プリゴジンはプーチンによびかけた。

プリゴジンはプーチンによびかけた。
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 ※ 『すでに、ウクライナの兵役年齢男子を大量に殺し、多数を国外逃亡させた。それで目的は達成されたじゃないか、と。』…。

 ※ たぶん、そうはいかないのだろう…。

 ※ と言うのは、今次の「侵攻」の背景には、「ロシアの人口減」≒「衰退」があると思われるからだ…。

 ※ その「頽勢」の「食い止め」には、ウクライナの「領土(かの有名な、黒土地帯、鉱物資源、エネルギー資源、軍事産業)」と「人民」の支配が不可欠と考えている節(ふし)がある…。

 ※ ウクライナの「国力」は、相当に「減退」した…。もはや、ロシアの「安全保障」を侵害し得る「危険性」は、相当に「減少」したと思われる…。

 ※ しかし、そのことでロシアの「国力増大」に、何らかの「寄与」があったのかと、問えば、答えは「否(いな)」だろう…。

 ※ 敵に甚大な損害を与えたとしても、自国に多大な利益をもたらしたか、と言えば、そうじゃ無いんだろう…。

『Andrew Jeong and Mikhail Klimentov 記者による2023-4-15記事「Ukraine live briefing: Wagner chief suggests Moscow declare end to war; leak suspect charged」。

   プリゴジンはプーチンによびかけた。勝利宣言をして、この戦争を終らせろと。すでに、ウクライナの兵役年齢男子を大量に殺し、多数を国外逃亡させた。それで目的は達成されたじゃないか、と。

 ※ロシアには大きな商用港が5つあり、そのうち4つは、すぐに封鎖される。すなわち、バルト海の入り口と、ダーダネルス海峡がボトルネックなのだ。その沿岸はすべてANTO加盟国+スウェーデンなので、ロシアはいくら強がっても欧州と全面戦争を始めたら経済的自殺だとよく分かっている。』

 ※ 『ロシアはいくら強がっても欧州と全面戦争を始めたら経済的自殺』…。

 ※ そして、それが、「ロシアの戦術核使用への抑止力」にもなっていると、思われる…。

 ※ 「核使用」となったら、トルコとて、「ロシアとの協力」へと動くわけには、いかないだろう…。

 ※ まあ、エルドアン氏自身が、大地震への対応の責任を問われて、選挙が危うい状況らしいが…。