陸自ヘリ、新たに複数の人か 「飽和潜水」で海底確認へ
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『沖縄県の宮古島付近で10人が搭乗した陸上自衛隊UH60JAヘリコプターが行方不明となった事故で、海中の捜索活動の結果、新たに複数の人らしき姿を確認したことが14日、政府関係者への取材で分かった。搭乗していた隊員の可能性がある。見つかったのは宮古島西隣の伊良部島北側の海底。付近の水深は約100メートル。海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」のダイバーが14日昼にも、深い海での作業を可能にする「飽和潜水」の作業を始める見通しだ。
政府関係者によると、見つかった物体は大きく破損している。海自の掃海艦「えたじま」が水中音波探知機(ソナー)で発見し、水中カメラ付き無人機の映像で確認した。
13日夜、機体の主要部分とみられる物体や人らしき姿が見つかり詳しく調べた。伊良部島の沿岸部では、ヘリのものとみられる部品が見つかっている。
浜田靖一防衛相は14日の閣議後記者会見で「国民の皆さまに大変な心配をかけている。懸命に捜索をしている」と述べた。
陸上自衛隊のUH60JAヘリコプター(同隊HPから)
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