「Windows 12」まもなく登場か

「Windows 12」まもなく登場か、AI統合で飛躍的進化も最新プロセッサ必須に
https://buzzap.jp/news/20230302-windows-12-with-ai-new-cpu-gpu/

 ※ 今日は、こんな所で…。

 ※ 久々で、この画像を貼っておくか…。

『マイクロソフトがAIの統合を進めた新たなOSをリリースする見通しであることが明らかになりました。

「Windows 10が最後のバージョンになる」という話は一体何だったのでしょうか。詳細は以下から。

著名な海外メディア「The Verge」の報道によると、Intelの次世代プロセッサ「Meteor Lake」が未発表の最新OS「Windows 12」をサポートしているそうです。

これは発売前のプロセッサについて完全な仕様を当ててのけることで知られる人物が明かしたもの。

マイクロソフトはWindows 12について公式にコメントしていませんが、すでに同社のコンシューマーマーケティング責任者が将来のWindowsにAIを用いた機能を統合する方針であることを言及しています。

しかし一方で本格的にAIに対応する場合、IntelやAMDと緊密に連携してプロセッサを最適化する必要があることから、今回の「Intelの次世代プロセッサがWindows 12に対応する」というリークが信憑性を帯びてきます。

なお、マイクロソフトは2022年にWindowsのリリースサイクルを3年周期に戻したと伝えられていることから、Windows 12のリリースは2024年となる見通し。

事実であれば今年後半にも何らかの正式発表が行われる可能性があるようです。』

「Windows 12」まもなく登場か
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/60259472.html

『「Windows 12」まもなく登場か、AI統合で飛躍的進化も最新プロセッサ必須に

マイクロソフトがAIの統合を進めた新たなOSをリリースする見通しであることが明らかになりました。

「Windows 10が最後のバージョンになる」という話は一体何だったのでしょうか。詳細は以下から。

著名な海外メディア「The Verge」の報道によると、Intelの次世代プロセッサ「Meteor Lake」が未発表の
最新OS「Windows 12」をサポートしているそうです。

これは発売前のプロセッサについて完全な仕様を当ててのけることで知られる人物が明かしたもの。

マイクロソフトはWindows 12について公式にコメントしていませんが、すでに同社のコンシューマーマーケティング責任者が将来のWindowsにAIを用いた機能を統合する方針であることを言及しています。

全文はソース元で
https://buzzap.jp/news/20230302-windows-12-with-ai-new-cpu-gpu/

『3: バロキサビルマルボキシル(東京都) [CA] 2023/03/05(日) 09:32:27.20 ID:lH4HSscN0
またセブンだは

7: ミルテホシン(東京都) [GR] 2023/03/05(日) 09:33:08.65 ID:0ULyLfuF0
10で終わりと入ったな、あれは嘘だ

8: イドクスウリジン(兵庫県) [US] 2023/03/05(日) 09:33:58.93 ID:0x4DMD5H0
OSももっと選択肢増えていいと思う

9: ファムシクロビル(茸) [US] 2023/03/05(日) 09:34:01.74 ID:LBm6ipjn0
余計なことしそうだから2年は様子見だなAIが勝手に再起動しそう

12: ファビピラビル(神奈川県) [US] 2023/03/05(日) 09:34:21.37 ID:Ei6Z8tvt0
いいねはよ出して

14: メシル酸ネルフィナビル(静岡県) [NO] 2023/03/05(日) 09:35:29.95 ID:o+K19/Yi0
OS商法再び

17: ガンシクロビル(大阪府) [US] 2023/03/05(日) 09:35:47.22 ID:E8tH7TMc0
またUI変えてくるから覚え直しなんだろうなクソが

20: ダサブビル(ジパング) [ニダ] 2023/03/05(日) 09:36:45.96 ID:ibupimVf0
11とはいったい・・・

32: ピマリシン(新潟県) [RU] 2023/03/05(日) 09:40:11.87 ID:alNPWzrt0
分かりやすいように西暦にしてくれない?
Windows2023とかWindows2024とか

38: バルガンシクロビル(宮城県) [US] 2023/03/05(日) 09:42:35.03 ID:pu4Qqg0j0

32
Officeも年号は止めたから今更じゃない

37: ガンシクロビル(埼玉県) [CN] 2023/03/05(日) 09:42:27.38 ID:Yk+gisre0
Windows10+2って名前にすれば問題解決w

39: ビダラビン(長野県) [DE] 2023/03/05(日) 09:42:57.88 ID:h0YZC5l/0

37
頭いい

40: エムトリシタビン(群馬県) [ニダ] 2023/03/05(日) 09:43:09.63 ID:Wj5Phemj0

39
ありがとう

86: テノホビル(茸) [US] 2023/03/05(日) 10:09:51.00 ID:D7HQGGze0

37
ワロタ

36: ビダラビン(長野県) [DE] 2023/03/05(日) 09:42:16.15 ID:h0YZC5l/0
AIか面白そう
PC新調しないと10止まりのマシンだからどのみち様子見
できるだけ長く見物したいところ

48: インターフェロンβ(神奈川県) [FR] 2023/03/05(日) 09:47:21.43 ID:EPw0d2jm0
○95
×98
○98se
×Me
○XP
×VISTA
○7
×8,8.1
○10
×11
?12

65: ガンシクロビル(埼玉県) [CN] 2023/03/05(日) 09:57:55.59 ID:Yk+gisre0

48
まず8と8.1をまとめて書いてるところに欺瞞がある
10が○ならば、8.1と10でマルが2回続くし
10が✕ならば、10と11でバツが2回続くよ

ってか95もosr1とosr2、さらにosr2.5があって
特にosr2.5はOS的には別モノというかほぼ98な訳だがw

80: インターフェロンβ(神奈川県) [FR] 2023/03/05(日) 10:06:37.84 ID:EPw0d2jm0

65
まあね
98と98seは別だし
交互だと言われているが多少無理やり感はある
本当に交互ではないが大体交互ではある

78: ロピナビル(神奈川県) [BR] 2023/03/05(日) 10:05:56.39 ID:lARA4kKm0

48
2kは史上最強すぎて今後どんなOSでも
勝ち目がない殿堂入りってことかな

85: インターフェロンβ(神奈川県) [FR] 2023/03/05(日) 10:09:32.40 ID:EPw0d2jm0

78
2000はhome editionがないじゃん
プロ用だから除外
それを別格と認識したいのならすればいい

57: オムビタスビル(東京都) [US] 2023/03/05(日) 09:50:03.08 ID:3sPHe1/K0
11で大量のCPU切り捨てたのに今度はAIかよ
そういうのはオプションでやれよ

59: プロストラチン(東京都) [US] 2023/03/05(日) 09:51:32.29 ID:qJH7FEGG0
もう、ファイナルファンタジーだなw
ファイナルWindowsが出ても、その後にまたナンバリングが付くんだろ。

70: ペラミビル(富山県) [NL] 2023/03/05(日) 10:00:34.22 ID:eT6VkbcK0
もう行き着くところまで来てしまった
これ以上進化のしようがない
スマホと同じだ

これからは使いもしない無駄な機能を無理やり組み入れて値段低下を防ぐだけのもの

75: エトラビリン(東京都) [GB] 2023/03/05(日) 10:02:28.98 ID:kFT7FaSs0
一々UIを劇的に変えなくていいんだけどな
UI変わらないならバージョンアップしてもええで

77: ダルナビルエタノール(福岡県) [US] 2023/03/05(日) 10:05:47.99 ID:s58jsrd40
AIが目玉になるならいいな
ゲーミングPC買ったけどAIお絵かきとかゲーム以外にも凄い楽しめてるし

82: ペンシクロビル(埼玉県) [JP] 2023/03/05(日) 10:07:40.44 ID:teKjwILg0
MSもしつこいね
AIとかOSレベルでやることじゃねーだろ

95: プロストラチン(東京都) [US] 2023/03/05(日) 10:14:47.60 ID:qJH7FEGG0
AI導入って、ChatGPTを入れるんかな。
それなら面白そうだけど。

96: バロキサビルマルボキシル(神奈川県) [DE] 2023/03/05(日) 10:14:49.96 ID:/by3nnEM0
無料でアップグレードできるならいいよ

100: ホスカルネット(富山県) [US] 2023/03/05(日) 10:16:25.64 ID:wjB58+QX0
スペックで移行絞るのやめてくれ

123: アタザナビル(東京都) [US] 2023/03/05(日) 10:35:13.99 ID:ucyYiYch0
インターフェースころころ変えんな

128: マラビロク(茸) [IT] 2023/03/05(日) 10:39:35.31 ID:7SrMD0C+0
11は右クリした時のメニューが改悪過ぎて使いにくい

134: ビダラビン(愛知県) [US] 2023/03/05(日) 10:44:19.06 ID:F4gHtVri0
何でもいいけど取り敢えずタスクバーの位置を下固定にするのやめてくれ

137: テノホビル(山口県) [EU] 2023/03/05(日) 10:46:13.92 ID:huMcfU6E0
Win11は空気の存在になるか、悪評はあまりないけど
過去の例から言って、この12がまた業界標準になりそうね

138: レテルモビル(長野県) [PL] 2023/03/05(日) 10:46:16.73 ID:1Ny0pDgT0
11を頑なに拒んだ俺のPCは先見の明があったようだ

151: リバビリン(東京都) [CA] 2023/03/05(日) 10:58:50.67 ID:UFrAjc6n0
初回起動時に、「AI機能を有効にしますか?」→「いいえ」と選択する未来しか見えない。

154: ファビピラビル(東京都) [IT] 2023/03/05(日) 11:00:44.93 ID:cPQZ5vg00

151
Windowsアップデートするたびに、勝手にAIが有効になる未来

167: インターフェロンα(東京都) [US] 2023/03/05(日) 11:05:04.37 ID:4WxCZYdw0

151
「おまえを消す方法」を何度も訊いてれば学習して勝手に自己消滅してくれるんじゃねぇか

181: ビダラビン(東京都) [US] 2023/03/05(日) 11:13:14.98 ID:UqxaiHRc0

151
コルタナ「だよな」

153: マラビロク(茨城県) [GB] 2023/03/05(日) 11:00:23.98 ID:QimDLFWD0
検索エンジン組み込まれるだけだろう
プラグインで充分

168: ビダラビン(東京都) [JP] 2023/03/05(日) 11:05:53.75 ID:89/vq9Em0
11など触れもしないうちにもう12か
早いな

173: ガンシクロビル(京都府) [US] 2023/03/05(日) 11:08:55.31 ID:c5EIM3E40
11にすらしてないのに 』

TPM の推奨事項

TPM の推奨事項
https://learn.microsoft.com/ja-jp/previous-versions//mt604232(v=vs.85)?redirectedfrom=MSDN

『このトピックでは、Windows 10 のトラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) テクノロジに関する推奨事項を示します。

概要

トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) テクノロジは、ハードウェア ベースのセキュリティ関連機能を提供します。TPM は、さまざまなデバイスやフォーム ファクターで暗号化操作を実行するために設計された、セキュリティ関連の暗号プロセッサです。TPM には、複数の物理的なセキュリティ メカニズムが搭載されています。TPM のセキュリティ機能は、悪意のあるソフトウェアによる改ざんを防ぐのに役立ちます。TPM テクノロジを使う主な利点は次のとおりです。

暗号化キーを生成、格納、使用、保護します。
一意の保証キー (EK) を使うことで、TPM テクノロジをプラットフォーム デバイスの認証に利用できます。
セキュリティ対策を取得して格納することで、プラットフォームの整合性を高めます。

TPM の最も一般的な機能はシステム整合性の測定とキーの作成に使われます。システムのブート プロセスの実行時、読み込まれたブート コード (ファームウェア、オペレーティング システム コンポーネントを含む) は TPM で測定して記録できます。整合性の測定値は、システムがどのように起動されたかの証拠として使えます。また、正しいソフトウェアによるシステムの起動にのみ TPM ベースのキーが用いられたことの確認としても使えます。

Trusted Computing Group (TCG) の仕様には、TPM のさまざまなバージョンが定義されています。

一部の情報はリリース前の製品に関することであり、正式版がリリースされるまでに大幅に変更される可能性があります。ここに記載された情報について、Microsoft は明示または黙示を問わずいかなる保証をするものでもありません。

TPM 1.2 と 2.0 の比較

業界標準から、Microsoft は TPM 2.0 への移行と標準化について業界をリードしています。 以下の表に示すように、TPM 2.0 にはアルゴリズム、暗号化、階層、ルート キー、承認、NV RAM にわたって数多くのメリットがあります。
TPM 2.0 を使う理由

