ベンガル湾での中国の動き
https://nappi11.livedoor.blog/archives/5424016.html


『2023年4月6日報道で、英王立国際問題研究所(チャタムハウス)が、インド東部ベンガル湾のミャンマー領ココ諸島Coco Islandsに(ここを借地とする中国によると思われる)軍事施設が建設されていると報じたとの記事が在る。参照記事
以前からココ諸島には中国が通信施設を設置しており、この事は中国にインド洋進出上の重要性があるからと、推測される。
main-qimg-07ac3b09a6a285feafb6258e3bb9c7c4-lq
過去2014年9月22日、新しいインド海軍の艦艇の進水式に出席したアンダマン・ニコバル諸島Andaman and Nicobar Islandsを管轄するインド軍司令官が興味深い発言をしていた。その中では、アンダマン・ニコバル諸島には専用の艦隊を創設し、潜水艦を含め配備するべきであること。政府はアンダマン・ニコバル諸島における増強の必要性について理解しており、おそらく増強の方向となる、という内容の発言だった。
アンダマン・ニコバル諸島の重要性は、大きく分けて3つある。
1つ目は、ここが日本、北東アジア各国にとってインド洋へ進出する出入り口になっている点だ。
もう1つは、同じ地理的状況から、アンダマン・ニコバル諸島がマラッカ海峡の出口にあることから、シーレーン防衛上の重要性を持つことである。仮に、例えば中国とインドが対立状態に入ったとき、インドはこのアンダマン・ニコバル諸島を利用して、中国向けの商船の通行を規制できる可能性がある。
アンダマン・ニコバル諸島の3つ目の重要性は、その地理的位置関係ゆえに、ここがインドと東南アジアをつなぐ多国間協力の舞台となっていることである。
インドのアンダマン・ニコバル諸島の地理的利点を生かした防衛交流は、インドが東南アジア地域の安全保障への関わりを強める役割を果たしている。参照記事 過去ブログ:2012年1月だから注目される、日本の「武器輸出3原則」緩和:』
〔インド洋海軍シンポジウム(IONS)〕
https://wordpress.com/posts/http476386114.com?s=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E6%B5%B7%E8%BB%8D

