台風16号発生 日本への直接の影響はない見込み

台風16号発生 日本への直接の影響はない見込み
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220923/k10013833121000.html

『23日午後、フィリピンの東の海上で、台風16号が発生しました。日本への直接の影響はない見込みです。

気象庁の観測によりますと、23日午後3時、フィリピンの東の海上で熱帯低気圧が台風16号に変わりました。

中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風は1時間に15キロの速さで西へ進んでいて、このあとも西寄りに進みフィリピンなどに接近すると予想されています。

日本への直接の影響はない見込みで、気象庁は付近を通る船舶に注意するよう呼びかけています。』

台風15号は温帯低気圧に 静岡では猛烈な雨 土砂災害など警戒

台風15号は温帯低気圧に 静岡では猛烈な雨 土砂災害など警戒
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220924/k10013834561000.html

 ※ 引き続き、16号が発生しているようなので、要注意。

『台風15号は温帯低気圧に変わりました。

静岡県では断続的に猛烈な雨が降って、平年の9月1か月分を超える記録的な大雨となり、引き続き土砂災害の危険性が高いところがあります。
関東甲信や北日本でも局地的に雨雲が発達していて、土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に警戒してください。

台風は温帯低気圧に

気象庁の観測によりますと、台風15号は午前9時に東海道沖で温帯低気圧に変わりました。

23日夜から24日朝にかけて静岡県では発達した積乱雲が流れ込み続ける「線状降水帯」が発生するなどして、1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り続き、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を23日夜10時前から24日午前3時までに16回発表しました。

静岡県では各地で記録的な大雨となり、12時間に降った雨の量は
▽静岡市で404ミリ
▽静岡市鍵穴で383ミリ
▽森町三倉で342.5ミリ
▽浜松市船明で272ミリなどど、いずれも観測史上最も多くなりました。

静岡市ではわずか半日で平年の9月1か月分の雨量の1.4倍に達しました。

湿った空気や前線の影響で、この時間は静岡県のほか、関東や東北にも発達した雨雲がかかっています。

▽午前9時50分までの1時間には静岡県東伊豆町稲取で80.5ミリの猛烈な雨が降り、
▽午前11時半までの1時間には伊豆大島の大島空港で57ミリの非常に激しい雨が降りました。

静岡県、福島県、神奈川県では土砂災害の危険性が非常に高まり各地に「土砂災害警戒情報」が発表されています。
関東甲信や北日本 24日夜にかけて非常に激しい雨のおそれ
今後の見通しです。

温帯低気圧と前線の影響で関東甲信や北日本では24日夜にかけて雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨になるおそれがあります。

25日昼までの24時間に予想される雨の量はいずれも多いところで
▽関東甲信で100ミリ
▽東北で80ミリ
▽北海道と東海で60ミリと予想されています。

気象庁は土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に警戒するとともに、強風や高波、落雷、竜巻などの突風に注意するよう呼びかけています。
静岡ではしばらく警戒 関東甲信も急な状況悪化に備えを
記録的な大雨となった静岡県では、土砂災害の危険性が高い状態が続いている地域があります。

雨がやんだあとに土砂災害などが起きることがあり、自治体の避難情報などを確認し安全を確保し続けてください。

関東甲信でも24日夜にかけて局地的に雨が強まり急激に状況が悪化するおそれがあります。

最新の気象情報を確認してください。
静岡 浸水被害は9市町で60棟
静岡県によりますと、24日午前6時現在、今回の大雨の影響で県内の9つの市と町で住宅合わせて60棟に床上や床下が浸水する被害が出ているということです。

現在、各自治体が被害状況を確認していて、浸水被害はさらに増える可能性があるとしています。

内訳は、

▽島田市では床上浸水が9棟、床下浸水が19棟
▽掛川市では床上浸水が5棟、床下浸水が6棟
▽浜松市では床上浸水が3棟、床下浸水が6棟
▽森町で床上浸水が3棟
▽川根本町では床上浸水が1棟
▽菊川市では床下浸水が3棟
▽牧之原市と御前崎市ではそれぞれ床下浸水が2棟
▽吉田町では床下浸水が1棟となっています。

現在、各自治体が被害状況を確認していて、静岡県は、浸水被害はさらに増える可能性があるとしています。』

台風15号発生 あすにかけ太平洋側に接近

台風15号発生 あすにかけ太平洋側に接近 土砂災害などに警戒を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220923/k10013832351000.html

『23日午前、高知県の南の海上で、台風15号が発生しました。台風は23日夜から24日にかけて西日本から東日本の太平洋側に接近する見込みです。東海や近畿、関東甲信を中心に大雨となるおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒が必要です。

気象庁の観測によりますと、23日午前9時、高知県室戸岬の南およそ300キロの海上で熱帯低気圧が台風15号に変わりました。

中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の北側280キロ以内と南側185キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風は1時間に20キロの速さで北へ進んでいて、23日夜から24日にかけて西日本から東日本の太平洋側にかなり接近したあと、25日の朝までに温帯低気圧に変わる見込みです。

東海や近畿、関東甲信を中心に25日にかけて、雷を伴って激しい雨が降り、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。

24日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで

▽近畿、東海で200ミリ、
▽関東甲信で120ミリと予想され、
さらに25日の朝までの24時間には
▽東海で100ミリから200ミリ、
▽関東甲信で100ミリから150ミリの雨が降る見込みです。

西日本と東日本の太平洋側では海上を中心に風が強まり、ところによって波が高くなる見込みです。

気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、強風や高波、落雷、竜巻などの突風に注意するよう呼びかけています。

3連休の期間中、海や山など屋外のレジャーには危険が伴うことがあるほか、交通機関に影響が出る可能性もあり、最新の気象情報を確認するようにしてください。』

台風14号、最強級に急発達 高い海水温・季節風影響か

台風14号、最強級に急発達 高い海水温・季節風影響か
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE180LF0Y2A910C2000000/

『台風14号は非常に強い勢力で九州に上陸した。気象庁が「過去に例がないほど危険」とみる台風14号は、予想を上回って過去最強級の勢力へ急発達した。通過した海域の温度が高く、季節風の影響も受けて大量の水蒸気が流入したとみられている。気象庁は新たに宮崎県に大雨特別警報を出し、広い範囲で警戒を呼びかけている。

