ブラジル、和平仲介構想を説明 ロシアと外相会談

ブラジル、和平仲介構想を説明 ロシアと外相会談
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023041800207&g=int

『【サンパウロ時事】ブラジルのビエイラ外相は17日、首都ブラジリアでロシアのラブロフ外相と会談し、ウクライナ情勢などについて協議した。会談後の共同記者会見で、ビエイラ氏が中立的な複数の国が一体となって和平を仲介する構想を説明したのに対し、ラブロフ氏は取り組みに謝意を示した。

 ウクライナを巡っては、ブラジルのルラ大統領が仲介に積極的な姿勢をアピール。一方、米欧によるウクライナへの武器供与が紛争の長期化につながっていると批判している。
 会見でビエイラ氏は「持続的な和平のための交渉による解決」を強調。ラブロフ氏は「早期の紛争解決に関心がある」としながらも、解決策が「すべての国の安全保障上の関心」を考慮したものでなければならないとの立場を繰り返した。 』