全国最多 27高校でリモート授業、北海道が札幌に配信拠点

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC08B5M0Y1A300C2000000/

『北海道は4月、道立高校向けリモート授業の配信拠点を札幌市内に設ける。対象は全国最多の27校。2023年からは高校の全学年でリモート授業を始め、教員不足による質の低下を食い止める。全国2例目となる遠隔授業による単位認定も始め、距離のハンディを克服する。

北海道教育委員会が設ける「北海道高等学校遠隔授業配信センター」は有朋高校(札幌市)内に設け、教頭1人を含む教員16人を配置する。開会中の道議会に出張…

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り1015文字

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

有料会員に登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGM010QT001022021000000&n_cid=DSPRM1AR07

無料会員に登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGM010QT001022021000000&n_cid=DSPRM1AR07#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login

開会中の道議会に出張費用など中心に1300万円を盛り込んだ予算案を提案している。21年度は高校1年生を対象に、4月ごろからリモート事業を始める。

各校の希望科目を事前に調査し、配信センターが時間割を組む。各校は時間割を基に自校のカリキュラムを決める予定で、同じ時間に1校で受講できる授業は1~2コマを複数校向けに同時配信する。受信システムは1セットあたり200万円程度と高額で大量導入は難しく、27校は順次導入して23年度の全学年への拡大に備える。

対象科目は英語、国語、数学のほか、物理や化学、地学、世界史、日本史、地理、倫理、政治・経済など主要な大学入試科目に対応する。芸術系では書道や音楽、美術などを網羅する。国語や数学、英語は受信校の教員と手分けして習熟度別の授業も提供する。中期的にはタブレット端末で受講できるようにする計画だ。

複数の学校に一斉配信する合同授業なども計画する。夏休みや冬休みなど長期休暇中には大学進学を見据えた「進学コース」の講習も開く。高校の単位を認定するには年に数時間の対面授業も求められるため、配信センターに所属する教員が担当する学校へ出張しての対面授業も想定している。

配信センターを使ったリモート授業で単位を認定するのは高知県に続き全国2例目。高知は20年度に始め、21年度は1校多い11校でリモート授業をする予定。高知県教育センターは「数学や英語の習熟度別クラスでは1教員が担当する生徒数が数人といったケースもある。教員の目が行き届き、生徒からの評判も良い」と話す。

北海道は新型コロナウイルスの感染が拡大する前から、10年程度かけて遠隔授業の研究を続けてきた。13年からは南茅部高校(函館市)などで試験導入し、効果と課題を検証してきた。広い北海道ではまんべんなく教員を配置するのが難しく、もともとリモート授業の需要は大きかった。

道の基準では1学年あたり1学級の小規模校には最大でも8~9人しか教員を配置できない。在籍する教員だけで生徒の希望をカバーするのは困難で、近隣校からの出張対応でも「せいぜい2~3科目を受け持つのが限界だった」(北海道教育庁学校教育局)。

これまで大学などへの進学を志す中学生は越境して都市部の高校に入学するケースも多かったが、一人暮らしなど経済的負担も大きい。遠隔授業は対面と異なるノウハウが欠かせないため、道教委は今後、研修などを通じて教員のスキルを磨くメニューも拡大する方針だ。
(高橋徹)

新型コロナ特集ページへ https://www.nikkei.com/theme/?dw=20012202&n_cid=DSBNHE

小中の学習用端末、3月中に配備ほぼ完了 教員の指導力が課題

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG162CK0W1A310C2000000/

『文部科学省は17日、全国の小中学校などの97.6%が児童生徒にタブレットなどの学習用端末を3月中に配り終えるとの調査結果を公表した。校内の通信ネットワークにも9割超の学校で接続できるようになる。各国に比べて遅れていた学校教育のデジタル化の基盤がようやく整う一方、授業などで端末を使いこなせるのかどうか教員の不安は根強い。

同省は公立小中学校などを所管する1812の学校設置者を対象に3月末時点での端末の調達状況を尋ねた。既に整備済みを含め、同月末までに97.6%が納品を終えると回答した。校内のネット環境は公立高校の設置者も含めて調査し、全国3万2千校超のうち、97.9%の約3万1千校が4月から使い始められると答えた。

端末配布が4月以降になるのは43自治体で全体の2.4%だった。名古屋市は8月めど、東京都足立区は9月、神奈川県横須賀市は11月までずれこむと回答した。岩手県野田村と福島県の2自治体が時期の見通しが立っていない。

遅れの理由で最も多いのは「端末への需給の逼迫による納期遅延」(13自治体)だった。新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークなどによる端末の需要が増し、世界的にも部品不足が続く。端末が確保できても「設定に時間がかかる」「ネット回線の開通までに一定期間を要する」などとした自治体もあった。

政府は2020年春の長期休校を機に全国の小中学生への端末配備時期を3年前倒しして21年3月までとし、並行して校内ネット環境も整える目標を掲げた。デジタル対応が進まず、同時双方向型の授業やオンラインでの宿題のやりとりなどができないことで休校中の学習機会を失った児童生徒が多かったためだ。

