〔日本国内情勢、関連〕

安倍「嘔吐説」岸田「低空飛行」で囁かれる「菅ワンポイント登板」 深層レポート 日本の政治(212)
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/08051430/?all=1

※ ちょっと、にわかには信じがたい話しだ…。しかし、何らかの「根拠」はあるのだろう…。確かに、「岸田待望論」は、さっぱり盛り上がっては、いないようだ…。

さりとて、「二階派」も、中国絡みで、米国から相当睨まれている気配だが…。

菅ワンポイントで登板させて、幹事長はどうするんだ?ウルトラCで、甘利さんか…。読みは、難しい…。

トランプ再選の結果にも、左右される話しだ…。

『「ポスト安倍」をめぐる自民党内の構図が変わりつつある。

 安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相は、これまで岸田文雄政調会長を意中の候補としてきたが、いつまで経っても求心力が上がらない状況にしびれを切らし、別の選択肢を探り出したのだ。

 首相は体調に不安を抱え、続投は困難と見られる。そこで後継にはここにきて菅義偉官房長官の名が急浮上しており、首相は菅氏が肝いりで進める観光支援策「Go To トラベル」で共闘するなど、不仲だった関係の修復を急いでいる。

「岸田がこの調子だと……」

「平時なら『岸田首相』でいい。しかし、新型コロナウイルスの問題で政権の求心力が落ちている今は、岸田がこの調子だととても任せられない……」

 麻生氏は7月下旬、2人きりで面会した麻生派の側近に、ポスト安倍の行方を神妙な面持ちでこう漏らした。

 この側近は、麻生氏から今春まで、

「岸田派は動きが鈍いから、お前が他派の議員と接触を増やせ」

 と票固めのような指示を受けてきた。それと逆行するような一言に、

「明らかに首相レースの風向きが変わった」

 と感じたという。

 これまで麻生氏は、秋に衆院を解散し、遅くとも10月までに総選挙を行うべきだと首相に繰り返し説いてきた。首相の神通力が残るうちに総選挙に臨めば、与党は議席を減らしても野党に政権を奪われるような大敗は避けられるという見立てからだ。

 さらに選挙を経て、首相が強い求心力を保ったまま岸田氏への禅譲を表明し、総裁選に突入すれば、政敵の石破茂元幹事長に政権が渡ることを防ぐことができる。

 これが麻生氏の描いたシナリオだった。

 しかし、肝心の岸田氏は首相らの期待を裏切り、低空飛行を続けるばかりだ。

 岸田氏は2020年度第1次補正予算の編成過程で、国民への現金給付をめぐり、与党の政策責任者として当初は全国民への一律給付を提案したが、財務省の反対を受け、生活困窮世帯に30万円を配る方針へと転換した。しかし、閣議決定までした後に、二階俊博幹事長と公明党が猛反発し、首相は全国民1人当たり一律10万円給付へと政策を変えた。

 これで岸田氏の政治家としての信頼度が大きく傷ついた。

 首相と麻生氏は挽回の機会を与えるため、2次補正の編成で、岸田氏がこだわった中小亊業者への家賃補助の実現に奔走した。財務省や菅氏は、すでに最大200万円を配る「持続化給付金」制度があるとして反対したが、麻生氏は「岸田のためにやらなければ」と省内を説得。首相も積極的に制度設計に携わり、1事業者あたり最大600万円を給付する体制を整えた。

 ただ、これだけやっても「次期首相候補」を聞いた各社の世論調査では、岸田氏の支持率は6月段階で軒並み1~3%程度しかなかった。15%前後を誇る石破氏どころか、5%前後の河野太郎防衛相にも及ばない。

 岸田派幹部は、

「自己主張を抑え、調整型に徹するのが岸田氏の魅力」

 と訴える。

 しかし、自民党幹部は、

「政策責任者でありながら、具体的な調整は岸田派の木原誠二政調副会長らに丸投げする傾向がある。『首相になったらこれをやりたい』とこだわるような政策も見当たらない」

 と手厳しく批判する。

聞こえなくなった「岸田幹事長」案

 来年10月に衆院議員の任期満了を控え、次の衆院選が確実に近づく中、岸田派内ですら、

「岸田氏では『選挙の顔』を期待できない」

 との声が目立つようになった。

 首相も6月になって周囲に、

「岸田はもっと動かないと厳しい。党がついてこない」

 とこぼし始めたという。

 首相はこれまで、岸田氏に首相候補としての経験を積ませるため、秋の内閣改造・党役員人事で幹事長に抜擢する案を検討してきた。具体的には、続投に意欲をみせる二階氏が幹事長として在職最長記録を樹立する9月8日以降に人事を断行し、岸田氏を幹事長に、二階氏を党副総裁にそれぞれスライドさせる計画だったという。

 しかし、7月中旬以降、首相周辺からこうした声は聞こえなくなった。現在噂されているのは、人事を必要最小限にとどめる小幅改造だ。

「このままでいけば、二階と岸田はそのまま留任。菅も代えないだろう。二階の首を切らないのなら、人事を9月8日まで待つ必要もなくなる。閣僚として野党の標的になってきた数人を入れ替えるだけに終わるだろう」

