漏れのある抽象化の法則

※ クロステックの「抽象化の破れ」の話し(「抽象化のやぶれ」というノーコード/ローコード開発の落とし穴 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/010800705/ )を検索してたら、当たった…。

※ 「抽象化の破れ」も、「漏れのある抽象化」も、たぶん同じことを言っているんだろうと、思う…。

※ 非常に参考になったんで、貼っておく…。

『1. 漏れのある抽象化の 法則について

  1. 自己紹介● 名前 – 橘田 隼一● TwitterID – hayabusa333● 興味があること – カーネルとか言語開発とか● 現在のお仕事 – テストプログラマー● 信仰 – Joel教
  2. 漏れのある抽象化の法則
  3. 漏れのある抽象化の法則 ● Joel Spolsky提唱 ● Fog Creek Software 創 業者 ● 人気ブログ Joel on Software
  4. 抽象化一度に注目すべき概念を減らすことおよびその仕組み
  5. TCP/IPIP● 信頼性のない通信方式TCP● 信頼性のある通信方式
  6. TCPはIPの上に実装されている
  7. 信頼性のない通信方式で信頼性のある通信を行う
  8. TCPはIPを使って通信を行っているが詳しいことを 知らなくても通信できる
  9. TCPはIPを使って通信を行っているが詳しいことを 知らなくても通信できる
  10. TCPはIPを抽象化している
  11. しかしLANケーブルが切れていれば繋がらない回線が重ければ、TCPは信頼性を確保できない
  12. 抽象化には漏れがある
  13. これが漏れのある抽象化の法則
  14. 漏れのある抽象化の法則自明でない抽象化はすべて、程度の差こそあれ、漏れがある
  15. 抽象化は失敗する。あるときは小さく、あるときは 大きく、漏れがあるのだ。 物事は悪くなるものだ。この漏れは、抽象化が行われているあらゆる場所で起こる。
  16. Joel の出した例
  17. 大きな二次元配列の要素を順番にたどるという単純な事でも、水平方向か垂直方向かで、「芝目」に依存してパフォーマンス特性が劇的に異なるこ とがある
  18. C言語で記載for(i = 0; i < 30000; i++){ for(j = 0; j < 30000; j++){ array[i][j] = 0; }}for(i = 0; i < 30000; i++){ for(j = 0; j < 30000; j++){ array[j][i] = 1; }}
  19. デモ
  20. この性能差はプログラム言語に よって出たものではなくOSやCPUによって現れたものである
  21. C言語は簡単である。ただしOSの特殊な振る舞い に目をつむれば
  22. OSは簡単である。 OS ただしCPUの特殊な振る舞いに目をつむれば
  23. あなたが日常使うことの90%は 1週間で学習できるが、残りの10%を知るためには2、3年かか るかもしれない
  24. 先ほどの例の理由を知るためには、C言語だけではなく OSの特性、メモリ管理、仮想化、CPUの挙動についても知らない といけない
  25. 漏れのある抽象化の法則にうまく対処する唯一の方法は、その抽象化がどのように機能し、それが何を抽象化している のかを学ぶことだ。
  26. そういうわけで、抽象化は私たちが作業する時間を節約してくれるが、私たちが学ぶ時間までは節約してくれないのだ。
  27. ネットワーク・サーバはプログラム言語で実装されている
  28. プログラムはOSやCPUの上で動いている
  29. 抽象化されている先を 知らなければ 問題は解決できない
  30. 問題を解決できるエンジニアになるためには全てを勉強する必要がある
  31. 我々が目指すエンジニア像は 漏れのある抽象化の法則の漏れを解決できるエンジニアで あるべきである
  32. ぜひ、漏れのある抽象化に だまされないで 漏れを解決できる人に なってほしい
  33. 参考書籍
  34. ご清聴ありがとう ございました』  
  35. ※ こっちも、非常に参考になったんで、貼っておく…。  子どもは何にも知らないの
     https://blog.practical-scheme.net/shiro/20070912-machine-language

『shi3zの日記 – マシン語を知らない子ども達
マシン語読みの言語知らず
アルゴリズムを知らない子ども達
コンパイラの中身を知らない子ども達
オシロスコープを知らない子供たち
元のshi3zさんのエントリが断定調で、一般論と具体論が混ざってることもあって 異論反論パロディが続出したようで。つい黙ってられなくて あちこちにコメントしてしまったけど まとめとく。