ロックダウン(都市封鎖)が続いた欧米諸国では端末や通信環境の整備を支援するなどし、すぐにオンライン授業に切り替わった。経済協力開発機構(OECD)の18年調査では、十分なネット環境が整っている学校の割合が日本は36.5%だったのに対し、米国や北欧諸国は8割を超えた。

ただ環境が整ったからといってすぐに教育に生かせるとは限らない。同じOECD調査では教員のデジタルを活用した指導力も、加盟国では「最低水準」と指摘されており、文科省は研修の強化や大学での教員養成課程の見直しなどに着手している。

授業以外でも端末管理や設定などで戸惑う声もある。「セキュリティーが厳しすぎて教員から児童に資料を送ることができない」。高知県内の男性教員が勤める公立小では3年前からiPadを導入したものの、外部とのメールがやりとりできず、20年の休校中には活用しきれなかった。自治体は設定を変える予定がなく「制約はあまりにも大きい」と話す。

一方、3年ほど前に端末の配備を完了した福島県新地町の新地小学校では児童が端末を持ち帰って事前に予習する「反転授業」や、オンラインを活用した海外交流など活用の幅が広がる。ICT(情報通信技術)支援員に技術面を補ってもらい「教員が授業内容に集中でき、安心してICTを組み込めた」(高橋澄子校長)。20年春の休校時には速やかに双方向授業を実施し、授業の遅れを最小限にとどめることができたという。

設定などへの理解不足はICT教育の地域間格差をさらに広げる懸念がある。文科省は先進地域の取り組みを共有したり支援員を増員したりするほか、「本格運用時チェックリスト」を全国の自治体に配った。

リストでは「端末を大切に扱うためのルールを明確に作成し共有しているか」「セキュリティー機器などを端末の円滑な活用を妨げることがないよう導入・設定しているか」など34項目を示し、積極的にICTを活用するよう促した。萩生田光一文科相は「想定を超えるトラブルが絶対ないとはいえない。継続的にきめ細かな支援をする」と強調した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

有料会員に登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGM010QT001022021000000&n_cid=DSPRM1AR07

無料会員に登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGM010QT001022021000000&n_cid=DSPRM1AR07#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login

プログラミング、つまずいたから つまずかせない 教育を変革 EdTechの旗手(4)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK246OV0U1A220C2000000/

※ こういう統計が、出てるんだな…。

※ オレは、レベル1とレベル2の間くらいか…。

※ レベル3で、やっとスクリプト使ったり、Linux系でサーバ立てたりとかか…。情シス受かったりとかか…。

※ 政府が、やたら「プログラミング教育」を言っているから、小学校教員も、情シス必須…、ということになるだろうな…。

※ 現行、小学校教員は、女子の「文学部」「教育学部」出身者が多いだろう…。

※ 源氏物語、枕草子大好き乙女に、ゴリゴリ「プログラミング」「コンピューティング」を、強制するのか…。

※ ヤレヤレな話しだ…。

『わかりにくいところを熟知

「プログラミングで僕もつまずいたから、あきらめずに学習できるシステムが必要だと思った」。Progate(プロゲート、東京・渋谷)社長の加藤将倫(28)は、柔らかなビーズクッションに座りながら語る。東京大学の学生時代、プログラムを学ぶ「ゲート」(入り口)を創りたいと志して起業した。遊び心あふれるオフィスには卓球台やゲーム機器も置いてあり、柔軟な発想で学習ソフトを開発している…

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り4529文字

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

有料会員に登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGM010QT001022021000000&n_cid=DSPRM1AR07

無料会員に登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGM010QT001022021000000&n_cid=DSPRM1AR07#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login

遊び心あふれるオフィスには卓球台やゲーム機器も置いてあり、柔軟な発想で学習ソフトを開発している。

加藤は「初心者がつまずくハードルをとにかく下げた」と笑顔を見せる。同社のオンライン教材は現在、国内外で200万人超が利用している。2020年から小学校でプログラミング教育が必修となり、親も「子供に聞かれたときのために」と学び始めた。学び直しをする社会人の需要もあり、この教材をきっかけにアイドルからエンジニアに転職した人もいる。新型コロナウイルスの影響で巣ごもりの時間が増えた影響もあり、会員数の伸び率は従来の2倍になった。

ふつうプログラムのコードはパソコンで書いていくが、「スマートフォンのほうが親しみやすい人もいる」。ブラウザだけでなく、アプリでも学べるようにした。Python(パイソン)やJavaScript(ジャバスクリプト)などのプログラミング言語ごとに細かくレベル分けしてある。レベルアップすると、いやし系キャラの「にんじゃわんこ」が祝福してくれる。

例えばウェブサイト制作につかう言語、HTMLを学ぶとする。サイト内の文字の大きさや関連ページへのリンクなど、コードを書き込むときは機能ごとに「開始タグ」と「終了タグ」を指定していく。リンクを貼るときは次のような具合だ。