 首相に近い自民党の閣僚経験者は、今の官邸の空気感をこう語る。

 安倍政権は新型コロナ対策をめぐり、全世帯への布マスク配布などで世論の強い反発を浴びた。内閣支持率が5割台にあった昨年程度の勢いがあれば、首相の鶴の一声で「岸田首相」を強引に誕生させることもできたかもしれないが、支持率が3割前後を低空飛行する現状では、そこまでの体力もなくなった。

流れた首相の「嘔吐」「吐血」情報

「ポスト安倍」で岸田氏というカードが消えた場合、かねて代替案として指摘されていたのが、安倍首相の続投だ。

 首相は来年9月末に党則の上限となる連続3期目の任期満了を迎えるが、衆院選で勝利した後に連続4選を打ち出し、党則変更するというプランも根強くささやかれてきた。

 二階氏が公然と訴えたことがあるほか、麻生氏も側近に、「岸田がダメなら、安倍の4選でいくべきだ」とこぼしたことがあるという。

 首相が続投すれば、岸田氏が捲土重来を期すための時間を稼ぐこともでき、麻生氏にとってのメリットも大きい。

 特に麻生氏は、かねて岸田氏に麻生・岸田両派が合流する「大宏池会構想」を持ちかけており、「岸田首相」下で巨大派閥を誕生させる可能性を残したままなら、麻生氏の求心力も温存できるとの計算も立つのだ。

 首相も一時期は続投に意欲をみせたというが、最近はこの選択肢も俎上にのぼることが少なくなった。背景にあるのが、最近座視できなくなったという首相の健康問題だ。

 各社が報じた7月6日(月曜日)の首相の動静を見ると、午前11時14分までに官邸で小池百合子東京都知事と新型コロナ問題を協議した後、午後4時34分に3人の官房副長官らと九州豪雨対策を話し合う会議に臨むまで、5時間以上の空白がある。平日の昼間なら、首相は分刻みでスケジュールをこなすのが日常だけに、これだけ前後の日程が空くのは極めて珍しい。

「首相が体調を崩した」

 ある官邸関係者は、こう重い口を開く。首相は自民党幹部らとの夜会合を精力的にこなし、肉を食べアルコールを口にすることもあるというが、この関係者は、

「疲れがたまっているのか、最近日中に嘔吐したこともある」

 と打ち明ける。

 首相はもともと、潰瘍性大腸炎という難病を抱えているが、2012年の第2次政権発足以降は、新たに開発された治療薬「アサコール」が効き、業務に支障がないとされてきた。

 しかし、新型コロナの患者が国内で初確認された1月以降は、土日もつぶして対策の陣頭指揮を執ることが増え、身体に重い負担がかかり続けた。

 首相が終日、自宅で休みを取ることができたのは6月21日になってからで、連続出勤は1月26日以来、実に148日に及んだ。

 永田町には「吐血した」という情報まで流れた。官邸関係者は「そこまでの事態に至っていない」と否定するものの、

「疲れがたまりすぎていて、身体が思うように動かないというのが事実だ」

と明かす。

 6月上旬ごろまでは、首相も周囲に続投の意欲を見せることもあったが、最近は「連続4選は考えていない。身体が持たない」とはっきり語るようになったという。

菅氏との関係修復に舵を切った

 岸田氏も首相も駄目だとなればどうなるか。

 首相と麻生氏に一貫する基本路線は、安倍政権に非協力的な姿勢を貫いてきた石破氏に政権を渡さないために、ありとあらゆる手段を尽くすということだ。

 そこで登場するのが菅氏である。

 昨年、新元号を発表し「令和おじさん」として人気を博したことは記憶に新しい。

 ただ首相の周囲では昨年来、昨夏の参院選で菅氏の存在感が目立ちすぎたことを警戒する向きもあった。今井尚哉首相補佐官ら最側近は菅氏の野心を疑い、新型コロナ対策でも、学校の一斉休校や布マスク配布など重要政策を決める際に、菅氏を意思決定の場から外すことも目立っていた。

 ところが6月以降、今井氏らは菅氏との関係修復に急に舵を切ったという。

「首相は6月19日夜、菅氏と麻生氏、甘利氏を交えた『3A+S』の会合を久々に開いたが、予約や出席者の日程調整など、すべて手配したのは今井氏だ。会食を終えた後、今井氏は『これで4人が一致結束できる体制が戻った』と喜んでいた」

 関係者は当時の経緯をこう振り返る。首相も会食翌日のインターネット番組で菅氏との関係について、

「すきま風が吹いているのではないかと言われるが、実際そんなことはない」

 と胸を張り、

「そういうことを言われると、ある種の空気が漂う危険性がある。そういう意味でも、実際に話をするのが、政治の場では大切だ」

 と語ってみせた。

 最近は、政府が新型コロナの感染防止策を発表する場面でも、これまでの西村康稔経済再生担当相だけでなく、菅氏が前面に立つ機会が増え始めている。政策決定過程に菅氏を加えるシステムが戻りつつあるのだ。

