露軍に動員された素人兵がどんな訓練を受けているのかについてのインサイダー証言が上がってきた。
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『Leigh Mcmanus 記者による2023-4-25記事「’Constantly-boozing and unprepared’ Russian troops forced to dig trenches with spoons」。
露軍に動員された素人兵がどんな訓練を受けているのかについてのインサイダー証言が上がってきた。
最初の給料で皆、酒を買い、あとは、常時、酩酊し続けていた。
初任給は20万ルーブルで、これが銀行口座に入ったということがわかると、酒を買えるようになるわけだ。
カネを持った兵隊が基地の外に出ると脱走などのおそれがあるから、そうさせないように、妥協の慣行が制度化されている。すなわち兵隊たちがカネを出し合って、1台の「ガゼル」トラックをレンタルする。そのトラックが毎日、酒、タバコ、食肉などを基地内に搬入してくるのだ。
補充兵の教練期間は2ヵ月から3ヵ月。そのあいだすることといえば、飲酒と睡眠で、訓練などまずしない。
ある兵隊の証言。そこにいるあいだ、いちども、誰かが小銃を的に向けて射ったのを見たことがない。
ウクライナ領内の舎営では、レーションの支給を受けなかったと証言する兵隊も。
そこでは、宇軍の挺進隊からいつ寝込みを襲われるかも知れないので、窓を板で塞ぎ、床板を剥がして、床下に退避壕を準備していたと。それもしかも、シャベルを支給されていなかったものだから、野営炊爨キットのスプーンを使って土を掘ったと。』