Progate

まず開始タグとしてと打ち、参照を表すhrefという属性とリンク先のURLをここに盛り込む。さらに画面上でクリックしてもらう文言(ここではProgate)を指定し、終了タグのと書く。このとき、どこでスペースを空けるかや、ダブルクオーテーション(”)をつける場所などもイラストで丁寧に図示してある。
Progateのアプリは、初心者でもプログラミングを独学しやすいよう丁寧に設計している

「何のために学んでいるか、実感を得やすくした」というのもポイントだ。たとえば演習問題で、検索エンジンのGoogleにリンクを貼るためのコードを書く。このシステム上のプレビューで「Googleへ」と青文字で表示される。これをクリックすると、本当にそのサイトへ飛ぶようになっていて、身につけた技術が役立つんだと達成感がある。コードを書くときに分からなくなっても、別のいやし系キャラ「ひつじ仙人」がヒントを出してくれる。学習者の心が折れないような仕掛けが満載だ。

大学の授業にモヤモヤ感

加藤がコンピューターと向き合うようになったのは、母親の影響が大きい。父親の仕事の都合で、小学校から中学校のほとんどをオーストラリアで過ごした。そこで母が現地の大学で学び直すことを決め、専攻したのはコンピューターサイエンス。家でもパソコンで課題をこなし、簡単なゲームをつくると息子にも遊ばせた。加藤は「こんなのつくれちゃうんだ?」と、わくわくしたという。

ところが帰国して自分が大学生になると「挫折の連続だった」。東大工学部の電子情報工学科で、コンピューターの原理やプログラミングについて学んでいた。周りの学生を見渡すと、アルゴリズム(コンピューター上の計算手法)やソフトウエアのつくり方について、小中学生のころから学習してきた猛者も少なくない。「僕は文系脳」という加藤。「彼らはなぜすぐに講義内容を理解できるんだ」と焦りながら、なんとか食らいついている状況だった。

「実社会にどう役立つか」という成果が見えにくい授業も多かった。加藤はフェイスブックの創業者、マーク・ザッカーバーグの半生を描いた映画「ソーシャル・ネットワーク」をみて、彼が学生時代にSNSを開発した姿に刺激を受けた。だが、大学の授業は「どうしたらフェイスブックみたいなサービスにつながるのか?」という加藤のモヤモヤ感を置き去りにして進んでいった。

日本のIT(情報技術)エンジニアは約109万人。世界4位ながら米国など上位3カ国との差は大きい。経済や社会の急速なデジタル化でIT人材の需要は高まり、日本は今後10年で約45万人の不足に陥るという経済産業省の予測もある。実社会は即戦力を渇望しているのに、大学の授業は対応できていないのではないかと加藤は疑問を抱いた。

そんなとき、のちにProgateの共同創業者となる同級生、村井謙太がプログラミングを学ぶための学生サークルを立ち上げた。村井は東大工学部の社会基盤学科で学んでおり、コンピューターサイエンスが専門ではなかった。サークルはあえてプログラミング技術が「バリバリな人」(加藤)ではなく、今は苦戦しているけれど飛躍したいと思う人が集まった。加藤も加わり、同じ悩みを持つ仲間たちと前進できることを喜んだ。

ただ、テキストを見ながら実験的にプログラムを組むだけでは、やはり実社会で役立つという手応えは感じられない。そこで「実際に仕事を受注してみればいい」とサークルのメンバーらで企業に営業をかけた。あるITベンチャー企業から受注したのはフリーランスの営業員らに営業活動をアウトソーシングするためのシステム開発。顧客企業との受発注や営業人材を管理するための画面が求められた。

勢い込んだ加藤の前に壁が立ち塞がった。この案件を仕上げるには、ウェブ制作に合うHTMLやPHPといったプログラミング言語を使う必要があると気づいた。加藤がもともと授業で習っていたのはロボット制御やアプリ開発にも利用するC言語やJavaなど別の言語だった。

せっかく受注した仕事。なんとしても完成させたい――。加藤は外部のエンジニアから即席の技術指導を受けつつ、寝る間も惜しんでシステムをつくり上げた。眠い目をこすりつつ、納入時には安堵の思いと達成感に包まれた。身につけた技術が社会とつながる実感も得られた。

プロゲートの加藤将倫CEO(東京都渋谷区)

渡米きっかけ、起業決心

自信をつけた大学3年の終わりごろ、起業へと踏み出すきっかけが訪れた。サークル活動を通じて知り合った起業家が、米国で開かれるテクノロジーと音楽・映画の祭典「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」に参加するという。「英語がしゃべれるなら、君も行ってみる?」と誘われ、すぐさま渡米の準備をした。

米国ではその起業家にIT関係者を紹介してもらうなかで、フェイスブックの創業初期のメンバーにも出会えた。案内してくれた自宅の豪邸ぶりに「度肝を抜かれた」。話を聞くと、創業時の社員の多くはすでに同社を離れ、ストックオプションで巨万の富を得ていた。大金持ちになったことに満足せず、新事業に挑戦する人もいる。加藤は「テクノロジーを駆使するこんな格好いい人たちがいるんだ」と起業家たちの生き方に衝撃を受けた。

