5月4日にウクライナ軍が1機の露軍の固定翼ドローンを撃墜したところ、それが「全木製」であった…。
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『Defense Express の2023-5-5記事「Russia Manufactures Wooded Drones For Reconnaissance And Ukraine’s Air Defense Distraction」。
5月4日にウクライナ軍が1機の露軍の固定翼ドローンを撃墜したところ、それが「全木製」であったのでビックリ。中味には、市場で調達されたカメラなどが搭載されており、レッキとした偵察任務機であった。
動力は、モーターハンググライダー用と思われる小型のレシプロエンジンを串形に双発配置。
ところで、ロシアには「E95M」という、巡航ミサイルをAAで迎撃するための訓練に用いられる標的無人機がある。これはガソリンのパルスジェットエンジンで30分だけ飛行する。コストは、開戦前の話だと、1機5万ドルしかしない。「ペニー・ドローン」と言っては大袈裟だが……安い。
「安く大量にドローンを生産する競争」が、すでに始まっているのである。
敵の防空アセットを飽和させ、敵の高額なSAMを無駄射ちさせるのに、それはとても役に立つのである。』