ベトナムの電力は8000万KWを超えたが,なお電力不足に悩んでいる

【日刊 アジアのエネルギー最前線】 ベトナムの電力は8000万KWを超えたが,なお電力不足に悩んでいる
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『【日刊 アジアのエネルギー最前線】 ベトナムの電力は8000万KWを超えたが,なお電力不足に悩んでいる
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2023年4月20日 木曜日 晴れ

ベトナム,しばらくベトナムから遠ざかっている間に,発電設備容量は8000万KWを超えた,ジェトロの報告である,8000万KWと言えば,1989年の天安門事件直後の中国の設備量だ,中国は既に当時の10倍を超えている,ジェトロによると,ベトナムは今も電力不足に悩んでいると,

ベトナムの水力開発は2300万KWまで進んでおり,系統の28.5%と報告されている,ベトナムは本来は石炭火力国で,北部,紅河デルタの褐炭が主力をなしていたが,1990年代,制裁解除直後から南部海域のガス開発の開始が印象的,石炭国は当初から電気代が安く,資金調達に悩む,

旧ソ連支配下の時代に建設された紅河のホアビン水力192万KWは,当時は過大な投資であったが,その後,その上流にソンラダムが建設されて,その出力は240万KWと報告されている,その後,中部や南部で中小規模の水力開発が続くが,今後はメコン河左岸支流の開発も進むと考えられる,』