WP紙が報じた。…安徽省の六案飛行場が、いまや、超音速無人機のメイン基地になっている。
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『Curtis Lee 記者による2023-4-21記事「Leaked US Intel Suggests First Chinese WZ-8 Drone Unit Established」。
WP紙が報じた。リーク文書によるとNROは2022-8-9にある衛星写真を得た。安徽省の六案飛行場が、いまや、超音速無人機のメイン基地になっている。
その最新兵器は「WZ-8」である。シェルター内に多数が格納されている。
「WZ-8」のコンセプトは、スカンクワークスが1960年代に少数製作した「D-21」のパクリだ。
まず「轟-6M」に吊架されて高空へ至り、そこからリリースされてロケットエンジンを吹かしてさらに上昇する。
「D-21」は着陸はしなかった。使い捨て機で、さいごに撮影フィルムを機外に放出し、それを味方が回収するという寸法であった。
WZ-8はおそらく合成開口レーダーで海面を偵察し、そのデータをただちに電送するだろう。
D-21のエンジンはスクラムジェットだった。WZ-8は、単純なロケットのようである。それによって、高度30km、マッハ3に達する。
かつてD-21は四回、実戦飛行している。その最後の飛行は、雲南省を偵察したもので、1971-3-20に同地に墜落。
機体はほぼ無傷だったので、中共はそこから学べたはずだ。
リーク文書によると、WZ-8の基地は他にもある。【サンズイに章】州市(福建省)、恵安県(福建省)、福州義序飛行場、大水泊飛行場(山東省)。
中共は訓練や実験で発射したWZ-8をこれらの飛行場に着陸させて回収している。発射母機も、同じところに着陸する。そのあとまた六案へ機体を戻す。
リーク文書によると、中共空軍の関心地域は、韓国西海岸と台湾である。が、いずれは米空母も偵察対象としたいであろう。』