「住家が倒壊するような猛烈な風、命の危険があるような災害の可能性がある」。18日午後、気象庁の担当者は台風14号が接近した九州地方へ最大限の警戒を求めた。

統計のある1951年以降、上陸時にもっとも中心気圧が低かったのは61年「第2室戸台風」の925ヘクトパスカルで、59年「伊勢湾台風」の929ヘクトパスカルが続く。台風14号の中心気圧は17日、これらを上回る勢力の910ヘクトパスカルになった。

米軍合同台風警報センター(JTWC)は一時、台風14号を最も強い区分の「スーパー台風」に位置づけた。1分間平均の最大風速が毎秒約67メートルを超える規模の台風が該当するという。気象庁の担当者は「当初の予想より発達し、16日の夜から急激に勢力が強まった」と説明する。

予想を上回る急発達をもたらしたのは大量の水蒸気の流入だ。9月は日本の南海上の海面水温が高く、台風が通ってきた海域は28度以上とみられる。温度が高ければ蒸発する水蒸気の量が増えて台風にたえず流れ込み、勢力が衰えにくい。

九州大の川村隆一教授(気候力学)は南西方向からの季節風の影響も挙げる。季節風は例年この時期、強弱を繰り返しながら弱まるが、比較的強く吹いたタイミングが台風14号の接近に重なった。フィリピン近海の大量の水蒸気が台風の反時計回りの風に接続するように流れ込んだ可能性が高いという。

気象庁によると、台風14号の上陸時の中心気圧は935ヘクトパスカルとなり勢力はやや弱まった。しかし速度は時速約20キロと遅く、大きな暴風域を維持したままゆっくり北上する。同庁担当者は「猛烈な風が長時間続く。台風から離れた地域も広範囲で大雨への警戒が必要」と指摘する。

地球温暖化が進む中、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、台風の強さや大きさが増している可能性があると指摘している。国内外の研究機関なども大型化や勢力が強まるとの未来像を示す。気温が高まったり海面水温が上昇したりすると、空気中の水蒸気量が増えて台風が発達しやすい条件が整うという。

IPCCが2021年に発表した第6次評価報告書によると、1分間平均の最大風速が毎秒50メートル以上となるような強い熱帯低気圧の発生の割合は過去40年間で増加した可能性が高い。北西太平洋の熱帯低気圧は、その強度のピークに達する緯度が北方に移っているとしている。

また非常に強い熱帯低気圧の割合と、最も強い熱帯低気圧のピーク時の風速は、地球温暖化の進行に伴い、地球規模で増加すると予測している。

気象庁や文部科学省が20年にまとめたリポート「日本の気候変動2020」は、温暖化が進むと台風が強大化して日本に接近する可能性があると指摘する。世界の平均気温が今後上昇した場合をシミュレーション(模擬実験)すると「スーパー台風の強度で日本にまで達する」という。

リポートは、日本の南の海上で台風が最も発達した場合について、中心気圧が860ヘクトパスカル程度、最大風速が毎秒85~90メートルになる可能性があると指摘した。地球温暖化の進行も踏まえたうえで、勢力の強い台風へ備える必要性が高まっている。

(都市問題エディター 浅沼直樹、矢野摂士、秦明日香)

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台風14号、福岡・柳川に上陸 東海道新幹線が一部運休へ

台風14号、福岡・柳川に上陸 東海道新幹線が一部運休へ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE174FS0X10C22A9000000/

『宮崎に大雨特別警報

台風14号は18日午後7時ごろ、鹿児島市付近に上陸して北へ進み、19日午前3時ごろには福岡県柳川市付近に上陸した。気象庁は18日、台風接近で記録的な大雨の可能性が高まったとして宮崎県に大雨特別警報を発表した。大雨特別警報は5段階の警戒レベルで最も上のレベル5に相当する。17日には鹿児島県に台風の特別警報を発表し、暴風、高潮、波浪への警戒を呼びかけていた。

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気象庁によると、鹿児島への上陸時の中心気圧は935ヘクトパスカルで、統計がある1951年以降で4番目の低さとなった。勢力は上陸時の「非常に強い」から19日午前0時の観測で「強い」に変わった。九州を縦断した後、進路を東寄りに変えて20日ごろにかけて本州付近を北東に進むとみられる。

気象庁は18~19日、宮崎県北部と熊本県で線状降水帯が発生したとして「顕著な大雨に関する気象情報」を出した。中国、四国、近畿でも19日にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあるとしている。

JR各社は新たに19日の計画運休を発表した。東海道新幹線は名古屋―新大阪間で19日午後4時ごろから最終列車にかけて運休し、東京―名古屋間は大幅に運転本数を減らす。20日も始発から午前中にかけて一部区間の運転を取りやめる可能性がある。

山陽新幹線の広島―博多間、19日は計画運休

山陽新幹線は広島―博多間で19日始発から終日計画運休する。新大阪―広島間では始発から列車の本数を減らし、19日午後2時ごろから順次運転を取りやめるとしている。京阪神エリアを発着する特急列車も同日午前から運休する予定だ。

日本航空は18日、九州発着便を中心に約300便が欠航した。19日は約450便が欠航し、4万5千人余りに影響する。全日空も19日の約300便を欠航することを決めた。

政府は18日、首相官邸で台風14号に関する関係閣僚会議を開いた。岸田文雄首相は「国民の安全安心の確保に万全を期すため先手先手で対応にあたってほしい」と呼びかけた。

台風14号は19日午前5時現在、福岡県飯塚市付近を時速約20キロで北へ進んだ。中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心の北東側260キロ以内と南西側185キロ以内が暴風域となっている。

18日の最大瞬間風速は午後10時現在、大分県佐伯市で50.4メートル、鹿児島県屋久島町尾之間で43.5メートル、宮崎県小林市で41.1メートル。いずれも観測史上1位を更新した。宮崎県内では都城市など複数の観測点で18日夜までの24時間雨量が500ミリを超えた。

気象庁によると、19日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、九州北部45メートル(60メートル)、九州南部、中国40メートル(60メートル)、四国、近畿30メートル(45メートル)、北陸、東海25メートル(35メートル)。

19日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、四国500ミリ、九州南部、九州北部400ミリ、東海300ミリ、中国、近畿250ミリ、関東甲信200ミリ。

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警戒 防災情報、知って備えを

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台風11号 勢力維持し沖縄本島に接近 暴風や高波に厳重警戒

台風11号 勢力維持し沖縄本島に接近 暴風や高波に厳重警戒
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220829/k10013793561000.html

