2020年7月7日の首相の動静

※ 目を引いたのは、「16時3分」からの、「公安関係者」との面談だ…。今現在、特に国内に「公安案件」となるような事件は、生じていないようにも感じるが…。

※ 北のやんちゃ国の指導者の健康問題、紅いドラゴン国の3海域での「大規模軍事演習」と「安全保障」案件が風雲急を告げているんで、それに呼応して「国内の工作員」が跳梁跋扈する気配はないのか、おさおさ怠りなく情報収集・情報共有しているのかもしれんな…。NHK総合のデータ放送を表示させていると、殆んど毎日、通勤時間帯に、混み合う路線に限って「人身事故」が起きている…。「しわざ」かも、しれんな…、と思って見ている…。

※ 17時15分からのは、洪水被害対策案件だろう…。

※ 18時13分からのは、コロナ対策だろう…。

※ こういうものに加えて、外交案件もこなし、外国要人との接受もこなし、国内の「各界の功労者」なんかの表章・褒章なんかもこなしていくんだから、大変な職務だ…。

首相が菅、麻生氏らと会食

https://jp.reuters.com/article/idJP2020061901002878 

『安倍晋三首相は19日夜、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、甘利明自民党税制調査会長の3人と東京都内のホテルで約2時間半にわたって会食した。3人は、2012年の第2次安倍内閣発足当時から首相を支える政権の中枢。改めて結束を確認するとともに、今後の政権運営について意見交換したとみられる。首相は3カ月前の3月18日に自民党の岸田文雄政調会長と会食して以降、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ夜の会食を自粛してきた。

 19日に県境をまたぐ移動が全面解禁されたタイミングに合わせ夜会食を再開した。』

安倍首相が“絶対NO”の石破茂首相誕生も現実味

安倍首相が“絶対NO”の石破茂首相誕生も現実味…二階幹事長の変節、政権内の対立先鋭化
https://biz-journal.jp/2020/06/post_163126.html

『「もちろんポスト安倍で主導権を握ろうという思惑はあるでしょうが、それよりも、直近に予定される内閣改造・党役員人事での『幹事長ポスト』をめぐる駆け引きですよ」(自民党ベテラン議員)

 1年任期の自民党の役員人事は通常、9月に行われる。今年もそのスケジュールになるとみられているが、どうやら安倍首相は二階氏を幹事長から外そうとしているようなのだ。これを察知した二階氏が安倍首相に揺さぶりをかけている、というわけだ。

実は「二階外し」は昨年9月の役員人事でも画策された。安倍首相は岸田氏を幹事長にすべく、二階氏に副総裁のポストを提示。しかし、二階氏から連立を組む公明党と自身のパイプの強さをちらつかせられ、政権運営に支障が出る恐れを危惧して、二階外しを断念した経緯がある。

二階氏はその時の恨みを忘れていないし、もちろん、選挙の公認権に影響力を行使でき、党の資金も自由に使える幹事長ポストを絶対に手放したくない。二階氏と石破氏の接近の裏で、幹事長人事をめぐる抗争が始まっているということだ。

 そんななか、安倍首相は10日、麻生太郎副総理兼財務相と2人きりで1時間にわたって首相官邸で会談した。国会会期中、それも官邸でこの長時間は異例で、解散総選挙の時期やポスト安倍について話し合われたのではないか、との憶測を呼んでいる。

 安倍政権は菅義偉官房長官、麻生氏、二階氏という三者が屋台骨なってきた。しかし、すでに安倍首相と菅氏の関係は冷え切っていて「官邸内別居」が囁かれている。その菅氏は二階氏とは連絡を取り合う良好な関係。つまり、政権は「安倍・麻生vs.菅・二階」に真っ二つで、そこに石破氏が絡む構図になっているのである。