その豪邸に集まっていた起業家から「ところで君はどんなプロダクトをつくっているの?」と質問されたのが忘れられない。日本の起業家の1人だと思われていたのだ。加藤は言葉に詰まった。どうにかプログラミングで仕事を受注できるようになったが、オリジナリティーのあるシステムで勝負しているわけではない。「あの時の自分が悔しくて、自分も世の中に役立つものを生み出したいと思った」。

大学4年になるとき、進路選択で悩んだ。どこかの研究室に入って、さらに大学院も目指すべきか。それとも……。脳裏に焼き付いて離れないのは米国の情景だった。「やりたいのは、いま起業することだ」と決心。プログラミングサークルの村井と共に、14年7月にProgateを立ち上げた。高校時代の友人らも誘い入れ、シェアハウスを借りて「一緒に飯を食いながらプログラミング教材をつくり込んでいった」。

試作品の段階から出資を決めたのは、ベンチャーキャピタルのイーストベンチャーズだ。同社マネージングパートナーの松山太河は「出会ったときから、加藤くんは社会を変えたいというエネルギーを持っていた」と語る。当初、利益が出なかった時期をイーストベンチャーズは資金面で支えた。成長したProgateが20年に合計4億円を資金調達したときも第三者割当増資に応じた。
高校の授業でも活用

先進的な理数系教育に取り組む「スーパーサイエンスハイスクール」の一つ、東京都立立川高校はProgateの教材を採用している。1年生の川崎哲平は素早いブラインドタッチで、Pythonのコードを打ち込んでいった。身につけた技術でいずれ、書籍を丸ごと翻訳するソフトを作りたいと目を輝かせる。同級生の柳沢大志はC#(シーシャープ)というプログラミング言語で、神経衰弱のゲームを一からつくり上げた。
都立立川高校では、ゲームのプログラミングを楽しむ生徒もいる

学校に使ってもらうなかで予期しない反応も返ってきた。立川高校の教諭、佐藤義弘は手取り足取り教えるProgateの教材に「とても丁寧に作ってある」と感心する。それと同時に「生徒を一段と成長させるには失敗から学ばせることも重要だ」と挫折の機会を与える必要も説く。加藤も「初心者を脱した人が、さらに自立できる教材にすることが次のステップだ」と考えている。教材の改善に終わりはないのかもしれない。

日本人のITスキルを向上させたいという思いは強い。小学校、中学校と豪州の現地校に通い、日本の存在感が低下していくのを肌で感じた。小学生のころは、日本のMDプレーヤーのような製品が「クールだ」ともてはやされた。ところが「次第にハードウエアじゃなくてソフトウエア、アイデア勝負の世界に変わり、日本が話題になることが減った」。

経産省はIT人材を7つのレベルに区分し、主要国の状況を分析している。「高度な知識・技能」に相当するレベル4以上の人材は、米国だと7割、インドで6割、中国は5割だった。日本は4割弱にとどまるという。若い頃からITに慣れ親しむとともに、世界で競争すべく厳しさに接することも必要かもしれない。
目指すはグローバル展開

加藤は世界にも目を向ける。18年、進出先に選んだのはアフリカだった。1990年代の内戦による打撃からの復興を遂げてきたルワンダと、かつてクーデターが頻発していたウガンダ。ともに経済の伸びしろが大きいと踏んだ。

だが「まだ成長初期のベンチャー企業が挑戦するには、やや時期尚早だった」。オンラインの課金ビジネスで採算をとるには、まだ難しい市場だと判断して撤退した。「もっと会社が成長したら戻りたい」と再挑戦の決意を胸に秘める。

同年にはインドでも市場開拓を始めた。IT企業が集まる南部のベンガルールに拠点を置き、学生を中心に20万人超までユーザーが増えてきた。小中学校から熱心にIT教育に取り組む親も多いなか、中途半端な理解のまま進学して困る人もいる。大学生を中心に、学び直すニーズがあるという。

さらに20年にはインドネシアに現地法人を設立し、インドネシア語のプログラミング教材を展開している。人口2億7000万人の同国はスマホの普及でデジタルサービス市場が急拡大し、スタートアップ企業も次々と登場してきたことで「エンジニアが不足している」。インドネシアの会員も10万人が目前という。

加藤は「日本の底力を発揮し、グローバルに価値を届けられる企業になりたい」と力を込めて語る。日本の「失われた30年」の間に米国のGAFA、中国のアリババ集団や騰訊控股(テンセント)などの海外企業が飛躍を遂げた。豪州で「日本が埋没していく」と感じた加藤は世界に勝負を挑み続ける。