 厚生労働省幹部は、

「今井氏や長谷川栄一首相補佐官ら経産省出身の官僚が首相を囲い込むことが減ったと感じる。菅さんはしっかり霞が関と調整するので、官邸から思い付きのような指示が少なくなり、役所にとっても好ましい」

 と喜ぶ。

「Go To」で菅氏の訴えを丸飲み

 そんな首相と菅氏の関係修復を象徴したのが、「Go To トラベル」の前倒し実施だ。

 国土交通省の主管ではあるが、観光を内需喚起の起爆剤と位置づけてきた菅氏が実質的に主導している。

 この事業をめぐっては、7月以降、首都圏や近畿などを中心に感染が再拡大している実態を踏まえ、主要野党や自民党内からも延期や中止を求める声があった。

 しかし菅氏は、

「3密を回避して感染防止策を徹底しながら、経済を回すことは大切だ」

 と訴え、逆に8月1日を想定した開始時期を7月22日に前倒した。

 菅氏は周囲に、

「仮に1年間自粛生活を続けても、ウイルスが消滅することはない。共存が不可避である以上、感染対策をしながら経済を回さなければ、コロナの死者より経済的な自死の方が増える」

 と指摘。

「旅行そのもので感染の危険が極端に増えるというわけではない。リスクは近くのレストランでランチをとるときも同じようにある。旅先で大宴会を開かず、マスク着用や手洗いの徹底などを行えば、不必要に恐れる必要はない」

とも語っている。

 今回、「Go To」は感染者が増える東京が発着地であったり、申請者が東京都民であったりするケースを除外した。

 関係者によると、首相や西村氏は当初、東京への通勤者が多く、感染も広がりをみせる千葉、神奈川、埼玉の周辺3県も適用外とすることを検討したという。

 しかし、菅氏は千葉県の森田健作、神奈川県の黒岩祐治の両知事と事前に電話会談し、どちらからも「除外に反対」という申し出を受けた。結果、菅氏は除外を東京だけにするよう首相に進言したという。

 注目すべきなのは、首相がこの訴えを丸飲みしたことだ。

 官邸関係者は、

「首相は批判を百も承知で、菅氏にすべて任せている」

 と明かす。

 二階氏の反発を受け、岸田氏がまとめた30万円の一部給付をひっくり返したときとは打って変わるような共闘関係が垣間見える。

岸田陣営にわき立つ恨みみ(恨み、の誤変換か…)

 次の衆院選は、新型コロナの感染拡大を受け「とても秋に行える状況ではない」(閣僚経験者)というのが大方の見方になりつつある。ある派閥領袖は、首相と菅氏らの動きも見据えながら、政局の今後をこう分析する。

「衆院選は来年まで持ち越しとせざるを得ない以上、『ポスト安倍』はワンポイントで菅氏に任せようというのが、首相や麻生氏がたどりついた結論ではないか。その後により若い世代への代替わりをしてもいい」

 こうなると、岸田氏は安倍首相からの禅譲路線以外の道を探し出さない限り、首相の座は永遠に回ってこないということになる。

 岸田派幹部は、

「菅氏が総裁選に出たとしても、岸田は次に必ず出馬する」

 と断言する。

 岸田陣営にわき立つ恨みみが化学反応を起こす可能性があるほか、総裁選には、自民党支持層からの支持も増えてきた石破氏も出馬する。

 来年に向け、自民党で久々となる大がかりな権力争いが起きるのは間違いない。』

遠心力が迫る野党再編 政権奪取失敗の宿命

※ この人達は、「選挙区の調整」で、当選者数を増大させることしか考えていない…。いざ政権を取ったら、どういう国家戦略で、どう日本国の安全保障を図るのかとか、どう国際情勢を認識していて、それを前提にどういう策を立てて、日本国の国益を最大限に図っていくのか、といった課題については、からっきし企画・立案されてはいない…。

※ それで、「国政の舵取りする」とか、国民がいい迷惑だ…。そこを、見透かされているから、永遠に「政権を奪取する」ということは、無いだろう…。

※ 策としては、ひたすら「敵失」を待つのみだ…。「時が味方する」ということも、無いだろう…。

『衆院議員の任期満了を1年3カ月後に控え、立憲民主党と国民民主党の合流構想が再燃した。権力への固執を求心力に変える与党と違い、遠心力が働きやすい野党は選挙のたびに離合集散を繰り返す。この四半世紀に起きた50回を超える政党の分裂・合併や党名変更の大半は野党である。

■立民と国民、再び

立民と国民民主の合流構想はこれまで何度も協議を重ねながら決着に至っていない。今回も党名や憲法改正への路線を巡る両党の溝が目立つ。次期衆院選を見据えて交渉を再開したものの、具体的な時期が見えず推進力を欠く。

