ワシントンにあるシンクタンクのISW(戦争研究所)いわく…。

ワシントンにあるシンクタンクのISW(戦争研究所)いわく…。
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『Ellie Cook 記者による2023-4-9記事「Russia Using Artillery to Cover Up ‘Key Shortcomings’」。

    ワシントンにあるシンクタンクのISW(戦争研究所)いわく。露軍はこのごろ、航空戦力不足、地上の突進能力の不足、偵察力の未熟さを、ますます砲兵の数量でもってカバーしようとする傾向にあると。

 とにかく目の前の地形を砲弾で平らにしてしまえば、もはや精密爆撃も歩兵の市街戦も必要なくなるんじゃ。
 しかしこの戦術にはひとつネックがある。砲弾は有限なのだ。

 英国防省の分析。ここ数週間、露軍の砲弾飢渇が深刻化していて、おそろしく古いストック砲弾も支給されるようになっている。
 それでも宇軍よりは砲弾は三倍多く発射できる。今のところ。

 宇軍としては砲力不足を補うためには、陣地を深く掘って防禦を固めるしかない。そこは砲兵を省略できる。しかし砲兵の支援がない正面では、攻勢はあきらめるほかなくなる。』