 ※ 今日は、こんなところで…。

 ※ 秋雨前線がかかっているから、前線に向かって台風からの「湿った空気」が吹きつけて、大雨・洪水になる危険性が高い…。

 ※ 厳重注意だ…。

『猛烈な台風11号は勢力を維持したままこのあと沖縄本島地方に接近する見込みで、9月1日にかけて暴風や高波に厳重に警戒してください。

台風は沖縄の南で停滞したあと北上して再び沖縄県に近づくおそれがあり、最新の情報に十分注意してください。

大東島地方 暴風域から抜けるも強風や高波に警戒を

気象庁によりますと、猛烈な台風11号は、午後5時には、那覇市の南東140キロの海上を1時間に25キロの速さで西南西へ進んでいるとみられます。

中心の気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで中心の半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

雨や風など 今の状況

沖縄地方は長期間 影響のおそれ

台風は、このあとも発達しながら沖縄の南へ進み、中心気圧は9月1日には915ヘクトパスカルに達すると予想され、沖縄本島地方や先島諸島でもこれから1日にかけて風が強まる見通しです。

9月1日にかけての最大風速は
▽沖縄本島地方で25メートル
▽大東島地方で23メートル
▽先島諸島、奄美地方で20メートル

最大瞬間風速は
25メートルから35メートルに達すると予想されています。

大東島地方では猛烈なしけとなっていて、沖縄本島地方と奄美地方では昼すぎから、先島諸島でも9月1日には大しけとなる見込みです。

台風は、2日は沖縄の南で動きが遅くなったあとその後、北上して再び沖縄県に近づくおそれがあり、風や波などの影響が長期間続くおそれがあります。

台風が近づく地域では風が急激に強まるおそれがあります。

暴風や高波に厳重に警戒し、自治体などからの避難の情報に十分注意してください。

台風の今後の進路予想など

西日本や東海 東北などで局地的に雨雲が発達

一方、本州でも大気の状態が不安定になっています。

前線が本州付近にかかり、台風や高気圧のふちを回るように南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるためで、西日本や東海、東北などで局地的に雨雲が発達しています。

特に、前線上の低気圧が近づく北海道の太平洋側や東北北部では雨が続き、総雨量が多くなるおそれがあります。

気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけています。
最大瞬間風速 70mに達するおそれ 新幹線の速度に匹敵

台風11号は31日、中心付近の最大瞬間風速が75メートルになると予想され、接近する沖縄県の大東島地方では最大瞬間風速が70メートルに達するおそれがあります。

専門家で作る日本風工学会によりますと、最大瞬間風速70メートルは時速に換算するとおよそ250キロと、新幹線の速度に匹敵するということです。

屋外の行動は極めて危険で、住宅の一部は倒壊し、鉄骨の建物でも変形するおそれがあるほか、電柱やブロック塀が倒れたり、走行中のトラックが横転したりすることがあるということです。

2003年の台風14号では、沖縄の宮古島で74.1メートルの最大瞬間風速を観測し、割れた窓ガラスで屋内にいた女性1人が死亡したほか、風力発電用の風車の倒壊が相次ぎました。

2015年の台風15号では、沖縄の石垣島で71メートルの最大瞬間風速を観測し、車が飛ばされたり電柱が倒れたりする被害が相次ぎ、沖縄県で11人がけがをしたほか、最大で2万戸余りが停電しました。

大東島地方の南大東島で観測史上最も強い最大瞬間風速は1961年10月2日の65.4メートルで、70メートルの風が吹くと、このときを超えるような記録的な暴風となります。

風が強まる前に頑丈な建物に移動して外出を控え、屋内では窓から離れるようにしてください。

台風11号なぜ急速に発達したのか?

短時間で急速に発達し、31日には猛烈な勢力になると予想される台風11号。

その原因と考えられるのが「高い海面水温」と「台風が比較的コンパクトなこと」です。
台風11号は、28日午後3時に発生した当初は中心の気圧が1004ヘクトパスカルでしたが、30日午後3時には935ヘクトパスカルと非常に強い勢力となり、わずか2日で70近くも急激に低下しました。

【原因1「海面水温の高さ」】

なぜ、ここまで急速に発達したのか。

気象庁によりますと、考えられる原因の1つが「海面水温の高さ」です。

台風11号が通過する日本の南の海域には海面水温が30度以上と温度が高い領域が広がり、平年と比べても1度から2度ほど高くなっています。

こうした海域を通過することで、台風に大量の水蒸気が供給され、発達につながったとみられます。

【原因2 台風の大きさも影響か】

さらに、台風が比較的コンパクトな点も影響したといいます。

台風は強風域の半径が500キロ以上だと「大型」となりますが、台風11号は午後3時の時点で165キロから220キロほどです。

こうした台風は比較的少ない水蒸気の量でも雲が中心に向かってまとまりやすく発達しやすいということで、急速な発達の原因になっているのではないかとしています。

政府が情報連絡室を設置

台風11号の接近に伴い、政府は30日、夜9時半に総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置して、情報収集と警戒に当たっています。 』

【速報】台風11号 大東島で猛烈な風 動きも遅く長期間影響のおそれ

【速報】台風11号 大東島で猛烈な風 動きも遅く長期間影響のおそれ
https://www.nippon.com/ja/news/fnn20220831410442/

『台風11号は31日朝、沖縄の大東島地方に接近し、猛烈な風が吹き荒れた。

今後も台風は動きが遅くなるため、長引く影響に注意が必要。

沖縄・北大東村の31日午前7時ごろの様子。
サトウキビ畑などが、激しい風にあおられている。

台風による影響で、沖縄・北大東空港では、最大瞬間風速48.4メートルと猛烈な風が吹いた。

また沖縄では、那覇市と周辺離島へと結ぶ船が全便欠航となり、防護ネットを張るなど、台風への備えが進められている。

大東島地方は31日午前、台風の暴風域から抜けたが、このあと台風は南寄りに進み、9月2日以降は、沖縄の南で動きが遅くなる予想。

このため長時間、台風の影響を受けるおそれがある。

9月1日にかけての予想最大瞬間風速は、沖縄本島地方で35メートルとなっていて、台風の進路にあたる地域では警戒が必要。

また、フィリピンの東にある熱帯低気圧が、早ければ31日にも台風に発達する見通しで、「ダブル台風」への警戒も必要。

(FNNプライムオンライン8月31日掲載。元記事はこちら)

https://www.fnn.jp/

[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.] 』

「秋雨+ダブル台風」 豪雨リスク、最大級の警戒を

「秋雨+ダブル台風」 豪雨リスク、最大級の警戒を
編集委員・気象予報士 安藤淳
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK282RH0Y2A820C2000000/ 