TPM 2.0 の製品やシステムは TPM 1.2 と比較して次の重要なセキュリティ上の利点があります。

TPM 1.2 仕様では、RSA と SHA-1 ハッシュ アルゴリズムの使用のみが許可されます。
セキュリティ上の理由から、一部のエンティティは SHA-1 の使用を避け始めています。 特に、2014 年現在、NIST は多くの連邦機関に対して SHA-256 への移行を要請しています。Microsoft や Google などのテクノロジ リーダーも、SHA-1 ベースの署名と証明書のサポートを 2017 年に終了することを発表しました。
TPM 2.0 は暗号化アルゴリズムをより柔軟にすることで、より高速な暗号化を実現しました。
    TPM 2.0 では、SHA-256 と ECC がサポートされます。ECC は、署名とキー生成のパフォーマンスを高める場合に重要です。
    TPM 2.0 は、ISO 標準 (ISO/IEC 11889:2015) として承認されました。
    TPM 2.0 の使用は、OEM において、特定の国や地域のために標準構成に例外を設ける必要をなくすために役立つ場合があります。
TPM 2.0 は、異なる実装間でより一貫性のあるエクスペリエンスを実現します。
    TPM 1.2 の実装は、ディスクリートとファームウェアでポリシー設定に違いがあります。ロックアウトのポリシーが異なるため、サポートの問題が生じることがあります。
    TPM 2.0 で標準化されたポリシー要件は、デバイス間で一貫したロックアウト エクスペリエンスを確立するために役立ちます。これにより、Windows 全体にわたってより優れたユーザー エクスペリエンスが提供されます。
TPM 1.2 の部品は、一般的にマザーボード上にはんだ付けされたディスクリートなシリコン コンポーネントでした。これに対して TPM 2.0 は、ディスクリート (dTPM) なシリコン コンポーネントとして提供されるものと、次のようなシステムのメイン SoC 上の信頼された実行環境 (TEE) で動作する、ファームウェア (fTPM) ベースのコンポーネントとして提供されるものがあります。
    Intel のチップでは、Intel Management Engine (ME) または Converged Security Engine (CSE) です。
    AMD のチップでは、AMD Security Processor です。
    ARM のチップでは、Trustzone Trusted Application (TA) です。
    デスクトップ Windows システム用のファームウェア TPM の場合、チップ ベンダーは、ファームウェア TPM の実装を他のチップ ファームウェアと共に OEM に提供します。

ディスクリート TPM かファームウェア TPM か

Windows では、ディスクリート TPM とファームウェア TPM が同じように使われます。どちらを選んでも機能的なメリットやデメリットはありません。

セキュリティの観点からも、ディスクリートとファームウェアの特性は同じです。

両方とも、ハードウェア ベースのセキュリティで保護された実行を使います。
両方とも、TPM 機能の一部にファームウェアを使います。
両方とも、改ざんに対して抵抗する機能が備わっています。
両方とも、セキュリティに関する固有の制限事項/リスクがあります。

詳しくは、ファームウェア ベースの TPM 2.0 の実装 (fTPM) に関するページをご覧ください。
今後の Windows 10 の TPM 2.0 への準拠

2016 年 7 月 28 日以降に出荷されるすべての Windows 10 デバイスは、すべての種類の SKU において、TPM 2.0 ディスクリートまたはファームウェアを使用している必要があります。 この要件は、Windows ハードウェア認定プログラムを通じて適用されます。
Windows 10 デスクトップ エディション (Home、Pro、Enterprise、Education)

Windows 10 と Windows 8 のすべてのコネクト スタンバイ システムに TPM 2.0 のサポートを含める必要があります。
Windows 10 以降では、統合された fTPM2.0 を含む SoC を選択する場合、デバイスは fTPM FW をサポートするか、ディスクリート TPM 1.2 または 2.0 と共に出荷する必要があります。
2016 年 7 月 28 日以降、Windows 10 デスクトップを搭載するすべてのデバイスは、TPM 2.0 を実装し、TPM を有効にした状態で出荷する必要があります。

Windows 10 Mobile

Windows 10 Mobile を搭載するすべてのデバイスは、TPM 2.0 を実装し、TPM を有効にした状態で出荷する必要があります。

IoT Core

IoT Core では、TPM はオプションです。

Windows Server 2016 Technical Preview

Windows Server の SKU については TPM はオプション、ただしその SKU が Host Guardian Services のシナリオの追加条件 (AQ) を満たしている場合は TPM 2.0 が必要です。

TPM と Windows の機能

次の表では、TPM サポートが必要な Windows の機能を定義します。一部の機能は Windows 7/8/8.1 には適用されませんが、それについては記載されていません。
Windows の機能 Windows 7/8/8.1 TPM 1.2 Windows 10 TPM 1.2 Windows 10 TPM 2.0 詳細
メジャー ブート 必須 必須 必須 メジャー ブートには TPM 1.2 か 2.0 および UEFI セキュア ブートが必要です。
BitLocker 必須 必須 必須 TPM 1.2 以降、またはフラッシュ ドライブなどのリムーバブル USB メモリ デバイスが必要です。
Passport: ドメイン AADJ への参加 該当なし 必須 必須 両方のバージョンの TPM をサポートしますが、キーの構成証明のサポート用に HMAC および EK の証明書付きの TPM が必要です。
Passport: MSA またはローカル アカウント 該当なし 必須ではない 必須 TPM 2.0 およびキーの構成証明のサポート用に HMAC と EK の証明書が必要です。
デバイスの暗号化 該当なし 必須ではない 必須 TPM 2.0 は InstantGo のすべてのデバイスに必要です。
デバイス ガード/構成可能なコードの整合性 該当なし 省略可能 省略可能
Credential Guard 該当なし 必須 必須 Windows 10、バージョン 1511 では、TPM 1.2 または 2.0 を強くお勧めします。TPM がインストールされていない場合でも Credential Guard は有効になりますが、Credential Guard を暗号化するために使われるキーは TPM によって保護されません。
デバイスの正常性の認証 該当なし 必須ではない 必須
Windows Hello 該当なし 必須ではない 必須ではない
UEFI セキュア ブート 必須ではない 必須ではない 必須ではない
プラットフォームのキー記憶域プロバイダー 該当なし 必須 必須
仮想スマート カード 該当なし 必須 必須
証明書ストレージ (TPM バインド) 該当なし 必須 必須

TPM 2.0 のチップセット オプション

ディスクリートとファームウェアの両方について、さまざまな TPM 製造元が存在します。
ディスクリート TPM
サプライヤー

Infineon
Nuvoton
NationZ
ST Micro

ファームウェア TPM
サプライヤー チップセット
AMD

Mullins
Beema
Carrizo

Intel

Clovertrail
Haswell
Broadwell
Skylake
Baytrail

Qualcomm

MSM8994
MSM8992
MSM8952
MSM8909
MSM8208

TPM 2.0 のシステムの可用性に関する OEM のフィードバックとステータス
認定済みの TPM パーツ

政府関連のお客様や規制のある業界の大企業のお客様は、場合によっては調達基準により一般的に認定済みの TPM パーツを使う必要があります。このため、デバイスを提供する OEM では、認定済みの TPM コンポーネントだけを使って商用クラスのシステムを構築することが必要になる可能性があります。 ディスクリート TPM 2.0 のベンダーは、2015 年末に認定を完了することを目指しています。
Windows 7 32 ビット版のサポート

TPM 2.0 の仕様や製品が存在する以前に出荷された Windows 7 であっても、マイクロソフトは Windows 7 64 ビット版に対して TPM 2.0 のサポートをバックポートして、2014 年の夏に UEFI ベースの Windows 7 システム用のダウンロード可能な Windows 修正プログラムをリリースしました。現在、マイクロソフトでは、Windows 7 32 ビット版へのバックポート サポートの提供は検討しておりません。

この記事の内容

概要
TPM 1.2 と 2.0 の比較
TPM 2.0 を使う理由
ディスクリート TPM かファームウェア TPM か 』

Microsoft、Windows 10ダウンロード販売を1月いっぱいで終了

Microsoft、Windows 10ダウンロード販売を1月いっぱいで終了
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1472655.html

『  Microsoftは、2023年1月31日をもってWindows 10のダウンロード版の販売を終了すると製品ページにて告知した。なお、サポートは2025年10月14日まで引き続き提供する。
 Windows 10は2015年7月にリリース。ダウンロード版の販売については1月31日で終了されるが、セキュリティ更新プログラムの提供によるサポートは2025年10月14日まで引き続き行なわれる。後継となるWindows 11は、2021年10月にリリースされており、移行が促されている。 』

レジストリ

レジストリ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA

『レジストリ (registry) は、Microsoft Windows オペレーティングシステム(OS)で用いられている設定情報のデータベースである[1]。OSに関する基本情報やアプリケーションの設定、拡張情報などのほか、拡張子の関連付け、ユーザパスワードなども保存されている。Windows 95およびWindows NT以降で主流となった。これらのデータはシステムドライブ内に記録されている。

すべてのアプリケーションがレジストリを使用しているわけではなく、独自の設定ファイルを用いているものもある。

歴史

Windows 3.1までは、オペレーティングシステムの各種設定情報をINIファイル等の設定ファイルに保持させる方法で行われてきた。しかし、この方法では大量の設定項目を処理するには非効率的であり無駄が多いため、レジストリに置き換えられた。

現在のようにレジストリが広く用いられるようになったのはWindows 95からであるが、レジストリ自体はそれ以前、Windows 3.1のころから存在した。ただし関連付けやOLE情報など小規模な利用にとどまっていた。

手動での編集

レジストリ情報の設定・更新・削除は、通常はOSやアプリケーションソフトウェアによって自動的に行われるが、レジストリエディタの使用により、手動での編集も可能である。

手動によるレジストリの編集は主に以下の場合を目的として行われる。

ソフトウェアに設定を変更するインターフェースが実装されていない場合
ソフトウェアのアンインストール後にアンインストーラが除去しなかった設定情報を除去する場合
コンピュータウイルスなどのマルウェアによるレジストリの改変の除去・修復をする場合

システム設定情報を直接修正するため、レジストリエディタによる編集はオペレーティングシステムの動作に異常をきたす、システムが起動しなくなるなど高いリスクを伴う。
レジストリエディタ

Windowsには、レジストリを編集するアプリケーション、レジストリエディタが付属する。その実行ファイル名は、3.x, 9xの場合、regedit.exeである。Windows NT系の場合、regedit.exeとregedt32.exeの2つが存在する[2]。NT系のregedit.exeは、3.x (NT 3.51の場合)または9x (NT 4.0/2000の場合)のレジストリvエディタ互換のプログラムで、一部のレジストリの機能の使用に制限がある[2]。Windows XPからは、regedit.exeにregedt32.exeの機能が統合され、regedt32.exeは単にregedit.exeを呼び出すだけのプログラムとなった[2]。

レジストリエディタを起動すると、左側に項目がツリー構造に並ぶのが確認できる。これをレジストリ・ハイブと呼ぶ。レジストリは階層型データベースになっている。右側に各ハイブに置かれたレジストリ・キーが表示される。レジストリの操作は、このキーを編集してデータ(設定値)を書き換えることである。データはソフトウェアが機能を起動するときに読み込まれるものが多いため、編集直後はシステムに異常をきたすことはほとんどない。しかし、システムを再起動すると編集したデータが読み込まれ、この値によってはシステムが異常な動作を起こし、全く起動できないということも起こりうる。このため多くのレジストリの解説書やWebサイトにも、そのような危険があることを喚起する注意書きが添えられている。

Registry 関数

OSやレジストリエディタがレジストリを変更する際は、レジストリAPIを使用する[3]。
直接アクセス

レジストリはファイルとしてハードディスクに保存されるため、OSが起動していない場合や、Windows以外からのアクセスの場合は、オフセットからレジストリを読み取ることができる。このオフセットの値や説明は公式では発表されていない(2021/08/22現在)。だがサードパーティからの文書はいくつか存在する[4]。 ただしレジストリを弄るどのオプションより危険で注意しなければならない。また、Windowsが起動している間は、そのアクティブパーティションのレジストリファイルは排他的にロックされているのでアクセスすることすらできない。

レジストリの復旧

何らかの原因によりレジストリに不正な設定が書き込まれたり、レジストリデータベースが破壊された際、システムが自動的にバックアップしたデータベースから復旧できる場合がある。Windows XPの場合、レジストリデータベースの本体は、\windows\system32\config\ の配下にある。システムは、\windows\repair\ 配下にWindowsのインストール完了時点の設定データベースをバックアップしているため、回復コンソールなどを使用して、ファイルをコピーすることでレジストリの設定値を戻すことができる[5]。

脚注
[脚注の使い方]

^ "registry"の本来の語義は「登記」「登録」「登記所」「戸籍役場」といったものである。
^ a b c マイクロソフト株式会社 (2011年5月16日). “Regedit.exe と Regedt32.exe の相違点”. 2012年7月14日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年6月28日閲覧。
^ マイクロソフト株式会社 (2018年5月31日). “レジストリ関数”. 2021年8月22日閲覧。
^ “Windows Registry File Format Specification”. 2021年8月22日閲覧。
^ マイクロソフト株式会社 (2006年5月24日). “レジストリの破損により Windows XP を起動できなくなった場合の回復方法”. 2008年11月23日閲覧。』

Windows 10のサポート終了まであと3年、機能更新プログラム「2022 Update」では何が変わるのか?