 秋の自民党人事、ポスト安倍、解散総選挙を睨んで、政局はますますキナ臭くなりそうだ。

(文=編集部)』

※ 自民党の役員の任期が、1年とは知らんかった…。漠然と、「総裁任期」と同じと考えていた…。

※ そういう「時間軸」で、動いているんだな…。

※ 河井夫妻の摘発も、そういうことと関係があるのかもしれない…。

シールド4機で掘った“らせん”を味わう

シールド4機で掘った“らせん”を味わう、首都高馬場出入り口
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00110/00175/

『横浜市の臨海部を通る首都高横羽線の生麦ジャンクション(JCT)から、内陸にある第三京浜道路の横浜港北JCTまでをつなぐ首都高横浜北線が開通したのは2017年3月のこと。それから3年ほど遅れて20年2月27日、同線の中間付近に馬場出入り口が完成し、供用が始まった。』
『1カ月後の20年3月22日には、横浜港北JCTから東名高速道路の横浜青葉JCTまで首都高横浜北西線が開通。横浜港から日本の大動脈である東名までつながるルートが完成した。』

【 横浜北西線( 横浜北線~ 東名高速)の概要】
https://www.shutoko.co.jp/-/media/pdf/corporate/company/press/2019/12/18_besshi.pdf

※ この図を見れば、この「横浜北西トンネル」開通により、横羽線と第三京浜と東名高速がここのエリアで、行き来できるようになった…、ということなんだが…。

※ 東京及び首都圏で、道路の問題を考えるときは、「環状線」とそこから放射状に伸びていく線をイメージしておくといい…。

※ 右の図だ…。環状線として、「中央環状線」「外環道」「圏央道」の3つが同心円状にある…。そこに、「都心」を中心に、そこから「放射状」に地方へとラインが伸びている…。

※ これは、江戸の昔(むかし)からの話しだぞ…。

※ 江戸の昔(むかし)には、中心は江戸城(現皇居)があったので、中心は巨大な「空(くう)」になっている…。そこから、放射状に五街道が各地方に伸びている…。

※ なにせ「参勤交代」制だったから、各大名は「江戸に」「大名行列」を仕立てて、「参勤」する必要があった…。その道中の、各街道の「整備 」も、「各大名」のお役目の一つだったわけだ…。

※ まあ、今では大名もいなくなり、「道路インフラ」の整備は、国や地方公共団体が、オレら「日本国民」から取り立てた「税金」で行っているわけだが…。

※ こういうものが、「整備 」により「狙っている効果」だ…。

ラジエイト|国土と交通に関するイベントアーカイブ
https://radiate.jp/

『ラジエイトについて
ラジエイト(Radiate.jp)とは…
国土と交通に関するイベントアーカイブです。道路や河川など公共施設の「今」を記録しています。
インフラが「radiate : 放射状に伸びる」という意味から名づけました。2005年8月から運営しています。

ラジエイトに掲載した記事の一部は、再編集して土木 | 日経 xTECH(クロステック)(日経コンストラクション)に掲載されています。
記事はこちらにまとめられています。

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代表:大上祐史
contact(アットマーク)radiate.jp』

 ※ 問題がある場合は、Word Press.comの方に連絡してください。

※ 東京2020に向けて、着々と「トンネル掘ったり」して来たわけだ…。延期になったのは、残念だったが、なーに…。一旦予算がつけば、「こっちのもの」だ…。延期になろうが、中止になろうが、淡々粛々と「やるべきこと」をやっていくだけの話しだ…。

銀座線渋谷駅の新駅舎にある「M形アーチ」の建設秘話

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00649/051400029/

『020年1月から運用を始めた、東京メトロ銀座線渋谷駅。新駅舎は長さが110mで、全体がアルミパネルとガラスに覆われています。

 銀座線の高架橋をつくり直し、7本あった橋脚を3本に集約。架け直した鋼製桁の上に、新しい駅舎を建てました。JR山手線をまたぎ、東急百貨店東横店西館3階にあった旧駅舎から、東に約130m移動したことになります。