『■ウェザープラス 日本列島は活発な秋雨前線と台風の影響で、来週初めにかけて大荒れになる可能性が高い。台風11号は日本の南をゆっくり動く見通しだ。勢力はさらに強まり、「スーパー台風」級に発達する恐れがある。加えて台風12号も発生し、「ダブル台風」が前線を活発化させる。西日本や北日本を中心に全国的に大雨が降りやすく、記録的な降水量になるところも出てきそうだ。災害の起きやすい気圧配置の典型と言え、最大級の警戒が必要になる。

夏の太平洋高気圧は日本の東海上で強く、その周囲を時計回りに吹く風によって、日本付近には南から暖かく湿った空気が入りやすい。大陸の秋の空気との間に秋雨前線が発生し、北日本にかかっている。台風11号や12号は南からの空気の流れを強め、前線を刺激する。台風11号は比較的ゆっくりと移動しており、前線は数日間、活発な状態で同じようなところに停滞する可能性がある。

東西の温度コントラストがあるため、前線は緯線に対してやや北に傾いているのが特徴だ。台風が本州から離れていても、前線に近い北日本などには雨雲がかかりやすい。東海や西日本なども湿った空気の影響で大気が不安定となり、雲が急発達する恐れがある。

一方、関東甲信は晴れ間が出るタイミングもありそうだ。曇りや雨の間は気温が低めだが、熱帯の空気が勢いを増すため、いったん日差しが出れば気温が上昇して蒸し暑く、熱中症を起こしやすい天気になる。

台風11号の雲はよくまとまっており、30日夜に中心付近の最大風速が55メートルに達して「猛烈な」台風となった。周辺海域の海面水温は30度以上あり平年より高い。27度以上が台風の発達に適しているとされ、それを大きく上回る。さらに発達し、中心気圧は1日には915ヘクトパスカルまで下がると気象庁は予想する。

米軍の合同台風警報センターも30日時点の予想で、最大風速が135ノット(約70メートル)程度に達すると見込む。風速の単位の違いなどから、そのまま気象庁の数値と比較できないが、最強の「カテゴリー5」もしくはすぐ下の「同4」となり、130ノット以上というスーパー台風の条件に近づきそうだ。

日米両機関とも、31日には南海上に台風12号が発生する可能性があると予想する。12号も強まるのか、発達しないまま弱まるのか、まだはっきりしない。2つの台風が近くにあると、互いに影響を及ぼし合う「藤原の効果」が起きることがあり、動きは複雑化して予想は難しくなる。

台風は上空の偏西風に乗って動くが、現状では偏西風はかなり北を流れているため、11号や12号の動きは遅い見通し。11号は南西に進んだ後、来週初めごろにはゆっくり北上するとみられる。上空の気圧の谷の影響もあって前線はますます活発になり、北日本や西日本を中心に雨量が増えることも考えられる。

その後、進路次第では台風11号本体の雨雲が西日本や東日本にかかるかもしれない。最悪の場合、勢力をあまり弱めないまま上陸することもあり得る。既に土壌中の水分は多くなっている。河川の氾濫や土砂災害が起きやすいので、いつでも避難できるよう準備し、最新の情報に注意する必要がある。

台風が日本の南海上で発達し西寄りに進むと、上昇気流によって上空に達した空気が降りてくる付近で高気圧を強める場合がある。条件がそろえば太平洋高気圧の発達につながる。悪天候が一段落した後、来週後半には高気圧が西日本から東日本にかけて広い範囲を覆い、再び夏空が広がる可能性がある。

気象庁はもともと、今年は秋口でも残暑が厳しくなる公算が大きいと予想していた。熱帯太平洋のラニーニャ現象の影響も考えると、このまま涼しくなり秋を迎えるよりも、暑さがぶり返すとみるのが自然だ。9月とはいえ、まだ暖気の勢いは強い。日射によって気温が上昇し、最高気温が30度以上の真夏日が再び各地で観測されるかもしれない。

▼秋雨前線

秋空をもたらす大陸の比較的冷たい空気と、夏の太平洋高気圧の勢力圏との境目にできる前線。梅雨前線に似ているが、季節の移ろいとともに南下し涼しくなっていく点が異なる。台風シーズンとも重なるため、大量の水蒸気が供給され大雨をもたらすことがある。関東甲信や東海で9月の雨量が最多なのはこのためだ。

安藤淳(あんどう・きよし) 1987年日本経済新聞社入社。科学技術部、産業部を経て98~2002年ワシントン駐在。03~07年パリ支局長。現在、
編集委員兼論説委員。環境・エネルギー、先端医療などを取材。気象予報士609号

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近畿北部で記録的大雪 車の立往生など交通影響に厳重警戒を

近畿北部で記録的大雪 車の立往生など交通影響に厳重警戒を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211227/k10013405621000.html

 ※ 「ラニーニャ現象の発生」→「大雪現象の確率が高い」…、という予想が、「的中   」しつつあるな…。 

『数年に一度クラスの強い寒気が流れ込んでいる影響で特に近畿北部では記録的な大雪となっています。
28日にかけて近畿や北陸、新潟県などで積雪はさらに増える見込みで車の立往生など交通への影響に厳重に警戒するとともに、雪崩や着雪による停電などにも十分な注意が必要です。

気象庁によりますと、日本の上空に数年に一度クラスの強い寒気が流れ込んでいる影響で日本海側で雪が降り続け、特に近畿北部では記録的な大雪となっているところもあります。

27日朝にかけての24時間の降雪量は、
▽兵庫県朝来市和田山で71センチ(~4時)
▽滋賀県彦根市で68センチと(~5時)
いずれも統計を取り始めてから最も多くなりました。

午後1時の積雪は、
▽滋賀県の米原市で68センチ、彦根市で67センチ
▽鳥取県倉吉市で60センチ
▽兵庫県豊岡市で44センチなどとなっているほか、
発達した雪雲は東海にも流れ込み、
▽岐阜市で8センチなどとなっています。

西日本から北日本の日本海側では、積雪が平年のこの時期の2倍以上に達しているところが多く、平年は数センチしか積雪のない彦根市や倉吉市では30倍以上に達しています。
雪の量の見通し 車の立往生の危険も
今後の雪の見通しです。