解釈が割れた点は:

元の論の対象となる「プログラムが書ける人」は一般の職業プログラマや趣味プログラマまで 含むのか、それとも抽象化の破れにいつも直面してそれを何とかしてしまえるような 一部のタフな人材を指してるのか。
元の論の「マシン語を理解する」は80386アーキテクチャ特有のバッドノウハウまで 理解してばりばりアセンブラを書き下せることを指すのか、それともストアドプログラム アーキテクチャ、MMU、特権命令、割り込み、コンテキストスイッチなどの現代の 代表的なマシンアーキテクチャを理解するということを差し、80386を持ち出したのは 単なる代表例にすぎないのか。
あたりかな。私は両方とも後者と取ったけど、別に解釈すれば異論が出るのがわかる。

ただ、どういう解釈をしても次のような意見が出てくることには首をひねる。

「抽象化はレイヤの積み重ねで、論理回路の下にも半導体があり、電磁気学や 量子力学を知る必要があり、と続いてゆくから程度問題にすぎない。結局「自分は 論理回路から知っているよ」という優越感ゲームにすぎないのでは」

そう思う人にはDaniel HillisのThe Pattern on the Stone (翻訳: 思考する機械 コンピュータ) を勧めとく。翻訳は読んだことが無いが、原書の内容はとても平易なので、 内容だけなら中学生でも理解できるだろう。

第1章は論理回路。第2章で論理演算と状態機械。第3章でプログラミング言語。 第4章でチューリングマシン。第5章でアルゴリズム。以降、暗号や並列計算、 機械学習などを扱う。これを読んだからってプログラムがかけるようにはならないし 紹介された個々の概念を理解したことにはならないけれど、少なくとも現代のコンピュータが どういう概念の積み重ねで出来ているかという構造がわかるようになっている。

で、第1章の論理回路なんだけど、Danny Hillisはここで「スイッチとランプ」 「棒とばね」「パイプと弁」などで論理回路を作って見せる。つまりデバイスが 何であろうと、1と0が表現できてそれを伝達する仕組みさえあれば、残りの全ては その上に構築できるということだ。もちろん物理的に実現可能な規模で現代の CPUを作ろうとしたら半導体以外では非常に困難だろうけれど、今後全く新種の デバイスが出現して物理層がごっそり置き換わったとしても、上の層に 変化はない (ちなみに量子コンピューティングになったらどうなるの、という話は ちゃんと同書の中にも出てくる)。

私は高周波回路も量子力学も苦手だったし、数百MHzのバスクロックに乗るパルスの 波形や数GHzのチップクロックの中を走る電子の雲がどうなってるかなんて 考えたくも無いんだけれど、それらがデジタル回路の抽象化の壁を越えてくる確率と 「高級言語」で書かれたプログラムのSEGVに出会う確率にはあまりに大きな差がある。 抽象化力を指標とすれば、論理回路は非常に強力で成功した抽象化であり、 一方現代の高級言語の多くはまだその域に達していないとも言える。

このような抽象化の壁の厚さの違いに自覚的であることにより、次のようなメリットがある。

学ぶものごとに優先順位をつけられる。たくさんの層があっても、 壁が分厚くなっているいくつかの層を重点的に学べば安定した足場が得られる。
良い抽象化と悪い抽象化の区別がつけられる。自分で抽象化を設計する時に、 自覚的に壁の厚さを選択できる。
抽象化力の違いを無視して相対化してしまう危険は上のメリットの裏返しだ。

あまりにたくさんの層があって全部は学べないから、とりあえず目の前の層を学んどいて、 漏れが出てきたらすぐ下の層、というふうに広げてゆくしかない、と思う。 でも時間に限りがあるから安定した足場までなかなか到達せず、いつも不安を抱えている
自分の設計した抽象化が良いのか悪いのか、判断基準が良くわからない。 また、与えられた問題に必要とされる抽象化の程度を判断できない。
なんだかんだで、ネタにマジレスな野暮だけど、せっかく書いたから貼っておく。

Tags: Programming, Assembly, Hardware』

リーナス・トーバルズ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%BA

 ※ 懐かしい「名前」だ…。

 ※ VBとかで、サンプルプログラムをなぞって、喜んでいたり、何とか「動く」プログラムを作っては、喜んでいたりした昔(むかし)を、思い出すよ…。

 ※ その頃、ペッカ・ヒマネン(Pekka Himanen)の「The HACKER Ethic」(河出書房新社から翻訳本が、出ている。「リナックスの革命(ハッカー倫理とネット社会の精神)」というタイトルだ…。)という本を、買った…。

