感染拡大の速さに加え、感染症の専門家がその致死性や感染力をまだ把握できていないという事実が、世界的な懸念を引き起こしている。
新型コロナウイルスの感染ペースは、2002─03年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)よりも速い。世界保健機関(WHO)は1月30日、緊急事態宣言を出した。
以下の図は、最初の感染が報告された日からの感染者数を示している。新型コロナウイルスに比べると、SARSの感染はペースが緩やかなことが分かる。2012年にサウジアラビアで発生した中東呼吸器症候群(MERS)の場合は、感染者およそ2500人まで拡大するのに8年かかった。』
『新型コロナウイルスは拡大のペースが急速なこと、信頼性の高い診断検査が導入されたばかりであることを考えると、どのような動きをするか確実に分かるまでにさらに数週間かかると、専門家は警鐘を鳴らす。
「全員が検査を受けているわけではない」と、米バンダービルト大学医学部のウィリアム・シャフナー教授は指摘する。
「私自身を含めて専門家は、このウイルスについて分かっていないことが多く、対処しながら学んでいるとみんなに説明している。それはあまり心強いことではない」
専門家の間には、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの類似性を問う見方もある。季節性インフルエンザは致死率が低い一方、感染者が多く、毎年50万人以上が死亡していると推定されている。』
『新型コロナウイルスの症状は、軽度の風邪のようなものから肺炎、急性呼吸器疾患、死に至る重症例まで幅広い。
シャフナー氏によると、中国で確認された患者の約20%は重症と分類されており、SARSやMERSに似ているという。』

新型肺炎、中国の死者490人に
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55266100V00C20A2MM0000/

英、自国民に中国本土からの退去を勧告 新型肺炎拡大で
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55263380U0A200C2EAF000/

新型コロナウイルス10人陽性 クルーズ船の乗客ら
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55265870V00C20A2MM0000/?n_cid=TPRN0003

クルーズ船 ウイルス感染確認10人 神奈川県内の医療機関に搬送
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012273171000.html

新型肺炎(日経の記事、まとめ)

※ 日経で、「特集(記事のまとめ)」をやっていたんで、紹介しておく…。

まず、現状は、こういうものだ…。

新型肺炎 中国の感染者数2万人超える 死者425人に(2020年2月4日 11時58分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200204/k10012271531000.html

新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html 

 『国民の皆様へのメッセージ
新型コロナウイルス感染症は、我が国において、現在、流行が認められている状況ではありません。国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。

武漢市から帰国・入国される方あるいはこれらの方と接触された方におかれましては、咳や発熱等の症状がある場合には、マスクを着用するなどし、事前に保健所へ連絡したうえで、受診していただきますよう、御協力をお願いします。また、医療機関の受診にあっては、武漢市の滞在歴があることまたは武漢市に滞在歴がある方と接触したことを事前に申し出て下さい。』

新型コロナウイルスに関連した患者(14、15例目)及び無症状病原体保有者(*)の発生について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09278.html 

1.国外の発生状況について
・海外の国・地域の政府公式発表に基づくと、2月3日12:00現在、日本国外で新型コロナウイルス関連の肺炎と診断されている症例及び死亡例の数は以下のとおり。
・中国:感染者17,205名、死亡者361名。
・タイ:感染者19名、死亡者0名。
・韓国:感染者15名、死亡者0名。
・台湾:感染者10名、死亡者0名。
・米国:感染者11名、死亡者0名。
・ベトナム:感染者7名、死亡者0名。
・シンガポール:感染者18名、死亡者0名。
・フランス:感染者6名、死亡者0名。
・オーストラリア:感染者12名、死亡者0名。
・マレーシア:感染者8名、死亡者0名。
・ネパール:感染者1名、死亡者0名。
・カナダ:感染者4名、死亡者0名。
・カンボジア:感染者1名、死亡者0名。
・スリランカ:感染者1名、死亡者0名。
・ドイツ:感染者10名、死亡者0名。
・アラブ首長国連邦:感染者5名、死亡者0名。
・フィンランド:感染者1名、死亡者0名。
・イタリア:感染者2名、死亡者0名
・インド:感染者2名、死亡者0名
・フィリピン:感染者2名、死亡者1名
・英国:感染者2名、死亡者0名
・ロシア:感染者2名、死亡者0名
・スウェーデン:感染者1名、死亡者0名
・スペイン:感染者1名、死亡者0名

