リーク文書によると、露軍上層部はあと数十万人の新規招集兵が必要だと考えている。

リーク文書によると、露軍上層部はあと数十万人の新規招集兵が必要だと考えている。
https://st2019.site/?p=21090

『Mary Ilyushina 記者による2023-4-27記事「Russia needs more troops but is wary of public anger, leaked documents say」。

     リーク文書によると、露軍上層部はあと数十万人の新規招集兵が必要だと考えている。
 しかしそれを実行する過程ではかならずやモスクワ政府は全国民の恨みを買ってしまうし、ロシア経済のあらゆる部分で人手不足に陥ることから、経済官庁のエリート役人たちは、それをされては大迷惑だと思っている。
 米政府の情報部局が掴んでいること。プーチンは2月の半ばに、軍の要求を承認した。すなわち、こっそりと目立たせないように、あと41万5000人を2023年内に追加招集してウクライナ戦争を続行する。

 この文書は、CIAの日々アップデート報告。その情報ソースは、NSAの盗聴である。NSAは露軍の上層部間の交話を聞いているのだ。

 露軍は2022-2の対宇開戦に15万人を投入した。その後、2022秋に「部分動員」が下令され、30万人が充員招集された。

 ロシアがかきあつめたあらゆる兵力のうちどのくらいがウクライナに送られているかの数字を米政府は掴んでいない。ひとつの推定として、25万人前後じゃないかという。

 またリーク文書によるとFSBは露軍の数字を信用せず、独自に戦死傷者をカウント。それによると2023-2時点で11万人近くが死傷しているという。』