衆院選は1996年に小選挙区制を導入し、1選挙区から1人しか当選しない仕組みになった。野党が勝つには政権批判票を1つの受け皿にまとめるのが有利となる。選挙前に政権交代への道筋を描けそうな政党があれば、他党から駆け込む動きが出るようになった。

支持率が低迷する党からは、泥船から逃げ出すように合流や新党結成を目指す勢力が現れた。選挙で期待した結果が出ないと離散した。政権奪取に失敗した宿命といえる。96年以降の政党再編は主に野党が形作り、多くは衆院選の前後1年以内に起きた。

■選挙前に離合集散

96年の衆院選は象徴的だった。新党さきがけの鳩山由紀夫、菅直人両氏らが主導した新党の動きに社民党の議員らが合流し、選挙の1カ月前に民主党が誕生した。故・仙谷由人元官房長官は生前「社民党やさきがけでは勝てないという理由で若手が合流した」と語った。

98年には他の政党も合流した。自民党に代わる政権政党を目指したことが、それから約20年続く要因となった。96年以降に生まれた新党は短命が多く、民主党は特異なケースだった。

14年9月に結いの党と日本維新の会が合流して立ち上がった維新の党は、同年の衆院選が終わると翌15年末までにおおさか維新の会など3つに分かれた。民主党と維新の党が16年3月に合併した民進党の結成は衆参同日選が取り沙汰された時期だった。

17年衆院選の直前には、小池百合子東京都知事が希望の党を立ち上げた。衆院定数の過半数の候補をそろえたが、政策が合わない議員を排除したこともあり結果は惨敗だった。この時に枝野幸男氏の主導でつくったのが今の立民、選挙後に希望の党から分裂した勢力と民進党が一緒になったのが国民民主党である。

自民党でも分裂がなかったわけではない。郵政民営化の賛否が争点となった05年衆院選では、小泉純一郎首相から「抵抗勢力」との批判を受けた亀井静香元政調会長らが国民新党を結成した。野党時代の10年には進まぬ党勢回復にしびれを切らした平沼赳夫、与謝野馨両氏らが「たちあがれ日本」をつくった。

■自民は党名変わらず、離党者は復党

他の政党と異なるのは自民党は党名も組織も変わらずに残り続け、離れた議員の多くはやがて復党したことだ。現職閣僚のうち武田良太行政改革相、江藤拓農相、衛藤晟一少子化相の3人は郵政民営化時に離党し、その後復党した議員である。

自民党と連立を組む公明党は他党の再編とは一線を画す。野党でもイデオロギーを重視する共産党や社民党は政党再編と距離を置いてきた。

離合集散を繰り返す政党は地方組織が根付かず、知名度も上がらない。与党が支持率を落としても政権批判票の受け皿になりにくい。民主党が09年衆院選で政権交代を果たしたのは結成から13年間の下地があればこそだった。

地方組織の基盤と連立を組む公明党の固定票がある自民党議員は多少の政策の違いや路線対立があっても選挙前に離党しにくい。逆に政党としての基盤が弱い野党は、選挙で党への依存度も低いため離党へ向かいやすい。

一橋大の中北浩爾教授は「英米に比べて特に中道左派の支持基盤が弱く、新党ができやすい」と指摘する。

今回の立民と国民民主の合流協議は、共産党が絡む点がこれまでと違う。立民が選挙協力で共産との距離を縮める一方、国民民主は共産との連携に慎重論がある。

立民も国民民主も結成から3年未満で、地方組織では自公に及ばない。離合集散を繰り返して自前の基盤をつくれていない野党が共産党の組織を頼る構図がある。

■年末に多い合流構想 台所事情も背景

野党の再編は各党の資金力も左右する。総務省の政治資金収支報告書によると、民進党を継承した国民民主党は2018年の繰越金が約108億円だった。新党として結成した立憲民主党の約18億円とは大きな差がついた。

立民は19年の参院選で多額の債務を抱えたとされる。資金力がある国民民主との合流交渉を続ける背景には次期衆院選をにらんだ台所事情もある。枝野幸男代表は立民の債務を国民民主が引き継ぐことが合流の前提だと主張する。

政党交付金は一定の要件を満たした政党に政治活動を助成する目的で国庫から支給する制度だ。年間総額約320億円の半分は1月1日時点の議員数に応じて、残りは国政選挙の得票数に応じて各党に配分される。

政党交付金が決まる基準日が近くなる年末は、政党再編の動きが活発になりやすい。過去には1994年の新進党や2013年の結いの党が12月の結成だった。昨年末に立民と国民民主の合流協議が盛り上がったのも同じ文脈である。

■記者の目 形骸化する「政策一致」

金融市場関係者と政界の話をすると、決まって聞かれる質問がある。「安倍晋三首相は自民党総裁を4選するのか、しなければ後継は誰か」である。野党への関心は低く、話題を振っても「政権交代の勢力としてみてはいない」と冷たい。