(新型肺炎-日経記事まとめ)

新型肺炎、既存薬で効果探る インフル薬など中国調査
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55213580U0A200C2EA2000/

感染予防のポイントは? 新型肺炎

ウイルスの特徴は

・新型肺炎感染「次は日本で拡大も」 国際社会で対応を 押谷仁・東北大教授(2020/2/2)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55160100S0A200C2NN1000/?n_cid=DSREA001

・新型肺炎、官民が新薬開発急ぐ 実用化にはハードル
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55153490R00C20A2EA2000/?n_cid=DSREA001

 ・新型肺炎「人から人」12月中旬発生か 米誌に中国チーム
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55081460R30C20A1FF8000/?n_cid=DSREA001

 ・新型肺炎、正しく恐れよ 不信の連鎖こそリスク 編集委員 矢野寿彦
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54998200Z20C20A1I00000/?n_cid=DSREA001

 ・新型肺炎、水際での阻止に限界 症状ない人からも感染
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55068630Q0A130C2EA2000/?n_cid=DSREA001

 ・国内で人から人感染 新型肺炎、29日帰国者は3人陽性
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55017160Q0A130C2MM0000/?n_cid=DSREA001

 ・感染拡大懸念、新型肺炎の特徴は
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54990230Z20C20A1CC1000/?n_cid=DSREA001

 ・新型肺炎、どれくらい怖い? 感染力はSARS並み
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54982940Z20C20A1000000/?n_cid=DSREA001

 ・[FT]感染者急増の新型肺炎、封じ込めに打つ手なし
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54976310Z20C20A1000000/?n_cid=DSREA001

 ・新型肺炎どこまで怖い? 根拠なお不足 中国以外の分析が重要に
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54877640X20C20A1I00000/?n_cid=DSREA001

 ・新型肺炎、「人・人感染」で新段階へ
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54653440R20C20A1I00000/?n_cid=DSREA001

 ・中国、肺炎患者に新型コロナウイルス(2020/1/9)
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54200130Z00C20A1EAF000/?n_cid=DSREA001

 ■感染しないために
 ・新型肺炎「検査網」拡大、軽症も対象 検査体制に制約
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55217860U0A200C2CC1000/?n_cid=DSREA001

 ・新型肺炎、既存薬で効果探る インフル薬など中国調査
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55213580U0A200C2EA2000/?n_cid=DSREA001

 ・新型肺炎の検査対象拡大 厚労省、せき・発熱の軽症も
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55213340U0A200C2MM0000/?n_cid=DSREA001

 ・簡易キットの開発着手 首相、検査態勢強化を表明
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55165960T00C20A2MM0000/?n_cid=DSREA001

 ・タイ政府「新型肺炎、エイズ・インフル薬で症状改善」
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55159240S0A200C2FF8000/?n_cid=DSREA001

 ・新型肺炎、「スマホ社会」の感染リスク
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54978180Z20C20A1I00000/?n_cid=DSREA001

 ・新型肺炎、治療法の開発急ぐ 既存薬で対応も
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54921100Y0A120C2000000/?n_cid=DSREA001

 ・新型肺炎、医療対策手探り SARS類似の見方 中国死者26人に、日本でも2例目(2020/1/25付)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO54843430U0A120C2EA2000/?n_cid=DSREA001

 ・新型コロナウイルス、どう備える? 手洗いなど徹底を
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54482190W0A110C2CR8000/?n_cid=DSREA001

WHOはどう動いたか

 ・WHO、中国に専門家派遣へ 新型肺炎対策を協議
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55212380U0A200C2000000/?n_cid=DSREA001

 ・WHO、新型肺炎で緊急事態宣言 拡大防止へ国際協力
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55073010R30C20A1000000/?n_cid=DSREA001

 ・新型肺炎「貿易・渡航制限は勧めず」 WHO会見要旨 緊急事態を宣言
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55073200R30C20A1000000/?n_cid=DSREA001

