このたびのリーク騒動で、ペンタゴン最上層の秘密保持能力に、まったく信用がなくなった。

このたびのリーク騒動で、ペンタゴン最上層の秘密保持能力に、まったく信用がなくなった。
https://st2019.site/?p=21042

『Julian E. Barnes, Helene Cooper, Thomas Gibbons-Neff, Michael Schwirtz and Eric Schmitt 記者による2023-4-8記事「Leaked Documents Reveal Depth of U.S. Spy Efforts and Russia’s Military Struggles」。

   このたびのリーク騒動で、ペンタゴン最上層の秘密保持能力に、まったく信用がなくなった。米政府の他の機関は今後、国防総省へ分け与える機密情報を、制限するようになるだろう。

 こんかいの漏洩は、総量で100枚前後の、ペーパー資料である。
 それらをカメラで撮影したものが、SNSにUpされた。

 写真に写っている机には、狩猟雑誌のようなものがあり、その上にペーパーが広げられている。
 明らかに、誰かの私室だろう。
 とんでもなく杜撰な機密文書管理がなされていたのだ。ペンタゴン内では。

 会議室等の外へ持ち出してはならない機密ペーパー資料を、誰かがポケットに入れて、管理されない場所へ持ち出していたのだ。

 FBIは犯人探しを開始している。

 今回のリークで、2023-2月時点での両軍の人的損害の推定値が世間に知られた。
 露軍は18万9500人から22万3000人が死傷した。うち、死亡したのは4万3000人である。
 かたや宇軍は同時期に12万4500人から13万1000人が死傷した。うち、死亡したのは1万7500人である。
 以上が、これまで公表されたことのない、ペンタゴン内部の見積もり数値だ。

 リーク文書から分かったこと。韓国政府は、バイデン大統領から直接に電話で、武器弾薬の対宇支援を求められる事態を、恐れていた。

 「Discord」というプラットフォームは、ビデオゲーマーの溜まり場。そこにリーク文書がUpされた。三月に。

 多くのSNSは、ハッキング等で不正取得された文書等の掲示は削除するポリシーを持っているが、ツイッターはこの件に関しては削除せぬ方針らしい。』