発達した雪雲はしだいに東へ移動していて、北陸や新潟県、東北などでも警戒が必要です。

28日昼までの24時間に降る雪の量は、
いずれも多いところで、
▽新潟県で80センチ、
▽近畿で70センチ、
▽東北、関東北部、岐阜県で60センチ、
▽長野県と北陸で50センチ、
▽中国地方で30センチなどと予想されています。

また、風の強い状態も続き、北海道や北陸にかけての海上では、大しけやしけが続く見通しです。
大雪による交通への影響に厳重な警戒が必要で、雪崩や、着雪による停電、屋根からの落雪にも十分注意が必要です。気象庁と国土交通省は大雪となっている地域では不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。また、27日朝は西日本や東日本の各地で氷点下の冷え込みとなったため、路面の凍結によるスリップ事故や歩行中の転倒にも十分注意が必要です。

官房長官「大雪の際 不要不急の外出極力避けて」
松野官房長官は記者会見で「あすにかけて北日本から西日本の日本海側を中心に、降雪量が増える見込みであり、引き続き厳重な警戒、注意が必要だ。これまで特段の人的被害などは確認されていないが、昨日は鳥取県の鳥取自動車道で車両滞留が発生し、本日も滋賀県の国道で通行止めが発生しているほか、鉄道、航空の運休など交通機関への影響が生じている」と述べました。

そのうえで「政府は、官邸危機管理センターに情報連絡室を設置するとともに、防災担当大臣のもと、関係省庁による災害警戒会議を開催し、大規模な車両滞留の回避に向けた取り組みと災害発生時における応急対応などを確認し、共有をした」と述べました。

そして「大雪となっている地域にお住まいの皆様は、あすにかけて交通障害などに警戒するとともに、気象情報や道路などに関する関係機関の情報にも注意をしてほしい。また、大雪の際には不要不急の外出を極力避けるようお願いしたい」と述べました。

注目のコンテンツ

大雪に備える 車の“立往生” 注意点や対策は? https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20211215_01.html?utm_int=detail_contents_news-link_001 

大雪のリスクが高まったとき、気をつけたいのが車の「立往生」。もしもの時の注意点や対策のポイントです。 

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大雪になると「雪下ろし」「雪崩」による事故のほか、「孤立」が起きやすくなります。雪に不慣れな都市部では「歩行中の転倒」や「車のスリップ」による事故も起きます。注意してほしいポイントをまとめました。 』

“ラニーニャ現象”発生で、この冬の雪は…気象予報士が解説
https://http476386114.com/2021/11/13/%e3%83%a9%e3%83%8b%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%a3%e7%8f%be%e8%b1%a1%e7%99%ba%e7%94%9f%e3%81%a7%e3%80%81%e3%81%93%e3%81%ae%e5%86%ac%e3%81%ae%e9%9b%aa%e3%81%af%e6%b0%97%e8%b1%a1/ 

エルニーニョ/ラニーニャ現象とは
https://http476386114.com/2021/11/13/%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%83%8b%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%a7-%e3%83%a9%e3%83%8b%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%a3%e7%8f%be%e8%b1%a1%e3%81%a8%e3%81%af/

鳥取など各地で大雪、立ち往生も 28日にかけ警戒続く

鳥取など各地で大雪、立ち往生も 28日にかけ警戒続く
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE260U80W1A221C2000000/

『強い寒気が流入し、冬型の気圧配置が強まった影響で、日本列島は26日、厳しい冷え込みとなり、各地で大雪となった。28日にかけても日本海側を中心に大雪が続き、北日本と北陸は雪を伴った強い風が吹く見込み。気象庁は、暴風雪、路面凍結などによる交通障害、高波に警戒を呼び掛けた。

鳥取県智頭町の鳥取自動車道上り線では午後6時半ごろ、大型トレーラーが進めなくなり、後続車70台以上が一時立ち往生した。国土交通省鳥取河川国道事務所などによると、最大2.1キロの渋滞が発生した。このほか、名神高速道路などの一部区間が通行止めになった。空の便も北海道や日本海側の空港を発着する便を中心に欠航が出た。

気象庁によると、北日本の上空約5千メートルには、氷点下45度以下の寒気が流れ込んでいる。智頭町では26日午後10時までの6時間降雪量が昨冬までの最多を更新する43センチに上り、深刻な交通障害が発生する恐れがあるとして「顕著な大雪に関する気象情報」を発表。12時間降雪量は群馬県みなかみ町で60センチに達したほか、新潟県妙高市、福島県只見町でも50センチを超えた。未明に東京都心部で、朝には鹿児島県で初雪を観測した。
雪が舞う松江城周辺(26日夜、松江市)=共同

26日の最高気温は、福島市(鷲倉)で氷点下10.5度、青森市(酸ケ湯)で同9.8度と、北日本を中心に氷点下にとどまる観測点が相次いだ。大阪市は5.8度と平年より5度以上低かった。

強い冬型の気圧配置は28日にかけて続く見通し。太平洋側でも大雪となる地域があるとしている。

27日夕方までの24時間予想降雪量はいずれも多い場所で、北陸、近畿90センチ、東北、関東甲信、東海、中国60センチ、四国、九州北部20センチ、九州南部10センチ。その後の24時間は東北、関東甲信50~70センチ、北陸、東海40~60センチ、近畿30~50センチ、中国20~40センチ。〔共同〕』

エルニーニョ/ラニーニャ現象とは

エルニーニョ/ラニーニャ現象とは
https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/faq/whatiselnino.html

 ※ 今日は、こんなところで…。

『エルニーニョ/ラニーニャ現象

 エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象です。逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれ、それぞれ数年おきに発生します。エルニーニョ現象やラニーニャ現象は、日本を含め世界中の異常な天候の要因となり得ると考えられています。

1997年11月の月平均海面水温平年偏差           1988年12月の月平均海面水温平年偏差
図1 1997年11月の月平均海面水温平年偏差(左)及び、1988年12月の月平均海面水温平年偏差(右)

 図1は典型的なエルニーニョ現象及びラニーニャ現象が発生している時の太平洋における海面水温の平年偏差の分布を示しています(平年値は1981〜2010年の30年間の平均;赤が平年より高く、青が平年より低く、色が濃いほど平年偏差が大きいことを表します)。左の図は、1997/98エルニーニョ現象(1997年春に発生、1998年春に終息)が最盛期にあった1997年11月における海面水温の平年偏差、右の図は1988/89ラニーニャ現象(1988年春に発生、1989年春に終息)が最盛期であった1988年12月における海面水温の平年偏差です。日付変更線(経度180度)の東から南米沿岸にかけての赤道沿いで、赤あるいは青の色が濃く、海面水温の平年偏差が大きくなっています。

