露軍は、海軍艦艇用の連装の25粍機関砲を、汎用砲兵トラクターの荷台に据えつけたものを、戦場に出してきた。

露軍は、海軍艦艇用の連装の25粍機関砲を、汎用砲兵トラクターの荷台に据えつけたものを、戦場に出してきた。
https://st2019.site/?p=21058

『Defense Express の2023-4-15記事「Russia’s ATS-59G Artillery Tractor With Maritime 2M-3M Gun Spotted」。

   露軍は、海軍艦艇用の連装の25粍機関砲を、汎用砲兵トラクターの荷台に据えつけたものを、戦場に出してきた。

 ※日本の敗戦後の復興にいちばん役立った旧陸軍の装備は、トラックを除いたら、装軌式の「6屯牽引車」(ロケ)だった。重砲を牽引するための砲兵装備だったのだが、万能トラクターだったので、大砲の代わりに、鋤などを引かせ、山林原野を開墾するのに、大いに重宝したのだ。

ここから逆の発想が可能になる。

外見上は、農耕用または民間運送用にしか見えず、じっさい、民間支援として現物援助するが、貰った側が、それを現地で活用すれば、あらゆる武器も牽引することができるし、また荷台に、なんでも臨時に搭載することができる。

そのような汎用輸送機械を、緊急救済支援用に平時から大量に準備しておくと、わが国は短期的に世界を救えるし、長期的に世界中から感謝されるのである。

偽善はやめよう。日本政府が人道資金として大金をウクライナへ提供すれば、ゼレンスキーはそれで浮いた予算を使って西側の兵器を買う。けっきょく間接的な武器援助なのだから。』