
『メタンからできたシャーベット状の天然ガスで日本近海の海底に12.6兆㎥も眠る。これは国内消費量の100年分以上に相当する。
その内の4.1兆㎥が回収可能と想定され、経済価値は何と120兆円以上(国内GDP4分の1程度)。そして、石油などに比べて燃焼時のCO2排出量が半分程度になるのも強みだ。
実用化すれば、海外への輸出も含め、日本経済にとって大きなプラスとなるのは間違いない。
そして、北見工大などは氷地盤を使用した実証試験により、速度や掘削方法などメタハイを効率的に回収する為のデータを取得したと発表した。
コスト面が大きな壁となっていただけに、成果は実用化に向けて大きな後押しとなりそうだ。』