=敬称略、つづく
連載記事一覧はこちら

公官庁にはシステムエンジニアは居ない。

https://ameblo.jp/bangkokoyaji/entry-12654867511.html

 ※ こういう「構造」が、「日本全国の小学生に、タブレット端末を、配ります!」ということで、「変化」することになる…とは、到底思えんのだが…。

 ※ 課題・問題は、「モノ」にあるのでは、無いだろう…。

 ※ それを、「ツール」として使う側の「頭の中」に、あるんだろう…。

 ※ そこに「変化」が生じない限り、「構造」は、変化しようがない…。

 ※ しかし、「厚労省」も、そもそもが「アプリの動作を、確証すること」が、メインの仕事のお役所では無い…。

 ※ どの役所も、「そういう中で、やっている。」わけだ…。

 ※ そういう「構造」が、「デジタル庁」の設立で、改善に向かうとも思えない…。

 ※ これまで仄聞した限りでは、「官庁御用達(ごようたし)」の「導入システム」の一元化を図るとか、なんとか…くらいのもののようだ…。

 ※ 日本全国、津々浦々まで、「デジタル機器」「ICT機器」が「日常生活のツール」として、使われるようになることが、大前提だろう…。

 ※ しかし、そうなったとしても、「スマホや、タッチパネルぽちぽち。」の人々が、「アプリ開発」したり、ましてや、「システムの深いところ」まで「降りて行って」、「バグ取り」したりできるようになる…、とは到底思えんな…。

『発見遅れたCOCOA不具合、厚労省「実機テストせず」
https://www.asahi.com/articles/ASP236SR9P23UTFL00R.html

情報技術(IT)を使って新型コロナの感染拡大を防ぐ「切り札」として導入された接触確認アプリ「COCOA」。利用者の約3割を占めるアンドロイド版が昨年9月末から4カ月以上、機能していないことが分かった。なぜこのような事態になり、発見が遅れたのか。厚生労働省が3日夜に開いた記者説明の主なやり取りは以下の通り。

COCOAの接触通知、昨年9月から届かず 一部端末で
接触確認アプリ通知漏れ、5カ月間も気づかれない理由は
――どのような不具合が起きたのか。

 「昨年9月28日にCOCOAのバージョンアップをした。それ以降の1月までは基本的な動作テストしかしていなかった。そのなかではちゃんと動いていると業者が判断した。年明けに拡張してテストしたら動いていないと判明した」

 「9月28日は、(iPhone〈アイフォーン〉向け基本ソフト)iOSで濃厚でない接触でも(通知が)来てしまうことの不具合を直した。その時に、時間、距離とかのパラメーターに変更を加えた。iOSはそのときうまくいったが、アンドロイドは濃厚接触があっても低いリスクと判定されて通知がいかない、ということになってしまった」

――問題発覚の経緯は。

 「(業者からの)一報は(今年)1月25日。どうも不具合あるらしい、と。それで調査をお願いして最終的にきょうに至った」

――どれくらいの規模の問題なのか。

 「アンドロイドの割合は、ダウンロードされていることとアクティブかは別。ダウンロードでみると約31.4%。2月2日現在で、全体で約2450万ダウンロード。アンドロイドは約770万ダウンロードに該当する」

――どれだけ(濃厚接触者だとい…

この記事は会員記事会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。

残り:1378文字/全文:2010文字』

鼻出しマスク、49歳受験生逮捕 トイレ不退去疑い

https://this.kiji.is/724073489851711488?c=39546741839462401

 ※ こうなると、ちょっと大ごとだ…。

 ※ 不退去罪 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E9%80%80%E5%8E%BB%E7%BD%AA

 ※ 『(住居侵入等)
(※刑法)第130条
正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する。

解説
正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入 … 住居侵入罪

要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者 … 不退去罪

(不退去罪の例としては住居人が「帰ってください」と言って帰らない場合になる)』

『16日に実施された大学入学共通テストで、再三注意されてもマスクで鼻を覆わず失格になった受験生は49歳の男で、失格後に会場のトイレに約3時間閉じこもったとして、警視庁が建造物不退去容疑で現行犯逮捕していたことが19日、関係者への取材で分かった。

 この受験生は16日、都内の試験会場で最初の地理歴史・公民の試験時に、試験監督がマスクで鼻を覆うように6回求めたが応じず、午後の英語・リーディングの試験中に不正失格を告げられて退席した。その後、トイレに移動してしばらく出てこず、会場側が警察を呼んだ。警察官が上部付近から個室に入り、16日午後10時ごろ現行犯逮捕した。』

 ※ まあ、「失格処分」になった→午後の試験も、受験できなくなった→受験会場にとどまる資格も失った→「退去するよう求められても、退去しなかった(※3時間も立てこもった)」→「不退去罪の現行犯に該当する」…、という話しなんだろう…。

 ※ 大学入学共通テスト受験しにきて、「逮捕されて帰る(※留置場行き?)」とか、ちょっと気の毒と言えば、気の毒な話しだ…。

 ※ しかし、世の中のルールというものを知らないと、こういうことにもなる…という見本のような話しでもある…。

 ※ 何より、騒動に巻き込まれた他の受験生が、いい迷惑だったろうよ…。

“マスク不正行為”は総合的判断

“マスク不正行為”は総合的判断|NHK 首都圏のニュース

※ ヤレヤレな話しだ…。

※ 「なんかが、ズレている…。」と感じるのは、オレだけか…。

※ 再度言う…。世の中には、一定の割合で、こういう人が存在する…。

『関係者によりますと、この受験生は40代で、監督者の指示に従わなかった際の対応に加えて、最終的には不正を告げられると会場内のトイレに閉じこもり出て来なかったことから、かけつけた警察官によって退去させられたということです。
今回のケースを受け、大学入試センターにはマスクの着用をめぐり不安や抗議の声が寄せられているということですが、マスクの着用だけでなく、指示に従わなかった際の対応や、ほかの受験生への影響も含めて、総合的に判断したとしています。』