 新駅舎で目を引くのが、頂部をへこませた「M形アーチ」がもたらす無柱空間です。そのM形アーチについて、正しい記述はどれでしょうか。』

『正解はこちら
1.45本あるM形アーチは全て、違う形をしている』

『アーチの形状が一般的な円弧ではなく、あえてM形にしたのには訳があります。新駅舎を取り巻く様々な条件を合理的に解く構造の在り方を追求した結果、M形になりました。M形鉄骨アーチの利点の1つは、異なる幅や高さに柔軟に対応できることです。

 新駅舎は複雑な形をしています。長さ110mの上屋の幅は、線路の線形の関係で、西から東に向けて25mから20mまですぼんでいます。

 断面も変則的です。東側は西側に比べてホームの位置が低いため、東側屋根のアーチは高く、幅は狭くなります。一方、西側屋根のアーチは低く、幅広です。東西で生じる、最大で高さが約1.8m、幅が約5mの差を、約2.5m間隔で並べた45本の鉄骨フレームの形を少しずつ変えることで調整したのです。』
『線路の勾配に屋根が合っていないのは、将来、渋谷駅の真上にある超高層ビル「渋谷スクランブルスクエア」の中央棟と、その東側にある超高層ビル「渋谷ヒカリエ」(12年完成)をつなぐ歩道「スカイウェイ」を整備するためです。

 「断面形状が連続的に変化していく屋根に歩道の荷重がかかるという条件が、アーチ形状を選択する決め手になった」。構造設計を担当した、KAP(東京都千代田区)代表の岡村仁氏はそう振り返ります。

 歩道のレベルや荷重、電車の建築限界などを踏まえて解析すると、シンプルな円弧状のアーチを成立させるのは難しいことが判明しました。「色々な検討をした結果、円弧の頂部をへこませると、うまく力を処理できることが分かった」(岡村氏)

 岡村氏が行き着いたM形アーチの案に、新駅舎の設計を手掛けた内藤廣建築設計事務所(東京都千代田区)代表の内藤廣氏も、「頂部が張弦梁(はり)のような構造になり、合理的と思った。東京メトロのマークである『M』にも通じて面白い」と賛同したそうです。』

2次補正「岸田プラン」ずらり 求心力回復に全力

2次補正「岸田プラン」ずらり 求心力回復に全力―新型コロナ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051700138&g=eco

『岸田氏はこれまでに、(1)家賃支援(2)学生支援(3)企業への資金供給(4)雇用調整助成金(5)マイナンバー活用―のプロジェクトチームを党内に設置。19日にも自民案をまとめ、政府に提言する。
 家賃の支払いが困難になった事業者への支援では、岸田氏は無利子・無担保の融資と給付を組み合わせた制度を「岸田プラン」として提唱。従業員を休ませた企業に支給する雇用調整助成金の上限額(8330円)をめぐっても、早々と「1万5000円」案を打ち上げた。
 安倍晋三首相は、こうした岸田氏の案を追認。14日の記者会見では「家賃負担を軽減するための給付金も新たに創設する」と言及。雇用調整助成金も上限を特例的に1万5000円まで引き上げる考えを示した。政府関係者は、「30万円給付」撤回の一件があったため、「首相は岸田氏の言うことは受け入れる」との見方を示す。
 岸田氏は13日に立憲民主党の逢坂誠二政調会長と会談し協力を要請するなど、野党との調整にも当たっている。「ポスト安倍」をにらみ2次補正で指導力を発揮できるかどうか。自民党内からは「お膳立てされているのに、まとめられなかったら大変だ」(閣僚経験者)との声が漏れている。』

