WSJによるとイランは過去半年、カスピ海上の貨物船を使って、30万発以上の砲弾と100万発の小火器弾薬を…。

WSJによるとイランは過去半年、カスピ海上の貨物船を使って、30万発以上の砲弾と100万発の小火器弾薬を…。
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『2023-4-24記事「Iran delivers massive amounts of ammunition to Russia」。

   WSJによるとイランは過去半年、カスピ海上の貨物船を使って、30万発以上の砲弾と100万発の小火器弾薬をロシアへ輸出した。

 たとえば、ロシア船籍の『ラスル・ガムザトフ』という貨物船は、ことし3月、1000個のコンテナを輸送した。その中味には2000発の砲弾も含まれている。

 スカイ・ニュースによれば、イランがロシアに送った小火器弾の口径は、5.56ミリ、7.62ミリ、9ミリ、12.7ミリ、14.5ミリ。

 砲弾の中には、40ミリ擲弾、107mmの対戦車ロケット弾、60ミリ、81ミリ、120ミリの迫撃砲弾、130ミリ、122ミリ、152ミリの地対地ロケット弾、115ミリ、125ミリの戦車砲弾も含まれている。

 イランとしては、こうした弾薬輸送には飛行機を使いたい。事前の根回しが不要だから。
 貨物船でカスピ航路を通航するには、沿岸諸国の許可が必要だから、面倒なのである。もちろん、運送コストは、海送するのがはるかに安いが。』