エルニーニョ/ラニーニャ現象に伴う太平洋熱帯域の大気と海洋の変動
平常時の状態

 太平洋の熱帯域では、貿易風と呼ばれる東風が常に吹いているため、海面付近の暖かい海水が太平洋の西側に吹き寄せられています(図2上)。西部のインドネシア近海では海面下数百メートルまでの表層に暖かい海水が蓄積し、東部の南米沖では、この東風と地球の自転の効果によって深いところから冷たい海水が海面近くに湧き上っています。このため、海面水温は太平洋赤道域の西部で高く、東部で低くなっています。海面水温の高い太平洋西部では、海面からの蒸発が盛んで、大気中に大量の水蒸気が供給され、上空で積乱雲が盛んに発生します。

エルニーニョ現象時の状態

 エルニーニョ現象が発生している時には、東風が平常時よりも弱くなり、西部に溜まっていた暖かい海水が東方へ広がるとともに、東部では冷たい水の湧き上りが弱まっています(図2中)。このため、太平洋赤道域の中部から東部では、海面水温が平常時よりも高くなっています。エルニーニョ現象発生時は、積乱雲が盛んに発生する海域が平常時より東へ移ります。

ラニーニャ現象時の状態

 ラニーニャ現象が発生している時には、東風が平常時よりも強くなり、西部に暖かい海水がより厚く蓄積する一方、東部では冷たい水の湧き上がりが平常時より強くなります(図2下)。このため、太平洋赤道域の中部から東部では、海面水温が平常時よりも低くなっています。ラニーニャ現象発生時は、インドネシア近海の海上では積乱雲がいっそう盛んに発生します。

エルニーニョ/ラニーニャ現象に伴う太平洋熱帯域の大気と海洋の変動
図2 エルニーニョ/ラニーニャ現象に伴う

   太平洋熱帯域の大気と海洋の変動

エルニーニョ・南方振動(ENSO)

 南太平洋東部で海面気圧が平年より高い時は、インドネシア付近で平年より低く、南太平洋東部で平年より低い時は、インドネシア付近で平年より高くなるというシ−ソ−のような変動をしており(図3)、南方振動と呼ばれています。南方振動は、貿易風の強弱に関わることから、エルニ−ニョ/ラニーニャ現象と連動して変動します。このため、南方振動とエルニーニョ/ラニーニャ現象を大気と海洋の一連の変動として見るとき、エルニ−ニョ・南方振動(ENSO:エンソ)という言葉がよく使われています。

ダーウィンと世界各地の年平均海面気圧偏差の相関係数(x10)
   図3 ダーウィンと世界各地の

      年平均海面気圧偏差の相関係数

係数が正の値のところはダーウィンの気圧が通常より高いときにその場所の気圧も通常より高い傾向にあり、係数が負の値のところはダーウィンの気圧が通常より高いとき、逆に通常より低い傾向にある。数字の大きさがその傾向の程度を示す。黒四角および十字の記号は、その地点の気圧が南方振動指数の算出に用いられるダーウィンとタヒチの位置を示す。』

日本の天候に影響を及ぼすメカニズム
https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/faq/whatiselnino3.html

『エルニーニョ現象が日本の天候へ影響を及ぼすメカニズム

 エルニーニョ現象が発生すると、西太平洋熱帯域の海面水温が低下し、西太平洋熱帯域で積乱雲の活動が不活発となります。このため日本付近では、夏季は太平洋高気圧の張り出しが弱くなり、気温が低く、日照時間が少なくなる傾向があります。また、西日本日本海側では降水量が多くなる傾向があります。冬季は西高東低の気圧配置が弱まり、気温が高くなる傾向があります。

図1 エルニーニョ現象が日本の天候へ影響を及ぼすメカニズム

ラニーニャ現象が日本の天候へ影響を及ぼすメカニズム

 ラニーニャ現象が発生すると、西太平洋熱帯域の海面水温が上昇し、西太平洋熱帯域で積乱雲の活動が活発となります。このため日本付近では、夏季は太平洋高気圧が北に張り出しやすくなり、気温が高くなる傾向があります。沖縄・奄美では南から湿った気流の影響を受けやすくなり、降水量が多くなる傾向があります。冬季は西高東低の気圧配置が強まり、気温が低くなる傾向があります。

図2 ラニーニャ現象が日本の天候への影響を及ぼすメカニズム

インド洋熱帯域の海洋変動が日本の天候へ影響を及ぼすメカニズム

 夏季にインド洋熱帯域で海面水温が高いと、インド洋全域で海面気圧が低めになり、赤道に沿って西太平洋まで低気圧場が伸張してくる傾向が見られます。このときフィリピンのミンダナオ島東方では、低気圧場に向かって吹く北東風偏差が発生、フィリピン付近を中心に下降流となり、積乱雲の活動が不活発になります。日本付近では太平洋高気圧の北への張り出しが弱くなり、北日本を中心に多雨・寡照となる傾向があり、沖縄・奄美では高温となる傾向が見られます。

 インド洋熱帯域の海面水温は、エルニーニョ/ラニーニャ現象が発生すると、エルニーニョ監視海域の海面水温の変動に遅れて変動する傾向があります。このことから、エルニーニョ現象終息後の夏季に、北日本を中心に多雨・寡照、沖縄・奄美で高温となることがあります。また、ラニーニャ現象終了後の夏季に、その逆の傾向が現れますが、インド洋の海面水温が高い場合ほど顕著ではありません。

図3 インド洋熱帯域の海洋変動の日本の天候への影響』

“ラニーニャ現象”発生で、この冬の雪は…気象予報士が解説

“ラニーニャ現象”発生で、この冬の雪は…気象予報士が解説 
富山テレビ
地域
2021年11月11日 木曜 午後7:00
https://www.fnn.jp/articles/-/268647

 ※ 既に、「ラニーニャ現象」が発生している…、という情報だ。

 ※ 大雪になるのか…。

 ※ これも、「地球規模の気候変動」の一つなのか…。

『 冬の気配がする富山県内ですが、この冬も、急なドカ雪や大雪に注意が必要です。

気象庁は、毎月「エルニーニョ監視速報」という情報を発表していて、10日発表された速報によりますと、10月からラニーニャ現象が発生しているとみられ、今後、冬の終わりにかけてラニーニャ現象が続く可能性が高くなっています。