Windows 10のサポート終了まであと3年、機能更新プログラム「2022 Update」では何が変わるのか?
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2210/25/news029.html

 ※ 今日は、こんな所で…。

 ※ 『Windows 10 May 2021 Updateは2022年12月13日(今日)でサポート終了』ということだ…。

『2022年10月25日 05時00分 公開

Windows 10 The Latest
Windows 10の機能更新プログラムの「Windows 10 2022 Update(バージョン22H2)」の提供が開始された。この機能更新プログラムでは何が変わったのか、またWindows 10のサポートはいつまで続くのかなどについてまとめてみた。

2022年10月25日 05時00分 公開
[小林章彦,デジタルアドバンテージ]
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機能更新プログラム「Windows 10 2022 Update」では何が変わった?
機能更新プログラム「Windows 10 2022 Update」では何が変わった?
Windows 11に続き、Windows 10にも2022年の機能更新プログラムが提供された。既に新しいOSとしてWindows 11がリリースされている中、Windows 10の機能更新プログラム「Windows 10 2022 Update(バージョン22H2)」はどういった更新内容となっているのだろうか?

目次

Windows 10 2022 Updateには追加機能はなし?
Windows 10 May 2021 Updateは2022年12月13日でサポート終了
Windows 10 2022 Updateへの更新方法
元のバージョンに戻す場合は10日以内に「前のバージョンのWindows 10に戻す」を実行

 Windows 11に続き、Windows 10にも2022年の機能更新プログラム「Windows 10 2022 Update(バージョン22H2)」の提供が開始された(Windows 11 2022 Updateについては「年に1度の大型アップデート「Windows 11 2022 Update(バージョン22H2)」にアップデートする方法と主な変更点」参照のこと)。

 本稿では、提供されたWindows 10 2022 Updateの概要ならびにWindows 10のサポート期間について取り上げよう。
Windows 10 2022 Updateには追加機能はなし?

 これまでWindows 10は、春と秋の年に2回、機能更新プログラムの提供が行われてきたが、Windows 11の提供開始とともに、年1回の提供に変更になった。今回提供開始となった「Windows 10 2022 Update」は、この機能更新プログラムの2022年版ということになる。

 ただ、MicrosoftのWindows IT Pro Blog「IT tools to support Windows 10, version 22H2」には、「Windows 10, version 22H2 is a scoped release focused on quality improvements to the overall Windows experience in existing feature areas such as quality, productivity, and security.(Windows 10バージョン22H2は、品質、生産性、セキュリティなどのWindowsエクスペリエンス全体の品質向上に焦点を当てたリリースである)」と書かれているように、機能更新プログラムとはいえ、新機能は実装されていない。大型の累積的なセキュリティ更新プログラムともいえる内容となっている。

 そのためか、原稿執筆時点、Microsoftドキュメント「Windows 10バージョン 22H2」で報告されている不具合は、「更新プログラムのインストールに失敗し、0x800f0922 エラーが表示される場合があります」の1件のみとなっている。この不具合は、Windows 11でも発生しているセキュアブートに関するもので、UEFI BIOSを更新することで解消できる可能性があるとしている。このように不具合が少ないことから、早々にアップデートしても問題なさそうだ。
Windows 10 May 2021 Updateは2022年12月13日でサポート終了

 Windows 10のサポートは、2025年10月14日に終了することが明らかになっている。しかし、これは機能更新プログラムを適用し、最新状態していた場合だけだ。例えば、Windows 10 Home/Proの場合、2020年10月20日に提供開始となった「Windows 10 October 2020 Update(バージョン20H2)」は2022年5月10日に既にサポートが終了しているし、2021年5月18日に提供開始となったWindows 10 May 2021 Update(バージョン21H1)は2022年12月13日にサポートが終わる予定だ。

売上1兆円を目指す「在宅介護テック企業」とは?

 サポートが終了したバージョンもしくは終了が近いバージョンを利用している場合は、そろそろサポート期間内のWindows 10 November 2021 Update(バージョン21H2)かWindows 10 2022 Update(バージョン22H2)へのバージョンアップを行った方がよいだろう。もちろん、Windows 11に対応したPCを利用しているのであれば、Windows 11へのアップグレードを検討してもよいだろう。

バージョン 提供開始日 サポート終了日(Home/Pro) サポート終了日(Enterprise/Education)
October 2020 Update(バージョン20H2) 2020年10月20日 2022年5月10日 2023年5月9日
May 2021 Update(バージョン21H1) 2021年5月18日 2022年12月13日 2022年12月13日
November 2021 Update(バージョン21H2) 2021年11月16日 2023年6月13日 2024年6月11日
2022 Update(バージョン22H2) 2022年10月18日 2024年5月14日 2025年5月13日
Windows 10のサポート終了日
Windows 10の各バージョンのサポート期間
Windows 10の各バージョンのサポート期間

 Windows 10の各バージョンのサポート期間は提供開始から18カ月が基本となっている。ただ、Enterprise/Educationについては秋の機能更新プログラムが30カ月と長くなっている。そのため、Windows 10 2022 Updateのサポート終了は、Home/Proが2024年5月14日、Enterprise/Educationが2025年5月13日に予定されている。

 Microsoftは、「2025年10月14日まで、少なくとも1つのWindows 10リリースを引き続きサポートする」としていることから、Windows 10 2022 Updateのサポートが延長されるか、もしくはサポート終了まであと1つの機能更新プログラムの提供が行われそうだ。

Windows 10 2022 Updateへの更新方法

 Windows 10 2022 Updateにアップデートする方法をまとめておこう。

Windows Updateで更新する方法

 既にWindows Updateでの配信が開始されているので、[Windowsの設定]アプリを起動し、[更新とセキュリティ]-[Windows Update]画面を開き、[更新プログラムのチェック]ボタンをクリックすると、オプションの更新プログラムとして「Windows 10, バージョン22H2の機能更新プログラム」が表示されるので、[ダウンロードしてインストール]リンクをクリックすればよい。

 機能更新プログラムのダウンロードとインストールが行われ、再起動が要求されるので、[今すぐ再起動する]ボタンをクリックして再起動を行えばよい。
Windows Updateで2022 Updateに更新する(1)
Windows Updateで2022 Updateに更新する(1)
[Windowsの設定]アプリを起動し、[更新とセキュリティ]-[Windows Update]画面を開く。オプション欄に「Windows 10, バージョン22H2の機能更新プログラム」が表示されていない場合は、[更新プログラムのチェック]ボタンをクリックして、チェックを行う。「Windows 10, バージョン22H2の機能更新プログラム」が表示されたら、[ダウンロードしてインストール]をクリックする。


Windows Updateで2022 Updateに更新する(2)
Windows Updateで2022 Updateに更新する(2)
適用が終了すると、再起動が促されるので、[今すぐ再起動]ボタンをクリックして再起動を行う。


Windows Updateで2022 Updateに更新する(3)
Windows Updateで2022 Updateに更新する(3)
[Windowsの設定]アプリの[システム]-[詳細情報]画面を開き、「Windowsの仕様」欄を見ると、バージョンが「22H2」になっていることが確認できる。
Windows 10更新アシスタントを使って更新する方法 』

突然ハッキングされた→11os快適

突然ハッキングされた→11os快適
http://1qazxsw2.cocolog-nifty.com/blog/

 ※ (一部、省略)

 ※ 『あるいは、私のように、3日6pm前に、pcが突然アラームを告げ、ハッキングされpcが使えなくなってしまったのか。

画面に電話されたしとある番号にかけてみると、たどたどしい日本語でインド人らしき名前を名乗る人物が、自分はマイクロソフト社の社員で社員証もある、奥さんのpcはハッキングされ修復が必要だという。

私が奥さんではないというと、それではどう呼べばよいのかと聞いてきたので、旦那さんと呼ぶよう指示した。

ー-

ところが、相変わらず奥さんと言ってくる。

彼の指示に従って操作すると、どうやらpcが完全に乗っ取られたようで、画面に相手の社員証が映し出された。

写真の男(本人ではないだろうが)はやはり、インド人ぽく見えた。

ー-

男は修理費が6万4千円だという、払えないと粘ると、5万円にしとくと下げてきた。

これは、もうハッカー本人であり、相手をしているだけ無駄だと、ルーターからケーブルを抜いて、ネットから離れた。

pcをシャットダウンしようとするとソフトが残っていますがシャットダウンしますかと聞いてきたので強制終了した。

ー-

やはりウインドウズ8.1osは、セキュリティが弱かったようだ、マカフィーを入れていたのに、ハッキングされてしまった。

ー-

後で調べると、eo光から有料でマカフィーを買って使っていたのに、うまく導入できていなかった。

このpcは、もう10年以上も使っており、8.1osはセキュリティも脆弱だとされ、アフターサービスも来年には終了するので、11osに変えようとしたがスペックが足らなかった、それで買い替えようと思っていたところだった。

もう外は暗かったがすぐにジョーシンに買いに行った。

ー-

デスクトップ型は、種類が限られており、ちょうど割引期間中であったが、安い機種はすべて売れていた。

それで結局SSD2Tのハイスペックのものを5千円引きで買うことになった。

帰宅後すぐにセットアップ、すると実に快適で、すぐに立ち上がる、早く買い替えておけばよかったと思っている。

ひょっとすると、ソロさんもpcが使えなくなったのではないかと心配しています。』

Windowsはどう使われたがっているのか

Windowsはどう使われたがっているのか
山田 祥平
2022年1月8日 06:31
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/config/1379224.html

 ※ これは、一読しといた方がいい…。

 ※ コンピューティングの本質とか、ユーザー・インターフェースとは何かとかいうような問題に、つながるような話しが語られている…。

『WordやExcelに今なお残る保存のためのツールバーボタンがフロッピーディスクを模したシンボルになっているように、OSとの対話は、クラウドとの対話のためのメタファーに過ぎなくなる。そんな時代のWindows作法について、これからじっくりと考えていかなければならない。

ファイルとアプリとウィンドウ

 モバイルノートPCで一般的なフルHDの13.3型液晶を推奨の150%拡大で使う場合、デスクトップ下部に横たわるタスクバーに表示できるタスクバーボタンは19個だ。スタートボタンを入れて20個。これらがダイレクトにWindowsと対話することができるトリガーとなる。

 Windows 10では、タスクバーボタンのサイズを小さくできたし、そうしてなくても、多くのボタンをピン留めすると表示しきれないものについては次行に切り替えて表示させることができた。でも、Windows 11ではその方法が見つからない。最右端のボタンの左側に縦棒が表示されていて上限を超えていることがかろうじて分かる。

 Windows OSでは、デスクトップと呼ばれる仮想の机の上に、アプリの作業領域をウィンドウとして開き、そのエリアで作業をする。ウィンドウを開くには、アプリを開いてもいいし、ファイルを明示的に開こうとすれば、そのファイルを作ったアプリがそのファイルを開く。

 アプリには、データをファイルとして扱うものもあれば、そうでないものもある。また、データファイルを扱わないアプリもある。さらには、データファイルの在処は、目の前のPCの中にあるのか、クラウドサービスが預かっていて、それをネットワーク越しに開いているのかを、ほぼ気にする必要がなくなりつつある。

 ぼくらはPCを開き、Windowsのデスクトップが表示されると、タスクバーボタンの中から、これから使いたいアプリを開くか、エクスプローラーを開いてOSのファイルシステム内を徘徊し、過去に作ったファイルを探し出して開いて作業の続きをする。

 新たにファイルを作る場合は、アプリを開いて作業し、その結果を新規にしかるべき場所に保存するか、先にしかるべき場所に空のファイルを作って、それを開くかのどちらかで作業を始める。

 おおざっぱに言えば、それがWindows OSでの作業のすべてだった。分かってしまえば簡単なことだが、それを理解する必要があるのかどうかは微妙だ。実際、モバイルOSでは、ファイルの概念は希薄だ。
タスクバーボタンの意味

 Windowsにインストールした多くのアプリは、スタートボタンを経由してアクセスできる。これは今も変わらない。それらのうち、よく使うアプリをタスクバーボタンにピン留めすることで、目的のアプリを開くまでの手間を省略することができる。

 開いているウィンドウについてもタスクバーボタンとして表示されるが、ウィンドウを閉じればそのボタンは消える。表示したままにしておくときにはピン留めだ。

 タスクバーボタンにはファイルやフォルダをピン留めすることはできない。どんなに頻繁に使うファイルやフォルダであってもエクスプローラーを経由する必要がある。例えば、エクスプローラーのクイックアクセスに登録すれば、エクスプローラーのタスクバーボタンでのジャンプリストとして利用できる。

 各アプリのタスクバーボタンも似たようなもので、その右クリックで、過去に開いたファイルの履歴をたどることができる。

 ここで問題だ。なんらかの一覧表を作ったとしよう。ジャンプリスト経由で開くには、それをExcelで作ったのかWordで作ったのかを人間が覚えておく必要がある。その一方で、ファイルからアプリを開くのであれば、そのファイルを作ったアプリを覚えておく必要はない。勝手にアプリがファイルを開いてくれるからだ。

 Windows 10までのタスクバーは、こうした作業の段取りに、それなりにうまく対応できていた。ファイルが開いているか、アプリが開いているかといったことを気にしなくてもよくなり、目の前にあるボタンをつっつけばそれでよかった。

 だが、Windows 11は、ボタンへのダイレクトなアクセス個数を制限してしまい、それ以上はスタートボタンを経由しろという。当然、作業は煩雑になる。もちろん、高解像度の大画面ディスプレイを使えばボタンの数は増えるが上限がなくなるわけではない。何よりも、大きなディスプレイを使ったときと、ノートPCのような小さなディスプレイを使うときの体験が異なるものになってしまう。