『(記事全文)

感染が拡大する中で実施された「大学入学共通テスト」で、マスクから鼻が出た状態を正さなかった受験生の成績が無効になったケースを受け、大学入試センターには、マスクの着用をめぐって不安の声などが寄せられているということです。
センターでは、受験生が指示に従わなかった際の対応や、ほかの受験生への影響を含めて、総合的に判断したと説明しています。

17日までの2日間に1回目の本試験が実施された大学入学共通テストでは、初日に都内の会場でマスクから鼻が出た状態だった受験生1人が、監督者から鼻を覆うよう試験中に6回、さらに休憩時間も注意されたものの正さず、不正行為と認定されて成績が無効になるケースがありました。
今回の共通テストでは、受験生は会場で正しくマスクを着用することが求められていて、大学入試センターは、「次の注意で無効になる」と告げたあとも応じず、「試験場で監督者などの指示に従わない」という不正行為の要件に該当したと発表していました。
関係者によりますと、この受験生は40代で、監督者の指示に従わなかった際の対応に加えて、最終的には不正を告げられると会場内のトイレに閉じこもり出て来なかったことから、かけつけた警察官によって退去させられたということです。
今回のケースを受け、大学入試センターにはマスクの着用をめぐり不安や抗議の声が寄せられているということですが、マスクの着用だけでなく、指示に従わなかった際の対応や、ほかの受験生への影響も含めて、総合的に判断したとしています。』

共通テスト「鼻出しマスク」で失格は妥当? 割れる賛否

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG180FL0Y1A110C2000000

『大学入試センター試験の後継で初実施された大学入学共通テストで、試験中に鼻を出してマスクを着け、度重なる注意にも従わなかった受験生が失格とされた。SNS(交流サイト)では、鼻を出していた受験生は他にもいたとして公平性に疑問を投げかける声が上がる一方、「自業自得」とする意見も。専門家は「受験生を混乱させない運用を検討すべきだ」と指摘する。

【関連記事】

共通テスト、マスクで鼻覆わず失格 6回注意  
共通テストは53万5245人が出願し、大半の受験生が試験を受け…

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り896文字

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

初割で申し込む
https://www.nikkei.com/promotion/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN04AVW004012021000000&n_cid=DSPRM1AR08

無料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login

・共通テストは53万5245人が出願し、大半の受験生が試験を受ける第1日程が16~17日に全国各地の会場で行われた。

・運営する大学入試センターによると、失格となった受験生は16日に東京都内の会場で試験中に鼻を出してマスクを着用していた。地理歴史・公民から受験し、試験監督が鼻まで覆うように6回注意したが従わなかった。6回目に「次は不正行為となる」と通告したがそれでも従わなかったため、英語の試験中に不正行為とみなしたという。

・「鼻マスクで失格になる時代ってすごいな」「結構やってる人いたけどなんも言われてなかった」。厳格な試験運用に対し、ツイッターでは他の受験生らから同情や不公平さを指摘する投稿が相次いだ。

・同センターは新型コロナウイルスの感染対策で、受験の際にマスクを正しく着用するよう受験上の注意点を記した文書で呼びかけていた。文書は同センターのホームページに掲載され、試験当日も持参を求めていた。試験場で指示に従わない場合は「不正行為となることがある」とも明記されていた。ツイッターでは「受験生の義務だ」として試験監督の対応に理解を示す意見もみられた。

・マスク着用を巡るトラブルは、これまでもコロナ下でたびたび表面化してきた。

・昨年11月には東京メトロの車両内で別の乗客にマスクで鼻を覆っていないことを注意した男性が口論の末、下車した駅のホームで顔に催涙スプレーのようなものを浴びせられる事件が起きた。男性は目に痛みを訴え搬送され、軽傷を負った。

・感染対策に詳しい国際医療福祉大の和田耕治教授(公衆衛生学)は、自らを感染から守るにはマスクで鼻も覆うのが正しいとした上で、鼻を出していた受験生が仮に無症状の感染者だったとしても「会話やせきなど飛沫を出す症状がなければ他人に感染させるリスクは高いとはいえない」と指摘する。

・共通テストでは感覚過敏などで長時間のマスク着用が難しい場合、事前に申告すればマスクなしで別室での受験を認める対応も取られていた。和田教授は運営側のこうした対応には一定の理解を示しつつ「厳しすぎる運用はマスクの鼻出し着用を迷惑行為とみる風潮を助長しかねない。今後の試験に向け、受験生にさらなる混乱を与えない検討が必要ではないか」と話している。