大雪だった昨シーズンも、ラニーニャ現象がおきていました。
ラニーニャ現象の冬は、偏西風が日本付近で南へ蛇行し、冬型の気圧配置が強まり、寒気が流れ込みやすくなることがあります。

この冬も、西日本を中心に寒い冬になると予想されています。
ラニーニャ現象が起きていた前の冬。
富山市は35年ぶりの大雪になりました。
2000年以降、ラニーニャ現象の年は日本海側で大雪になるという状況がたびたび起きています。

この冬の降雪量は、「ほぼ平年並み」の予想で、富山の冬らしい冬が予想されていますが、さらに強い寒気の南下によって急なドカ雪になるおそれもありますので、備えておきましょう。』

台風10号と11号が発生 10号は3連休中 東日本接近のおそれ

台風10号と11号が発生 10号は3連休中 東日本接近のおそれ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210805/k10013183391000.html

『5日午後、那覇市の北東で台風10号が発生しました。沖縄本島地方では非常に激しい雨のほか強風や高波に注意が必要です。3連休の期間中、東日本に近づくおそれがあり最新の情報に注意するよう呼びかけています。一方、日本の東では台風11号が発生し、気象庁は付近を通る船舶に警戒を呼びかけています。

気象庁の観測によりますと、5日午後3時、那覇市の北東120キロで熱帯低気圧が台風10号に変わりました。

中心の気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心から半径280キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風は1時間に20キロの速さで北北東へ進んでいます。

台風に近い沖縄本島地方では1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあるほか、風が強まり波も高くしけになる見込みです。

台風は6日の午後以降、次第に速度を上げて日本の南の海上を東寄りに進み、7日から8日にかけて東日本に近づくおそれもあります。

気象庁は最新の情報に注意するよう呼びかけています。

一方、日本の東の海上では午後3時に熱帯低気圧が台風11号に変わりました。

中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の南東側280キロ以内と北西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風は1時間に30キロの速さで北へ進んでいます。

気象庁は付近を通る船舶に警戒を呼びかけています。』

台風8号 今夜遅くからあす未明 東北に接近・上陸の見込み

台風8号 今夜遅くからあす未明 東北に接近・上陸の見込み
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210727/k10013161961000.html

『関東の東にある台風8号はこのあと進路を北寄りに変えて今夜遅くから28日未明に東北に接近し、上陸する見込みです。東北や関東甲信ではしだいに風や雨が強まっていて、28日にかけて台風の中心から離れた場所でも大雨になるおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒し強風や高波に十分注意が必要です。

気象庁によりますと、台風8号は27日午前9時には千葉県銚子市の東南東190キロの海上にあり、ほとんど停滞しています。

中心の気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、暴風域はありませんが中心の北東側600キロ以内と南西側390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

関東甲信や東北南部など広い範囲が強風域に入っていて、銚子市では午前6時15分ごろに23.3メートルの最大瞬間風速を観測しました。

また、この時間は東北や関東を中心に断続的に発達した雨雲がかかっています。

台風はこの後、次第に北寄りに進路を変えて27日日中は関東の東の海上を北上する見込みで、今夜遅くから28日未明に東北に接近し、その後、上陸する見込みです。

東北と関東甲信、北陸などでは大気の状態が非常に不安定になり、28日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあります。

台風の中心や北側の地域に湿った空気が流れ込みやすく、特に東北では雨量が増えるおそれがあります。

28日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで東北太平洋側で200ミリ、東北日本海側で150ミリ、関東北部と伊豆諸島、新潟県で100ミリ、関東南部と甲信で80ミリ、北陸で60ミリと予想されています。

その後、29日朝までの24時間に降る雨の量は東北や北陸、新潟県で50ミリから100ミリと予想され、大雨になるおそれがあります。

関東は27日、東北の太平洋側は28日にかけて海上を中心に風が強く、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想され、東北の海上では大しけとなる見込みです。

気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに強風や高波、落雷、竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。

今回は、台風の中心から離れていても大雨になるおそれがあります。

自宅の周囲にどんな危険があるのか、風や雨が強まる前の日中の明るいうちにハザードマップなどで確認し、早めに安全を確保する対策を検討するようにしてください。』

全国で梅雨明け すでに猛暑日の地域も

全国で梅雨明け すでに猛暑日の地域も 熱中症に警戒を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210719/k10013147161000.html

※ コロナ下で、人混みでは「要マスク」が続くだろうから、鬱陶しい話しだ…。

※ 屋外や、風通しが良かったり、換気が充分の場所では、「マスクを外す」とか、臨機応変に対応していくしかない…。

※ 10月末、11月末までは、「希望者全員」にワクチン接種が可能なハズだと、政府は言っているんで、まあ年末くらいには、状況も大分変るだろう…。

『気象庁は19日、「四国が梅雨明けしたとみられる」と発表し、全国すべての地域で梅雨明けとなりました。
西日本から北日本の各地で19日も気温が上がり、すでに35度以上の猛暑日となっているところがあり熱中症に警戒が必要です。

外出はなるべく避け、こまめな水分補給や冷房を適切に使用するなど対策をしてください。

西日本から北日本の広い範囲で高気圧に覆われて晴れ、気象庁は19日午前「四国で梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

これで梅雨のない北海道を除きすべての地域で梅雨明けが発表されました。

気温はぐんぐんと上昇し午前11時半までの最高気温は茨城県の大子町で36.1度、福井県小浜市で35.4度、福島県伊達市で35.1度、北海道の足寄町で35度ちょうどとすでに猛暑日となっています。

また、福島市で34.9度、名古屋市で33.7度、大阪市で33.2度、東京の都心でも32.9度、札幌市で32.6度などとなっています。

このあとも気温は上がり、日中の最高気温は岩手県一関市と福島県会津若松市、前橋市、埼玉県熊谷市、兵庫県豊岡市で37度、山形市やさいたま市、大阪市、それに高松市などで36度、北海道帯広市や東京の都心、名古屋市で35度などと広い範囲で猛暑日が予想されています。

外出はなるべく避け、こまめに水分を補給するほか、屋内では適切に冷房を使用し屋外では人との距離が十分あるときにはマスクを外して休憩するなど、熱中症に警戒してください。
午後は内陸を中心に大気不安定に
一方、西日本の太平洋側を中心に大気の状態が不安定になっていて九州南部には発達した雨雲が流れ込んでいます。

これから夜にかけては全国的に内陸を中心に大気の状態が不安定になる見込みで、局地的に雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。

低い土地の浸水や川の増水、土砂災害のほか、落雷や竜巻などの激しい突風、それに「ひょう」にも十分注意するよう呼びかけています。

晴れていても天気が急変するおそれがあり、急に冷たい風が強く吹くなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物に移動するなど安全の確保を心がけてください。』

春一番の意味や由来とは?

