英国のグラスゴーにある特殊潜航艇のメーカー「JFD」社が、4人乗りの「戦術ダイビング・ビークル」(=TDV)を発表した。
https://st2019.site/?p=21130
『Defense Brief Editorial による2023-5-11記事「JFD delivers 1st production model of tactical diving vehicle to the US」。
英国のグラスゴーにある特殊潜航艇のメーカー「JFD」社が、4人乗りの「戦術ダイビング・ビークル」(=TDV)を発表した。
名づけて「シャドウあざらし」。
これは米国のパートナー企業である「ブルータイドマリン(BTM)」社(フロリダ)によってデモンストレーションされ、米軍に売り込まれるであろう。
本艇の特徴。水上艇にもなり、半没巡航もでき、また、完全潜航もできる。航続距離は80海里である。
※石垣島から魚釣島までならなんとか片道行けそうだ。しかし下地島から尖閣までは103海里あってダメ。尤も、予備「燃料電池」入りの流線形ポッドを水中曳航して行って、途中で切り離してしまうという便法も、なくはなかろう。
水上航走時、乾舷はゼロに等しい。細長いので、ゴムボート以上にステルス。
乗員は、全身に水を浴びながら進む。タンデム4席のオープンカーみたいなもの。それがそのまま水に潜るのである。
※上半身むき出しだと何が好都合か。完全に燃料が切れたときに、カヤックのようにパドルを操作できる。もちろん浮航状態でだが。』