共通テスト、「思考力」測定は道半ば 情報処理力で差も

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG170X10X10C21A1000000

『初めての大学入学共通テストが17日、2日間の日程を終えた。大学入試センター試験が暗記型学習への偏りを招いたとの批判から導入が決まった共通テストは、思考力をより重視する方針を掲げた。知識だけでは歯が立たない問題は増えたものの、盛りだくさんの情報を読みこなす力も必要になり、物事を深く考える力の測定には課題を残した。

【関連記事】
少子化・デジタル対応必須 コロナで浮かんだ入試の課題
初の共通テスト、コロナ下受験の試金石 初日混乱なく

「センター試験から大きな変化はないと感じた」。数学の試験問題をみた高校教諭は拍子抜けし…

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り1417文字

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

初割で申し込む
https://www.nikkei.com/promotion/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN04AVW004012021000000&n_cid=DSPRM1AR08

無料登録する
https://www.nikkei.com/r123/?ak=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXZQOGN16C7X016122020000000&n_cid=DSPRM1AR08#free

ログインする
https://www.nikkei.com/login

・「センター試験から大きな変化はないと感じた」。数学の試験問題をみた高校教諭は拍子抜けしたように話した。

・2017、18年に実施された共通テストの試行調査では国語で法律条文を題材にしたり、数学で建築基準法を踏まえて階段の大きさを割り出させたり、センター試験にはない問題が頻出した。

・今年の本番はこうした問題は少なく、センター試験を踏襲した内容が目立った。それでも高校教員や予備校講師からは「センター試験に比べてやや難化した」「消去法では解けない問題が増えた」との分析が相次いだ。

・主な要因は思考力をより重視した試験への転換にある。日本史では、荘園の図からブラジルの新聞まで、多様な資料を読み解く問題が出た。東京都立西高校の吉野領剛教諭は「問題を正しく読めていないと、歴史的事実を知っていても解けない問題が出た。国語的センスも問われる問題が増えた」と指摘する。

・英語のリーディングでは生徒が校長と校則を巡って交渉する場面を取り上げ、「あなたならどうするか」と問うた。埼玉県立浦和高の大沢海教諭は「相手にどう反論するか、論理的に答える思考力だけでなく、表現力も問える」とみる。

・大学入試センターの担当者は17日、「教科書の知識でそのまま答えられる問題は避けた。文脈を踏まえて一段階、思考を入れてもらうようにした」と述べ、成果に自信を見せた。

・一方、「深く考えるところまで至らなかった受験生も多いのでは」との指摘が出た。複数の資料をみるなど大量の情報を処理するので精いっぱいとみられる科目が相次いだためだ。

・例えば英語のリーディングは、英文が昨年のセンター試験に比べて約1千語多い約5千語となり、多くの受験生が「時間がなかった」と漏らした。リスニングも、音声を聞きながらメモをとることを想定して複雑な問題が出された。「思考力や判断力が測れる設問ではあったが、時間が短すぎる。結果的に情報処理力が問われることになった」(都立日比谷高の中村隆道教諭)との声が出た。

・共通テストには試験問題を高校の授業改善につなげる狙いもある。実際、試験では授業の場面などを想定した問題が相次いだ。数学では方程式を巡る「太郎」と「花子」の会話から正答を考えさせた。センター側は「これらを例にして授業を展開してもらうこともできる」と話した。

・ただ、授業の見直しにつながるか疑問視する声もある。国語の現代文では題材とする小説の欠点を指摘する新聞批評も並べて考察させた。埼玉県立大宮高の畑文子教諭は「高校では『正確に読む』ことを重視し、内容の評価の指導はあまりしてこなかった」と話す。批判的な見方を養うには「(文章を)たくさん読んで考えないといけないが、理系の生徒などにそこまで求めるのは難しいのでは」という。

・共通テストは記述式問題の導入が頓挫し、センター試験と同じマークシート式だけになった。受験生の発想力や表現力などをみるのは難しい。新傾向の問題も深く考えることなく解ける受験テクニックが編み出されていく懸念は残る。

・経済協力開発機構(OECD)の18年の学習到達度調査(PISA)では、日本の15歳の読解力は参加国・地域中15位と過去最低の順位に沈んだ。特に記述式問題の正答率が落ち込み、批評的に考える力の弱さなどが指摘されている。

・変化が激しい社会では、身につけた知識を活用する力が求められる。国などは今後、共通テストでの記述式や英語民間試験の導入の可否に加え、プログラミングの知識を問う「情報」の追加なども検討する。これからの時代に必要な力をどう測るか、課題は多い。

共通テスト、マスクで鼻覆わず失格 6回注意

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG171YR0X10C21A1000000

 ※ 世の中には、一定の割合で、「何を言っても、理解できない人。」「どう言っても、理解できない人。」が存在する…。

 ※ そして、そういう人に限って、「もっと、丁寧に説明しろ!」「オレにも分かるように、説明しろ!」って、他者に要求する…。

 ※ ネット見てても、「できるだけ分かりやすく、説明してください!」という「要求」が、満ちあふれている…。

 ※ 世間一般に流通している程度の「説明」で、分からなければ、「それまで」だ…。

 ※ 後は、「分かるまで」「自分で納得がいくまで」、自分で調べろよ…。

『大学入学共通テストを運営する大学入試センターは17日、マスクを正しく着用するよう試験監督が再三指示したにもかかわらず従わなかった受験生1人を不正行為があったとみなして失格にしたと発表した。センターは新型コロナウイルス感染対策で、受験するにはマスクを正しく着用しなければならないと募集要項などで周知していた。