 Windows 11は、いったい自分自身をどのように使ってほしいのだろうか。

探せないアプリ

 スマホでもそうだが、アプリは多くのものを入れると、いちいちその名前などは覚えていられなくなる。前回紹介したようなスマートウォッチ/バンドのコントロールアプリにしても、realme製品は「realme Link」という名前なので見つかりやすいが、Oppoの製品は「HeyTap Health」という名前だ。
関連記事

【山田祥平のRe:config.sys】スマホの拡張ディスプレイとしてコモディティ化するスマートウォッチ/バンド

 さらにアプリの一覧を見ても、名前全体が表示されるわけではないので探しにくくもある。アプリの一覧に並ぶアイコンのひとつひとつが、どんなアプリなのかを完全に把握しているユーザーはそれほど多くないのではないだろうか。

 PCの場合は、スマホほどアプリの数は多くないかもしれない。それでも常用アプリ以外は名前を覚えられない。名前順に並んでいても、日本語環境ではカタカナ表記とアルファベット表記があってややこしい。例えばバッファローのWi-Fiルーターの管理アプリの名前は「エアステーション設定ツール」で「バッファロー」をキーワードに探し出すのが難しい。

 ブラウザのお気に入りに代わってサイトのアプリ化が一般的になり、通常のアプリと同様に、サイトをピン留めしてアプリのように使うようになった今、アプリの範疇は拡がる一方だ。

 かくして、フルHD150%表示のデスクトップでは、上限19個というタスクバーボタン表示の争奪戦が始まる。ボタンをつっつくだけでダイレクトに開く特権階級のアプリの特等席だ。
さよならローカル、アプリを使うなウェブを使え

 はみ出しツールバーボタンアクセス不可については、日本マイクロソフトの広報を経由して製品担当に問い合わせてもらったところ、現時点ではWindows 11の仕様であるが、ユーザーや顧客からの改善要望もあり、今後のアップデートなどで対応できないか米国本社にフィードバックを入れているとのことだった。仕様が変わるかどうかの可否や時期は未定だが、可能性は十分あるという。

 Windowsの開発に携わる人々は、タスクバーなどほとんど使っていないのかなと思うことがある。

 IDE(Integrated Development Environment)と呼ばれる開発環境に入ったら、そこにずっといて、たまにブラウザを開く程度なのかもしれない。あのアプリ、このアプリを行ったり来たりということは、少なくとも仕事をしている最中にはなさそうだ。少なくとも、タスクバーボタンを愛用していれば、数が増えたときにはみ出したボタンにアクセスする方法を排除するという発想は生まれない。

 コンシューマは違う。今Netflixで映画を見ているかと思えば、途中で飽きて、YouTubeに切り替え、コメント欄で見つけたリンクをつついてブラウザを開いたかと思えば、Twitterのタイムラインを遡る。そして、思い出したようにFacebookやInstagramをのぞいたりする。そうこうしているうちに、翌日の用事を思い出して、WordやExcel、PowerPointを開いて作業の続きをする。もうデスクトップにどんなウィンドウが開いているのかをインスタントに把握するのは不可能だ。ブラウザも無数のタブを開いている。

 もしかしたら、WindowsはPCからローカルという考え方を排除しようとしているのかもしれない。かつてアプリは必ずローカルにあった。ファイルもローカルにあった。だからネットワークに接続していないPCでもそれなりに便利に使うことができた。

 今、インターネットに接続していないPCというのはほぼ考えられない。あれもできないこれもできないという環境の中でいつもの作業をこなすのは不可能に近い。極端な話、ローカルに何もなくてもブラウザがあればなんとかなる。かくしてWindows OSは、ファイルシステムを捨て、ファイルを捨て、アプリを捨てるつもりなんだろう。Windows 11は、その兆しとなるOSだ。

 今はまだ、ゲームのリッチな表現や、長大な撮影済み動画素材の編集などで、ローカルパワーが求められてはいるが、それが永遠に続くことはなさそうだ。

 それでもローカルパワーは必要だ。大量のデータトラフィックをさばき、それを目の前のユーザーのストレスを最小限にするよう瞬時にレンダリングして表示する。データのストリームの処理はエッジで引き受けないとクラウド側のリソースは破綻する。

 ローカルパワーの大小がどれほどPCの使い心地に寄与するかは、Chromebookを使ってみるとよく分かる。高価な高性能Chromebookと、エントリーモデルのChromebookを並べて使うと、こうもローカルパワーが使い勝手に影響を与えるのかと痛感する。Windowsもきっとそうなる。ゲーミングPCのリアルタイム感は、そんな将来のPCの使われ方への前哨戦とも言える。

編集部のおすすめ記事

3万円と10万円のChromebookでどれくらい差が出るのか?ブラウザやアプリで速さを比較検証! 』

歴代のWindowsにガチのマジで無能なやつが1つあったよな

歴代のWindowsにガチのマジで無能なやつが1つあったよな
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/58648660.html

 ※ 今日は、こんなところで…。

※ この手の「○○は、酷かった…。」話しは、キリ無く語ることができる…。

※ Windowsもさることながら、Macは輪をかけて酷かった…。

※ 「コントロール+Sが、全てを救う…。」とか、ふざけるな!という感じだった…。

※ しかも、何かにつけて、「高くつく」しな…。「信者」じゃなければ、ついて行けないよ…。

※ ちょっと、「調子が良ければ」、「調子に乗って、いろんな仕事をさせる」…。

※ それがまた、「加重負担」になって、マシンの「能力」を超えて、「ハングアップ」する…。

※ それの、永遠の「繰り返し」だ…。

※ 今では、もう、「激しい仕事」は、させなくなったんで、「平和」なものだ…。

※ 「外部からの攻撃(?)」は、あるがな…。

※ それを、「躱(かわ)して行く」のも、楽しみだ…。

〔Windows 11 関連情報〕

「Windows 11」の動作要件
https://http476386114.com/2021/06/28/%e3%80%8cwindows-11%e3%80%8d%e3%81%ae%e5%8b%95%e4%bd%9c%e8%a6%81%e4%bb%b6/

Windows 11で必須になった「TPM 2.0」って何?
https://http476386114.com/2021/07/01/windows-11%e3%81%a7%e5%bf%85%e9%a0%88%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%80%8ctpm-2-0%e3%80%8d%e3%81%a3%e3%81%a6%e4%bd%95%ef%bc%9f/

TPM2.0で、Windows11導入不適合判定されるPCが続出
https://http476386114.com/2021/07/01/tpm2-0%e3%81%a7%e3%80%81windows11%e5%b0%8e%e5%85%a5%e4%b8%8d%e9%81%a9%e5%90%88%e5%88%a4%e5%ae%9a%e3%81%95%e3%82%8c%e3%82%8bpc%e3%81%8c%e7%b6%9a%e5%87%ba/

Windows 11はなぜTPMが必要で、CPU制限が厳しいのか?
https://http476386114.com/2021/07/06/windows-11%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9ctpm%e3%81%8c%e5%bf%85%e8%a6%81%e3%81%a7%e3%80%81cpu%e5%88%b6%e9%99%90%e3%81%8c%e5%8e%b3%e3%81%97%e3%81%84%e3%81%ae%e3%81%8b/

Windows 11からWindows 10に戻す方法(ダウングレード)

Windows 11からWindows 10に戻す方法(ダウングレード)
https://pc-karuma.net/downgrade-from-windows-11-to-windows-10/

[Windows11] アップグレード前のWindows10に戻す方法はありますか?
https://faq.mypage.otsuka-shokai.co.jp/app/answers/detail/a_id/311870/~/%5Bwindows11%5D%E3%80%80%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E5%89%8D%E3%81%AEwindows10%E3%81%AB%E6%88%BB%E3%81%99%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%AF%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F

 ※ 11にするんだったら、こういう情報もちゃんと調べて、準備万端整えてからにした方がいいぞ…。

 ※ 大概、なんかしらの「不具合」は出るからな…。

TPM 2.0 とは?利用中のPCのTPM2.0が有効なのか調べる方法とTPM2.0を有効化する手順

TPM 2.0 とは?利用中のPCのTPM2.0が有効なのか調べる方法とTPM2.0を有効化する手順
https://tanweb.net/2021/06/26/41315/

※ ここのサイトに、大体の手順が載っている…。

※ コンパネから降りて、「デバイスマネージャー」で表示させた。

※ 「TPM」とは、「トラステッド・プラットフォーム・モジュール」の意味だったんだな…。

※ BIOS弄ったら、自動でデバドラ(?)がインストールされたようだ…。自分で入れた記憶は、無い…。ちゃんと、機能しているようだ…。

※ 前にも書いたが、各サイトの.htmlの表示が、「ややモッサリした」感はあった…。

※ もう、慣れたが…。

Windows 11でできなくなること

Windows 11でできなくなること レジストリエディタで一部対処可能
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/58621935.html

 ※ タスクバー関係で、多くの機能を削ったんだな…。

 ※ 今のところ、Armのアプリにも対応していないようだし、メリットはあまり感じられない…。

 ※ BIOS弄って(いじって)、TPMには対応させているんで、当分は様子見だな…。

『Windows 11 は見栄えがよく、うまく機能しています。ただし、Windows10からWindows11に引き継がれない特定の機能があります。

Windows11タスクバーはこれらの機能を失いました

1]タスクバーの位置は固定されています

Windows11では、タスクバーの位置は画面の下部にのみ固定されています。以前は、その位置を左、右、上、下に変更できます。
これを行うためのオプションは完全に削除され、タスクバーは画面下部の位置に制限されます。

2]タスクバーアイコンなしサイズオプション

サイズを感じたときタスクバーアイコンの数が大きくなっているので、外観を[小さく]に変更できます。
現在、Windows 11では、タスクバーのアイコンのサイズが固定されており、小さなアイコンに変更することはできません。

3]開いているWindowsのグループ化を解除できません

以前のWindowsバージョンのタスクバー開いているウィンドウを複数のアイコンで表示したり、開いているウィンドウのグループを解除したりするオプションがあります。
グループ化解除機能は、主にユーザーが異なるタブで複数のWebページを閲覧するのに役立ちます。この機能は、新しいWindows11タスクバーで完全に削除されました。

4]タスクバーのアプリにファイルをドラッグして開くことは無効になっています

タスクバーのアプリのアイコンにファイルをドラッグして、そのアプリを使用してファイルを開くことができます。これは、Windows10タスクバーの最高の機能の1つです。
残念ながら、ファイルをタスクバーにドラッグすることはできません。実行しようとするとクロスマークが表示されます。

5]日時は1台のモニターにのみ表示されます

複数のモニターを使用している場合、以前はWindows 10の両方のモニターの時刻と日付。ただし、Windows 11では、時刻と日付は1台のモニターにのみ表示されます。

ゲームをプレイしてタスクバーを非表示にすると、問題が発生します。 2台目のモニターに時刻と日付が表示されません。

続きはソース元で
https://br.atsit.in/ja/?p=102524 』

〔Microsoft Windows 3.x〕

 ※ 久々で見たな…。

 ※ うろ覚えだったが、調べてみると、だいぶ記憶と違っていた…。

 ※ 「すべては、忘却の彼方(かなた)へ。」だ…。

 ※ 人生、そんなモンだ…。

『Microsoft Windows 3.x(マイクロソフト ウィンドウズ 3.x)は、MS-DOSを拡張する16ビットオペレーティング環境(Operating Environment:)[注 1]。主なバージョンとして1990年に発売された「Windows 3.0」と、1991年に発売された改良版「Windows 3.1」がある。

その他、マルチメディアに対応した「Windows 3.0 with Multimedia Extensions (Windows MME)」を一部機種で展開するなど、幾度かのマイナーバージョンアップが行われている。英語版ではネットワークをサポートする「Windows for Workgroup(Windows3.1ベース)」も発売されている。また追加モジュールとして32ビットアプリケーションを動作させるための「Win32s」、画像表示を高速化するための「WinG」、AVI形式の動画を再生するための「Video for Windows」、LANに接続するための「LAN Manager」、インターネットやメールをするための「Internet Explorer(16ビット版)」がある。

MS-DOS環境から起動させるため、事前にMS-DOSシステムをコンピュータ上で動作させておく必要がある。しかし、Windows 3.1以前はMS-DOSの拡張製品としてそれぞれが別々に販売されたため、MS-DOSは別途購入する必要がある。 』

『機能

Windows 2.x (Windows 2.11, Windows/386 2.11) の後継となるWindows 3.0は、ユーザーインターフェイスの大幅な改良とIntel 80286や80386プロセッサのメモリ管理機能を有効活用する技術的な改善が行われた。

グラフィカルユーザインタフェース (GUI) 機能を持ち複数のタスクを同時実行できるマルチタスクが可能なことが利点であった。

しかし、1つのWindowsプログラムがCPUを占有してしまいほかのプログラムが止まってしまうこともあった(ノンプリエンプティブ)[6]。

Windows/386ではMS-DOS用のテキストモードプログラムは全画面を占有し、ショートカットキーで画面を切り替える仕様となっていたが、Windows 3.0ではウィンドウ内で動作させることができ、旧来のプログラムも擬似マルチタスクとして利用できるようになった[7]。