新型コロナ対応で浮かんだ亀裂 菅氏「失権」 重み増す今井補佐官

https://www.jiji.com/jc/v4?id=202003skkt0001

(ポイント)
・改正インフル特措法に関する与野党折衝の場に、菅さんがいなかった。
・2月27日に首相は電撃的に全国小中学校などに対する休校措置を要請したが、政府関係者によると今井氏は菅氏不在の内部会議でこの対応を発案。国民行動を左右する重要政策の判断にも関わらず、「危機管理の要」には事後承諾で済まされた…、という話しだ…。
・「官邸主導」と呼ばれる安倍政権の運営には特徴がある。首相は思い入れの深い外交分野に深く関与する一方、内政分野全般は菅長官や首相側近の今井氏による総合調整に任せることが多かった。菅氏もかつて「この内閣で本当のことを知っているのは、総理以外は俺と今井だけだ」と語っていた。
・「桜を見る会」をめぐっても、鉄壁とも言われた菅氏の説明ぶりはいつになくたどたどしい印象を与えていた。先の政府関係者は「桜関連の対応は安倍事務所と今井補佐官で仕切っている。菅氏はそこでの決定事項を伝えられている形」と明かす。
・ラインの一角を占めていた菅氏の「空白」を埋めるように、新型コロナ対策で台頭しているのが今井補佐官ら、経済産業省出身の官邸官僚ら。先の休校要請のほか、第2弾の緊急対応策実施を表明した2月29日の首相会見の内容は彼らを中心に突貫作業で取りまとめられた。
・『霞が関幹部は、緊急対応策に当たって今井氏らの突出ぶりを示すエピソードを明かした。
 新型コロナの拡大に伴う需要増により、医療機関でのマスク不足も深刻化。今井氏の指示を受けた官邸官僚は医療用マスクを「2500万枚」確保するよう、厚生労働省に要請した。
 ただ、中国からのマスク輸入が減少したことで、厚労省は「2500万枚には根拠がなく、実現は難しい」と官邸側に再考を求め、結局1500万枚を順次医療機関に配布することで折り合った。
 厚労省は急きょ、国が保有するマスク250万枚を医療機関に放出するとしたが、新型コロナは全世界に拡大、従来のマスク輸出国も次々と禁輸措置を検討している。同省は、一般用マスクの医療用への転用をメーカーに打診。ただ実現しても、一般用マスクの供給減につながる可能性もあり、「今井氏の仕切りは強引過ぎる」と先の幹部は話した。』
・『かつて「俺と今井だけ」と菅氏が称した両氏の関係は、どこでこじれたのか。別の政府関係者は、「決定的だったのは官邸での小泉進次郎氏の結婚発表だった」と指摘する。
 昨年8月、小泉氏は夫人となる滝川クリステル氏を伴って官邸で菅氏を訪ね、「電撃婚」を公表。「総理にも会っていったら」との菅氏の言葉に従い、予定にはなかった首相とも面会した。
 当時、菅氏は「令和おじさん」として知名度が高まり、「次期首相」にも擬されるように。自民党内では事実上の「菅派」と位置付けられる若手グループの活動が活発化した。
 同年9月の内閣改造・自民党役員人事に当たって、菅氏は首相の意中だった「岸田文雄幹事長」起用案をつぶし、太いパイプを持つ二階俊博幹事長の留任を実現。人事の駆け引きが続く中、菅氏の振り付けによる官邸内での人気政治家のパフォーマンスに、「首相と心中する」と公言する今井氏は「黒子としての立場を離れ、『ポスト安倍』を見据えた菅氏の変化を見て取った」(政府関係者)という。』
・『国内での感染収束の見通しはなく、政府も一丸での対応を余儀なくされている。菅氏も例外ではなく、「コネクティングルーム出張」で一躍有名人となった腹心の和泉洋人首相補佐官が中小企業向け金融支援策などの具体化に携わっている。』
・とはいえ一度歯車がくるった菅、今井両氏の関係が修復する兆しは見えず、「今やまともな話が成り立たない」(霞が関幹部)。
・新型コロナによる流動的要素も残るが、秋にも行われるとされる内閣改造では官房長官交代と、満を持しての「岸田幹事長」起用論が取り沙汰される。
 菅氏はかねて「岸田さんで選挙は乗り切れない」との立場。首相は後継として岸田氏への傾倒を強めており、取り巻く状況は厳しさを増すようにも見えるが、与党幹部は「首を切られる前に自ら辞めれば話は違う。新型コロナの収束めどが立った辺りで、政府対応の責任を取って辞任すると言えば、一気に政局の中心になる」と指摘する。
・露わになった亀裂の深刻さを最も敏感に受け止めているのは麻生太郎副総理兼財務相のようだ。麻生氏は最近、周辺にこう話したという。「あまり菅を追い詰めるなよ。野に放てばどう転ぶか分からねえぞ」。

