米軍の燃料の呼称について、…。
https://st2019.site/?p=21046
『※米軍の燃料の呼称について、以下に別資料から補う。
「フュールオイル」を米軍は「ナンバー1」~「ナンバー6」に分類している。
まずガソリンはフュールオイルではない。フュールオイルのナンバー1は、灯油である。
フュールオイルのナンバー2は、軽油である。これを「ディーゼル燃料」とも呼ぶ。
ナンバー3は、めったに使われないので忘れてよし。
ナンバー4は、蒸留油と残留油のまぜものだ。
ナンバー5は、ナンバー6とナンバー2を、8対2くらいでまぜたものである。
ナンバー6は、残留燃料油(RFO)、もしくは、重燃料油(HFO)という。原油を蒸留して残った油分である。火力発電所や、原始的なエンジンがこれを使う。すなわち日本語の「重油」。
米軍用語の「ヘヴィー・フュール」には、複数のカテゴリーがある。
ヘヴィ・フュールは、ディーゼル・エンジンの燃料を言う。
JP8を米軍はディーゼルエンジンに対しても広く給油する。したがってJP8のことも米軍は「ヘヴィフュール」と呼称することがあるのである。
JP8は、もともと灯油ベースの航空燃料。長期貯蔵しても変敗せず、ガソリンよりも着火し難く安全。』