 ※ まあ、買っただけで満足して、読んじゃいないが…。もっとも、その頃は忙しくて、到底、読んでるような時間は、無かった…。

 『リーナス・ベネディクト・トーバルズ(Linus Benedict Torvalds、1969年12月28日 – 、Sv-Linus Torvalds.ogg [ˈliːnɵs ˈtuːrvalds][ヘルプ/ファイル])はフィンランド、ヘルシンキ出身のアメリカ合衆国のプログラマ。Linuxカーネルを開発し、1991年に一般に公開した。その後も、公式のLinuxカーネルの最終的な調整役(もしくは「優しい終身の独裁者」)を務める。

アンドリュー・タネンバウムが開発したカーネルとオペレーティングシステム (OS) であるMINIXに刺激を受け、自宅のパーソナルコンピュータ上で動作可能なUNIX OSの必要性を感じ、自分の趣味の時間と自宅の設備でLinuxカーネルの初期の開発を行った。』

トランスメタ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%82%BF

※ 確か、トーバルズを高給で、取締役に招いたはずだ…。

『トランスメタ (Transmeta Corporation) は、かつて存在したアメリカのベンチャー企業。当初は低消費電力を特徴とするVLIW型のコードモーフィングマイクロプロセッサを開発していたが、その後は低消費電力集積回路の知的財産権のライセンス提供を主な事業とした。1995年、デビット・ディツェル[1]、Bob Cmelik、Colin Hunter、Ed Kelly、Doug Laird、Malcolm Wing、Greg Zyner によって設立された。2009年1月、トランスメタは米国の未上場のビデオプロセッサメーカーであるNovaforaに買収され、2009年8月に完全に営業を停止した。

トランスメタはふたつのx86互換CPUアーキテクチャ、CrusoeとEfficeonを生み出している。これらは低消費電力と発熱特性の良さを武器として、ノートパソコン、ブレードサーバ、タブレットPC、高静粛性のデスクトップパソコンなどに使われたことがある。』

Crusoe
https://ja.wikipedia.org/wiki/Crusoe

『Crusoe
名称は『漂流記』の主人公ロビンソン・クルーソーに由来する。設計・発売元のトランスメタについてはそちらの記事を参照のこと。同社はいわゆるファブレスであり、製造は社外への委託であった。

最大の特徴はx86命令をCrusoeのハードウェアではデコードせず、「コードモーフィングソフトウェア (CMS4.1)」がx86命令をCrusoeのネイティブのVLIW命令に動的に変換する点である。この点で、発表当初は同時期に開発されたインテルのItaniumとVLIW(Itaniumでは発展形のEPICアーキテクチャ)の実装方法について比較されることがあった。また、CPU負荷に応じて動的にCPUのクロック周波数を高低するLongRun技術を採用し、同CPUの消費電力の低減に貢献している。

第1世代Crusoe
2000年に発売された「TM5400/5600」ではPCのノースブリッジチップを統合している。ただしAGPには対応していない。主に組み込み向け用途を狙ったCPUであるが、発表当初は、まだ他社製CPUに低消費電力向けのものがなかったため、ソニー、NEC、富士通、東芝、カシオなど特に日本市場向けの各社のモバイル向けノートパソコンなどに広く採用された。しかし、初回のアプリケーション起動時にはコードモーフィング処理を行うため、(2回目の起動からは多少速くなるというアナウンスだったものの)パフォーマンスは同クロック周波数の他社製CPUとベンチマークなどで比較すると60%程度で、明らかに見劣りするものだった。またノートパソコン全体の消費電力を左右するのはCPUだけではなかった。発売当初、各CPUのCMSはフラッシュメモリに書き込まれていてバージョンアップ時に変更が可能とされていたが、修正版は一般にはリリースされていない。

第2世代Crusoe
2002年にはCMS4.2にバージョンを上げ、クロック周波数を向上して、パフォーマンスを改善した「TM5800」を発売した。これらはノートパソコン以外に、タブレットPCやブレードサーバへの採用も期待された。もっとも、2003年にインテルが対抗して低消費電力のCPU (Pentium M) を出荷したことや、製造先をIBMからTSMCに変更したものの度重なる製造遅延などでクロックスピードを上げることができず、CPUパフォーマンスを上げることができなかったことなどから、各社のノートパソコンでの採用数は徐々に減少することになる。

