さいきん前線を視察してきた海軍シンクタンクのマイケル・ホフマンによると、ワグネルの支援に露軍の空挺部隊がついていて、…。
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『Michael Peck 記者による2023-4-6記事「Wagner Group mercenaries are getting a lot more help from Russia’s military than Prigozhin would like you to think」。
さいきん前線を視察してきた海軍シンクタンクのマイケル・ホフマンによると、ワグネルの支援に露軍の空挺部隊がついていて、言われているほどワグネルは孤立していないという。
また正規空軍のCASもワグネルに与えられていた。正規軍の砲兵も間接支援射撃もある。
ワグネルは朝と昼しか戦闘しない。正規軍は夜、暗視装置を使って戦闘を引き継いでいる。それでもうまくいかないときは、次の日から攻勢軸を変えている。
※逃亡防止のためにワグネルは夜戦ができないといわれている。今61歳のプリゴジンは1980年代に刑務所に入っていたことがある。囚人にも刑務所にも詳しいのである。
しかし1月以降、ゲラシモフが前線露軍の指揮を執るようになったら、砲兵の支援をワグネルから引き剥がした。というか、露軍の砲兵は露軍の支援に集中させようとしている。
それでプリゴジンとしてはプー之介に直接哀訴せんとして、ビデオでいろいろ泣き言を並べているのである。
※雑報によるとワグネルの戦闘員はいまや小銃弾もなくなりかけているという。
また諸情報を綜合すると、露軍正規軍に追加動員された予備役兵は、あとになるほど質が低下していて、あいかわらず、ろくに訓練させている様子がない。
この趨勢の行く先はあきらかだ。歩兵の質が低下したなら、それは砲兵の増強で補うしかないのに、ロシアには、その砲弾がない。
露軍の頽勢挽回は、中共が参戦しない限りは、ありえないのだ。』