原因は民主党政権への失望だけではない。冷淡な反応の後には「そもそも野党がどんな政策を目指しているのか分かりにくい」という指摘をよく耳にする。

残念ながら政党再編に政策や理念の影は薄い。民主党は政権転落後、与党復帰への展望を描けず分裂した。かつて民社党委員長を務めた春日一幸氏は政治の現実について「理屈は後から貨車で来る」と語った。実際の政治は権力闘争であり「政策の一致」は形骸化した方便として使われがちだ。(黒瀬泰斗)』

2020年7月17日、首相の動静

※ 目を引くのは、拉致問題担当官と面談していることだ…。それも、相当長時間(45分くらい)…。その直後には、財務省関係者、関税関係者、国税関係者と面談している…。このパターンは、初めてで、ちょっと見当もつかない…。

 その直前には、稲田さんと面談している…。稲田さんは、北陸が地盤の人で、「拉致問題」にも関与が深い人ではある…。しかし、今、緊急に「拉致問題」について、検討するようなことが生じているものか…。ちょっと、見当がつかない…。

平成30年3月12日(月)拉致解決に関する要望受け・栃木県高校生会議との意見交換会( https://www.inada-tomomi.com/blog/3035 )

ははあ、これか…。確か、地村さんという拉致被害者家族が亡くなったはずだ…。先の橫田滋さんの死去といい、拉致問題もさっぱり進展が無いまま、時間だけが過ぎていって、被害者家族もみんな高齢化し、亡くなって行っている…。そういうことの、関係か…。

※ 午後からは、国内の治安維持関係者、災害対策関係者と面談している…。北村さんは、これを見ても、単なる「公安担当」だけでなく、「安全保障全般」を統括するような立場に立っていることが、うかがえる…。谷内(やち)さんの後継者的な、位置づけなんだろう…。

※ 国家安全保障会議の直後に、内閣情報官と面談している辺りは、象徴的だな…。

※ 17時3分以降は、コロナ対策だろう…。

2020年7月7日の首相の動静

※ 目を引いたのは、「16時3分」からの、「公安関係者」との面談だ…。今現在、特に国内に「公安案件」となるような事件は、生じていないようにも感じるが…。

※ 北のやんちゃ国の指導者の健康問題、紅いドラゴン国の3海域での「大規模軍事演習」と「安全保障」案件が風雲急を告げているんで、それに呼応して「国内の工作員」が跳梁跋扈する気配はないのか、おさおさ怠りなく情報収集・情報共有しているのかもしれんな…。NHK総合のデータ放送を表示させていると、殆んど毎日、通勤時間帯に、混み合う路線に限って「人身事故」が起きている…。「しわざ」かも、しれんな…、と思って見ている…。

※ 17時15分からのは、洪水被害対策案件だろう…。

※ 18時13分からのは、コロナ対策だろう…。

※ こういうものに加えて、外交案件もこなし、外国要人との接受もこなし、国内の「各界の功労者」なんかの表章・褒章なんかもこなしていくんだから、大変な職務だ…。

首相が菅、麻生氏らと会食

https://jp.reuters.com/article/idJP2020061901002878 

『安倍晋三首相は19日夜、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、甘利明自民党税制調査会長の3人と東京都内のホテルで約2時間半にわたって会食した。3人は、2012年の第2次安倍内閣発足当時から首相を支える政権の中枢。改めて結束を確認するとともに、今後の政権運営について意見交換したとみられる。首相は3カ月前の3月18日に自民党の岸田文雄政調会長と会食して以降、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ夜の会食を自粛してきた。

 19日に県境をまたぐ移動が全面解禁されたタイミングに合わせ夜会食を再開した。』

安倍首相が“絶対NO”の石破茂首相誕生も現実味

安倍首相が“絶対NO”の石破茂首相誕生も現実味…二階幹事長の変節、政権内の対立先鋭化
https://biz-journal.jp/2020/06/post_163126.html

『「もちろんポスト安倍で主導権を握ろうという思惑はあるでしょうが、それよりも、直近に予定される内閣改造・党役員人事での『幹事長ポスト』をめぐる駆け引きですよ」(自民党ベテラン議員)

 1年任期の自民党の役員人事は通常、9月に行われる。今年もそのスケジュールになるとみられているが、どうやら安倍首相は二階氏を幹事長から外そうとしているようなのだ。これを察知した二階氏が安倍首相に揺さぶりをかけている、というわけだ。

実は「二階外し」は昨年9月の役員人事でも画策された。安倍首相は岸田氏を幹事長にすべく、二階氏に副総裁のポストを提示。しかし、二階氏から連立を組む公明党と自身のパイプの強さをちらつかせられ、政権運営に支障が出る恐れを危惧して、二階外しを断念した経緯がある。

二階氏はその時の恨みを忘れていないし、もちろん、選挙の公認権に影響力を行使でき、党の資金も自由に使える幹事長ポストを絶対に手放したくない。二階氏と石破氏の接近の裏で、幹事長人事をめぐる抗争が始まっているということだ。