(考えておくべきこと)
1、安倍さんの「賞味期限」。菅さんが、官房長官でいる限りは、菅さん自身が「反乱」を起こすことは、なかなか難しかろう…。
2、幹事長が、二階さん以外の人になった時、政局は一気に流動化する…。そういう事態になるのか…。
3、岸田さんは、どういう「戦略」で動くのか…。強引に、「幹事長」取りに動くのか…。

 ただ、安倍さんの「賞味期限」は、国際政治の状況に、強く影響される…。トランプ氏は再選されるのか…。プーチン氏は、首尾よく「永世大統領」へと道を開く憲法修正に成功するのか…。習近平氏は、首尾よく「権力闘争」を勝ち抜けるのか…。ムンジェイン政権は、4月15日の総選挙で勝利できるのか…。ヨーロッパのコロナ禍は、どういう形で収束するのか…。事態は、現状では流動的だ…。

東京五輪延期の裏で官邸内部に異変…

東京五輪延期の裏で官邸内部に異変…消えた“菅総理”の目、7月に“減税総選挙”か(文=渡邉哲也/経済評論家)

https://biz-journal.jp/2020/03/post_148935.html

『安倍首相は2019年9月の内閣改造の際、派閥均衡人事を行い、次のリーダー候補を競わせる形をとった。加藤勝信厚生労働大臣、茂木敏充外務大臣、岸田文雄自民党政務調査会長、河野太郎防衛大臣らが、そうである。

 一方で、二階俊博自民党幹事長をあえて据え置き、菅義偉官房長官も留任させた。菅官房長官は自派閥の創設に有利になる幹事長を希望していたが、そのポストには二階氏を続投させたわけだ。菅氏は官房長官という要職に就いている限り、自派閥を立ち上げることはできない。この人事には、安倍首相の菅官房長官に対する本質的な懸念があったとも言われている。

 代わりに、菅官房長官に近い人物に3つの大臣ポストが与えられた。菅原一秀経済産業大臣、河井克行法務大臣、小泉進次郎環境大臣だ。しかし、菅原・河井の両大臣はスキャンダルで辞任し、初入閣を果たした小泉環境相も株が急落している。これらの現状を見る限り、一時は「ポスト安倍の最有力候補」とも言われた菅氏に次期首相の目はなくなったと言ってもいいだろう。

 また、IR(統合型リゾート)の問題をめぐっても、事実上の旗振り役を務めていた菅官房長官と二階幹事長についてさまざまな噂が飛び交い、実質的に暗礁に乗り上げていることで、カジノ利権による利益は期待できなくなった。さらに、新型コロナウイルスの対応で自民党内からも反発が生まれ、安倍首相がどのような判断を下すかが注目されていたわけだ。』

『党内政治は「派閥の論理」と「数合わせ」で決まる。現政権は安倍・麻生の二派閥と二階派による数合わせでできており、それにより党内の圧倒的過半数を維持し、党内運営を潤滑にしてきた。ただし、一方では、二階幹事長の中国寄りの姿勢などが保守層の反発を招いていたわけだ。』

『そうした空気を一変させたのが、安倍首相の2月末の会見であった。菅・二階切り――これには党内的なリスクはあるが、そのままでは時間切れになるだけであったため、自派閥に応援を求め、官邸内部にも手を入れた。そして、経済産業省出身の今井尚哉氏首相補佐官、警察庁出身の北村滋国家安全保障局長が主導する体制に切り替えたわけだ。』

『同時に、安倍・麻生に東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長を加えた3人体制で、国際社会との連携を強めていった。それは、新型コロナウイルスの対応に関しても、東京五輪の延期においても同様だ。いずれも非常に舵取りが非常に難しい問題であるが、現時点ではベストな方法を選択できている。』