Crusoeを採用した主なパソコン
NEC – LaVieMX、LavieZ 駆動時間を延ばすために取り外し型バッテリのほかにLCD(反射型または半透過型)の裏にも取り外し不可のバッテリを実装していた。
富士通 – FMV-BIBLO LOOX
ソニー – VAIO PCG-C1VJシリーズ、PCG-GT3、PCG-U1等
カシオ – CASSIOPEIA FIVA(MPC-205/206/206VL/216XL/225/701)
シャープ – Mebiusノート PC-SX1-H1 PC-MM1シリーズ
東芝 – Libretto L1、L2、L3、L5
日立製作所 – FLORA 220TX、210W NL3 (企業向け)210W NL3はシャープのPC-MM1シリーズとほぼ同一の設計だが、BIOSや、パーツの実装などが一部異なる。
OQO – アメリカで超小型PCを開発、発売
このほか、IBMもCrusoeを搭載したノートパソコン(ThinkPad)を試作、展示したことがあったが、目標とした連続駆動時間を実現できず、開発は中止された[1]。』

 ※ まあ、処理が遅くて、「使いものに、ならなかった。」という記事も、見た…。

 ※ まだこの頃は、「処理の速さ」と「電力消費」は、トレードオフだった…。

 ※ そういうことの「経験」が、Armの「ビッグ・リトルアーキテクチャ」なんかへと、繋がって行くんだろう…。

 ※ それと、半導体の微細加工技術の進展が、1個のダイに、異なる種類のCPUを詰め込むことを可能とすることになったりも、したんだろう…。

Windows10の破損したシステムファイルを修復する方法

Windows10の破損したシステムファイルを修復する方法【できない場合も】
https://itojisan.xyz/settings/18571/

※ 上から順に、試してみた…。

※「DISM」も、やってみた…。

※ セーフモードや、回復環境で「sfc/scannow」やってみても、この通りだ…。

※ 一時、「設定」が使えたんで、「システムの復元」も実行してみた…。9月28日の状態まで「復元」してみたが、やはり、HDDは見えて来ない…。

※ 残るは、「方法9:Windows10を初期化する」だけか…。「方法6:手動で正しいシステムファイルを上書きする」は、ちょっとヤル気がしない…。

※ どうしたものだろうか…。

※ 前にちょっと語ったが、実は、もう一台PCを組む予定になっている…。今日、最後のパーツが配送される予定だ…。

※ そっちの方に、多大の時間が食われるだろう…。

※ こっちの方は、後回しだな…。バックアップ自体は、USB外付けのHDDが使えるんで、取れることは取れる…。

※ 過去のバックアップのサルベージは、まあ、後回しでもいいか…。

※ ありゃりゃ…。重要なファイルだけでも、バックアップ取っておこうと、今試みた…。そしたら、USB外付けHDD、見えなくなっているぞ…。最近買った、一番デカいHDDだ…。

※ システムファイル、徐々にいろんなものが「死んで」行っている可能性がある…。

※ ちょっと、困ったな…。

ファーウェイ、自前OS 来年からスマホに搭載

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63705450Q0A910C2FFJ000/

 ※ アンドロイドも、iOSも、「Linuxカーネル(メモリ管理、IOの管理などOSの中核となる部分がLinuxのカーネルから派生したもの)」だから、それに類似したものを作ることは、それほど難しいことじゃ無い…。
 しかし、その上で走る「アプリ」が、人気なものはある程度「固定」されてしまっているので、いまさら「ゼロ・ベース」で開発しても、誰も使ってくれないだろう…。
 先進国市場で売れるということは、無いだろう…。「一帯一路」周辺や、アフリカ各国市場…、と言ったところだろうな…。
 後は、記事にもある通り、「スマート家電」なんかへの「組み込みOS」として使うくらいだな…。
 ただ、国内市場が「莫大」だから、そこでは生き残って行くだろう…。教育用のタブレット端末で使う…、とかな…。
 結局は、「内製」しか、生き残りの道は残されていないだろう…。それは、自分たちが重々承知だろう…。