しかし、家庭向け市場では多くのゲームやエンターテイメントソフトがMS-DOSへの直接アクセスを必要としていたため、あまり恩恵を受けられなかった[8]。

Windows 2.xはメニューやウィンドウ枠での非常に限られた色しか使うことができなかったが、Windows 3.xのアイコンやグラフィックはEGAやVGAモードで16色を完全にサポート。256色VGAモードやMCGAモードが初めてサポートされた。

また、ディスプレイ出力に使用するカラーパレットはディスプレイドライバが管理し、アプリケーション毎には論理的なカラーパレットが用意されたことで、アプリケーション側はカラーパレットの状態や制限を気にする必要がなくなった[9]。

MS-DOSウィンドウ(ファイルマネージャ・プログラムランチャー機能)は、アイコンベースの「プログラムマネージャ」と一覧ベースの「ファイルマネージャ」に置き換えられた。前バージョンではアプレットとなっていた「コントロールパネル」はAppleのClassic Mac OSと類似のものに作り替えられた[10]。

いくつか簡単なアプリケーションも同梱された。テキストエディタのメモ帳、文書作成ソフトのライト(後のワードパッド)、一連のキー操作やマウス操作をマクロとして記録して後で実行できる「レコーダー」、ペイント、電卓など。ゲームはWindows 3.0ではリバーシに加えてソリティアが搭載された[10][注 2]、Windows 3.1ではソリティア・マインスイーパが付属[注 3]。

Windows 3.0に搭載されたプロテクトモードやエンハンスドモードはDOSアプリケーションで行われていた方法より簡単に、より多くのメモリをWindowsアプリケーションで使えるようになった。

Windows 3.0ではリアルモード(8086相当CPUの機能を利用)、スタンダードモード(80286相当CPUの機能を利用)、386エンハンスドモード(i386相当CPUの機能を利用)があり[11]、通常は自動で適切なモードを選択するが、/r(リアルモード)、/s(「スタンダード」286プロテクトモード)、/3(386エンハンスドプロテクトモード)といったスイッチを使って特定のモードで起動することもできた[12]。

386エンハンスドモードではやや動作が重くなり、実用的には486以上のマシンパワーを必要とした[13]。 』

『プロテクトモードの恩恵

WindowsはWindows 3.0のスタンダードモードおよびエンハンスドモードからプロテクトモードが本格的にサポートされた。

厳密には、WindowsはWindows/386からプロテクトモードを利用しているが、このバージョンでは内部的に80386で導入された機能をプロテクトモードで使用し、アプリケーションには仮想86モードを提供するというものであり、EMS対応MS-DOSアプリケーションと同様に実行プログラムを数百KBという限られたスペースに収まるよう作る必要があった[7]。

またEMSはバンク切り替えがあるため、その切り替え作業にかかる時間だけ低速になる。

特に大規模なアプリケーションはほぼ常時バンク切り替えを繰り返すために低速だった[7]。

これがWindows 3.xのスタンダードモードとエンハンスドモードは、Windowsの大半のモジュールがプロテクトモードで動作する16ビットのコードで構成され、アプリケーション(WIN16アプリケーション)もプロテクトモードで動作する16ビットのコードで構成されるように変更された。

さらにエンハンスドモードでは、80386で導入されたメモリ管理機能をプロテクトモードで動作するシステムのコードに実装し、IA-32のページングを利用した仮想記憶もサポートし、実メモリ以上のメモリをアプリケーションが確保できるようになった。

また Windows 用のデバイスドライバとして、80386で導入された機能をプロテクトモードで活用した VxD デバイスドライバもサポートされた。

従来のWindowsは常にメモリが不足気味だったが、3.0からのプロテクトモードをサポートした結果、Windows自身とそのアプリケーションは、(コンベンショナルメモリ)+(EMS)よりも高速で大量のメモリを使用可能なプロテクトメモリを利用可能になった[14]。

そのため、MS-DOSではメモリ不足から実現不可能だった大型アプリケーションも、Windows用に開発されるようになった。 』

『ユーザーインターフェイス

GUIはマイクロソフトがIBMと共同開発していたOS/2 1.2のプレゼンテーション・マネージャと類似の外観をしている。

ウィンドウのメニューバーとパネル本体という構成やダイアログボックスなど、IBMが提唱したSystems Application ArchitectureのCommon User Access (CUA) におおむね準拠している。

しかし、シフトキーとマウスを組み合わせた操作はCUAでの規定に反しており完全準拠ではない[15]。このデザインはアップルより同社が開発したClassic Mac OSのルック・アンド・フィールを盗用したとしてWindows 2.xとともに著作権侵害が指摘されたが、裁判ではアップルの訴えは退けられ、後に両者は和解した(詳細はWindows 2.0#アップルとの法的抗争を参照)。

ウィンドウ

一番右上(タイトルバーの右端)のボタン[▲]は最大化(全画面表示)のボタンで、既に最大化している場合はウィンドウ表示に戻すボタン(上下に▲と▼が並んだ[◆]状のボタン)が表示される。その隣のボタン[▼]は最小化(タスクアイコン化)のボタンである。Windows 95以降でのウインドウを閉じる[×]に相当するボタンは存在しない。

終了はタイトルバー左上の[-]ボタン(コントロールメニューボックス)やメニューバーからのプルダウンメニューから行えるが、左上の[-]そのものをダブルクリックすることでも終了する[16]。MS-DOSボックスの場合はメニューバーやタイトルバーから終了させることはできず、コマンドプロンプトでEXITと入力する必要がある[注 4][17]。また、エンハンストモードであればControl-Alt-Deleteでアクティブなウィンドウの強制終了が行える。

ポインティング
当時はまだマウスは推奨であって必須ではなかった[18]。セットアップ時にマウス無し(使用しない)を選択することもでき、Windowsの主要システム自体はキーボードだけでも操作できるようになっていた[注 5]。ただし実際にはGUIである以上はマウス前提で作られたアプリケーションが少なくなく、Windows 95以降はマウスが必須になっている。
なお右クリックによる操作はアプリケーション側で対応している場合にのみ有効であり、Windowsを操作する上では特別な意味合いを持っていなかった[6]。Windows標準付属のアプリケーションとしてはペイントブラシやマインスイーパが右クリックを活用できる[注 2]。

シェル

Windows 3.xで標準のシェルは後述のプログラムマネージャというメニューソフトに相当する機能を持つプログラムランチャーだった。また、設定を変更することにより、ファイルマネージャやそれ以外(コマンドプロンプトやNorton Desktopなどのサードパーティー製シェルソフトなど)の特定のアプリケーションをシェルに指定することも可能である。
なお、プログラムマネージャ・ファイルマネージャともに、親画面の中で子画面を複数開くことができた (MDI)。

プログラムマネージャ

プログラムの起動は原則としてプログラムマネージャから行う。プログラムマネージャはプログラムを表す「アイコン」およびアイコンを分類する「グループ」を画面に表示するためのプログラムであり、アイコンをダブルクリックすることでプログラムを起動することができた。ただし、プログラムマネージャ上のアイコン(およびグループ)とディスク上のファイル(およびディレクトリ)との間には対応関係が無く、後のエクスプローラーのようにファイルを操作する機能は統合されていない[6]。

ファイルマネージャ
ファイル操作は、Windows 2.x以前のシェルだった「MS-DOSウィンドウ」に似たファイルマネージャというプログラムで行う。

ファイルのダブルクリックでプログラムを直接実行することもでき、拡張子によるアプリケーションの関連付けもファイルマネージャ上で行うことができる。

Windows 2.xでMS-DOSアプリケーションを実行するにはPIFファイル(情報ファイル)にあらかじめ実行環境を設定する必要があったが、Windows 3.0ではPIFファイルがなくても標準設定で実行するようになった[19]。

MS-DOSウィンドウはファイル名が羅列されるだけであったが、ファイルマネージャでは画面左に現在開いているディレクトリの位置を示すディレクトリツリーが表示され、画面右には項目名とその種類を示す小さなアイコンが一覧表示されるようになった[9]。

プログラムマネージャやデスクトップのタスク(後述)と違って「大きなアイコン」を表示する機能は無い。また、ファイルの種類毎にアイコンが用意されたWindows 95以降と異なり[20]、ファイルマネージャでは自身の持つ数種類のアイコンしか表示できなかった。
ファイルマネージャには2000年以上の年表示が文字化けするという不具合があったが、後に2000年問題対応版がマイクロソフトから配布された[21]。

デスクトップ

デスクトップ[注 6]の領域には実行中のプログラムを最小化したときのアイコンが表示される[16]。Windows 95以降でのタスクバーに相当する場所であった。

Windows 2.xからの変更点として、画像や模様を背景として飾ることができるようになった。デスクトップをダブルクリックするとタスクマネージャに似た画面を呼び出すことができた。』

『マルチメディア(※ 省略)』

『ネットワーク / インターネット

Windows 3.0、3.1では、標準でネットワーク (LAN) 機能自体が搭載されておらず、LAN Manager ClientなどDOSベースのネットワーク機能に頼っていた。

LAN Manager ClientはWindows NT ServerのCD-ROMなどに収録され、TCP/IPやNetBEUI、NetWare互換プロトコルなどのプロトコルが使えた。

また、Windows for Workgroups (WfW) 3.1はWindows 3.1にWindowsベースでのネットワーク機能を付加するアドオンとして発表、販売された。ただし、この段階ではネットワークプロトコルとしてNetBEUIかNetWare互換プロトコルしか選択できなかった。

その後、WfW 3.11が完全なWindows製品として発売され、このWfW3.11向けにTCP/IPプロトコル用ドライバも提供された[30]。

WfWの日本語版は発売されなかったため、日本のユーザーが手軽にネットワークを組むにはWindows 3.1との互換性に乏しく高性能パソコンを要求するWindows NTを購入するか、Windows 95の登場を待つしかなかった[31]。

日本では1994年時点で個人ユーザーにインターネット接続サービスを提供するISPがIIJと富士通(InfoWeb、1999年にニフティへ統合)の2社しか存在せず、まだ黎明期にあった。

1995年に入るとISPは10社以上になり、インターネットを取り扱った参考書も急増した。

しかしWindows 3.1標準ではネットワーク機能は搭載されていないため、市販のInternet CHAMELEON(ネットマネージジャパン、19800円)といったダイヤルアップ接続ツール(ダイヤラー、メーラー、FTPクライアントなどをまとめたパッケージ)を購入するか、パソコン通信を通じてTrumpet Winsockといったツールを揃えていく必要があった。

ウェブブラウザにはNCSA Mosaicやその後に登場してすぐに標準となったNetscape Navigatorが使われた。[32]

Windows 95と同時発売のMicrosoft Plus!に同梱されたウェブブラウザ「Internet Explorer」は1996年4月にWindows 3.1対応の16ビット版が公開され[33]、これにはメーラーのOutlook Express(16ビット版)やダイヤラーなどが添付されていた。

インターネットの閲覧やメールの送受信はInternet Explorer添付のダイヤラーを使ったダイヤルアップの他、LAN Manager Clientをインストールしてある場合やWfWではLAN経由でも可能である。

ただし、Internet Explorer標準添付のダイヤラーはPC/AT互換機用のため、PC-9800シリーズでダイヤルアップ接続する場合は市販ソフトなどを別途用意する必要があった[34]。 』

 ※ ということで、Win95以前では、まだMacの方が、ネットやるには一日の長があった…。

 ※ オレも、この頃は、PowerMac+56Kモデム+Netscape Navigatorでネットに接続していた…。

 ※ 電話回線使った、従量制の接続環境なんで、やたら「電話代」がかかった記憶がある…。

『設定ファイル

各プログラムの設定は、それぞれのプログラムが持つiniという拡張子が付けられたファイル、もしくはwin.iniやsystem.iniなどのWindowsのシステムファイルで行っていた。

Windowsそのものの設定もwin.iniとsystem.iniで行っていた。

これらはテキストファイルであり、標準で付属するシステムエディタ (sysedit) などのテキストエディタで編集を行うことができた。

また、設定変更ミスや諸々のトラブルからWindowsが起動しなくなっても、MS-DOS環境からテキストエディタを使ってwin.iniやsystem.iniの中身を修正して復旧することができた。

これらの設定内容はマイクロソフトが監修した解説書『Windows 3.1 リソースキット』で公開された[35]。Windows 3.1の登録情報データベース(後のレジストリ)は、ファイルマネージャで開くファイルのフォーマットとアプリケーションとの関連付けやOLE情報に使用されるのみであった[36]。

メモリ容量の最大値

Windows 3.0やWindows 3.1では32ビット386プロテクトモードではなく16ビット286プロテクトモードで動作していたため、標準構成では64KBセグメント・メモリモデルを使用するようになっていた。(※ いわゆる、「MS-DOSにおける”64Kの壁”」)

しかし、32ビットCPUではプログラマーはより大きなメモリポインタにアクセスして、プログラム・セグメントをどんな大きさにも拡張することができた(セグメント・ディスクリプタが24ビットであるため最大サイズは16MBに制限されている)。

当時のWindows APIファンクションは16ビットであったため、それらは32ビットポインタを使用できず、コードに32ビット命令を含んでいてもDOSと同様に64KBセグメントでOS呼び出しを行うプログラムコードの一部を配置する必要があった[37][38]。

