3月の実質賃金 前年同月比2.9%減 12か月連続マイナス 厚労省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230509/k10014060871000.html
※ 賃金の上昇が、物価の高騰に追いついていない…。
※ 余力のある大企業(内部留保もある)は、十分な賃上げが可能だろう…。
※ しかし、中小・零細は、ムリな話しだ…。
※ 世界経済全体・日本経済全体が、「上向いて来る」のを、ジッと待ち続けるしか無い…。
※ しかし、先行きに、「明るい兆し」なんてものは、見えない…。
※ まあ、「できること」から確実に…、だな…。

『物価の上昇が続く中、ことし3月の働く人1人あたりの実質賃金は去年の同じ月に比べて2.9%減少し、12か月連続のマイナスとなりました。
厚生労働省が従業員5人以上の事業所3万余りを対象に行っている「毎月勤労統計調査」の速報値によりますと、物価の変動分を反映したことし3月の実質賃金は去年3月に比べて2.9%減少しました。
基本給や残業代などをあわせた働く人1人あたりの現金給与総額は、平均で29万1081円と期末手当の支給が増えたことなどから去年3月に比べて0.8%増加しましたが、物価の上昇率がこれを上回りました。
実質賃金がマイナスとなるのは12か月連続です。
厚生労働省は「実質賃金のマイナスが長期化してきている。一方、ことしは、春闘で例年にない賃上げの動きが広がっていて、大企業を中心に賃金改定が行われる4月以降の動向を注視したい」としています。』