担当者によると、受験生は16日の東京都内の会場で、試験中に鼻を出したままマスクを着けていた。地理歴史・公民から受験し、試験監督が鼻まで覆うよう6回注意したが従わなかったため、英語の試験中に不正行為とみなしたという。』

『このほか静岡、茨城、鳥取各県の3会場で不正行為があった。定規の使用が1人、カンニングペーパー(※手のひら大の縮小コピー)使用が1人、終了後のマークシート記入が1人いた。いずれも失格となった。』

受験生の選択、改革促すか オンラインで授業の質あらわ

受験生の選択、改革促すか オンラインで授業の質あらわ
コロナが変えるキャンパス(5)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64172860U0A920C2SHB000/

※ コロナに伴う「世の中、みんなオンライン化」で、影響受けるのは「大学教育」もか…。

※ ここいら辺の話しを聞くと、「パンデミックは、世界を変える」という説に傾くな…。

※ しかし、「どうせ、元の黙阿弥だ…。ワクチンでも開発されれば、世の中元通り…。変わりはしない…。」という説を唱える人もいるからな…。

※ どういうことになるのかな…。

※ いずれ、どうなってもいいように備えておくことと、「変わるか、変わらないか」を捉える「指標は、何か」ということ、「どういう時間軸で、それを測定して行けばいいのか」を考えておくことが大切のようだ…。

『「対面授業は受けられるようになりますか」。8月下旬、明治大のオンライン個別説明会で高校生が尋ねた。担当者は秋から対面を一部再開すると説明したが、「先行きが不透明で確固としたことは言えない」ともどかしさもにじませた。

【連載記事】
大学国際化に落とし穴 異文化に触れる機会どう確保
学園祭だってウェブ開催 「つながり」回復へ模索
現場に立てぬ不安 実習や実験、必要性問う声も
学生当惑、授業は全てオンライン 対面との両立いかに

明大は昨年のオープンキャンパスで過去最高の約6万人を集めた。今年は3密回避でオンラインに変更した。「実際に足を運んでこそ分かる校風もある。明治の魅力が十分に伝わるか」。入試担当の幹部は気をもむ。

コロナの収束が見えない中、全国の大学が来春の入試動向を固唾をのんで見守る。受験生確保は最優先課題なのに、オープンキャンパスや説明会で大勢の生徒らに直接訴えるのが難しいからだ。

2020年はコロナが深刻化する直前に入試シーズンを終えた。だが大学入学共通テストも始まる21年春の感染状況は誰も読めない。

東京都内の有力私大は受験生の感染に備え追試験を設ける。それでも入試担当者は「感染爆発が起きれば一大学の手に負えなくなる。受験生確保には国レベルの調整が必要になる」と警戒する。

地方出身で大都市の大学に入った1年生の多くは今年、帰省も友人づくりもできず、下宿先でオンライン授業を受けた。

「地方大に受験生の目を向けさせるビッグチャンス」。宮崎大の池ノ上克学長は意気込む。学内で開いていた説明会の代わりに入試担当副学長らが県内の高校を回り、売り込みを図るという。広島大の越智光夫学長も「大都会に出るより、優れた教員が多い広島大の方がよいと中四国の高校生らに訴えたい」と話す。

高校生の志願動向に詳しいベネッセコーポレーションの担当者は「例年よりも大都市部の大学を避ける傾向がある」と分析。駿台教育研究所の石原賢一・進学情報事業部長は「オンライン授業の普及で大都市と地方の垣根がなくなる。個性のない大都市の大学は埋没する」とみる。

「偏差値やオープンキャンパスの印象で大学を選ぶ受験生が多いが、授業の質で選ぶ時代が目の前に来ている」。東京の郊外で大学・短大を運営する白梅学園の井原徹理事長も危機感を募らす経営者の一人だ。

オンラインは授業の質が外からでもわかり、悪い評判はすぐ広がる。「授業改革を進めないと資金力が乏しい小規模大学は一気に潰れてしまう」

大都市に立地する巨大私学はどうか。「オンラインなら地方にいても早稲田の授業が受けられる」と早稲田大の田中愛治総長。むしろ地方学生の獲得に有利と期待する。

「オンライン授業が公開され、他大学の授業も聞けるようになると、東京大の一人勝ちになりはしないか」。京都大の山極寿一学長は、文部科学省の会議でこんな発言を聞いた。「競争が激しくなり、大学の数は減るかもしれない」と山極学長。変化の端緒が21年春の入試で見られるのは間違いない。(おわり)

(横山晋一郎、中丸亮夫、秦明日香、西城彰子、金春喜が担当しました。)』