『東京五輪の延期に伴い問題は山積しているが、今後はもちろん新型コロナウイルス感染症への対策も加速すべきだ。治療薬の確定と治療ガイドラインの早期確立が実現すれば、季節性インフルエンザの水準までリスクを軽減できるだろう。

 そうなれば、その後は現金給付などの消費喚起策を実施するとともに、消費税減税と憲法改正を争点にして、7月頃に解散総選挙というシナリオを描くこともできる。その場合は、安倍首相の自民党総裁4選とセットで悲願の憲法改正も現実味を帯びてくるだろう。

(文=渡邉哲也/経済評論家)』

※ 直近の「改造内閣」には、閣僚を送り込んだ「最大派閥」が「無派閥」と言われ、「最大勢力は、”無派閥”だ。」とか、ワケワカランことが言われていた…。

※ しかし、子細に調べて見ると、「菅官房長官」に近い人が任命されており、「現在、最も力(ちから)があるのは、菅さんだ。ポスト安倍の最右翼に躍り出た。」という言い方もされていた…。

※ 菅さんは、「訪米」も済ませており、米側要人の「首実検(=面接試験)」が行われていたのじゃないか…、とも言われていた…。

※ なるほど、官房長官は、「自ら派閥を作ってはならん。」という「不文律」があったのか…。日本国における、ありとあらゆる「情報」を取得できる「地位」にあるわけだから、それを「私的」に利用してはならん…、という不文律なんだろう…。

※ 菅さんの「力(ちから)」の源泉は、「内閣人事局」を握っていることにある…。ここを握っている限り、「官僚」は首の根を押さえられていて、「忖度」に走る他は無い…、と言われていた…。

※ 組織における力(ちから)の源泉は、大きく分類すると、2つある…。

1、財産的な利益の配分に対するコントロール権

2、人事に対するコントロール権

国家組織の場合、1は「財務省(旧大蔵省)」が握っている…。予算配分を握っているからな…。だから、「省庁の中の省庁」とか、「局あって、省無し。省あって、国家無し。」とか言われていた…。

2については、以前は「官僚」の力が強かったから、「各省庁から上がって来る人事案」を、そのまま承認するしか無かった時代が、相当長く続いた…。しかし、「内閣人事局」ができてからは、力関係が「政治主導」に逆転した…、と言われている…。そこに強い影響力を持った(と思われていた)菅さんの力(ちから)が、増大した…、と言われていた…。

このことは、「会社組織」でも同じだ…。

株式会社の組織形態の一つに、「指名委員会等設置会社」というものがある…。通常は、「取締役会」が会社経営上のさまざまなことを決定していくのだが、この組織形態では、「報酬委員会」「指名委員会」というものを置く…。「報酬委員会」が取締役の報酬を決定し、「指名委員会」が取締役候補者を決定していく…。財産的な利益の配分と、人事に対するコントロールを行うわけだ…。

そして、もう一個ある…。それは、「監査委員会」というものだ…。会社の企業会計に不正が行われていないか「監査」するものだ…。

株式会社は、結局はステークホルダー(株主、会社債権者、会社経営者)間の「利害調整」をする場である…、ということに帰着することになるので、「企業会計」がキチンと不正無くなされていると言うことが、重要になる…。上記三者の利害が鋭く対立するから、絶えること無く、自分の陣営に都合がいいように「改ざん」したいという誘惑が働くからな…。

これは、あくまで正面からの、形式上の話だ…。実際の会社においては、たとえば、ある「課」の「備品」の購買の決定権が、実は「課長」にでは無く、勤続20年のハケンの「お局」様が握っている…、なんてこともある…。

だから、「営業」かける場合には、そういう「実権を握っている、影のキーパーソン」をすばやく見抜く必要があったりすることになる…。それで、その「お局様」に、気の利いた「プレゼント」を、こっそり送ったり、陰でそっと手を握ったりすることが、有効だったりすることがある…。

まあ、それはまた、別の話しだ…。