インダス河上流の包蔵水力は8800万KW,インド電力相がナーパ・ジャクリを視察

インダス河上流の包蔵水力は8800万KW,インド電力相がナーパ・ジャクリを視察
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『2023年4月19日 水曜日 雨か

インドのヒマーチャル・プラデーシュ州,インダス河の支流が連なる大電源地帯であるが,パキスタンと接して,政治的にも微妙な地域だ,支流サトレジ川(Sutlej)はチベット高原を水源とし,チェナブ川と合流し,インダス川と合流する前にパンジナード川を形成,既設大規模水力が連なる,

インダス河は,1070年の吉本等によると,8800万KWの包蔵水力を有する,今日の現地紙の報道は,クマール電力相がナーパ・ジャクリ(Nathpa Jhakri)水力150万KWを現場視察した,2004年に完成したものだが,インド最大の地下発電所と,27キロに亘る導水路が特徴である,

インダス川上流はチェナブ川,パンジナード川などの支流を有して,ナーパ・ジャクリ発電所の他にも,41万KWのランプール(Rampur)水力,21万KWルーリ(Luhri)水力が連なり,推定包蔵水力8800万から見ても,今後もインドとパキスタンの微妙な関係の中で新たな開発も期待される 』