春一番はどうして吹くの?(親子スクール)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGG026MF0S1A200C2000000/

春一番の意味や由来とは?時期と風速により定義されていた!
https://tashlouise.info/%E6%B0%97%E8%B1%A1/6371.html

※ だんだん暖かくなってくると、「シベリア高気圧」の勢力が弱まり、日本海に低気圧が発生するようになる…。

※ この気圧配置を見ると分かるが、低気圧からは、「温暖前線」と「寒冷前線」が伸びている…。

※ そして、温暖前線の背後には、「温かい空気」が存在している(逆に、寒冷前線の背後には、「冷たい空気」が存在している)…。

※ 大気は、「高気圧」から「低気圧」に向かって移動する(風が吹く)から、温暖前線の背後の高気圧から、温かい空気が移動する…。それが、時に「突風」となるから、「春一番」となるわけだ…。

※ これは、知らんかった…。53名も亡くなる事故があったのか…。

※ 痛ましい話しだ…。それで、「警報」も兼ねて、さかんに報じているわけだな…。

関東甲信、24日にかけ平野部も大雪か

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG230UZ0T20C21A1000000

 ※ 例の、「南岸低気圧」の襲来だ…。

 ※ 共通テストの日程と重ならなくて、良かったよ…。

 ※ 今思えば、226も、たぶんコレだったんだな…。

 ※ またまた、関東周辺で、滑ったり転んだりか…。

 ※ たぶん4年前の大雪の時のことであろう画像を、収集したんで、貼っておく…。

 関東地方 積雪データベース 2011-2020
http://chiketan.web.fc2.com/snow-data6.pdf

米北東部で大雪、4人死亡 交通事故相次ぐ

『【ニューヨーク時事】米北東部は16日から17日にかけて大雪に見舞われ、米メディアによると、交通事故などで4人が死亡した。新型コロナウイルス感染が再拡大する中、自宅で過ごす人が多いが、当局は外出を控えるよう住民に呼び掛けた。
 ニューヨーク州ビンガムトンやペンシルベニア州の一部で100センチを超える積雪を観測。ペンシルベニア州では車両数十台が絡む衝突事故が発生し、2人が死亡したほか、別の交通事故で運転手1人が死亡した。さらに除雪車にはねられて1人死亡した。
 ニューヨーク市のセントラルパークでは約25センチの積雪を観測し、昨冬の総積雪量である約12センチを上回った。デブラシオ・ニューヨーク市長は「過去24時間の積雪量は(記録的な大雪だった)2016年1月以来だ」と語った。
 17日午前の時点でニューヨーク、ニュージャージー、コネティカットの3州の計1万戸近くで停電も発生。フライト欠航など交通にも影響が出た。』

NCEP GFS 500hPa 気温 北半球
https://weather.time-j.net/Gfs/TemperaturePoler/500

週間寒気予想
http://www.ystenki.jp/kanki.html

※ どうも、一番「寒い」極(北半球の場合は、北極)から、「寒気(冷たい大気)」が、ウネウネと、高緯度地域に、さらには、その周辺地域(ヨーロッパ、北米、シベリア、日本列島など)に降りて来て、そこの「住民たち」が右往左往する…、という話しのようだ…。

※ そういう「冷たい大気の運動」には、「偏西風」なんかが関係しているんだろう…。そういえば、「お天気お姉さん」が、「偏西風の蛇行」と言っているのを、聞いたことがある…。

台風10号、海水高温で強力に ラニーニャも影響

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63451860U0A900C2EA2000/

『台風10号は「猛烈な」勢力で沖縄近海を進み、九州に接近または上陸して広範囲に激しい暴風をもたらす恐れがある。短時間で猛烈に強まる「急速強化」が北上しながら起こり、あまり衰えずに陸地に近づく極めて異例の台風となりそうだ。熱帯の海水温の変化など悪条件が重なった。これだけ強い勢力で陸地に迫るのは、1959年の伊勢湾台風以来だ。

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台風10号の中心気圧は3日午前0時から18時間で30ヘクトパスカル下がった後、4日午前0時から9時間で30ヘクトパスカル下がり、発達のペースが倍増した。海面水温がセ氏30度を超えて異常に高く、上空の風も穏やかで「発達を妨げる要因がほとんどない」(名古屋大学の坪木和久教授)。

発達した台風が通過すると水がかき混ぜられ、深いところの比較的冷たい水が表面に上がって海面水温は下がる場合が多い。しかし、現状は水深100メートル程度まで高めのため、下がりにくい。

台風は暖かい海からの水蒸気をエネルギー源とする。台風の発達に適しているとされる海面水温セ氏27度以上の海域が九州の沿岸近くまで迫っており、10号は最盛期を過ぎてもある程度の強さを維持して九州に接近する公算が大きい。

日本の南の広い範囲で海面水温が異常に高いのは、高気圧に覆われ続けて日射で暖まったのが直接の原因とされる。そして、高気圧が勢力を強めて居座った背景には熱帯の海特有の現象がある。

一つは数年に1度のペースで海面水温が熱帯太平洋の西側では高め、東側では低めになるラニーニャ現象が起き始めていることだ。もう一つはインド洋の海面水温が高い現象で、これらが重なって日本の南に張り出す高気圧を強めた。結果的に、8月に入って水温が高い海域は西太平洋のかなり広範囲に及び、台風の発生・発達に適した条件ができたとみられる。

もともと日本近海の海面水温は長期的な上昇傾向が顕著で、ゲタを履いたような状態になっている。そこへ今夏特有の水温上昇が重なり、台風が北緯30度近くまで最盛期の勢力でいられるほどの高温になった。

気象庁や米国の気候予測センターは秋~冬にラニーニャが発生する確率は6割程度と予想している。このため、日本の南海上で海面水温が高く、台風が発達しながら北上しやすい傾向は続く可能性がある。9、10号を追うように新たな強力台風が襲来する恐れがある。今回は被害を免れても次があると考え、備えを万全にしておきたい。(編集委員 安藤淳)』