このため、理論上は4GBのメモリ空間を使用できる386以上のCPUであっても、Windows 3.0は合計16MBのメモリにしかアクセスできない。

Windows 3.1では16MBの制限はなくなり、理論的には最大4GBのメモリを使用できる(現実的な上限は256MB)[39]。ただし、先述のとおり1つのプログラムが使用できるメモリは最大16MBである。

32ビットへの限定的な対応

Windows NTの登場による32ビットOSへの移行を促す意味もあり、Win32sというドライバ/APIがマイクロソフトから供給された。

これはWindows 3.1の386エンハンスドモード上で動作する32bitプログラムのためのドライバ/APIであり(WinNTのAPIであるWin32のサブセットなのでWin32s[要出典])、これによりアプリケーションをWindows 95やWindows NTと共通の32ビットコードでWindows 3.1に供給することが可能になり[40]、初期の32ビットアプリケーションの開発を多少容易にした。

また、ファイルシステムにおいてはBIOSを介した16ビットディスクアクセスが基本的に用いられていたものの、Windows 3.1の386エンハンスドモードでは常設スワップファイルに対してのみ32ビットでのアクセスが可能となった。

さらに、Windows for Workgroups 3.11では完全な32ビットディスクアクセスが実現され、ディスクアクセスを高速化させることを可能にした[41]。 』

『Windows 3.1へのアップグレード(※ 省略)

Windows 3.1から新しいバージョンへのアップグレード(※ 省略)』

『開発とリリース(※ 省略)』

『反響(※ 一部省略)

売れ行きと評価

Windows 3.0

日本においてWindows 3.0は米国ほど広がりを見せなかった。要因として以下の問題が挙がった。

一太郎などWindows 3.0にネイティブに対応するソフトウェアがまだ十分に出揃っていなかった。[73]

当時の日本ではPC-9800シリーズがパソコン市場の50%以上を占めていた。英語版では複数のDOSアプリケーションをウィンドウで並べ、従来の資産も有効に活用できることをセールスポイントにしていたが、PC-9800シリーズ版では旧バージョンと同様に全画面での排他利用しかできなかった。そのため、販売店側も販促デモの展示にあたってウィンドウ表示を活用することに苦慮した。[73]

Windows上でDOSアプリケーションを使用するにはPIFエディタであらかじめ環境設定を行う必要があったが、MS-DOSのメモリ管理は複雑化しており、初心者には難しい作業であった。多くのソフトウェアメーカーは設定方法を公開したが、ロータスやアスキーなどサポートの都合から設定方法を公開しないメーカーも存在した。[74]
PC-9800シリーズを含め、Windowsを快適に動作させるために必要なハードウェアを揃えるとなると多額な投資が必要になった。[73]

スティーブ・バルマー(当時、マイクロソフト上級副社長)も翌1992年の来日記者会見にて同様の見解を示した。

当社のパソコンOS「ウィンドウズ」が日本市場で米国ほど売れていないのは、日米の市場構造が違うことが原因である。ハードウェアの互換性の問題やハードの価格が高いことなどだ。このほか、漢字変換やOSのハードへの搭載サービスなど様々な問題の解決がウィンドウズ普及の前提となる。
?スティーブ・バルマー。「マイクロソフト副社長、日本出荷は予定通り―ウィンドウズNT、来年中。」『日経産業新聞』1992年10月13日、6面の引用文より。

PC-9800シリーズ版の発売当初は受注に生産が追いつかない状況が続いた。これについて日本電気は、受注が予想を上回っているためメディアやマニュアルの生産が追いついていないことを説明した[75]。これに対してソフトハウスの間では「機種の違いで画面に現れるフォント(書体)が異なったり、印刷が狂うなどの不具合を見つけて出荷を止めているのでは。」という推測が流れた[73]。

日本IBMのDOS/V版はMS-DOSアプリケーションの複数ウィンドウ表示に対応していたが、PC-9800シリーズ対応ソフトが約1万本であったことに比べ、1990年に発売されたばかりのDOS/Vに対応するアプリケーションは約200本と少なく、こちらも旧資産の継承という訴求材料だけでは不十分であった[76]。 』

『Windows 3.1

日本のPC国内出荷台数(青線)と出荷額(赤線)(JEITA調べ)

Windows 3.1に対する雑誌の反応は使い勝手や信頼性が向上したという好意的なものであった。米国のPC Magazine誌はレビュー記事に「UAE(修復不可能なアプリケーションエラー)の終わり、新しい印刷エンジン、賢くなったSMARTDriveなど。マイクロソフトはWindowsを安定した豊かな環境にするために磨きをかけた。」という序文を付け[77]、日本の日経パソコン誌は「ドラマチックな変化はないものの、信頼性が低い、処理速度が遅いなど、Windows 3.0での不満点を改良した。」と評した[78]。

マイクロソフト日本法人は自社のWindows対応ソフトの売り込みを強化し、Windowsの普及を推進した。例えば、表計算ソフトのExcel 4.0は1993年5月に98000円から58000円へと40%の値下げ。6月25日から他社の日本語文書作成ソフトを使用しているユーザーを対象に、58000円のWord 5.0を25000円で販売する「乗り換え・アップグレード・サービス」を開始した。これは1993年4月に発売された一太郎 Ver.5(4年ぶりとなる新バージョン)に対抗したものと思われた[79]。同日にWordとExcelをセットにした、日本語版で最初のバージョンとなるMicrosoft Officeを発売[80]。翌1994年2月のOffice 1.5発表までに8万本を出荷し[81]、1994年後半になると月20万本ペースの出荷になる[82]。オフィスソフト市場におけるマイクロソフトのシェアは急拡大することになった。

Windows 3.1のマルチメディア機能は個人市場の開拓を促し、ExcelやOfficeは企業にWindowsの導入を促した[83]。

後年の評価としては、日本でのWindows 3.1はWindowsがパソコンユーザーに受け入れられた期間であったものの、パソコンが本当に一般に普及し始めたのはWindows 95からとされている[84][85]。しかしWindows 3.1の広がりは、日本メーカーの国内向けパソコンを独自開発から世界標準のPC/AT互換機に転換させ、「鎖国状態」を解消したことで競争力が上がり、パソコンの低価格化が進んだことで普及を後押しすることになった[84][86]。 』

『OS/2とIBMとの対立(※省略)』

『日本でのPC/AT互換機市場

PC-9800シリーズと日本国内PC本体出荷台数(1990年から1998年)

折りしも発売時期がDOS/Vの登場とマニア間で起きたDOS/Vブームが重なったこともあり、日本でのIBM PC/AT互換機市場の形成に大いに貢献した。

1991年当時、日本でのパーソナルコンピュータ (PC) 市場は国内メーカーで市場をほぼ独占していた。さらに言えばNECのPC-9800シリーズで寡占状態にあった。PC/AT互換機は世界中で販売されるため開発コストは日本市場でしか販売できない国内専用製品と比べ物にならないほど安価だったが[94]、日本語という障壁のため参入できない状態にあった。NECの製品展開は同社のオフィスコンピュータ(オフコン)などとの兼ね合いから同時期のPC/AT互換機よりも低い性能レベルに据え置かれ、価格も引き下げられなかった[要出典]。しかし、安価かつ高性能なPC/AT互換機で日本語が扱え国産PCとも共通のアプリケーションが利用できるWindowsの事実上の完成により、国内におけるPC/AT互換機市場は1994年にかけて急拡大することになった[20]。NECも同社のPC向けにWindowsを提供していたが、MS-DOS環境において存在していたアプリケーションの優位性が失われる結果となった。

DOS/V版Windows 3.0では、標準VGAでも640480/16色表示が可能で当時の主力機NECのPC-9800シリーズの640400/16色を上回っていたうえ、当時すでにほとんどのDOS/V機ではSVGAモードを備えていた(もしくはグラフィック回路が拡張ボードとして独立しており交換が容易だった)ことから、市販のドライバで800600の高解像度をWindowsから利用することができた[95]。一部の英語版ディスプレイドライバではさらに高解像度・多色(640480/256色、800600/256色、1024768/16色など)のGUI表示を行うためのパッチファイルや英語版ドライバで日本語表示を行う DDD (Display Dispatch Driver) が販売されて上級ユーザを中心にPC-9800シリーズよりもハードウェア価格が安くて高性能なPC/AT互換機を求めるケースが増え、市場が立ち上がり始めた。[96][97]

次のDOS/V版Windows 3.1では多くの英語版ディスプレイドライバを直接使用しても高解像度・多色のGUI表示ができるようになる。また発売にあわせてTVCMも放映され、本木雅弘が「Windows!」を連呼するというインパクトのあるもので[98]、国内においてWindowsの名前を広く知らしめたことにより、PC-9800シリーズにこだわる必要がないというユーザーが増えていった。日本語版Windows 3.1からアウトラインフォント TrueType および、マイクロソフト版においてはかな漢字変換ソフト Microsoft IME が標準として採用され[注 8]、各アーキテクチャ向けにて相違があった日本語の入出力環境の統一を図った。[99][100][101][102]さらにPCパーツ店による組み立てPCや外国のPCメーカーによるこの組み合わせでの新規参入も相次ぎ、市場ニーズがPC/AT互換機へシフトするきっかけとなる。
次に買いたいパソコン(日経パソコン1993年5月調べ)

とは言え、まだこの段階ではPC-9800シリーズも強力だった。オープンであるがゆえに規格の統一が今ひとつのOADG規格とその派生製品はこれらのオプション類の利用にPC-98シリーズより手間を要した。当然、日本のパソコン周辺機器メーカーはPC-9821シリーズのWindows3.1用の周辺機器も発売し、量販効果ですぐに値下がりした。企業ユースやゲーム市場では、PC-98用ソフトの互換性を求めるユーザーもまだ相当数存在していた。更に、製造元であるNECやPC-98互換機メーカーであるセイコーエプソンによる価格引き下げなどの対抗策もあり、1995年まで50%のシェアを確保し続けた[20][103][104]。この流れが本格化するのは、機器の相違をデバイス仮想化などの方法によってOS側で吸収したWindows 95以降である。』

 ※ ということで、「1990年から1998年」の間に、「PC-9800」機は廃れ、「DOS/V」機・PC/AT互換機の時代へと移行して行った…。

 ※ PC/AT互換機は、その「アーキテクチャ」は、ずっと受け継がれて、現在に至っている…。

 ※ BTOとか、「PCパーツ」の交換とかが可能なのは、土台となっている「アーキテクチャ」が変わってないからだ…。

『後継バージョンへの移行

1995年8月に発売されたWindows 95はそれまでパソコンに興味を持たなかった人々の関心を集め、個人市場の開拓に成功した。企業でもWindows 95を要望する従業員の声を聞き入れて買い換えを支援する動きが見られた。日経パソコンが1996年2月に日本の企業110社に対して行った調査では、Windows 95の「導入予定あり」が64%、「未定」が42%、「導入予定なし」が4%となった。「Windows 95の導入をどのように進めていくか」の問いに対して、「新規に導入したパソコンを中心に徐々に移行する」が30%となったものの、「既存のパソコンを含めて積極的に切り替える」はわずか8%に留まり、既存環境の移行には慎重な姿勢が見られた。「Windows 95の導入で、特に問題が多かった項目は」の問いに対しては、「MS-DOS対応やWindows 3.1対応ソフトの動作」(39%)、「既存のネットワークやデータベースとの接続」(35%)、「インストール関連」(32%)となった。[105]

マイクロソフトはOffice 95やVisual Basic 4.0など、自社製品のWindows 3.1に対するサポートをまもなく打ち切った。しかし、1996年度にIDCが行ったデスクトップOS選択率の調査では、Windows 95が62.9%、Windows 3.1/3.11が17.4%となり、データクエストが米国の大企業を対象に行った調査では、マイクロソフト社製OS利用者のうち86%がWindows 3.1/3.11を使用していると報告した。あるソフトウェア・エンジニアは「マイクロソフトはまだ多くの3.1が使われていることを把握しているが、早くすべてを移行してそれを忘れることを望んでいる。」とコメントした。[106]

1999年に日経パソコンが日本の企業を中心に行った調査では、Windows 95の使用率が79.7%にのぼり、Windows 3.1の使用率は6.2%となった。[107] 』

『出荷本数の推移

Windows3.0(全世界)
    1990年5月22日発売
    1990年6月22日 - 40万本[要出典]
    1990年12月30日 - 100万本[要出典]
    1991年5月 - 300万本以上[108]
    1992年4月 - 900万本[91][109]

Windows3.0(日本)
    1991年1月23日 - NEC版発売
    1991年3月13日 - 日本IBM版発売
    1991年5月 - 日本電気版、受注累計6万本[75]
    1993年5月 - 44万本[60][110]

Windows3.1(全世界)
    1992年4月6日発売 - 受注100万本[109]
    初日出荷100万本[111]
    1992年4月12日 - 1週間で100万本販売[112]
    1993年5月 - 2500万本[113]
    1994年1月末 - 4000万本[要出典]
    1995年1月 - 6000万本[要出典]
    1995年8月 - 1億本[111]

Windows3.1(北米)
    1995年5月26日 - 発売から50日で100万本販売[114]