 ・WHO、中国へ専門家派遣へ 新型肺炎に対応
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54970160Z20C20A1000000/?n_cid=DSREA001

 ・WHO、新型ウイルスの評価を「高リスク」に訂正
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54920420Y0A120C2000000/?n_cid=DSREA001

 ・世界保健機関(WHO)とは 「緊急事態」宣言を判断
 https://www.nikkei.com/article/DGXKZO54779100T20C20A1EA2000/?n_cid=DSREA001


 

コロナウイルス、ジカ、エボラ…:どの病気が最も伝染性が高いのか、最も致命的なのか?

※ 海外メディアを見ていたら、良い記事に当たったぞ…。ルモンドの記事だ…。原文載せるの面倒なんで、グーグル翻訳文のみを載せておく…。どうせ、フランス語で、読み(発音)は分からん…。

https://www.lemonde.fr/les-decodeurs/article/2020/01/29/coronavirus-zika-ebola-quelles-maladies-sont-les-plus-contagieuses-ou-les-plus-mortelles_6027661_4355770.html

※ 縦軸が、致死性(致死率)を示していて、横軸が感染力を示している…。上に行くほど、致死率が高く、右に行くほど、感染力が強いことを示している…。「病気なし」なのに、「高い死亡率」なのは、ヒトは必ずや死ぬ(その意味では、死亡率100%)からだろう…。

単語の意味は、調べた…(読みは、知らん…)。

contagiosité→伝染 
(致死率-縦軸)
modérée→適度(普通、ということだろう) importante→重要 très forte→とても強い extrême→極端な
Très faiblement→とても弱い Faiblement mortel→やや致命的 mortel→致命的 Extrêmement mortel→非常に致命的

(病名) non traiée→未治療
(「普通群」、左下のもの、致死性が高い方から 右に位置するほど、感染力が強い)
rage→狂犬病 peste pneumonique→ペスト性肺炎 VIH→エイズ grippe aviaire(H5N1)→鳥インフルエンザ(H5N1)
ebola→エボラ出血熱 syphilis→梅毒 clostridium difficile→クロストリジウム・ディフィシル 腸炎 fiévre typhoïde→腸チフス

SRAS→サーズ dengue→デング熱 campylobacter→カンピロバクター症 salmonelle→サルモネラ esherrichia coli→大腸菌
choléra→コレラ grippe espagnole 1918→スペイン風邪1918 maladie deLyme→ライム病(Lyme disease またはLyme borreliosis)は、野鼠や小鳥などを保菌動物とし、野生のマダニ科マダニ属(Ixodes)のダニによって媒介される人獣共通の細菌(スピロヘータ)による感染症である。) grippe H1N1→H1N1インフルエンザ norovirus→ノロウイルス grippe saisonniére→季節性インフルエンザ zika→ジカ熱 scarlatine→猩紅熱 hepatite B→B型肝炎 

rubéole→風疹 diphtérie→ジフテリア variole→天然痘 polio myélite→脊髄炎ポリオ anthrax→炭疽菌 

varicelle→水痘 tuberculose→結核 oreillons→おたふく風邪 coqueluche→百日咳 rougeole→麻疹(はしか) paludisme→マラリア

※ この分類によれば、「coronavirus 2019-nCov」(今回のコロナウィルス)は、致死性においては「とても弱い」群に含まれ、感染力の観点からは、ノロウイルスと同等で、季節性インフルエンザよりは、やや下回る程度…、と言うことらしい…。

現在までの、「公表データ」からはじき出したもので、この先どうなるのか(死亡者が、ドンドン増加する可能性は、無いわけでは無い…。そうなれば、致死率は、上がって行く…)、必ずしも予測しているものでは無いが、無闇やたらに恐れる必要があるものでも無いようだ…。冷静に、予防の手を尽くそう…。

※ 各国で公表された「患者数」と「死者数」の一覧表だ…。今のところ、中国以外での死者は、報告されていない…。

なお、「死にました」とあるのは、グーグル翻訳の結果で、オレの責任では無い…。機械翻訳だと、こういう「にべもない翻訳」になるな…。