 そんななか、安倍首相は10日、麻生太郎副総理兼財務相と2人きりで1時間にわたって首相官邸で会談した。国会会期中、それも官邸でこの長時間は異例で、解散総選挙の時期やポスト安倍について話し合われたのではないか、との憶測を呼んでいる。

 安倍政権は菅義偉官房長官、麻生氏、二階氏という三者が屋台骨なってきた。しかし、すでに安倍首相と菅氏の関係は冷え切っていて「官邸内別居」が囁かれている。その菅氏は二階氏とは連絡を取り合う良好な関係。つまり、政権は「安倍・麻生vs.菅・二階」に真っ二つで、そこに石破氏が絡む構図になっているのである。

 秋の自民党人事、ポスト安倍、解散総選挙を睨んで、政局はますますキナ臭くなりそうだ。

(文=編集部)』

※ 自民党の役員の任期が、1年とは知らんかった…。漠然と、「総裁任期」と同じと考えていた…。

※ そういう「時間軸」で、動いているんだな…。

※ 河井夫妻の摘発も、そういうことと関係があるのかもしれない…。

2次補正「岸田プラン」ずらり 求心力回復に全力

2次補正「岸田プラン」ずらり 求心力回復に全力―新型コロナ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051700138&g=eco

『岸田氏はこれまでに、(1)家賃支援(2)学生支援(3)企業への資金供給(4)雇用調整助成金(5)マイナンバー活用―のプロジェクトチームを党内に設置。19日にも自民案をまとめ、政府に提言する。
 家賃の支払いが困難になった事業者への支援では、岸田氏は無利子・無担保の融資と給付を組み合わせた制度を「岸田プラン」として提唱。従業員を休ませた企業に支給する雇用調整助成金の上限額(8330円)をめぐっても、早々と「1万5000円」案を打ち上げた。
 安倍晋三首相は、こうした岸田氏の案を追認。14日の記者会見では「家賃負担を軽減するための給付金も新たに創設する」と言及。雇用調整助成金も上限を特例的に1万5000円まで引き上げる考えを示した。政府関係者は、「30万円給付」撤回の一件があったため、「首相は岸田氏の言うことは受け入れる」との見方を示す。
 岸田氏は13日に立憲民主党の逢坂誠二政調会長と会談し協力を要請するなど、野党との調整にも当たっている。「ポスト安倍」をにらみ2次補正で指導力を発揮できるかどうか。自民党内からは「お膳立てされているのに、まとめられなかったら大変だ」(閣僚経験者)との声が漏れている。』

新型コロナ対応で浮かんだ亀裂 菅氏「失権」 重み増す今井補佐官

https://www.jiji.com/jc/v4?id=202003skkt0001

(ポイント)
・改正インフル特措法に関する与野党折衝の場に、菅さんがいなかった。
・2月27日に首相は電撃的に全国小中学校などに対する休校措置を要請したが、政府関係者によると今井氏は菅氏不在の内部会議でこの対応を発案。国民行動を左右する重要政策の判断にも関わらず、「危機管理の要」には事後承諾で済まされた…、という話しだ…。
・「官邸主導」と呼ばれる安倍政権の運営には特徴がある。首相は思い入れの深い外交分野に深く関与する一方、内政分野全般は菅長官や首相側近の今井氏による総合調整に任せることが多かった。菅氏もかつて「この内閣で本当のことを知っているのは、総理以外は俺と今井だけだ」と語っていた。
・「桜を見る会」をめぐっても、鉄壁とも言われた菅氏の説明ぶりはいつになくたどたどしい印象を与えていた。先の政府関係者は「桜関連の対応は安倍事務所と今井補佐官で仕切っている。菅氏はそこでの決定事項を伝えられている形」と明かす。
・ラインの一角を占めていた菅氏の「空白」を埋めるように、新型コロナ対策で台頭しているのが今井補佐官ら、経済産業省出身の官邸官僚ら。先の休校要請のほか、第2弾の緊急対応策実施を表明した2月29日の首相会見の内容は彼らを中心に突貫作業で取りまとめられた。
・『霞が関幹部は、緊急対応策に当たって今井氏らの突出ぶりを示すエピソードを明かした。
 新型コロナの拡大に伴う需要増により、医療機関でのマスク不足も深刻化。今井氏の指示を受けた官邸官僚は医療用マスクを「2500万枚」確保するよう、厚生労働省に要請した。
 ただ、中国からのマスク輸入が減少したことで、厚労省は「2500万枚には根拠がなく、実現は難しい」と官邸側に再考を求め、結局1500万枚を順次医療機関に配布することで折り合った。
 厚労省は急きょ、国が保有するマスク250万枚を医療機関に放出するとしたが、新型コロナは全世界に拡大、従来のマスク輸出国も次々と禁輸措置を検討している。同省は、一般用マスクの医療用への転用をメーカーに打診。ただ実現しても、一般用マスクの供給減につながる可能性もあり、「今井氏の仕切りは強引過ぎる」と先の幹部は話した。』
・『かつて「俺と今井だけ」と菅氏が称した両氏の関係は、どこでこじれたのか。別の政府関係者は、「決定的だったのは官邸での小泉進次郎氏の結婚発表だった」と指摘する。
 昨年8月、小泉氏は夫人となる滝川クリステル氏を伴って官邸で菅氏を訪ね、「電撃婚」を公表。「総理にも会っていったら」との菅氏の言葉に従い、予定にはなかった首相とも面会した。
 当時、菅氏は「令和おじさん」として知名度が高まり、「次期首相」にも擬されるように。自民党内では事実上の「菅派」と位置付けられる若手グループの活動が活発化した。
 同年9月の内閣改造・自民党役員人事に当たって、菅氏は首相の意中だった「岸田文雄幹事長」起用案をつぶし、太いパイプを持つ二階俊博幹事長の留任を実現。人事の駆け引きが続く中、菅氏の振り付けによる官邸内での人気政治家のパフォーマンスに、「首相と心中する」と公言する今井氏は「黒子としての立場を離れ、『ポスト安倍』を見据えた菅氏の変化を見て取った」(政府関係者)という。』
・『国内での感染収束の見通しはなく、政府も一丸での対応を余儀なくされている。菅氏も例外ではなく、「コネクティングルーム出張」で一躍有名人となった腹心の和泉洋人首相補佐官が中小企業向け金融支援策などの具体化に携わっている。』
・とはいえ一度歯車がくるった菅、今井両氏の関係が修復する兆しは見えず、「今やまともな話が成り立たない」(霞が関幹部)。
・新型コロナによる流動的要素も残るが、秋にも行われるとされる内閣改造では官房長官交代と、満を持しての「岸田幹事長」起用論が取り沙汰される。
 菅氏はかねて「岸田さんで選挙は乗り切れない」との立場。首相は後継として岸田氏への傾倒を強めており、取り巻く状況は厳しさを増すようにも見えるが、与党幹部は「首を切られる前に自ら辞めれば話は違う。新型コロナの収束めどが立った辺りで、政府対応の責任を取って辞任すると言えば、一気に政局の中心になる」と指摘する。
・露わになった亀裂の深刻さを最も敏感に受け止めているのは麻生太郎副総理兼財務相のようだ。麻生氏は最近、周辺にこう話したという。「あまり菅を追い詰めるなよ。野に放てばどう転ぶか分からねえぞ」。