『【広州=川上尚志】中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)は独自開発した基本ソフト(OS)の普及を急ぐ。2021年から主力製品のスマートフォンに自前のOSを搭載する。外部企業にも採用を促し、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」需要を囲い込む。ただ米政府の規制強化でスマホなどの生産継続が危ぶまれており、先行きは不透明だ。

「来年からファーウェイのスマホは全面的に鴻蒙(ホンモン)に対応させる」。10日、中国南部の広東省東莞市で開いたソフトウエアなどの開発者向けイベントで、消費者向け端末事業部を率いる余承東(リチャード・ユー)最高経営責任者(CEO)は力を込めた。

ファーウェイが17年から開発を本格化してきた自前のOSがホンモンだ。設計図が無償で公開されているオープンソースのOS「リナックス」の関連技術を活用し、あらゆる機器に対応しやすいとアピールしている。

第1弾として19年8月、ホンモンを搭載した初めての製品としてテレビを発売した。続いて中国電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)が20年7月に売り出した新型EV「漢」にも供給した。今後はノートパソコンやタブレット、スマートウオッチなどにも採用を広げる見通しで、自前OSの汎用化につなげる戦略を描いている。

当面の課題はスマホへの搭載に向けた技術開発だ。ホンモンに対応するアプリを充実させるため、外部に技術情報を無償で公開することを決めた。まず10日からテレビや車載機器、スマートウオッチなど向けを対象にし、今年12月にはスマホ向けにも広げる計画だ。

ホンモンはIoT向けに設計され、当初はスマホへの採用を想定していなかった。もともとファーウェイ製のスマホは米グーグルのOS「アンドロイド」を搭載し、これに対応したアプリを多くそろえているためだ。

ファーウェイが一転、戦略を変更した背景には、米政府が19年5月に打ち出した事実上の輸出禁止措置で風向きが変わったことがある。原則、グーグルとの取引は打ち切られ、アンドロイドと連動して使用するグーグルの地図やメールといった主要アプリをファーウェイのスマホの新機種に搭載できなくなった。

アンドロイド自体はオープンソースのため、規制対象にはならない。ファーウェイは現在も自社製スマホで採用するが、使い続ける魅力は薄れたと判断したもようだ。

ホンモンの普及を目指し、今後はオープンソースとして外部企業に採用を働きかける。米政府が中国企業に対する圧力を強めるなか、米製の技術に頼らない新たなOSとして中国企業などに広がりそうだ。スマホで使えるようになれば、ライバル企業も採用し、搭載製品が一気に増える可能性がある。「開放的なエコシステム(生態系)を築き、世界の様々なメーカーの支持を得られるかが課題になる」(中国の東興証券)との声がある。

IoT向けのOSは近年、グーグルやアマゾン・ドット・コムなど米企業も開発を進め、競争は激しくなっている。

さらに、ファーウェイには米政府による禁輸措置の強化が重くのしかかる。今月15日からは米製技術が関わる半導体のファーウェイへの供給が事実上、全面的に禁止される。ファーウェイは高性能な半導体部品が欠かせないスマホはもちろん、パソコンなどさまざまな製品の生産にも支障が出る可能性がある。

OSは搭載する製品が多いほど、関連アプリの開発者も増えて利便性が高まる。米政府の規制強化でハードの生産が滞り、搭載機器を増やせないようであれば、自前OSを世界のIT(情報技術)業界に広げるファーウェイの青写真も頓挫するリスクがある。』

ファーウエイ制裁、関連情報(その1)

※ ファーウエイ制裁絡みで、風雲急を告げてきた感じなんで、ネットで情報を集めてみた。

※ ただ、日経の記事及びそこからキャプチャした画像は、有料記事なんで、著作権法的には相当アレだ…。「とても容認できない。」と言うことであれば、Word Press.comの方に、削除要請を出してくれ。メアドを知らせてあるので、メールで削除要請が来るだろう(見てくれてる人、削除された場合は、あしからずご了承ください)。RFチップとFPGAの画像の方は、そんなに問題は無いだろう…(まあ、厳密には著作権法違反だがな…)。

防戦ファーウェイ、強気と不安 グーグルが供給停止も
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45026060Q9A520C1EA2000/

ファーウェイスマホ、OSどうなる グーグル対応焦点
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45008310Q9A520C1EAF000/?n_cid=SPTMG053