Windows3.1(日本)
    1993年5月12日 - 日本電気版発売
    1993年5月14日 - 日本電気版、受注6.5万本[113]
    1993年5月18日 - マイクロソフト版発売
    1993年6月末 - 40万本[110]
    1994年5月17日 - 146万本[115]
    1995年2月 - 300万本突破[116]
    1995年5月末 - 402万本[116] 』

〔1993年頃の兵頭二十八氏の動向…。〕

『じぶん用の備忘の補備。

 「北緯九十度のハッティ」の初出DATEが判明した。当時、日記代わりにカレンダーにメモ書きをしていた。そのカレンダーメモをテキスト起こししてワープロにまとめていたのを発掘できた。

 前編が載ったのが、1993-11-10都内店頭発売の『ビッグコミック』誌であった。なんと6回も書き直ししていたことも確かめられた。
 すぐに続いて11-17(水曜日)に小学館のパーティがあり、里中満智子先生、永井豪先生、松本零士先生、つのだじろう先生、石森先生、新谷先生、不二子A先生を3Dで目撃してとうぜんながら感激した。しかも、入口には私の提供原作のゴルゴのエピソードが《今度は深海へ》とかいうキャッチコピーとともに看板化されていたのだから、密かに鼻が高かった。

 後編は、1993-11-25に都内店頭発売であった。
 しかしこの頃のカレンダーのメモ書きを見返すのは辛い。私生活ではいかにもバブル崩壊期らしい波乱が次々起きていた。その記憶をよびさまされた。
 おしまい。』

 ※ コンピューティングの歴史的には、「Windows95」の発売が、1995年だ…。

 ※ 折からの、ネットの普及・実用化とGUIが相まって、爆発的にパソコンが行き渡って行った…。

 ※ その数年前だから、まだDOSの時代だったか…。

 ※ 「Windows95」は、DOSのバージョン的には、「DOS7」だ…。

 ※ ハードの普及状況が、まだ16bitと8bitの混在だったんで、Windows95も「16bitと8bitの混在」OSだった…。

 ※ DOS5でMOが使えるようになり、DOS6でやっとOSレベルで「Windowsシェル(GUIでファイルやフォルダの操作が可能となった…)」が使えたと記憶しているが…。

 ※ 「Windows3」というものもあった…。

 ※ DOS6の「Windowsシェル」の先駆けみたいな感じのもので、「ファイルやフォルダの操作」をGUIで行うことができるものだったらしい…。

 ※ 「らしい」と言うのは、「英語版」しかなく、日本では殆ど使っている人がいなかったからだ…。

 ※ オレも、文献読んだだけで、実物は見たことが無い…。

 ※ DOSの時代の「パソコン」は、まだ、「ワープロに毛が生えた程度のもの」だった…。

 ※ そういう時代でも、「自分の頭で考える」人は、「日記代わりにカレンダーにメモ書き」して、自分の「思考」を深めて行った…。

 ※ そして、「そのカレンダーメモをテキスト起こししてワープロにまとめて」、「思索」を深めて行った…。

 ※ そのテキスト・データは、今現在でも「活用すること」ができる…。

 ※ 「私生活ではいかにもバブル崩壊期らしい波乱が次々起きていた。その記憶をよびさまされ」て、つらい思いが甦るとしてもだ…。

【速報】Windows 11が10月5日にリリース決定

【速報】Windows 11が10月5日にリリース決定。無償アップグレードも同日開始
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1347552.html

 ※ 下のコメントにある通り、セキュリティの関係上、対応CPUが限られた…。それでWindows10のバージョンアップ版として出すと、アップできないユーザーが出て騒がしいんで、「11です。」ということで「旧ユーザー切り」に踏み切った…、という辺りが真相のようだな…。

※ 久々で、この画像を貼っとくぞ…。

世界のPC、4台に1台は依然としてWindows 7 – 2月OSシェア
https://news.mynavi.jp/article/20200303-986236/

『「Windows 11」10月5日登場、Androidアプリは当初非対応に
8/31(火) 22:36配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/75de1dbd02614d85bf0fafb6099b0165e3326fc2

 マイクロソフトは、「Windows 11」を10月5日より提供すると発表した。なお特徴のひとつであるAndroidアプリが利用できるという機能は当初含まれない。

 Windows 11は、ユーザーインターフェイスの一新、ゲーム体験の強化など、新たな要素が盛り込まれる。Windows 10搭載パソコンでは無償でアップグレードできるほか、Windows 11対応機種かどうか確認する「PC Health Check」アプリは近日リニューアルして再登場する。

全文はソースで元で 』

『ニューノーマルの名無しさん 2021/09/01(水) 02:05:03.17 ID:m39/pdK+0

古いソフトウェアをずっとメンテし続けるのは作った時には全然想定してなかった技術やハードに対応させていかないといけないわけだから屋上屋を重ねるような感じになって作ってる方の負担がどんどん大きくなっていくんだよ』

『名無しのPCパーツ 2021年09月01日 12:13 ID:2s9NmQxv0

内部的には普通のwin10 21H4アップデートだぞ
ただ、このアップデートでPCの必要スペック要件が変わるから表の名前変えて分かりやすくしただけなんだよなあ

Appleなら事前になにも言わずにバージョンアップして旧式の互換性切りましたって言うぞ(前科無数)

ご覧の通り、仮に21H4で出してたらアップデート出来ないと発狂しまくること不可避のsandy爺なんかの無知蒙昧のアホが、現段階でこの暴れようという予定調和まで見れてるからな』

『ニューノーマルの名無しさん 2021/09/01(水) 01:42:40.24 ID:zQGJe80P0

Windows10が最後だったはずだ
いい加減にしろ 』

クラウドPC「Windows 365」

クラウドPC「Windows 365」、コロナ禍に投入する狙い
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC041ND0U1A800C2000000/

『米マイクロソフトは8月2日から企業向けサービス「Windows(ウィンドウズ)365」の提供を開始した。パソコン(PC)基本ソフト(OS)「Windows」の仮想デスクトップ環境をクラウド経由で利用できる。

同社が7月14日(米国時間)に開催したオンラインカンファレンスで同サービス開始を発表した。登壇したサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は「Windows 365とクラウドPCという新たなカテゴリーをつくる」と意気込んだ。

Windowsを冠しながら、ソフトウエアではなく「クラウドPC」とうたうWindows 365はどんなサービスで何に使うのか。同社の狙いを探ると、新型コロナウイルス感染拡大に伴う働き方に関係することが分かった。

Windowsをサービスとして提供

Windows 365は現行のOS「Windows 10」や2021年後半に提供予定の「Windows 11」の環境を仮想デスクトップサービスとして提供する。仮想デスクトップとは、サーバー上に仮想的に構築されたパソコンのデスクトップ環境を利用者の端末のディスプレーに表示し、利用者が操作できる仕組みだ。

Windows 365では、Windowsを同社のクラウド基盤「Microsoft Azure(アジュール)」上で動かす。だから「クラウドPC」と呼ぶようだ。

このサービスでは、インターネットとパソコンやスマートフォンなどの端末さえあれば、自分のWindows環境をどこでも使えるようになる。端末は、ウェブブラウザーが動けば原則何でも使える。ブラウザー内にWindows 365のデスクトップが表示され、そこで操作する。

また、マイクロソフトはWindowsや米アップルのmacOS、同iOS、米グーグルのAndroidなどOS上で動く専用クライアントソフトもそれぞれ用意するとしている。

Windows 365の管理機能もセットで提供する。管理機能の「Microsoft Endpoint Manager(エンドポイントマネージャー)」を使ってユーザーごとにディスクの使用量などを確認できる。各ユーザーの利用料金はリソースによって上下する。各ユーザーの使い方を分析し、CPU(中央演算処理装置)性能やディスク容量を適切に割り当てることで料金の無駄も省ける。

管理画面からユーザーごとの利用容量などを確認できる(出所:米マイクロソフト)
さらに、セキュリティーベースライン(セキュリティーの基本となる基準)を適用でき、オプションとしてOSを自動で更新する機能も提供される。システム管理者の負担軽減につながる。

仮想デスクトップの知識がなくても利用しやすい

マイクロソフトは既にMicrosoft Azureを使った仮想デスクトップサービス「Azure Virtual Desktop(アジュール・バーチャル・デスクトップ、AVD)」を提供している。Windows 365とは何が違うのか。

AVDとWindows 365の違いについて、日本マイクロソフトは「AVDは設定を含め企業が細かくカスタマイズして利用するが、Windows 365はユーザー単位でWindowsを使えるようにするサービスである」と説明する。

AVDは仮想デスクトップのプラットフォームを提供するサービスで、企業の管理者が設定を行い、全体のボリュームなどで料金が決まる従量課金制になっている。一方、Windows 365は端末の管理機能もセットで提供され、料金はユーザー単位での月額制になる。このため、システム管理者に仮想デスクトップの知識がなくても利用しやすい。

セキュリティー対策が必要なテレワークに利用

マイクロソフトは、Windows 365のどのような用途を想定しているか。同社は利用シーンとして、コロナ禍で拡大するテレワークに伴って社外で使うパソコンや、業務委託・インターンシップといった期間が限られた従業員向けの業務パソコンを挙げた。

特にテレワークでは、社外でパソコンを使うため、パソコンの盗難・紛失などに備えたセキュリティー対策が必要となる。このため、テレワーク導入にちゅうちょしていた企業もあるだろう。

Windows 365ならパソコンなどの端末内にデータが残らないため、データ流出を抑えやすい。加えて、多要素認証に対応した認証機能「Microsoft Authenticator(オーセンティケーター)」を利用できるのでなりすまし被害も防ぎやすくなっている。

コロナ禍において多くの企業が働き方を変化させている。Windows 365はテレワークといった新しい働き方に適用しやすく、しかもシステム管理の負担を減らすサービスとして注目されるだろう。

(日経クロステック/日経コンピュータ 馬本寛子)

[日経クロステック2021年7月30日付の記事を再構成]』

Windows 10に特権昇格が可能なゼロデイ脆弱性

Windows 10に特権昇格が可能なゼロデイ脆弱性
宇都宮 充2021年7月22日 06:00
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1339838.html

『Microsoftは、Windows 10に存在する特権昇格が可能な脆弱性「CVE-2021-36934」を報告している。

 CVE-2021-36934は、Security Accounts Manager(SAM)データベースを含む、複数のシステムファイルにおけるアクセス制御リスト(Access Control List、ACL)の不備が原因で、特権昇格が行なえてしまうもの。

 攻撃者が悪用することでシステム権限での任意コード実行が可能で、データの閲覧、変更、削除、完全な権限を持つユーザーアカウントの作成などに繋がる恐れがある。回避策として、「%windir%¥system32¥config」内のファイルに対するアクセス制限の適用や、Volume Shadow Copy Service(VSS)によって作成されたシャドウコピーの削除などを挙げている。

 同社では現在調査を進めており、影響範囲は不明。修正パッチも未提供となる。なおCERT/CCや一部セキュリティ研究者の報告によれば、Windows 10 バージョン1809以降が影響を受けるという。』

〔nappi10さん、エクセル書式が作動せず焦る…。〕

 ※ こういうことがあるからな…。

 ※ 業務で使う分には、「安定稼働」が第一だ…。

 ※ 未だに、「XP」支持者が根強くいるのには、理由がある…。

 ※ それと、やはり「古物(ふるもの)」は、捨てずに取っておく方がいい…。

 ※ まあ、全く稼働しない「ジャンクパーツ」の山に、なってしまいがちなんだが…(オレの部屋の片隅にも、取り外した電源が、ウネウネとケーブル付きで転がっている…。何やら、「異形の生き物」と言った趣きだ…)。

 ※ セキュリティ強化とは、おそらく何らかの「認証の仕掛け」を施すものと、思われる…。

 ※ ハード的にか、ソフト的にか、あるいは、その双方か…。

 ※ いずれ、一定の「仕掛け」を施すわけで、その「方式」に合致していない「動作」は、「怪しい振る舞い!」として、はじかれる…。

 ※ それで、「いきなり使用を止めるとは随分な事をする。」という結果となる…。

 ※ 全く、何らかの予告・警告無しの「仕様変更」だから、困るよ…。

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:いきなりエクセル書式が作動せず焦る!
http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/5273657.html

『2021年7月17日、午前中に、いつものエクセルで作った自作の見積書に記入しようとすると、Windows からのガイダンスが出て、説明の作業をしないと使えないと表示され、すでにこれまでのエクセル書式が使えなくなっていた。過去の履歴を見れば、自分でデザインし、知人に手伝ってもらい、今も使用の見積書などを作ったのはXP時代の2003年ころだ。

古いCDを引っ張り出してガイダンスの指示作業してもCDを読み込まず、見積もり書式は動かないし、過去の膨大な資料も見ることができない。正直慌てた。

さっそく行きつけのパソコン屋さんへ電話。レジストリの設定変更でCDの読み取りは可能だろうと言うので、ノートブックを店に持ち込む。
結果的に、慌てて写真の左のCDを入れていたと判明し、右のMicrosoft/Office XP Personalを入れると読み込みが始まり、書き換えが行われたよう(プロダクトキーの入力は不要だった)で、書式は復活した。今頃XPのCDが必要になるとは思ってもみなかったが、何かあればと取って置いたのが幸いした。ファイルレス・マルウェア対策など、急なセキュリティ強化だったのだろうか、理由は分からないが、いきなり使用を止めるとは随分な事をする。