(考えておくべきこと)
1、安倍さんの「賞味期限」。菅さんが、官房長官でいる限りは、菅さん自身が「反乱」を起こすことは、なかなか難しかろう…。
2、幹事長が、二階さん以外の人になった時、政局は一気に流動化する…。そういう事態になるのか…。
3、岸田さんは、どういう「戦略」で動くのか…。強引に、「幹事長」取りに動くのか…。

 ただ、安倍さんの「賞味期限」は、国際政治の状況に、強く影響される…。トランプ氏は再選されるのか…。プーチン氏は、首尾よく「永世大統領」へと道を開く憲法修正に成功するのか…。習近平氏は、首尾よく「権力闘争」を勝ち抜けるのか…。ムンジェイン政権は、4月15日の総選挙で勝利できるのか…。ヨーロッパのコロナ禍は、どういう形で収束するのか…。事態は、現状では流動的だ…。

東京五輪延期の裏で官邸内部に異変…

東京五輪延期の裏で官邸内部に異変…消えた“菅総理”の目、7月に“減税総選挙”か(文=渡邉哲也/経済評論家)

https://biz-journal.jp/2020/03/post_148935.html

『安倍首相は2019年9月の内閣改造の際、派閥均衡人事を行い、次のリーダー候補を競わせる形をとった。加藤勝信厚生労働大臣、茂木敏充外務大臣、岸田文雄自民党政務調査会長、河野太郎防衛大臣らが、そうである。

 一方で、二階俊博自民党幹事長をあえて据え置き、菅義偉官房長官も留任させた。菅官房長官は自派閥の創設に有利になる幹事長を希望していたが、そのポストには二階氏を続投させたわけだ。菅氏は官房長官という要職に就いている限り、自派閥を立ち上げることはできない。この人事には、安倍首相の菅官房長官に対する本質的な懸念があったとも言われている。

 代わりに、菅官房長官に近い人物に3つの大臣ポストが与えられた。菅原一秀経済産業大臣、河井克行法務大臣、小泉進次郎環境大臣だ。しかし、菅原・河井の両大臣はスキャンダルで辞任し、初入閣を果たした小泉環境相も株が急落している。これらの現状を見る限り、一時は「ポスト安倍の最有力候補」とも言われた菅氏に次期首相の目はなくなったと言ってもいいだろう。

 また、IR(統合型リゾート)の問題をめぐっても、事実上の旗振り役を務めていた菅官房長官と二階幹事長についてさまざまな噂が飛び交い、実質的に暗礁に乗り上げていることで、カジノ利権による利益は期待できなくなった。さらに、新型コロナウイルスの対応で自民党内からも反発が生まれ、安倍首相がどのような判断を下すかが注目されていたわけだ。』