米制裁のファーウェイ 調達先6割がアジア勢
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44893630W9A510C1FFJ000/?n_cid=SPTMG002

RFID
https://ja.wikipedia.org/wiki/RFID

FPGA
https://ja.wikipedia.org/wiki/FPGA

※ まず、アンドロイドのアップグレードや取引きが制裁で禁じられた場合に生じるであろう事態の分析だ。OSの基本的なところは、使えるが、グーグルが提供する基幹ソフト・アプリはダメだろう、と言う予想だ。

※ ファーウエイの収益事業は、スマホだけでは無い。スマホの通信網を支える基地局なんかの通信設備も、相当な収益の柱だ。今回の制裁(輸出禁止)は、そこも直撃する。

※ しかし、話しはそれだけでは、済まない。もっと、広範囲に影響が及んで行く。と言うのは、ファーウエイはスマホ・通信設備の製造にあたって、広範囲のサプライヤーから部品の納入を受けているからだ。

※ ここに上がっている各国のサプライヤーは、ファーウエイに部品を供給することを事実上禁じられる。中には、重要な取引先であるケースもあるだろう…。

※ アジア企業だけでなく、米企業からも相当割合で調達している。米側が浴びる返り血も、相当なものだな…。

※ あとは、技術的にちょっと分かりにくい、RFチップFPGAの画像を集めたんで、貼っておく。

※ 電磁界の中に置くと、微弱な電波を発信する、というチップだ。その発信した電波を、増幅して、器機のIDを取得したり、器機からの何らかの情報を読み取ったりする、というチップのようだ。

※ 大きさは、このくらい…。1円玉より、小さいな…。例の米粒大のスパイ・チップは、これを改良したものなのか…。

※ 実際のスマホの基板上には、こんな風に配置されるもののようだ…。

※ 次は、FPGAの画像だ。まず、見た目はこんな感じで、基板に実装される。

※ 中は、こんな感じになっていて(概念図)、外部からプログラミングで、自在につなぎ方を変えることができる。

※ エンジニアが、説明してる様子だ…。

※ 名高いザイリンクスの概念図も、貼っておく。

※ 実際に、外部からアクセスして、つなぎ方を変えている様子だろう…。

※ 実際のスマホの基板には、こんな風に配置して、各要素のつなぎ方をプログラマブルに変えて行くんだろう…。

※ まあ、実際の話し、本当に制裁が発動して、部品の供給が絶たれたら、ファーウエイは、アンドロイド(OS)も、RFチップも、FPGAのチップも、全て自前で作って行かないとならない、という話しになるわけだ…。

※ 『一部取引を3カ月間認める猶予措置を発表した。既存の通信ネットワークや携帯端末の保守やソフト更新にかかわる取引などに限って容認する』( https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45050990R20C19A5000000/ )ってことなんで、こうやって揺さぶりをかけて中国側の譲歩を引き出す、トランプ流のディールかもしれないな…。

ファーウエイ側は、「プランBがある」と言ってるんだが…。

アンドロイド提供停止にも対策、華為「プランB」の真価
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/052000364/?n_cid=nbpnb_mled_epu

※ この記事だと、十数年前から研究してきた…、と言うことなんだが…。リナックス・カーネルなんで、理論的には可能な話しなんだが…。ハテね?と言う感じだな…。

ファーウエイ、ちょっともう詰んだ感じだな…。

米国が「報復関税&ファーウェイ」で中国を“総攻撃”
 ※ Edgeだと、閲覧できなかった。強力に妨害しているようだ…。Chromeでは、OKだった。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00133/00007/?P=1

ファーウェイスマホ、OSどうなる グーグル対応焦点
 ※ いくら強がったところで、アンドロイドのアップグレードを絶たれたんじゃ、アウトだろう…。ただ、アンドロイドは、リナックス・カーネルなんで、リナックス・カーネルを使って、ゼロから開発する手は、残っているが…。現実的に可能かな…。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45008310Q9A520C1EAF000/

グーグル含む米テック大手、ファーウェイへの部品・ソフト供給停止
 ※ こりゃあ、もうアウトだろう…。自力で開発と言っても、数年以内じゃ無理な話しだろう…。まあ、もう詰んだ感じだな…。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-05-20/PRS8UU6JTSE801

【速報】Google、中国通信機器大手Huaweiのスマホにソフト提供停止
http://china-aggressor-nation.blog.jp/archives/37414743.html