筆者が今もOSにwindows7を使用しているのも、10では古いエクセル資料がうまく作動しなかったからで、また、ブログ作成で使用しているライブドアブログの編集には、7と相性のいいFirefox系ブラウザ・Water fox classicかPale moonでしか編集がうまく行かないので、ブラウザはwater foxにしている。これ以外のFirefoxでもEdgeでもChromeでも駄目だった。Firefox系は、メモリーリークが大きく、筆者の様に、大量のサイトを同時に立ち上げて作業する際に、4Gメモリではフリーズなど問題が起きやすいが、メモリ調整にFIREMIN8とMemory Booste 1:Buld1959のソフトを入れて問題を解消している。二つは作動原理が違うので、同時使用しても干渉しない。ちなみに、ハードはSSDに交換しているので、全体の動きは充分に速い。ちなみにWaterfoxは、世界中のWindows7を使いたいユーザーの為に開発されたと記憶している。セキュリティ対策も満足いくもので、多くのFirefoxのアドオンが使用でき、特にClassicは古いアドオンも使用可能だ。』

ウィンドウズをクラウドで 柔軟な働き方支援

ウィンドウズをクラウドで 柔軟な働き方支援―米マイクロソフト
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071500224&g=int

『【シリコンバレー時事】米マイクロソフト(MS)は14日、インターネット経由で基本ソフト(OS)を使えるクラウドサービス「ウィンドウズ365」を発表した。米アップルなど他社のOSを搭載したパソコンでも、ウィンドウズが使える。新型コロナウイルス禍で広がった場所や端末を問わない柔軟な働き方を支える。
新OS、アプリ充実へ積極策 IT大手批判にも対応―米MS

 8月2日から企業への提供を始める。対象のOSはウィンドウズ「10」と年内投入の「11」。ナデラ最高経営責任者(CEO)は「ウィンドウズ365とともに、クラウドPCという新たなカテゴリーを打ち立てる」と語った。
 自宅で使っているアップルやグーグルのOSを搭載したノートパソコンやタブレットからも、職場のウィンドウズを使える。クラウド上にデータが保存されるため、紛失などによる情報漏えいリスクも低い。』

Windows 11はなぜTPMが必要で、CPU制限が厳しいのか?

Windows 11はなぜTPMが必要で、CPU制限が厳しいのか? その理由を詳しく説明
笠原 一輝 2021年6月30日
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/1334963.html

『Windows 11 Insider Previewの公開が始まった。既に実際に導入したという方も多いだろう。そして、Windows 10ユーザーにとっての大きな関心事となっていた、どの世代のCPUであればWindows 11へアップグレードできるのかについても大きな動きがあった。

 以下の関連記事で紹介されている通り、Microsoftは、当初よりIntelとAMDそれぞれ1世代ずつ古いCPUまでサポートすることにして、Intelなら第7世代Core以降、AMDなら初代Ryzen(厳密にはZenアーキテクチャのCPU)以降に対応すると発表した。

関連記事
Windows 11の最小システム要件が緩和、第7世代Core/Zen 1のRyzenも対象に

 Microsoftはその発表内容の中で、ハードウェアの基準を高くした理由について、「より高次元のセキュリティへの対応」、「ドライバの安定性」、そして「アプリケーションの互換性の維持」という3つを挙げている。その説明をよく読んでいくと、今回ハードウェアの基準を上げたのは、それらの理由のうち、特にセキュリティを高めるためであることが見えてきた。

混乱があったWindows 11にアップグレードできるCPU、製品版では要件を第7世代Core/Zen1に緩和

Windows 11にバージョンアップされたPC

 大きな話題になったWindows 11の要件。以下の前回の連載記事で説明したように、当初Microsoftが、Intelであれば第8世代Core以降、AMDであればRyzen 2000シリーズ以降という要件があることについて、大きな声で伝えていなかったこともあり、ちょっとした混乱があった。

関連記事
Windows 11に更新可能なCPUを解明。Intelは第8世代Core、AMDはRyzen 2000以降が必要

 だが、Microsoftがユーザーの不安を察したのか、Windows 11 Insider Previewのリリースに合わせて、このやや厳しめなCPUの要件を緩和してきた。具体的には、足切りの基準をIntel、AMDそれぞれ1世代前のCPUとなる第7世代Core、初代Ryzenに緩和すると明らかにしたのだ。そのほかの条件、TPMやセキュアブートなどの要件はこれまでと変わらず適用される。

【表】Windows 11のGA版におけるハードウェア要件

プロセッサ 1GHz以上で2コア以上の64bit互換プロセッサまたはSoC
(Intelなら第7世代Core以降、AMDなら初代Ryzen以降)
メモリ 4GB以上
ストレージ 64GB以上
システムファームウェア セキュアブート対応
TPM TPM 2.0
ビデオカード DirectX 12以上(WDDM 2.0に対応)
ディスプレイ 9型以上で8bitカラーの720pディスプレイ以上

 この新しい要件はWindows 11がGA(General Availability、一般提供のこと)になった時に適用されるものだ。

 Insider Previewに関しては、Devチャネルとベータチャネルを利用しているユーザーで、6月24日までに一度でもWindows Insiderに登録したことがあるMicrosoftアカウントや企業/学校アカウントには、CPUとTPMの要件は例外的に緩和される。

 なお、この緩和はあくまでInsider Previewの間だけで、Release PreviewやGA以降は現在MicrosoftがWebサイトで公開している基準が適用される見通しだ。

 米国時間6月24日の発表から、数日でこうした対策を打ってきたのは巨大企業であるMicrosoftにしてはとても速い動きで、それだけMicrosoftが予想していたよりも反応が大きく、やれるだけのことをやったということなのだろう。

CPUへの要件が厳しいのは、VBS/HVCIなどのセキュリティの強化に最新のCPUが必要だから
Windows 10のシステム情報でVBS(仮想化ベースのセキュリティ)/HVCI(ハイパーバイザーによるコードの整合性の強制)が有効になっているところ(システム情報=msinfo32.exeで確認できる)
 このInsider Preview版の公開と同時にMicrosoftは製品版での基準を緩めることを発表したが、同時に、なぜこうしたやや厳しめなハードウェア要件が必要なのかを同社のブログで説明した(英文)。

 それによれば、Windows 11でハードウェアの要件を厳しくしている理由は3つあるという。

(1)セキュリティ強化にともないVBS/HVCIを有効化する新しいハードウェアが必要
(2)OSの安定性のためWindows Driver Modelへの対応が必要
(3)アプリケーションの互換性の維持
 (2)と(3)に関しては安定性や後方互換性のために必要という話で、どの世代のOSのバージョンアップでも必ず求められることだ。実のところハードウェアの世代にはあまり関係がない。ここで重要になってくるのが(1)のVBSとHVCIの2つだ。

 VBSとは、Virtualization-Based Securityの略で、日本語では「仮想化ベースのセキュリティ」となり、Windowsに標準搭載されているHyper-Vを利用してセキュリティを高める仕組みになる。

 仮想化技術には、OSの上にアプリケーションとして実行する仮想化ソフトウェア(Type2ハイパーバイザーと呼ばれることもある、Windowsで言えばVirtual PCやVMware Playerなどのこと)と、全てのOSがその上で動作するハイパーバイザー(ベアメタル・ハイパーバイザーなどと呼ばれる)の2種類がある。

 Hyper-Vは後者のより高度な仮想化ソフトウェアで、Windows 10/11には標準で搭載されている。

 VBSではこのHyper-Vを利用し、OSのより重要な部分となるVSM(Virtual Secure Module)と通常のWindows OSに分離して実行する。

 そして、そのVSMを起動する時に、ドライバやOSのコードなどがきちんと署名されていて、安全かどうかをチェックする仕組みであるHVCI(Hypervisor-Enforced Code Integrity、ハイパーバイザーによるコードの整合性の強制)を利用することで、OSの重要な部分を安全に起動できる。

 2つのVMはそれぞれ異なるメモリ空間で動作しており、通常のWindows OSにマルウェアが入り込んでも、VSMで守られているカーネルなどに侵入するのは格段に難しくなる。言い換えれば、セキュリティが大幅に向上するということだ。Microsoftは前述のブログの中でVBSとHVCIを有効にすることで、マルウェアの攻撃を60%も排除できると説明している。
 このVBSとHVCIは、Windows 10の初期ビルドでは搭載されていなかったが、途中のビルドからサポートされるようになった。現在でもWindows 10では標準で有効化されておらず、ユーザーが明示的にオンにしたときだけ機能するようになっている。

 ただし、OEMメーカーの選択次第で、この機能を有効にして出荷することもできる。実際、Microsoftは自社デバイスであるSurfaceシリーズでは、Surface Laptop 3/4、Surface Pro 7+、Surface Pro Xなどで有効にして出荷している。

Windows 10でのWindowsセキュリティのコア分離をオンにするとVBSなどが有効になる

 後述するハードウェアが要件を満たしていて、デバイスドライバなどがHVCIに全て対応していれば、Windows 10でもVBSを有効化可能だ。具体的には、Windowsセキュリティで「デバイスセキュリティ-コア分離の詳細」と選んで表示される「メモリ整合性」をオンにすることで、VBSとHVCIを有効にできる。

HVCIを実用的に利用するには第7世代Core以降、Zen 2アーキテクチャ以降のCPUが必要に

Windows 11デバイスでのシステム情報、対応しているハードウェアでは標準でVBS(仮想化ベースのセキュリティ)/HVCI(ハイパーバイザーによるコードの整合性の強制)が有効になる。
 Windows 11では、このVBSとHVCIが標準で有効にされる計画だ。既に述べた通り、それによりセキュリティは高まり、マルウェアなどに対する防御力はVBSやHVCIが有効になっていないWindows 10と比べて大幅に高まる。

 しかし、そのトレードオフとして、VBSとHVCIを有効にするために、ハードウェアの要件が厳しくなる。

 これらの機能をサポートするには、最低限IntelのVTやAMDのAMD-Vといった仮想化アクセラレーション機能が必須となるほか、VTやAMD-Vの拡張命令となるSLAT(Second Level Address Translation)などに対応している必要がある。

 このほか、VT-dやAMD-ViなどのI/O仮想化、TPM 2.0への対応(単体/CPU内蔵問わず)、UEFIメモリレポートへの対応、さらにはHVCIに対応したデバイスドライバなどが必要になる(詳しくはMicrosoftのWebサイト「仮想化ベースのセキュリティ(VBS)」を参照)。今ホットな話題になっているTPM 2.0は、このVBSのためにも必要なのだ。

 さらに、HVCIに対応するためには、MBEC(Mode-Based Execute Control)と呼ばれる仮想化技術の拡張命令への対応が奨励されている。

 具体的には、ハイパーバイザーがコードの正常性を確認する時に、CPUがこのMBECに対応しているとより高速に行なえる。Intelなら、「MBEC」(Mode-based execute control for EPT)、AMDなら「GMET」(Guest Mode Execute Trap)、QualcommならArmの「TTS2UXN」(Translation table stage 2 Unprivileged Execute-never)と呼ばれている。

 CPUがこれらに対応していれば、HVCIを有効にしていても性能低下はほとんどないが、これが有効ではない場合にはCPU負荷が増えて性能が低下する可能性がある。

 IntelのCPUでMBECに対応しているのが第7世代Core(Kaby Lake)以降であり、AMDのCPUで言えばZen 2アーキテクチャを搭載したCPU以降なのだ。

 これらがWindows 11に厳しい要件を設定している理由だと考えられる。Microsoftの言う通り、VBS/HVCIを有効にするには、確かに新しい世代のCPUが必要なのだ。

セキュリティの強化を取るか、ユーザーの「アップグレードを」という声に配慮するか、Microsoftにとっても難しい選択
 こうして見ていくと、Microsoftの引いた線もそれなりに根拠があることが分かる。

 そしてHVCIに対応するために必要なMBECに対応するCPUが第7世代Core以降なので、そこまでサポートするCPUを拡張するというのは論理的だ。

 ただ、AMD側のAMD-VのGMETへの対応はZen 2世代以降となるので、初代Zenへの拡張はそこからはみ出すということになる。ZenアーキテクチャのCPUでHVCIを有効にした場合には当然性能の低下はあるだろうが、そこは割り切ってということなのだろう。

 今回の騒動は、Microsoftがセキュリティ強化のトレードオフをきちんと説明しないで、いきなり古いハードウェアを切り捨てますとやってしまったのが、騒動の失敗の本質と言えるだろう。

 ユーザーにすれば、VBSやHVCIに対応することは、PCの安全性が高まるという観点でメリットは大きい。そのメリットとトレードオフであるならば、古いハードウェアはサポートされないというのもある程度は納得がいくだろう。

 もちろん非対応のハードウェアを使っているユーザーは不満を持つ。強化されたセキュリティ機能や性能の低下があってもいいからWindows 11を使いたいというユーザーの声に対し、Microsoftがどこまで応えるのか、Windows 11のリリースまで悩ましい時期が続くことになる。』