『党内政治は「派閥の論理」と「数合わせ」で決まる。現政権は安倍・麻生の二派閥と二階派による数合わせでできており、それにより党内の圧倒的過半数を維持し、党内運営を潤滑にしてきた。ただし、一方では、二階幹事長の中国寄りの姿勢などが保守層の反発を招いていたわけだ。』

『そうした空気を一変させたのが、安倍首相の2月末の会見であった。菅・二階切り――これには党内的なリスクはあるが、そのままでは時間切れになるだけであったため、自派閥に応援を求め、官邸内部にも手を入れた。そして、経済産業省出身の今井尚哉氏首相補佐官、警察庁出身の北村滋国家安全保障局長が主導する体制に切り替えたわけだ。』

『同時に、安倍・麻生に東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長を加えた3人体制で、国際社会との連携を強めていった。それは、新型コロナウイルスの対応に関しても、東京五輪の延期においても同様だ。いずれも非常に舵取りが非常に難しい問題であるが、現時点ではベストな方法を選択できている。』

『東京五輪の延期に伴い問題は山積しているが、今後はもちろん新型コロナウイルス感染症への対策も加速すべきだ。治療薬の確定と治療ガイドラインの早期確立が実現すれば、季節性インフルエンザの水準までリスクを軽減できるだろう。

 そうなれば、その後は現金給付などの消費喚起策を実施するとともに、消費税減税と憲法改正を争点にして、7月頃に解散総選挙というシナリオを描くこともできる。その場合は、安倍首相の自民党総裁4選とセットで悲願の憲法改正も現実味を帯びてくるだろう。

(文=渡邉哲也/経済評論家)』

※ 直近の「改造内閣」には、閣僚を送り込んだ「最大派閥」が「無派閥」と言われ、「最大勢力は、”無派閥”だ。」とか、ワケワカランことが言われていた…。

※ しかし、子細に調べて見ると、「菅官房長官」に近い人が任命されており、「現在、最も力(ちから)があるのは、菅さんだ。ポスト安倍の最右翼に躍り出た。」という言い方もされていた…。

※ 菅さんは、「訪米」も済ませており、米側要人の「首実検(=面接試験)」が行われていたのじゃないか…、とも言われていた…。

※ なるほど、官房長官は、「自ら派閥を作ってはならん。」という「不文律」があったのか…。日本国における、ありとあらゆる「情報」を取得できる「地位」にあるわけだから、それを「私的」に利用してはならん…、という不文律なんだろう…。

※ 菅さんの「力(ちから)」の源泉は、「内閣人事局」を握っていることにある…。ここを握っている限り、「官僚」は首の根を押さえられていて、「忖度」に走る他は無い…、と言われていた…。

※ 組織における力(ちから)の源泉は、大きく分類すると、2つある…。

1、財産的な利益の配分に対するコントロール権

2、人事に対するコントロール権

国家組織の場合、1は「財務省(旧大蔵省)」が握っている…。予算配分を握っているからな…。だから、「省庁の中の省庁」とか、「局あって、省無し。省あって、国家無し。」とか言われていた…。

2については、以前は「官僚」の力が強かったから、「各省庁から上がって来る人事案」を、そのまま承認するしか無かった時代が、相当長く続いた…。しかし、「内閣人事局」ができてからは、力関係が「政治主導」に逆転した…、と言われている…。そこに強い影響力を持った(と思われていた)菅さんの力(ちから)が、増大した…、と言われていた…。

このことは、「会社組織」でも同じだ…。

株式会社の組織形態の一つに、「指名委員会等設置会社」というものがある…。通常は、「取締役会」が会社経営上のさまざまなことを決定していくのだが、この組織形態では、「報酬委員会」「指名委員会」というものを置く…。「報酬委員会」が取締役の報酬を決定し、「指名委員会」が取締役候補者を決定していく…。財産的な利益の配分と、人事に対するコントロールを行うわけだ…。

そして、もう一個ある…。それは、「監査委員会」というものだ…。会社の企業会計に不正が行われていないか「監査」するものだ…。

株式会社は、結局はステークホルダー(株主、会社債権者、会社経営者)間の「利害調整」をする場である…、ということに帰着することになるので、「企業会計」がキチンと不正無くなされていると言うことが、重要になる…。上記三者の利害が鋭く対立するから、絶えること無く、自分の陣営に都合がいいように「改ざん」したいという誘惑が働くからな…。

これは、あくまで正面からの、形式上の話だ…。実際の会社においては、たとえば、ある「課」の「備品」の購買の決定権が、実は「課長」にでは無く、勤続20年のハケンの「お局」様が握っている…、なんてこともある…。

だから、「営業」かける場合には、そういう「実権を握っている、影のキーパーソン」をすばやく見抜く必要があったりすることになる…。それで、その「お局様」に、気の利いた「プレゼント」を、こっそり送ったり、陰でそっと手を握ったりすることが、有効だったりすることがある…。

まあ、それはまた、別の話しだ…。